グレイスさんが更に別の事を教えてくれます 「セクリスヴィールスは性体験が少なければ少ないほど感染した時の感度上昇が凄まじいらしい そして、何故か男性を産む確率が凄く高くなるみたい この世界が女性とふたなり女性だけの世界になってしまわないように、男性を産める女性として君が選ばれたんだ」 え、どうして私が? 「母親が、あの凄まじい快感に耐えて生まれた男の子は、セクリスに罹っても心臓が止まらないこともわかったんだよ この話はビーナスにはしていない秘密の話だから内緒だよ」 男の子を産むのはわかったけど、どうして私なの? 「ハッキリとは分からないけど、もの凄い快感に襲われても君が意識的に快感を発散させることが出来るからだと思う 凄まじい快感に襲われると思うので体をくねらせたり、喘ぎ声を上げて快感を発散させるんだよ、そうしないと心臓が止まっちゃうからね」 そんなに凄い快感なんだ それを求めてこの世界に来たのに、少しだけ怖い感じもします 「じゃあ、グレース、君専用のプレイルームへ案内するよ」 え?自分の部屋じゃないの? 「この館の1階に秘密のプレイルームがあるんだ、そこはここから離れているから普通の喘ぎ声くらいなら此処には聞こえないよ」 だからみんな部屋にこもっているはずなのにエッチな声が聞こえてこなかったんだ 「それぞれ自分の部屋の隠し扉から一度3階に行って、そこから1階まで行く仕組みなっているよ」 そんな扉があるの? 「その鏡が扉になっている」 高さ2メートルくらいで回りが豪華な金メッキを施された鏡が壁に備え付けられており、まさかそれが扉になっているとは思いませんでした グレイスさんが鏡の横の留め金を外し、手前に引くと扉が開きました 奥は真っ暗で見えませんが階段が上に続いています グレイスさんが燭台を持って私をエスコートしてくれます 階段を上ると広めの廊下にでました 館の3階の真ん中を通すように通路があり、その先に下り階段があります 階段を下りた1階に部屋が3つあり、その一番奥の部屋にグレイスさんが案内してくれました 「ここが君専用の秘密の部屋だよ」 広さは自分の部屋より狭いけど、ヘッドと机は私の部屋と同じものが用意されています 「今日から好きな時にここを使っていいと、君のお母さんから言われているよ」 調度ダイニングルームの裏側でみんなの寝室と離れているから、エッチな声が聞こえてこなかったんだ 「でも君の場合は、最初からセクリスに罹ってセックスするから凄い喘ぎ声を上げるだろうね 今日、ボクはターシャと隣の部屋で過ごすから、君がどんな喘ぎ声を上げるか楽しみにしているよ そして、ビーナスの責めに何回か耐えられたら、ボクがもっと気持ちいいことをしてあげる」 ビーナスとグレイスさんに責められる自分の姿を想像するだけで、アソコに血液が集まり充血してくるのがわかります そして、自分の喘ぎ声を二人に聞かれるかもしれない羞恥心で頬も真っ赤に染まるのでした