―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 『なんだか気が乗らない朝、先輩に一緒に再起動してもらう音声』    声:植木まつり 様   絵:八朔つき 様  @ukimaru_24 @starlet_moon 制作:東アカプロメシューム  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― この度は作品をご購入いただきましてありがとうございます。 ◆収録内容◆  00_ジャケットイラスト  01_ショート     11:59  02_メイン      20:23  03_エクストラ    06:43  04_エクストラ(左隣)  06:43 05_はじめにお読み下さい    48kHz/16bit/192kbps/MP3 ◆内容説明◆ ・朝に限らず、気持ちをリフレッシュしたい場面でお聴きいただけます。 ・深呼吸・イメージを多用します。呼吸器系・精神系の疾患をお持ちの方はお避け下さい。 ・「自律訓練法」「ユマニチュード」のメソッドを援用し紹介する音声です。  より深い探求は、専門テキストをご参照になるか、専門家の指導をお仰ぎ下さい。 ・目を閉じても安全な環境でお聴き下さい。 ・音量控えめでのご利用をおすすめします。 00_ジャケットイラスト 01_ショート  「02 メイン」に収録の各部分のうち詳細な説明を省いた音声です。  すでに一通りの流れを把握なさったあと、また、ごく短い隙間時間のご利用の際に便利です。 02_メイン  「先輩」のサポートと共に、気持ちをリフレッシュしていきます。  「自律訓練法」を援用した音声となります。 仰向けに寝る、もしくは深く腰掛けた状態でお聴き下さい。  特にBGMなどは入れておりません。無音の心地よさをお感じ下さい。  @大きく吸って深く吐く:鼻から大きく吸って、口から細く深く吐きます。   深呼吸について、まず深く吐いてから、大きく吸うというアプローチを採ります。引き続いて8秒間隔で、   「吸って…」「吐いて…」という音声が流れますが、秒数にはこだわらず、ご自分にとって心地いいリズムでお続け下さい。   例えば、6秒間かけて吸い、2秒間呼吸を止め、次の8秒間かけて吐くというリズムでもよいでしょう。   あわせて、フレッシュな空気を取り入れ、頭の中に固く「古い結び目」となって残っていた、   些末で不要な記憶、思い癖、催眠の暗示などを解きほぐし、吐く息とともに排出し、消し去ってしまいましょう。  A重さを感じる:息が整い気持ちが落ち着くと、体の力が抜け、心地いい体の重さを感じます。   上半身は左右それぞれ、下半身は左右ともに重さを感じていきます。   最後に頭の重さを確認し、体全体を重力に委ねます。  B温かさを感じる:体の力が抜けると、体の温かさを感じます。   この音声では、穏やかな朝の太陽の光を浴びるイメージを温かさを感じるきっかけとして利用します。   朝日を浴びて心地いい温かさを感じた顔からはじめて、上半身は左右それぞれ、下半身は左右ともに温かさを感じていきます。  C呼吸を感じる:穏やかになった呼吸を感じ取ります。気持ちが落ち着き、呼吸も穏やかになっていることに気づきます。  D目覚める:1から10までのカウントアップを経て、「はい」の合図とともにすっきりと目覚めます。   体の各部分の動作を十分に確認したあと、目を開きます。「先輩」が優しく元気に迎えてくれます。   深い脱力は体の動きを不確かにすることがあります。目を開け移動する前に、手足の動作を必ず確認して下さい。 03_エクストラ   メインとは別に、または続けてお聴きいただけます。「ユマニチュード」を援用した音声となります。       一息ついていると、そこに再起動を手伝ってくれた「先輩」が…。   温かい飲み物にほっとしつつ、占い遊びを楽しんでいると、屋外から小鳥のさえずりが聞こえてきて…。     何か用事があって相手の自宅を訪問する場合、私たちはドアの前で呼び鈴を押し、相手がその呼び鈴に気づきドアを開けてくれると、挨拶を交わし、   そして、中に招き入れてもらうと、そこで初めて用件を切り出します。   同様に、用件を伝えなければならない、あるいは何らかの回答を得なければいけない相手の姿が目に入ったとしても、   姿を見かけた瞬間にいきなり本題を投げかけるのではなく、まず「呼び鈴を押して気づいてもらう」段階が必要です。   気ぜわしい毎日、形ばかりの呼びかけのあと、相手がこちらに十分意識を向けてくれる間もおかず、いきなり本題に移りがち。しかし、その瞬間相手が   こちらと同じ用件について考えていることはまずなく、何か他の作業に没頭していたり、あるいは、忙しい作業から解放されて休憩していたり。   いずれにしても、スーパーマンではない普通の人間である以上、いきなりの出来事に頭が追いつきません。   「相手が思ったように反応してくれない」という私たちのイライラの原因は、「普通の人間の能力を超えた反応」を相手に求めてしまう   私たちの側にあるのかもしれません。      このような場合、用件を切り出す前に、まず自分を認識してもらい、今からあなたとお話ししますという予告の段階をおくことが   その後のスムーズなやり取りに繋がります。   相手がこちらに十分意識を向けてくれ、こちらの用件に耳を傾ける準備ができてから、用件を告げるという流れになります。   名前を呼んで(あるいはノックして)3秒待つ。何も反応がない場合、いきなり用件を告げるのではなく(ドアを開けるのではなく)、   もう一度名前を呼んで(ノックして)3秒待つ。大きな反応がない場合でも、この時点では、こちらに徐々に意識を向け始めてくれていることが多いため、   呼びかけ方を変えた上で、話しかけてみます。もちろん、最初の、あるいは二度目の呼びかけに対して反応があれば、すぐに本題に入ることができます。   このアプローチは、一見著しい反応を見せることがない認知症のお年寄りとの間に良好な関係を築き、   結果としてケアの負担を小さくするのにも有効とされており、私たちの日常生活においても応用できる場面は多いことでしょう。 日々忘れがちな「まず相手の心の呼び鈴を押し、相手に心のドアを開けてもらうまで一呼吸待つこと」を心にとどめておくことのサポートが   このトラックのテーマの一つとなります。     04_エクストラ(左隣)   「03_エクストラ」について、「先輩」が左隣から語り掛けているよう編集したものです。 05_はじめにお読み下さい   本テキスト。         ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 本作品の著作権はすべて「東アカプロメシューム」に属します。作品の一部、全部を問わず無断で改編・転載・配布・配信等の行為はご遠慮下さい。 (C)2018 東アカプロメシューム @tohacap, tohacap@protonmail.com