-------------------------------------------------------------------------------------- あとがき --------------------------------------------------------------------------------------- こんな作品の重箱の隅のような小姑のいちゃもんくらい細かい箇所を見ていただきありがとうございます。 そして何よりこの作品にどのようなきっかけであれ触れていただき誠に感謝いたします。 いかがだったでしょうか?気持ちよく未希ちゃんに負けていただけましたでしょうか?僕は最初から最後まで未希ちゃんの虜となってしまったために終始振り回されてしまいました。 そのおかげでこの作品当初のプロットでは3-1のような飴ルートのみだったのですが,一切予定になかった3-2のような鞭ルートがなぜか先に完成してました。ペース配分がめちゃくちゃ悪いのも私がコントロールしなかったからですごめんなさい。次回作があれば次こそ未希ちゃんに振り回されないように頑張ります。やっぱ負けるかもしれません。そのときはごめんなさい。 この将棋で負けるというのは処女作作成前から考えていたもので本作品を出すことが同人活動を始める当初の目的でした。だから一番好きなキャラの要素を入れて作ったりした結果自分の力ではこれよりエロいものはそうは作れないじゃないかと書き上げた当初は思っていました。ですがどうやらここは通過点だったのではないかと作っていく中で思い至りました。これだけ抜き出す と自信過剰な人間の発言に聞こえますが1割当たってます。残り9割は自分がまだまだだと思い知らされたことに由ります。自分の力が次の段階で打ち止めになるのか,はたまたほんの地獄の一丁目なのかはまだわかりませんがまだいけそうなのでいけるだけいってみたいと思います。 次に次回作について触れていきます。 付属のPDFを読まれた方もいらっしゃるかと思いますが次回作のテーマは吸血鬼です。 しかもタイトルは息を吸うように英語なのはもちろん章題がフランス語と意識の高さが臨界突破して鼻につくどころか脳天に突き刺さるレベルです。フランス語にしたのは全体構成がフルコースになぞらえてあるとこ含めフランス語が一番しっくりくるからです。それは多分全て聞いいていだければ伝わるかと思います。この作品に限らず意識高くお高く止まったタイトルになる原因はわかってます。第一にプレイ内容でなくシナリオ内容に則してタイトルをつけるせいです。そして何よりこの私にとってこの方が楽だからです。ほんとに皆さまにはご迷惑をおかけいたします。作者が飽きるまで好きにさせてやってください。 さて次回作に話を戻しますと,正直申しましてこの作品全体の話としては多分良くも悪くも振れ幅が大きく評価のしづらい作品になると思います。エロさの振れ幅ではありません。性的趣向の振れ幅です。この作品ヴァンパイアのお姉さんを中心に描いてるので異なる男性を襲うことになります。つまり一章みたいな展開が続くと思ったら大間違いということです。一章を読んで気に入っていただけた方には是非最後まで聞いていただきたいのですが,過程が紆余曲折なので絶対の自信をもっておすすめはできないのが本音です。 その要素としてこのあと作中で死人がでます。しかし幾度かあれ以上マイルドもしくはハードに振りきることでよりターゲティングのぶれない作品を目指そうと思案しましたがどうにも私の現在の力量ではこれ以上魅力的でエッチなお話にはできませんでした。お許しください。 全体の構成は四章+おまけパートです。もちろんエロさは自信あります。特に三章は自信作になる予定です。脚本は書きあがってますがイメージ通りいくか分からないのであくまで予定です。とにかくサキュバスもいいけどヴァンパイアもいいよね…いい…って作品を目指します。ならなくても皆様にご使用していただける作品を目指します。発売は作中がハロウィンなのでそのタイミングくらいにできたらいいなと思っております。次回作楽しみにしていただける方が一人でもいらっしゃいましたら幸いですしやる気にもつながります。 そして最後に謝罪をさせていただきます。 何に謝るか。将棋に対してです。この作品を購入なされた方で将棋に浅からぬ見識がある方がいらっしゃいましたらこの場を借りて謝罪させていただきます。将棋をこのような俗物の舞台装置として用いてしまったこと深くお詫びいたします。そして将棋として色々つっこみたい部分があることは大方承知しております。それは二重に作者の将棋への造詣の浅さと技量のなさが招いたことであります。この場を借りてお詫びいたします。 その一方でこの作品を通しまして,升田幸三実力制四代名人のことを少しばかり知ることができましたことは僥倖であります。作中で使用しました着眼対局,着手小局を始めとした格言の数々から名人の生きざま,将棋の向き合い方に大いに感銘を受けました。その一方でこのような作品で使用してしまった非礼に対しては許しを請うても許されるものではないと重々心底承知しております。ですがあの場はあれ以上のセリフが考えられなかったのもまた偽らざる本心であります。お許しください。ストーリー面の甘さ以外にも本作品には作者自身の能力不足と甘さゆえの悪手が散見され,自身のことゆえに嫌でも目に付いてしまいます。しかし自己嫌悪に終始するのでなく,名人のお言葉を借りればこれらを我が師と捉え常に新手一生の思いを胸に邁進していきたいと思います。 ここまで私の稚拙で独り善がりな文章を読んでいただきありがとうございます。 また皆さまに作品がお届けるできる日を励みに頑張ります。 それではごきげんよう。