;翌日 「あ、もうご飯出来たの? 少しだけ待ってて、シーツだけは干しちゃうから……ん、しょ……うん、これで良し、と」 「……もう、まだ疑ってる……というか、ここに……その、初めての証明が付いたままなんだから、疑うのは止めなさいって」 「そりゃ、お姉ちゃんだもん。初めてでも、ちゃんとリードしてあげないと、って考えてたからね……ふふ、甘えてくる君、すっごく可愛かったなー♪」 「ば、バカ、もう……そういうの不意打ちで言われたら恥ずかしいんだから……でも、ありがと……私も、その……好きだよ」 「ふふ、これからいつでも、毎日でも言ってあげる……だって、大好きだもん。気持ちはね、胸に秘めるだけじゃなくて伝えるのも心地良いんだから」 「くすくす……何でも無いよ。お姉ちゃんは意外と一途だって事……さ、朝ご飯食べよ? 君が料理できるなんて知らなかったから、すっごく楽しみ。何作ってくれたのか……は、食べるまでのお楽しみにしておこっかな」 「ご飯食べたらデートしようね……ふふ、そう。お出かけとか、そういうんじゃなくて……恋人同士のデート。手を繋いで、我慢出来なくなったらキスくらいはちょっとしたり……そんなデート、しちゃお?」 「ふふ、赤くなって、かーわいー……お姉ちゃん、君の事離さないから……これからずっと、一生、覚悟してよね♪」 ;3秒程度間