;祭り囃子 ;フェードアウト 「……と、待たせちゃったかな? ……そう? 本当に? ……ふふ、そっか。良かった……時間ぎりぎりだったから、待たせちゃってたらどうしようって心配だったんだ」 「うん、浴衣着てたらちょっと時間かかっちゃって……そ、そう? 本当に? ……ふふ、ありがとう。そう言ってくれると嬉しいな」 「(まずは良い印象、かな……せっかく見て貰う為に浴衣着てきたのに、遅刻して台無しとかにならなくて本当に良かったぁ……はぁ、私ってどうしてこう、詰めが甘いというか、バッチリきっちりかっちり、っていう風に出来ないかなぁ……気にしてないって言ってくれたけど、待たせて他のは事実だし……ようやくデートにまでこぎ着けたんだし、私の方がお姉さんなんだから頑張らないと、うん)」 「……ふぇ? あ、え、えっと……ご、ごめんね、ちょっと考え事してて」 「(ああ、だから考え事するのは良いけど、それに集中しちゃ駄目だよ、私……本当、間抜けだよね……怒ってるかな……怒ってない? ……よ、良かったぁ……うん、ちゃんと気をつけないとだよね……気をつけよ)」 「そ、そうだ、最初はどんな屋台見たい? ふふ、そうだね、夕ご飯まだならお腹すいちゃってるか……じゃあ、最初は焼きそばとか、夕ご飯になるようなのから買っていこっか? ……うん、食べる場所はちょうど良い場所知ってるから、任せて」 「(この日のために……なんて言える訳じゃないけど、地元民だけ知ってる人が少ない場所ってあるしね……あそこなら座る場所もあるし、ゆっくりご飯も食べられるかな……うん、遅刻しそうになったり、トラブルもあったからこれまで以上に頑張らないとねっ)」 「それじゃ、行こうか……え、えっと……手、繋いでいこうか? ……ふふ、はぐれたら大変だし、ね? ……うん、じゃあ行こう」 「(えへへ……手、繋いじゃった……うん、これだけでも結構幸せかも……と、とりあえず行こう、うん)」 ;祭り囃子フェードイン ;フェードアウト ;3秒程度間 「……お好み焼き、焼きそば、たこ焼き、焼き鳥……えっと、こんなに食べられる? ……ふふ、そんなにお腹すいてたんだ……そういえば、昔から食いしん坊だったね……ふふ、覚えてる? 小さい頃、お昼ご飯に、ってお母さんが作ってくれた焼きそば、私の分まで食べちゃったのに本当に自分の1人の分だと思っててけろっとしてて……ふふ、そうそう、覚えてた?」 「あの時はまだ物足りなさそうで、怒るよりも何か食べる物なかったかな、なんて考えちゃって……ふふ、そうだね、笑っちゃ駄目なのかもだけど、それでも良い思い出、かな?」 「……そうだね、君が引っ越しちゃってからはこうやってお盆くらいにしか会えないし……ふふ、それでもこうやって毎年私と遊んでくれてるんだから幼馴染みとか、昔馴染みのお姉さん、くらいには思ってても良いのかな?」 「(……本当はそれだけじゃ物足りないって言ったらどんな顔するかな……ふふ、昔から私とは違ってちょっとやんちゃで、いつでも私の手を掴んで色んなところ引っ張り回して……あの時から、ずーっと好きで……なんて言っても信じてくれないかなぁ……)」 「……そういえばさ、今年はちょっと来るの遅かったけど何か用事が……え……え、えっと、何か聞こえる? え、えっと……そう言われると、その、すごく怖くなってきちゃうんだけど……だ、だって、ここお寺だし……う、うん……地元の人くらいしか知らないし、お祭り会場からほどよく離れてるから、音なんて聞こえる訳……ぇ……ぁ……」 「(わ、わ、わ、わ! き、キスしてる人が居る!? え、えっと、向こうはこっちに……き、気づいてるっていうか、なんかウィンクして……って、何してるの私の親友ーーー!? そ、そういえば今日彼とお祭り来たらアシストするって言ってたけど……こ、これってアシストなのかな……?)」 「え、えっと、その……ふぇ……あ、あの……う、ぅん……その、ここって地元の人には有名な場所だから、そういう事する人っていうか、その……カップルとかも結構来るけど……ふぇ? わ、私? 私は、その……か、彼氏なんて居ないよ……そ、その、君は? ……ほ、本当? その、それじゃ今まで付き合ってた人は……そ、そうなんだ……」 「(思いがけない話の展開に!? で、でも、これで彼女が居たことが無いって判ったから、え、えっと……あぅ、顔真っ赤にして黙っちゃったし、ど、どうすれば良いんだろ……なんか私の親友さんってば、やたらウィンクしてるし……いけるとこまでいっちゃえやっちゃえ、って意味なんだろうな……うう、あの楽しそうな笑顔を見てちょっと怒りたいって思ったのは初めてだよ……)」 「(……でも、こういうアクシデントが無いと、結局今年もちょっと遊んで、告白できずに見送ってってなってたよね……自分でもそれが判っちゃってるから、怒るに怒れない……そうだよね、どんな結果でも告白しないと……前に進めないよね)」 「……え、えっと、それじゃ、さ……わ、私と付き合うとかどう……かな……? じょ、冗談とかじゃなくて……本気……だよ? 遠距離恋愛になっちゃうし、いつでも会える訳じゃないけど……それでも私も会いに行くし……その……駄目、かな?」 「……え……ほ、本当? え、えへへ……う、うん……そうだね、うん……えへへ……ありがとう」 「(告白成功した! や、やったぁ……うう、思わぬ流れだったけどこういう雰囲気にしてくれたんだからちゃんとお礼言わないと……って、もう居ない……そっか、気を利かせてくれたのかな? ……うん、明日合ったら、ちゃんとお礼言おう)」 「……ふぇ……え、えへへ、ごめんね……嬉しくて、驚いちゃって……うん、何? ……え……え、えっと……キス、したいの?」 「(いきなりのキス!? と、年頃だし、そういう事に興味があるのは判るけど……というか、私も興味あるから……でも、確かそういう事は付き合ってすぐにすると男が調子に乗るって言われたし……)」 「ぁ……え、えっと、その……う、ううん……嫌じゃ……ないよ?」 「(でも、でもでも! こんな風にまじめにお願いされたら断るなんて出来ないよ……だって私だってキスしたい……好きだったから、そういう事だってしてみたい……わ、私が編なんじゃないよね、私がえっちとかじゃないよね……だから……良いよね……?)」 「……ん、良いよ……その、キスしよ……ぁ……うん……して……」 「(こ、こういう時って……目を閉じて……ちょっと上向いて……まるで少女漫画みた)」 「あぷ……ん……い、いたた、だ、大丈夫!?」 「(って、なんかすっごい落ち込んでる!? あああ、そうだよね、初めてのキスで勢い付けすぎてごちん、なんてそれは落ち込んじゃうよね!? で、でもでも、どうすれば……お、落ち着いて、彼が慌ててたんだから、私は落ち着かないと……)」 「……唇切れてない? ……うん、良かった……私も大丈夫……えへへ、キス、初めてなら失敗しちゃうのもしょうがないよ……うん、大丈夫。怒ってないし、呆れてたりしないから……」 「(私も初めてだけど、私の方が年上……お姉さんなんだから、一緒に慌てちゃ駄目……落ち着いて、きちんとフォローしないと)」 「ふふ、本当に気にしてないよ……何でも初めての時は緊張しちゃうもんね……ふぇ……う、うん、良いよ……それじゃ、今度は私から……キス、するね」 「(お、おおおお落ち着いて、落ち着いて、落ち着いて……ここで私も失敗したら……笑い話にはなるかな、うん……あ、そう考えたらちょっと気が楽になってきた……うん、そうだよ。失敗しても跡で2人で笑い話にしちゃえば良いんだよね)」 「……目、閉じて……うん、恥ずかしいから……キス、するね……ん、ちゅ……ちゅ、ちゅぅ……ちゅ、ちゅぅ……」 「(キス……しちゃった……唇、重なって……心臓、すごくドキドキしてるのに……何でかな、凄く落ち着いて……ああ、そっか……私、すごく好きで……好きだから……これからも一緒に居られるって思ったら……今までみたいな不安は無くなっちゃったんだ)」 「ん、ちゅ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅ……ん、はぁ……どうかな……キス、ちゃんと出来た? ……ふぇ、も、もっと? う、うん……もちろん良いよ……それじゃ……キス、続けるね……ん、ちゅ……ちゅ、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅぅ……ちゅぅ」 「(喜んでくれてる……のかな? もう一回っていう事はそういう事だよね……うん、大丈夫……唇を重ねて、お互いの呼吸を感じるだけ……って、よく考えたら結構恥ずかしい……で、でも……私ももっとしたい……な……)」 「ん、ちゅ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅぅ……ちゅ、ちゅぅ……ん、はぁ……はぁ、ふぁ……ん、ちゅ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅぅ……ちゅ、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅぅ……ん、ちゅ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅ……ちゅぱ、ちゅ……ちゅぅ」 ;*部分から、顔を近づけてささやく感じで。耳元ではなく、顔の正面ですので音を寄せる必要はありません 「ちゅぱ、ちゅ……ん、はぁ……うん、今度は貴方からしてみて? ……ふふ、大丈夫だよ……*ん……ほら、これだけ顔近ければ、あとちょっと前に出すだけだから……うん、良いよ……あ、んぅ……ん、ちゅ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅ……ちゅぅ……」 「はぁ、ふぁ……ん、ちゅ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅぅ……ちゅ、ちゅぅ……はぁ、ふぁ……ん、ちゅ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅ……ちゅぱ、ちゅぅ……」 「ちゅ、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……ん、はぁ……慣れてきた? ……ふふ、そっか……うん、良いよ……もっとしたいんだよね……なかなか会えないの、判ってるし……いっぱいしちゃおっか……あ、んぅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅぅ……」 「(キス、気持ち良い……唇重ねてるだけなのに、気持ち良い……もっとしたい……もっといっぱい……キス、したい……)」 「ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅぅ……はぁ、ふぁ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅぅ……ん、ちゅ……はぁ、ふぁ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……」 「はぁ、ふぁ……あ、んぁ……はぁ、はぁ……うん、私もキス好き……キスすると気持ち良くて、ふわふわした気分になって……え……良いけど、それって……あ……うん……お口開けてるから……舌、入れて……あ、んぅ……んちゅ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅぅ」 「(舌、入って……舌、絡めて……これ、ディープキスっていう奴だよね……普通にキスするよりも気持ち良い……頭の芯、痺れる感じがして……すごく、気持ち良い……)」 「ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……ん、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅぱ……ちゅ、ちゅるぅ……ん、ちゅるぅ……れろ、ちゅぱ……ちゅ、ちゅるぅ……れろ、えろぉ……ん、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅ、ちゅぅ……」 「れろ、ちゅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……ん、ちゅぅ……はぁ、ふぁ……うん、気持ち良い……えっちなキス、気持ち良いよね……あ、んぅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……うん、もっとしよ……いっぱいキス、したいな……んぁ、んぅ……ちゅ、ちゅるぅ」 「れろ、ちゅぱ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、えろぉ……んちゅ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……はぁ、ふぁ……あ、んぁ……ん、はぁ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅるぅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……れろ、ちゅぱ、ちゅぅ」 「ちゅ、ちゅぅ……はぁ、ふぁ……んぁ、はぁ……ぁ……うん、ぎゅって抱きしめられるの良い……あったかくて、気持ち良くて……あ、んぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……キスとどっちが好きかなんて……意地悪だよ……あ、んぅ……ちゅぱ、ちゅ……ちゅ、ちゅるぅ」 「れろ、ちゅぱ……ちゅ、ちゅるぅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……はぁ、ふぁ……れろ、ちゅぱ……ちゅぱ、ちゅ……ん、はぁ……はぁ、ふぁ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……れろ、ちゅぱ……ちゅ、ちゅるぅ……れろ、ちゅ……ちゅぱ、ちゅぅ……」 「ちゅぱ、ちゅ……れろ、ちゅるぅ……んぁ、はぁ……ぁ……え、えっと、その……手が……お尻に……んぁ、はぁ……い、嫌じゃない……嫌じゃないけど、その……ちょっと恥ずかし……あ、んぅぅ……んぅ、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……ちゅ、ちゅるぅ……」 「(お尻、触られてる……ちょっと強引にキスされてる……舌、つついてきて……私もしろって催促してる……舌、動かさないと)」 「あ、んぅぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、えろぉ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れおr、ちゅるぅ……ふぁ、はぁ……あ、んぁぁ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……はぁ、あ……んぁ、ああ……ん、ちゅぅ……れろ、ちゅぱ、ちゅるぅ……」 「はぁ、はぁ……あ、んぁ……ん……もう……乱暴にするのは駄目だよ……浴衣、脱げちゃうから……んぁ、はぁ……うん、大丈夫……どこにも行かない、私はここに居るから、ね? んぁ、ぁ……良いよ、もっと触って……キス、しよ……ん、ちゅぱ、ちゅるぅ」 「(不安なのかな……そっか、そうだよね、今は一緒に居られてもあと何日もすれば帰らないといけないもんね……なら、少しくらい乱暴でも……良いよね……?)」 「あ、んぁ……んぁ、ああ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、えろぉ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……はぁ、ふぁ……ん、ちゅぅ……んぁ、ああ……あ、ああ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ」 「はぁ、ふぁ……うん、優しくなら……良いよ、おっぱい触って……あ、んぁあ……んぅ、はぁ……ちゅぱ、ちゅるぅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……れろ、えろぉ…・・はぁ、ふぁ……うん、それくらい……それくらいなら、痛くないから……ん、ちゅるぅ」 「んぁ、はぁ……あ、んぁぁ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅぅ……はぁ、ふぁ……あ、ああ……ん、ちゅぅ……れろ、ちゅぱ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、えろぉ……ちゅぱ、ちゅ……んぁ、あああ……」 「ちゅぱ、ちゅぅ……ん……ぁ……このまま最後までって……それって……ぁ……ふふ……お腹の音、聞こえちゃった……くすくす……ごめんね、なんか可愛くて……ん……そうだね、お腹空いてるって言ってたし、とりあえずご飯食べちゃおうか」 「ふふ、慌てなくてもお互いに好きってちゃんと言ったんだから大丈夫だよ……うん、ご飯食べた後にお祭りには行かないで2人きりで……くすくす……えっとね、実は誘おうと思ってた事もあるから……うん、楽しみにしてて? じゃあ、まずはご飯食べちゃお」 ;祭り囃子フェードイン ;フェードアウト ;3秒程度間