この度は、甘師子チャンネルの『白濁ぶっかけクリニック 〜女の子に手コキされながら眠っている別の女の子に顔射できる風俗店〜』をご購入いただき、本当にありがとうございます。 少し長くなりますけども、『白濁ぶっかけクリニック』を作るに至ったお話をします。 2015年に闇に轟くさんから発行された、『すいみんしぶりん』という成人向け同人誌があります。睡眠薬で眠らせた渋〇凛にPが好き放題する内容です。それまで何となく実感がありましたけども、この『すいみんしぶりん』と出会って、睡姦が自分の性癖であることをはっきり自覚しました。他にも、背徳漢さんの『東方睡姦』シリーズ、愛上陸さんの『Silent Aquarium』、ひとのふんどしさんの『W●Gのひどい日。』、にゅう工房さんの『睡姦放題 同級生女子はボクの生オナホ』など、お気に入りの睡姦作品は沢山あります。 甘師子チャンネルのコンセプトは、自分が欲しいものを作る、です。なので、睡姦を題材にした音声作品が欲しいと思いました。けれども、音声作品は、女性が喋ることではじめて成立します。寝ている人は喋りません。(実際に、DLsiteで「睡眠姦」のタグが付けられた音声作品を検索してみると、2021年1月末現在で33件しかありませんでした。) そこで、音声作品で睡姦を成立させるために、女の子を増やすことにしました。聞き手がやっている睡姦を実況する役が必要です。そして、『オナクラ風俗嬢』シリーズでもご存知のように、甘師子は風俗嬢とのあまあま女性上位プレイが好きなので、それも入れたくなりました。女性上位で、風俗が舞台で、女の子が2人出てきて、睡姦プレイ。ここまで考えて、「睡眠ぶっかけプレイ」というアイデアが出てきました。ぶっかけ以上のことができないというのも、それはそれでマゾ向けにいいんじゃないかなと。 女の子にいじめられながら、寝ている別の女の子の顔にぶっかける。なんて卑劣で歪んだ性欲なんでしょう。でも、睡姦は、「卑怯」という要素が大切だと思いました。睡姦をする男は、卑怯で、下劣で、歪んだ人間です。相手に自分がしている最低の行為を悟られないという、心理的な安全性を感じながら襲うのですから、二重にずるいです。そして、ずるいから、興奮するのです。とってもずるいけど、女性上位であまあま。しかも風俗店でのプレイなので、相手は寝ているけども、同意を取れているにも等しい状態。変な設定ですけども、下半身が反応してしまったので作ることにしました。 台本を書いていく中で、睡姦のどこに興奮するポイントがあるのか、考えました。甘師子なりの考えは、まずひとつに、背徳感です。寝ている女性に抱く後ろめたさや、罪悪感ですね。これは更に細かく分類すると、「こんな僕が素敵な君にぶっかけちゃってごめんね」という卑屈なパターンと、「おら!汚すぞ!臭い精子くらえ!」という加虐のパターンがあります。今回は、泉奈緒や姫川未来が「ごめんね」で、楠原皐が「くらえ!」です。 興奮のポイントのもうひとつは、寝ている相手のキャラクターの描写です。最初に書いた同人誌は全てそうですけども、睡姦を扱った作品は、最初から最後まで女性が寝ている方が少ないです。ほとんど、日常の振る舞いを描くシーンがあります。もしくは、寝ている絵の横に、起きている女性のイメージカットが入ります。大切なのは、普段の様子があってはじめて、睡眠状態が生きてくるということです。なので、サポートキャストは必ず、ザーメンキャストの普段の様子を語って聞かせてくれるプレイにしました。現役の風俗業界で活躍されているデザイナー様とも縁があって、風俗店の女の子紹介パロディ画像も作っていただきました。日常生活や、性格が分かった上で、ぶっかける。これが大切です。 こうして、『白濁ぶっかけクリニック』が生まれました。メグ役には、秋山はるる様。事務的プレイが魅力的な声優様ですが、今回は、甘く優しいセラピストのような役をお願いしました。秋山様といえば、甘師子的には、声好雨読さんの『あまとろ性感エステ〜百合色リラクゼーションへようこそ〜』で演じられた純奈というキャラクターが印象的です。ツクシ役には、陽向葵ゅか様。レジスタンス和歌山さんの『【密着囁きっ♪】ドスケベメイドのえっろぉ〜い変態ご奉仕えっちっ♪ 〜濃厚密着エロエロさんどでお精子搾りつくしちゃいますっ♪〜【ドスケベフォーリー】』での、いちごちゃんのびっちエロ可愛い演技が大好きです。イラストは、黒エレレ様。Twitterで以前より拝見していまして、女の子が可愛いことはもちろんですけども、精液が飛び散る描写がとても綺麗でえっちなので、ご依頼させていただきました。沢山のキャラクターや差分を描いていただけて、本当に嬉しいです。 『白濁ぶっかけクリニック』の台本を書き始めたのは、2020年7月でした。特殊な設定の風俗店ということもあって、難航してしまい、何度も書き直しました。最後にぶっかけるだけじゃつまらなくて、プレイの最中でも、足元に女の子が寝ているイメージができるように、台本を細かく変更しました。製作期間でいけば、甘師子チャンネルの作品の中でも一番長いです。またひとつ、思い入れのある作品が出来ました。こうしてご購入いただけて、嬉しく思います。ありがとうございます。 甘師子チャンネルは、2021年の冬〜春にかけて、動きます。3月には、『憧れの姫宮さんは僕だけの催眠性処理ご奉仕メイド』です。CVにMOMOKA。様、イラストに紫信号様をお迎えしてお送りします。こちらも甘師子が大好きな催眠ものです。またあとがきで催眠ものについて語るかもしれません。4月と5月には、ある作品の続編と、サークル初のオムニバス作品を計画しています。どちらも、完成が楽しみでなりません!今後も、どうぞ、甘師子チャンネルをよろしくお願いします。 皆様の2021年も、あまあまでしこしこな日々になりますように。 2021年2月 甘師子