▼引きこもりちゃんサイド ■1話目 [日曜の朝、明日は早いからと主人公のベッドで寝てたふたり] 【正面・至近距離】 (寝息・10秒) くー……すー……んむ……んふぅ…… (先に起きて少女の頬に触れる主人公、目覚める少女) ふあぁ……んむ……ん……んむ…… ……ん?あれ、お前……? ああ、そうか……朝ちゃんと起きられるように、昨日は一緒に寝たんだっけか…… いや、起きた時にお前が目の前にいるものだから、少しびっくりしてしまってな…… (主「おはよう」) ふふ……おはよう。 ちゃんと眠れたか? (主「うん、おかげさまで」) ふふ……全くお前は…… だが、私もお前と一緒に寝ると安心して眠れるから、今日はいい目覚めだよ。 (少女の頬から手を離し、すっと起き上がる主人公) 【左側・近距離】 あ……もう起き上がるのか……? (主「ちょっと遠いし、早めに出かける準備するよ」) うむ……では、私も出かける準備をせねばな……ん……(「引き上げてくれ」と、無言で手を差し出す) (少女の手を取り起こしてあげる) よっ、【→正面・近距離】っと…… (起きたばかりでフラフラしてる少女をハグする) ふふ……すまんな。どうも朝は苦手だ。 (少し腰を曲げて少女に顔を寄せる主人公) 【キス】 ん……んちゅ……ちゅ……(おはようのキス) (主「朝ごはんの用意もしてるよ」) 【正面・近距離】 うむ……そうか。今日のメニュ−は? (主「トーストとサラダとオムレツかな」) ほぅ……今朝は随分と豪華だな。トーストとサラダと……オムレツ…… (主「一緒に作ってみる?」) あ……いや……あれはものすごく難しい気がする…… まだスクランブルエッグもうまく作れないしな……この前はビビってほとんど液体だったし…… ん……でも、横で見てるよ。 お前が料理してるところを見てると、楽しいし、私も少しだけスキルレベルが上がってるような気がするんだ。 上手い人間のゲームプレイをみると、こちらまでうまくなったような気がするだろ? あれと同じ類のことだよ。 お前がやってるとこを見て、できそうな気がしたら自分の分は自分でやってみるよ。 (主「じゃあ行こうか」) ああ、よろしく頼むな。 [少し後、食卓を囲むふたり] 【正面・中距離】 むぐむぐ……んふふ……やっぱり美味しいな……パンもオムレツも…… バターの匂いを嗅ぐとお前を思い出すよ……すっかり調教……むぐ……されてるな(「されてるな」だけ口にパンが入ってる感じ) むぎゅむぎゅ……んきゅ……んふふ……だが、これはまだ私には不可能なレベルの料理だったな。 ただ卵を焼くだけなのに、管理すべきステータスが多すぎないか? フライパンの温度とか火の当たり方とか、まだまだ理解しきれる気がしない…… まあ、まずは序盤から……難易度の低いところから攻めていかないとな。 何事においてもそれが定石……だろう? (サラダを食べる少女) あむ……んむんむ……ん…… ん……?このドレッシング、初めてだな。 (主「昨日受け取ってもらった荷物に入ってたんだよ。人参ドレッシング、おいしい?」) ああ、昨日の昼頃に届いた荷物……なるほど、人参のドレッシングか…… ほどよい甘みとドロッとした感じ……んむ……悪くないな…… 美味しいよ。ふふ。 これが使いたかったから、今朝はサラダ付きなんだな。わかりやすい奴め。 ……休みの日はこうやって、少し豪華な朝食が出てくるから……好きだ。 それが、今日はお前と一日一緒にいれるんだって、教えてくれるしな。 (時計を見上げる少女) ……って、そういえばのんびり朝食を食べている時間はないんだったな。 せっかくお前が用意してくれた機会だ。ちゃんと活かさなくては。 ……だが、小さめとはいえ同人イベントというのは、やはり人、多いんだろうか…… いや、行って見たいと言ったのは確かに私だが……目の前に迫ってくると少し怖気付いてしまうな…… (主「やっぱりやめとく?」) ……いや、ここで逃げたら一生機会がなくなってしまう気がするからな。 それに、勇気を出して一歩踏み出すことの大切さ……お前が教えてくれたから…… だから……うん。……頑張るよ。 (「偉いね」といった感じで少女を頭を撫でる主人公) 【正面・近距離】 んふ……いちいち撫でるなよ……髪がご飯に落ちるだろ…… ん……だが、もし無理そうだったら、ちゃんと連れて帰ってきてくれよな? (主「その時は任せて」) ふふ。頼もしいな。その時は、お願いするよ。 ■2話目 [会場までの行きがけの電車、座れないので立ってるふたり] (電車の中なのでひそひそ声で会話してる) 【正面左・近距離】 うう……やっぱり怖くなってきた…… (車内を見渡す少女) この電車、明らかに乗ってる人間の雰囲気が普段と違わないか……? (主「みんな同じとこに向かってるんだろうね」) やっぱりそうか……確かにわかりやすいのはいいことだが…… っていうか、「小規模なイベント」って言ってたが、もしかして私とお前の認識の間に結構な溝がないか……? (主「どのくらいだと思ってるの?」) 私は……そうだな。学校の視聴覚室程度の規模だと思ってたんだが…… (主「あー、ごめん。流石にそこまで小さくはないね」) だよな……急に不安になってきた…… (主「大丈夫だって」) いや、そうは言うけどな……この前の出張先の街中で既にグロッキーだったんだぞ? あれ以上の密度だと思うと……うぅ……まだ私には耐性が…… (少女の手を強めに握る主人公) ん……この手、絶対に離さないでくれよ……? 離した瞬間、残機ごと体力が蒸発してゲームオーバーだからな…… (主「わかってる」) んむぅ……わかってるのなら良いのだが…… [人が増えてきた車内] 人、増えてきたな……この雰囲気、苦手だ…… (揺れる車内、主人公に密着する形になる少女) おっと…… 【正面・近距離】 ん、すまないな…… (そのまま周囲にバレないように少女を抱きしめる) わっ……ちょっと、お前……こんなとこで抱きしめるなよ…… (主「でもこの方が体積が小さくなるし」) そんな、人をリュックや荷物みたいに……んぅ…… だが、まあ……体積を小さくするのは大事だよな……相対的に車内が広くなるわけだし…… それに……ん……こうやってると、怖くなくなる…… お前の腕に抱かれて……お前の匂いに包まれて…… 本当に……安心するよ…… 外は……やっぱりちょっと怖いんだ。 だけど、お前と一緒にいると「お前と一緒にいる」って感触が、それを和らげてくれる…… なあ、このまま会場まで行ったらダメか……? (主「さすがにこのままじゃ歩けないって」) ふふ……まあ、そうだよな……こんな状態じゃ身動き取れないか…… だったら、せめて駅……着くまでは、こうしててくれ…… じゃないと……もう怖くて無理……泣きそうになってるんだ…… (主「ほんとだ。涙目、かわいいね」) う、うるさい……!顔……見る暇があったらちゃんと抱きしめててくれ…… (少し強めに抱きしめる主人公) んっ……ふふ…… (/電車の中なのでひそひそ声で会話してる) [目的の駅に到着した電車] (車内なので小声)(乗降の喧騒で先程よりは声出してる感じ) あ、ここで降りるんだっけか…… ふふ……みるみる人が降りていく……少し面白いな。 なあ、車内も空いてきたし、このまま降りないでもっと遠くまで行かないか? (主「本気なら付き合うけど」) ふふ……いや、冗談だよ。 お前と電車に乗って二人旅、少し憧れるが、今日の目的はここだ。 っと、降りないと本当にそうすることになってしまうな。 もう離してくれていいよ。 (主人公の抱擁から開放される少女) あ……その代わり、手は(しっかり握ってれくれよ)…… (自然な流れで手を差し出してくる主人公) 【正面・近距離→左側・近距離】 ふふ。言うまでもなかったな。 さあ、行こうか。共に、未知なるダンジョンへ。 (/車内なので小声) ■3話目 [駅を出て、手をつないで開場前まで来たふたり] (人混みに気圧されてなかなか前に進めない少女) 【左側・近距離】 うおぉ……なんだか思ってたよりもかなり会場でかいんだが…… 何が小規模だよ……さっきも聞いたが、それで更新したイメージよりもさらに大きい…… ということは、本番はもっとってことか……これはキャラメイクからやり直すしかないな…… (「大丈夫だから」と少女の手を引っ張る主人公) 【後方・近距離】 お、おい……そんなに腕を引っ張るなよ…… 【正面・近距離】 わかってる。敵前逃亡などしないから、そんなに急かさないでくれ…… 少しバリアが分厚すぎてなかなか前に進めないだけだ。ゆっくりなら……ちゃんと前に進めるから……な? (主「じゃあゆっくり行こうか」) ああ、私の歩幅に合わせて歩いてくれると助かるよ。 [会場の中、初めて見る景色にテンション高めの少女] 【正面右・中距離】 おわぁ……なんだここは…… ネットで、会場の上から撮った写真なんかは見ることあるが、この視点では初めてだな…… だが……うむ……悪くはない…… というかこの会場内、少なくとも私が知ってる作品の二次創作的なのはないようだが、そういうイベントなのか? (主「まあね」) なるほど……同人とは二次創作がメインという印象があったが、意外とそうでもないんだな…… なあ、お前は今日……何か目当てのものがあったりするのか? (主「いいや、特には」) そうか……それなら、いろいろ見て回ろうか。 (主「元気出てきたね」) ふふふ……まあな。人混みは嫌いだが、こういう空気感は嫌いじゃないよ。 なんだか宝探しみたいな気持ちにならないか? もしかしたら知ってる作家が出展してるかもしれないし、私好みの作品に出会えるかもしれない…… むぅ……だったら色々と下調べ、しておくべきだったな…… さっきのさっきまでは今すぐにでも帰りたいという気持ちでいっぱいだったが、これを目の前にすると考えは変わってしまうな。 【正面・近距離】 やはり百聞は一見にしかずということか……人生というのは本当に面白いよ。 ありがとな……今日も新しい世界に連れ出してくれて。 お前と一緒にいろんなものを見て、いろんなことに触れて……私はどんどん成長してるな。 私がポケットに入るモンスターなら、お前はそのトレーナーと言ったところか。 (主「ちっちゃくて可愛いしね」) いや、別に体格の話はしてないんだが……まあいいか。 お前のポケットに入るようなサイズ感で良かったなとは……思うこと、あるしな。 ふふ……そんな話は置いといて、さっさと回らないと時間がなくなってしまうぞ。 人気のサークルはすぐに「完売」するんだろう?だったら、私たちも急がねば…… (主人公の手を握ったままじっと動かない少女) (主「行くんじゃないの?」) ん、ああ、いや……私が先に動いたら手を離されるんじゃないかと、少し怖くなっただけだよ。 (主「そんなことはしないよ」) ん……わかってるんだが、一先ずはお前について行くのが得策かなと思ってだな。 慣れてないから歩き方もわからないし、どこかに罠が潜んでるかもしれないしな。 (主「じゃあ、ちゃんとついてきてね」) ああ、先導、よろしく頼むよ。 [しばらく歩き回っていろんなものを見たり買ったりした後] 【正面右・近距離】 ふふ……なんだか思ったよりも買い物してしまったな…… (ふたりが買ったものを抱えてる主人公を見ながら) 荷物、重くないか? (主「大丈夫だよ」) そうか?自分のぶんくらい自分で持ってもいいんだが……まあ、持ちたいと言うなら仕方ないな……ふふ…… (貼ってあるポスターを見て気になるサークルができた少女) ……あ、あのサークル、少し気になるな……あの、あそこの……ピンクのポスターの、二人座ってるとこ…… ちょっと見に行ってもいいか? (主「もちろん」) ふふ。よし、では善は急げだな。 [男女2名が座ってるサークルへ(このみちゃんシリーズのふたり)] 【正面・近距離】 あ、やっぱり……この絵、ネットで見たことある…… 尻尾の生えた女の子とのラブコメ漫画で、結構好きなんだよな…… こっちの猫の漫画は……絵柄ちょっと違うけど、同じ人が描いてるんだろうか…… いや、もしくはこのブースに座ってる二人、作家と売り子に見せかけてどちらもが作家という可能性も……うーん…… まあいいか。とりあえず買っておこう……いいか? (主「じゃあ自分で言ってみて」) んむっ……なんだよ、人を子供みたいに…… そのくらいできるさ……見てろよ? (サークルブース前に行く少女) 【正面・遠距離】(知らない人と話すので人見知りモード前回の引きこもりちゃん) あの……す、すみません……! (サークルの人「はい、ありがとう、ございます!」) えっと……新刊1冊ずつ……ください……! (サークルの人「はい……2冊でちょうど1000円、です!」) あ、じゃあこれで……(1000円渡す) (サークルの人「ちょうどですね……では、どうぞ」) (本を受け取る少女) ん……あ、あの……えと……頑張って、ください…… (サークルの人「あ、ありがとうございます……!」) (そそくさと戻ってくる少女) 【正面・近距離】 ふぅ……やはり知らない人間と話すのは緊張するな…… だが、今のやりとり、まあまあじゃなかったか? (主「小慣れてる感じあったよ」) ふふ……今日のお前の様子を真似てみたんだよ。 知らないサークルならとりあえず新刊1冊づつって言っておけばいいんだよな? (主「ふふふ」) んむ……何がおかしいんだよ。 (主「すっかり楽しんでるね」) ああ……まあな。 たったの数時間だったが、ここの作法はなんとなく理解したつもりだよ。 あんまり無駄遣いをさせては悪いかなとも思ったが、こういう出費を無駄だというと、お前に怒られてしまいそうだし。 迷ったら買うの精神……ここで逃したら次に目にする機会なんてどこにあるのかわかったもんじゃないし、大事だよな。 今日は少し遠慮なしでいかせてもらったよ。 (主「その代わり晩御飯は家で食べるよ」) ふふふ……別に外食をしたくて出かけたわけじゃないし、その程度なんともないさ。 さすがに「晩御飯抜き」とか言われると応えるが……家でお前の料理が食べられるんなら、私にとってはかけらも痛くないさ。 ん……ところで、ちょうどここで一周した感じか? (主「そうだね」) そうか…… 本当は見逃したものがないかもう一周……と言えたらいいのだが、私の体力の方が限界のようだ…… (主「おんぶする?」) あ、いや……さすがにこんな公衆の面前でおんぶは……目立つし恥ずかしいし…… ちゃんと手を引いて歩いてくれたら、今はそれで十分だよ。 ■4話目 [会場を出て、建物を外から再び見上げてる少女] 【右側・近距離】 魔物だらけだと思ってたこの塔が、あんなにも素晴らしい宝物庫だったなんてな。(しみじみ) 人混みが苦手なのは相変わらずだが……それよりも今日は、楽しさの方が優ってた気がするよ。 はふぅ……(その場でへたり込みそうになる少女を咄嗟に支える主人公) (主「大丈夫?」) 【正面・至近距離】 あ、いや……すまない……ちょっと気合いが抜けてしまっただけだ…… (主「ちょっとあっちの方で休もうか」) ああ……少々休憩が必要かもしれんな…… (主「今なら誰もいなさそうだけど」) んむぅ……まあ、そうだな……今なら…… (「じゃあ」と、背中に載るよう促す主人公) 【後方・至近距離】 ん……よっと…… (主人公に背負われる少女) 【右・耳元】 (ちょっと眠そうに、囁き声で) お前……重くないか? (主「全然」) そうか……ふふ。本当に頼もしいよな。 だが、結構色々買ったし、荷物持ったままは少し大変だろ? (主「君のためなら全く苦じゃないよ」) ん……なんかキザだな。お前だって、今日一日私のエスコートをして疲れてるくせに…… ……ありがとう…… んむ……なぁ、恥ずかしいとか言わないから、このまま駅まで行かないか? そんなに遠くもなかっただろ?お前が嫌じゃなければ…… (主「仰せのままに、お姫様」) ふふ……すまんな、我が忠実なるナイトよ…… それにしても、来る途中と比べて人、明らかに少ないよな。 (主「人によって目的は違うからね」) ああ、なるほど……目的のものを手に入れてさっさと帰る人もいれば、まだ会場周辺に残ってる人もいるようだったもんな。 私たちが早めに引き上げただけで、一応はまだやってるんだろう? 何時間もあんな人混みの中に……参加者も命がけだよな……ふふ。 だが……朝はあんなに怖がっていたのが嘘みたいに……今日は楽しめたよ。 (主「ずっと手は握ってたけどね」) それは……お前が手を離してくれなかったんだろ?(強がり) ふふ、冗談だよ。 お前がいなければあの場に行くことどころか、会場に近づくこともできなかっただろうしな。 ナイトに連れられて外の世界を知る姫という構図、出会ってからずっと変わらないな。 そしてきっとこれからも……お前と一緒にたくさんの世界を知ることになるんだろう。 あんなに多種多様で個性豊かな世界に触れることができて、今日は本当に良かったと思っているよ。 今回のはオリジナルの……いわゆる一次創作限定のイベントだったんだろう? (主「そうだね」) 本番というか、夏のというか……あれはなんでもありなイメージだし、また今日のとは違う出会いがあるんだろうか…… そちらも楽しみになってきたよ。ふふ。 (主「ちなみにそっちの参加者は今日の何十倍かいるよ」) 数十倍?参加者が……? あ……それ聞いたらやっぱり怖くなってきたぞ…… (主「しかも3日開催」) あ、それは知ってる……日によってジャンルが違うんだよな。 ということは……もっと体力と精神力を強化して臨まねば…… もう少し場数を踏みたいな……少しずつ慣らしていく感じで…… (主「良さそうなイベントあったらまた誘うよ」) ふふ……すまんな。 私の方でも気になるのがあったらメモしておくよ。 アンテナ、伸ばしておかないとな。 ふあぁ……んむ……しかし、朝早かったからか、かなり眠い…… お前もちょっと眠そうだな……はむっ……(耳を唇で噛む) (耳を唇で噛んだまま) ほら、耳も熱い……体温高いの、背中にも出てるぞ。 (/耳を唇で噛んだまま) ふふ……私よりもずっと早起きだったもんな……お前は…… これは帰ったらふたり仲良くバタンキューかな。コンテニューは明日の朝ってことで…… ん……本当に、素敵な1日をありがとう……最愛のナイト……愛してる……んちゅ……(後ろから首にキスをする) だがその前に、家まで辿り着かねばな…… 駅まではこのまま背負われて行こうと思うが、さすがにこのまま電車はまずいだろうし、車内で寝ないように気を張って行かなくては…… 自由な生活させてもらってるから、睡眠耐性はかなり低いんだよな……眠くなったら寝るから、睡魔を我慢するのは苦手だ…… (主「よく喋るね」) ん……喋ってないと寝てしまいそうだからな。お前の背中、本当に心地いいから…… お前も、私が眠らないように適度に相手、してくれよな? (/ちょっと眠そうに、囁き声で) ■5話目 [帰宅してソファに深く沈んでるふたり] 【左側・近距離】 ふあぁぁぁぁ……んむぅ……疲れたぁ………… 慣れないことはするもんじゃないとは思わないが……本当に疲れるよな…… ここまで体力を消耗したのは久々だ……足とかガクガク……もう一歩も動けない…… (主「僕もだよ」) ふふ……お前もか?なんだ、意外と体力ないんだな…… (肩に寄りかかってくる少女) 【左側・至近距離】 あーいや、後半は文字通り、お前におんぶに抱っこだったもんな……半分は私のせいか…… 今日は本当に良かった……初めての体験に……たくさんの出会い…… 怖かったが……そのおかげでずっとお前と手をつないで歩けたのも、高ポイントだな…… な、お前……v(力なく両手を広げて主人公を見つめる少女) (それは「抱きしめて欲しい」の合図なので、素直に従う主人公・少女に覆いかぶさる感じになる) 【右側・耳元】 んふぅ……ふふ……ん……お前……ちょっと重い……(疲れてるのでなるべく体重をかけないでいる余裕がない) ふふ……疲れてるときは、無意味にお前に甘えたくなるんだよな…… ん……あったかい……私もお前も……眠いんだな……よくわかる…… んふふ……私ももっと……ん……(抱きしめる力を強くしようとする少女) ふぅ……なんだか腕に力入らないな……結構限界かも……んふ…… ん……ふふ……好きだぞ……ふ……ん……んぅ…… (そういう雰囲気なのかなと思い、少女の耳にキスをする主人公) あふっv……ん…… 【右耳・至近距離】 耳にキス……んっ……気持ちいいが…… だーめ……今日はもう、する元気もしてやる元気もないから……ん……はふ…… (「そっか、じゃあ……」と、じゃれるように抱きしめる手で体や頭を優しく撫でる) 【【右側・耳元】】 んっ……へへ……なんだよお前……そんな触り方……ん……くすぐったい……きもちい…… ん……ふぅ……ん……んぅ…………ふふ……んふぅ…………ん……んっ…………v (少女の頬を弄る) んふぅ……もう、頬……くにくに……ん……お前の手、おっきくて好き……んふふ…… (眠気が限界まで高まってきた少女) あ……ダメだこれ……気持ちいいの……んふぅ……頭ふわふわして……脳が半分寝てる……ん……はふ……もうなんか……ん……よくわからなくなってきたな……んふふ…… (主「じゃあこのまま寝ちゃっていいよ」) ああ……そうだな……ちゃんとお前が……抱きしめてくれるのなら…… こうやって……愛されながら寝落ちというのも、悪くない……っふ…… (眠さからか少し興奮してる様子の主人公に気づく少女) んふ……ふぅ…………ん……へへ…………全くお前は…… しょうがないなぁ……こんなに甘えられたら……私も答えて……やらないとな……ん…… ……起きたら……起きて、私の疲れが取れてて……お前が仕事の直前じゃなかったら…… その時は……ん……ちゃんと相手……してやるから……んふふ…… だから……このまま……このままぎゅって……寂しくないように……好きって……ん…… (主「好きだよ」) んふふ……私も……愛してるよ……ん……大好きだ……ふふ……愛してる…………んふ……愛してる…… (優しく撫でられながら、その感触を楽しみつつ眠りにつく少女・20秒程度) (そのまま眠ってしまった少女の寝息・1分程度) END