-------------------------------------------- ①知らない田舎町の小さな居酒屋へ -------------------------------------------- 【詩乃】 ……お客さん? ごめんなさい、もう閉店なの……また来てくださる? ……あ、まって………えっと……まだ大丈夫でした よろしかったら、一杯呑んでいってくださいませんか? こちらへお座りください 今は他に誰もいませんから、どうぞ遠慮なさらずに…… お酒、何にしますか? 日本酒? それとも、ビールかしら? おつまみと一緒に、適当に見繕っちゃいますね ゆったりとお待ちになってくださいな ……あら? まじまじと見つめて…… 「どうして通してもらえたのか?」って顔、してますね そうね……思いつめた表情、してたから…… それに貴方、この辺の人じゃ、ないでしょう? どこから来たの? 隣町かしら? ……えっ? そんなに遠くからいらしたの? まぁ……なんでまた……? お仕事の出張……ってわけでもなさそうね ……ううん、話したくないなら話さなくてもいいの ここは、そういう場所……一時的に忘れるための、拠り所…… 重いなら、無理して吐き出さなくてもいい…… でもね、お酒が回って、口が軽くなったと思ったら言っていいのよ それを聞くのが、私の一番の仕事…… とは言っても、もう営業時間過ぎちゃってるから……プライベートだけどね あ、悪いことしたなーって顔、してる……うふふっ♪ いいのいいの、プライベートってことは、私の自由なんだから ちょっと、お話してみたくなっちゃったの……なんとなくね だから、気にしないでちょうだい……ね? はい、この辺で愛されている、地元の銘酒よ 呑み易いけど、回るのが早いから注意してね まぁまぁ、いい呑みっぷりだわ、うふふっ♪ じゃあちょっと失礼して、私も……んっ………っ ふぅ……っ……うん、やっぱりおいしいわね♪ この辺は水が綺麗だから……飲み物の質が高いんです ……あら? なんだか目が回ってるように見えるけど…… え? お猪口一杯しか……まだいけますよね? せっかく来ていただいたんですから……はい、どうぞ おぉ、またまたいい呑みっぷり……って、あれ? おきゃくさん? あの……おきゃくさーんっ? -------------------------------------------- ②酩酊と、熱の交換と… -------------------------------------------- 【詩乃】 ん、しょ………よい……しょ………っ もう、ちょっと……んんっ……がん、ばって………っ ん……っ……っとぉ……っ! ふぅ~っ……なんとか布団までたどり着けた~……っ あの~~……だいじょうぶですか~? そのまま、うつ伏せになっててくださいね……背中、さすりますから…… もう、お酒弱いなら断ってくれてもよかったのに…… 結局そのおかげで、こういうことになっちゃうんだから…… ……ん、ごめんなさい……ちょっといじわるだったかな? だいじょうぶ……慣れっこだもの…… あ、介抱は慣れっこだけど、ここに上げたことはないの これ、私のお布団だから……吐いちゃ、ダメだからね? ………ん………よしよし……… だいじょうぶ、だいじょうぶだからね~……… ……お酒、強くないのに、居酒屋にフラフラと…… 心配になっちゃうから……無理しちゃ、だめよ? ふふっ……しばらく背中、さすっててあげるね…… ゆっくり息を吐いて……吸ってを、繰り返して…… ん……だいぶ、呼吸落ち着いてきたね どれ、仰向けになって、ちょっと顔を見せてちょうだいな? ……うん、うん……血の気が戻ってきたね、よかったよかった♪ え、と………服の中に、手を入れてみても、いいかな……? ちょっとね、お腹の具合、確かめたくて…… あ、そのまえに……は~~~~~~………は~~~~~~~……… こっちが冷たいまんまだと、意味ないから……ん、いいかな? あぁやっぱり……お腹、冷たくなっちゃってる…… ほんとに……こんなに弱いお客さん、久しぶりだわ 私の熱、もっていって……これもきっと、何かの縁だから…… だって……本当なら、絶対に来るはずのないお客さんだものね ……ん………あったかく、なってきた……… 染みてる? 私の熱……お腹を通して、全体に……… ……貴方、ここにきたとき、すごい顔してた…… すべてを失って、世界が色を失くしたような、そんな顔…… まるで……鏡で見た、最近の私の顔みたい…… もちろん、店ではそんなの、見せないけどね…… だから、追い返せなかった……追い返しちゃいけないと、思ったの…… 手を繋いであげないと……明日にでも、消えてしまいそうだったから…… ……ふふっ……人のことを、話しているのか…… それとも、自分のことを語っているのか……わからないわね…… ……はぁ……あったかい……やっぱり、冷たいよりも、あったかいほうがいいわ…… 私の熱が、貴方の熱を作って………貴方の熱が、私に還ってきて……… 触れ合うってほんと、ズルいわね……諦めていたものをまた、求めたくなるもの…… ……今晩、泊まっていってくださる? もう遅いから、電車も動いてないし……どこも、空いて無いから…… -------------------------------------------- ③若女将の手厚い介抱(手、舌、股) -------------------------------------------- 【詩乃】 あら……? なんだか、股間のあたりがこんもりと…… うふふっ、慌てて隠そうとしなくても大丈夫ですよ 男の子なんだから、当たり前……それにこれは、血の巡りが良くなった証拠だから…… よかった……でも、汗かいてきちゃってるね このままだと風邪ひいちゃうから……服、脱がせますよ ふふっ、恥ずかしがらなくてもだいじょうぶ…… お姉さんに任せて……悪いようにはしないから…… ……とても、懐かしい感じがする…… どうしてかしら……それに……安心する…… 色んなものを忘れて……ただ生きて……色を失って…… でもなんだか今は……少しワクワク……してるかもしれない それが、懐かしいのかもしれない…… ふふっ、おかしいかしら? いきなりこんなことを言って…… 貴方の目にも少し、そういう色が見えたものだから…… でも……とても逡巡している……私もたぶん、同じ…… やっぱり……貴方を引き止めて、よかった…… 同じ……同じような傷を、もっているのね…… きっと貴方になら……私を預けられる…… そんな気がしたから……思わず、引き止めちゃったの…… 終わったあと、どうなってるのかわからない…… どこまで踏み込んでいいのか……穿ってしまった心に…… あぁ………温かくて、トクトク、してる……… 心臓の音……とても久しぶりに、感じている気がする…… いつからかしら……ひとりになってしまったのは…… あたたかい温もりに満ちていたはずのこの家が、寂しくなったのは…… 知っている……知っているけれど、思い出せない…… 思い出したくないの……記憶の底に深く、沈めて…… ん………ちゅっ……ちゅ、ぁ……っ……はあ、あぁぁ………っ 乳首、舐められただけでビクッて……うふふっ、とても、可愛らしい…… 身体も、心も持て余して………与えることも、与えられることもなくなって……… 孤独に、雪が降り積もって……誰にも取り除くことができない、鋼のような雪…… 同じ、匂いがするの……だから、温めなくちゃいけない…… そうすることで私も……救われるかも、しれないから…… まぁ……うふふっ♪ とても立派な棒が出てきました 愛し甲斐がありそうですね……とても、あたたかそう…… 触れてみても、いいですか……? あ、ここは特別だから……もっと、あっためておかないと…… は~~~~~~~~~~……………は~~~~~~~~~~………… ……ん……これで、だいじょぶかな……じゃあ、改めまして…… ……あっ……あたたかい……ものすごく……はあ、ぁ……っ ふふっ、他は冷たいのに、ここだけこんなに…… ……ここも、待ってたって言ってる、気がします…… 誰かに、触れてもらう日を……新しい体温を、知る日を…… 惹かれあったのかしら……遠く離れていたのに? ううん……私は、動いていない……動くことが、できなかった…… 来てくれたのは、あなた……待っていたのは、わたし…… ……ふふっ、もみもみしてるだけで、ぴくっ、ぴくって…… 愛らしいです……優しくするだけで、たくさんのものが返ってくる…… ちゅっ……ちゅぷ……っ……乳首も、舐めてほしくて、主張して…… ここはいいですね……男も女もない……誰でも、もってるから…… ちゅ、くちゅ、ぅ……っ……ぁ……舐められながら擦られるの、きもちいい……? うふふ、かわいい……ちゅっ、ちゅむぁ……っ……れりゅ、んあ、ぁ………っ カウパーが染み出してきて……感じて、くれているのね…… あぁ………男の人から体液を引き出す、この感じ……… 喜びに震える身体………その中心にいる、自分……… 与えることの喜び………引き出すことの悦び……… 雪に埋まっていた本心が、掘り起こされるような……… 誰にもできなかったのに………もう、あきらめていたのに……… あなたはこんなにも………私にとって、あたたかい……… ちゅっ、ちゅっ……ちゅぅ、ちゅ……っ……くちゅ、れあぁ……っ んっ……あら……? 震え、強くなってきたような…… 息も乱れて………カウパーも、たくさん……… 出そう……? 射精……しちゃいそう……? ううん、早いのは、全然恥ずかしいことじゃないわ むしろ嬉しい……あなたの気持ちいいを、うまく引き出せてるって言われてるみたいで…… でもね……なんだかちょっとだけ、イジワルしたくなっちゃう雰囲気、持ってるから…… ん……しょ……っ……あなたの太ももの上に、跨りながら…… さっき舐めてた乳首を、空いてるほうの手で愛してあげて…… 反対側の乳首を……んちゅ……れる、ふあぁ……っ……ちゅっ、ちゅっぅ……っ はあぁ……っ……おちんちんも、忘れずに……これで、3点責め…… 前の人は、こんなこと、してくれた……? ……ごめんなさい……ほんとは私も、言いたくなかった でもね……負けたくなくなった そういう醜い女心を、私も持っているの…… ちょっとでも上書きしたい…… 強くね、私を刻みたいの……この身体に……その奥にある、心に…… だから、手加減しない……深く、踏み込むの…… 許してほしい……あなたの抱えているものを、許してあげたいから…… ん……快感、増した……? ガマンしてたのに……急激に昇ってきて、爆発しそうな…… ちゅっ、ぷちゅぁ、は……っ……3箇所も同時に責め立てられて…… さっきまで見えていたおちんちんへの愛撫は、私の身体で見えなくなった 見えないってことは、どう動くかわからないってこと…… すべてを把握することができず、意のままに、快感を与えられる…… さっきより、いい顔になった……閉じてる部分が、開いていくように…… 長く楽しみたいから……緩急を、つけるの…… ……うふふっ、途中までせりあがった精液が、戻っていくのを感じる…… まだ耐えたいって気持ちが、押さえ込んでる……とっても可愛いわ…… おちんちんの上にある手は動かさず……ふとももに、股間をこすりつけて…… んっ……はあっぁ……っ……あぁ……わたしも、濡れちゃって……んんっんっ♪ そう……っ……一緒、なの……だから……ぁっ……なにも、はずかしく、ない……っ で、このまま……っ……乳首を指でコリコリ、してぇ……っ……ん……っ ちゅぷ、ちゅあぁ……っ……れりゅんぁっ、あはっ、ああぁ………っ ぐちゅぐちゅ……っ……こり、こり……っ……ちゅぷ、ちゅぷ……っ そして……おちんちんの上にある手は、やんわりと動いたり、すぐ止まったり…… ちゅむ、ちゅう、ぅ……っ……ちゅっ、はあっああぁ………っ 4箇所すべてが自由で、規律がなく…っ…あなたをランダムに、責め立てる…… ちゅっ、ちゅっ……れるああ、ぁ……っ……れろれろ、れる、れちゅ、ぷっ…… 射精しそうになっては戻り…っ…戻っては、引き上げられて…… 噴火寸前のマグマのように煮えたぎり、燃え盛って…っ…その濃さと質量を、増していく…… あなたに、わたしを知ってもらいたい……エッチだと思われても、構わない なにを持っているのか……そしてそれが、自分と…っ…合致いくのか…… それを知るために、すべてを、晒したいの…… そして、すべてを晒してほしいの…… ……んちゅ、はあっぁ……っ……そろそろ、限界……? これ以上は……んっ……私も、調整できない、かも…… じゃあ……ランダムを収束、させていきます…… バラバラだったタイミングが、だんだんと、合わさっていく、ように……っ すべてが合わさるとき、合図を、しますから……っ あなたの一番恥ずかしい瞬間を、私に…っ…くださいね ん……ちゅっ、ちゅむぁ……っ……ちゅぷちゅぷ、ちゅっ、ちゅうぅ……っ はあっぁ……っ……れるれる、れあぁ、れりゅむ……っ……れるちゅぁ、ちゅぷく……っ ん、そろそろ……っ……いきますよ……? せー、の……れるちゅ、ちゅむっ、ぢゅむるるっ! ぢゅぅちゅうぅッ、ちゅっちゅ――んひゃっ、あっあんっ! あはっ、すご……っ……ん……んんっ、ぁ……っ………っ はあ、ぁぁぁ………っ………すごいのが、飛んできて……あぁ……っ うふふっ、こんなに元気な精子をぶっかけられたのは、初めてです 熱くて、濃くて……はあぁ……っ……とても……あたたかい……… 目も、身体も……とても満足させられました だって……とってもイイ顔なさってたんですもの……うふふっ♪ ………手の中でまだ、ピクピクしてる……… ごめんね、いっぱいイジメちゃって……ビックリしちゃったよね…… 中から出てきた子たち……あなたのお腹の上にも、こんなに…… 味、確かめさせてもらいますね……すごく、ドキドキ、します…… まずは、私の身体についたのを……んしょ……ん……っと………っ うわぁ、手にドロォって………愛らしい……… ん………こんなもの、かな……では、いただきます……… んぢゅ、る……っ……ぢゅる、るるむ……っ……ちゅむぁ、ちゅ……ぢゅう、ぅっ……っ んあぁ……っ……すごっ……んんん……っ………っ おくちのなかが、まんたんり……んっ……ふふっ♪ ん………ごくっ、ご、く……ッ……んん………ごくっ、ごく……っ……ごく………ごく、んん………っ! ……っはあぁっぁ……っ……熱くて濃厚なのが、私の中に……んんん……っ 懐かしい……でも違う……これが……あなたの、味……なんですね…… まだ足りないみたい……次は、あなたのお腹の上にあるものを…… 舌と唇で伝っていって、そのまま、おちんちんの奥に残っているのもすべて…… ん………ぢゅるっ、ぢゅんむっ! ぢゅむるっ、ぢゅ……ぢゅるるっるっ! ぢゅるるぢゅる……っ……ぢゅむむ、ぢゅ……っ……ぢゅるっ、ぢゅぞぞ、ぉ……っ はあ、ぁ……っ……ぢゅむ、んんん………ぢゅ………ぢゅるっ、るぢゅるっるるううぅぅぅッ♪♪ んっ……ッ……じゅむぷ……ちゅぷっ、ぅうんっ♪ あふああぁ……っ……たくさん、とれは……んっ……はあ、ぁぁ……っ ろみ、まふ、ぅ………んっ………ごくっ、ん……ごっく……ッ……ごくんっ、ごくっ……ごくっ………っ ……んはああっああぁっ……っ♪ のうっこう……んっ……ふぅっ……はああぁ、ぁ………っ ……うん………わたし……っ……きらいじゃ、ない……… むしろ……あぁ……っ……からだ、火照って……っ………っ ぅ……っ……はあぁ……っ……軽く……イッて、しまいました……っ うふふっ、すごい……っ……これ、だけで……んは、ああぁ………っ ドキドキ、とまらない……っ……こんな夜が、訪れる、なんて……っ はあぁ……っ……もっと、溶かして……あなたのもつ、熱で……… -------------------------------------------- ④若女将の手厚い介抱(指、口、胸) -------------------------------------------- 【詩乃】 ねぇ……今度は、あなたに支配されてみたい…… 私の上に乗ってほしいの……いいかしら? まだお酒抜けてなくてつらいなら、ムリにとは言わないけど…… 顔色見る限りは大丈夫そうね、うふふっ♪ じゃあ寝転んじゃうから……ん……しょっ、と…… あ、服はだけちゃうから、ちょっと待って…… ん……はい……でね、ここに……ぎゅぅって寄せてるここに、入ってきて…… だいじょうぶよ、でも……優しくしてね…… んはっ、ああぁ、ぁ……っ……あんなに、出したのに……んんっ……っ まだこんなに、硬い……すごいのね……あっ……っ…… きもち、いい……? さっき、たくさん見てたものね…… おっぱいの谷間……ゾクゾクしちゃった……熱すぎて…… だからね……たくさん愛してあげながら、強調してた…… もっと見て、って……あなたの胸に、ぐいぐい押し付けて…… ふふっ、幻滅させちゃったかしら? なにもかもが、第一印象とは違うかもしれないけれど……これが、わたし ここでね、愛してあげたくなっちゃったの…… ここで一緒になったら、どんな気分か、知りたかった…… あったかくて、ポカポカして……硬くて、つよい…… 存在を刻み付けられて……ちょっとだけ、恥ずかしい…… ずっと、持て余してたから……誰も、触れられなかった場所…… 溜めてあった熱、たくさん、持っていってほしいの…… あっ……焦っちゃだめ……不安定なまましても楽しめないでしょう? ね……両手、ついて……四つんばいになるみたいに…… ん、ありがと……でね、下から、支えてあげるの…… 肘で、谷間をギュッて維持しつつ……手のひらで、貴方の胸を、グッて…… ん……重み……手に、伝わってくる…… 自分が存在してることが、わかる…… ね……これなら、安心して動けるでしょう? 見ててあげるから……存分に、あまえて…… あっ……そう……そんな、かんじ……んっ………っ あ……だいじょぶ、だいじょぶ、だから……っ………っ はぁっ……すごく、力強い……っ……つよくて、やさしい……っ もっと、匂いつけて……っ……あなたで染め上げて、ほしいの……っ いいわ、素敵よ……んっ……ふふっ……あら? ここ、すごく濡れちゃってる……どうしてかしら? 濡れてると、気持ち悪いよね…っ? いま取り除いてあげるから……えいっ……えいっ……っ あれぇ? 甘い吐息、漏らしちゃって…… あぁ、ここは乳首で、濡れてるのは、私の唾液だったのかぁ…… ごめんごめん、でも……きもちいいなら、いいよね? 胸で挟みつつ、乳首もいっしょに、愛してあげる…… ……あぁ………あなたの幸せそうな顔、すき……っ とても、ここちがいい………覆いかぶさられて、いるのに……っ あたたかくて………溶かされて、いく……っ イヤらしい音と共に………消されていく……っ その奥にあったもの………もうわからないの……… だから、教えて……っ……全部、溶かして……私に、みせて……っ ……んぁっ……口に……んもぅ、なんてイタズラっ子なのかしら、この棒は…… ほんとに、おっきぃ……こんなに育って……っ あなたも、持て余してたのね……いいわ…っ…あやして、あげる…… ん……れる……っ……れりゅ……っ……はあぁ………っ 来たり、戻ってっちゃったり……随分と……んっ……あまのじゃくなのね……っ もっと腰、突き出して……っ……一回留まって………たくさん、ナメナメしてあげる、から……っ あ……ん、いいこ、いいこ……♪ れるれる、れりゅんあぁ……っ……れりゅんむ、ちゅむぷ……あふ、れりゅぁ……んん、はあ、ぁ……っ ん……ふふっ、ありがと♪ 言うこと聞いて、かわいいわ……もっと、愛してあげたくなっちゃう…… だいじょうぶ、動いていいよ……ん……れる……っ……りゅむ……ちゅむっぁ……っ 好きなように、して……ちゅっ……ちゅっ、ぅ……っ……合わせるから……ぁ……っ んっ……胸でしてあげるのってね……ちゅっ……射精まで導くのは、難しいんだけど……れるっ 乳首も亀頭も、一緒に愛して、あげたら……んちゅぁっ……なんか、いけそうだね……うふふっ♪ 贅沢だなぁって、おもうよ……んっ……ちゅれぅ、ぷぁ……っ…… こんなに同時に、愛されて……ちゅぷ、ぅっ……普通は、体験できない…… でもね、なんだか……れる、んぁ……中に溜まっていたものが、溢れかえって……ちゅむりゅっ…… 勝手に動く……手も、目も……あむ、ちゅぁっ……舌も、くちびるも……っ ちょっとね……ちゅっちゅっ……いやらしすぎる、かもしれないの……れるああぁ……っ んちゅっ……はあぁ、ぁっ……心配に、なってきたの……っ 軽蔑、しないで……ちゅむ、ちゅむぁ……っ……っ 会ったばかりの男性に開いちゃう、わたしを……っ 自分でも、びっくりしてる、から……れる、んちゅはあぁ……っ こんなに、あぁ……っ……淫らな、自分に……っ ちゅっ、むちゅ……っ……れるれ、れるくちゅ、ぷ……っ……ちゅむ、んあぁ……っ んっ………ちゅっ、ちゅっ……ちゅっちゅるむっ……れろれろ、えるれろ~おぉ……っ ん……ふふふっ♪ 震えて……でも、甘えるの、やめられないね……っ つらくなってきたら、肘、折り曲げちゃっていいから…… だいじょうぶ……あなたはきっと、私を潰さない……っ なんとなく、わかるもの…っ…だから、最後まで、甘えて…… 中途半端だと、なにもない…っ…どこにも、いけないから…… 私はイヤじゃない……だから……れりゅ、んっ……遠慮しなくて、いいよ…… ……れるむ……りゅむ、ぷ……っ……ぷちゅ……ぁ………っ ぷちゅ、ぬちゅ……っ……あふぁ……っ……ちゅっ、ちゅうぅ……っ はぁ……っ……あったかい………あなたの熱に、覆われて……っ……まもられてる……… 懐かしいけど、違う……ちゅ、くちゅ、ぅっ……あなただけが持つ、空気……… 知ることができて……んっ……ちゅぁ……わたしは、幸せ者です……っ ふふっ……えいっ、えいっ☆ 乳首、イジメるの楽しい……んっ、ちゅぅう……うふふっ♪ あぁ………甘酸っぱい………とても……ちゅむ、はあっぁ……っ ダメなのに……っ……幸せが、溢れてくるの……っ れる、るちゅっぷ……っ……ひとりで、立ってたから……… れりゅむ、ちゅくあぁ、ぁ……っ……ずっと……ずっと……っ 支えてるけど、支えられてる……そんな、気分です……ぁっ……っ ふしぎ……っ……こんな気持ち……二度と、味わえないかと……っ れるえるれ……っ……ちゅっちゅうぅっ……くちゅれぁ……っ はっあぁ……っ……ちゅぴっくちゅ……っ……れるああぁ……っ んふ、ぅ……っ……あ……そろそろ、出ちゃいそう……っ? ん……いい、よ……ちゅれぁっ……そのまま、出して……顔に……っ いいの……っ……汚して……だいじょぶ、だから……ぁっ……っ んっ……んっ……っ……はぁ……れるれむ……れるちゅ……くちゅ、ちゅむぷっ……っ ちゅっちゅっ……ちゅく、はあぁ……っ……んりゅちゅ……ちゅむ、れあぁ、ぁあ、ふ……っ ん……ッぷぁっ! あふっ、ぁ……んッ……ぷぁっ、ぁっ、ぁあっんっ♪ あはっ、すごっ…んんんっ♪ ひぅっ…ぁっ……んっ……は……あぁぁ、ぁ………っ あぁ……っ……濃厚なのがまた、こんなにも……んっ……はあぁ、ぁぁぁ………っ イクとき……とっても…っ…かわいかったですよ……うふふっ♪ ん……はっぁ……っ……はぁっ……はあぁ、ぁっ……っ………っ ん……っ……見下ろされるの、恥ずかしい……… でも……飲むところ、見てほしい……矛盾してるね、私…… もっと、見て……矛盾してる、わたしを…… ん……ふあぁ……っ……一回したのに……見てる、のに……っ やっぱり、びっくりしちゃう……二回目だし、余計に…… じゃあ………あむ、ん……っ……んむ……じゅるる……っ……じゅるむ、るるる、ぅ……っ じゅむるっ、じゅるっ……はあぁ、れるぁ、れるんんぁ……っ……ぢゅぅ、ぢゅうっ、ぅうう……っ ふあぁ……っ……こんらにも……んっ……うれひ……あぁ……っ ながれへきちゃう……うふふっ、せっかちさんなんらからぁ……っ♪ んっ………ごくっ………ごくっ、ご、く……っ……ごくっ……ごっ、くん……っ はぁっ……っ……喉に、からみつく……ぁぁ……っ……なんて、自己主張の強い……っ ん……っ……ふぅぅ……っ……ごちそうさま、でした……っ あ、まだ早いかな…? ね、お口の前にもってきて……セーシビュッビュする棒を…… ……セーシ、穴から垂れちゃってる……いやらしいのね…… 出し切れなかった分、吸い上げてあげる……じっとしてて んあぁ……ちゅ、ぅう……っ……ぢゅるっ、ん……ぢゅるむっ、ぢゅるるっ……ぢゅるっ、るぢゅるっううぅううっ♪♪ んん~~~………ちゅぷっぅんっ♪ はああっぁ……っ……エッチなお汁、こんらに残って……ふふっ、かわい~♪ んっ……んっ、く……っ……っ……ぁあ……っ……ふっううぅ……っ 今度こそ、ごちそうさまでした♪ とっても濃くて、飲みごたえバツグンでしたよ -------------------------------------------- ⑤若女将の手厚い介抱(膣、唇、涙) -------------------------------------------- 【詩乃】 ……ねぇ……まだ、萎えないのね なにに期待して、頑張っているのかしら……? ……うふふっ、無粋だったかな? でもね……こういうのは、イジワルしたくなっちゃうのよ、私…… だって……かわいいじゃない? ……って、やだっ、背中冷たくなっちゃってる…… ごめんなさい、ずっと上にならせていたから…… あぁ……よしよししてあげるね……ごめん、ごめんね…… ん………ちょっとだけ、あったかくなってきた……… ね、また下になって……暖まった布団の上に…… ふぅっ……上下、入れ替わっちゃったね…… 私がまた、見下ろす番……こっちも、悪くない…… ……ねぇ……最後までしちゃっても、いいかな……? ちゃんと聞いてないけど……あなたにも、振り払えないもの、あるんでしょ……? だいじょうぶ、なのかなって……私は……わたしも、迷ってる…… この先は、冗談では済まなくなってしまうから…… ないと思っていた道を、作る行為…… なくなってしまった道とは、別の未来に繋がってる…… 行って、いいのかなって……捨ててしまって…… でも……でもね……誰も私の不幸を、願ってはいない…… そして私は……わたしも、あなたの不幸を願っていない…… 会ったばかりだけど……私たちはきっと、一緒だから…… だから、あなたになら……道を作ってほしいと思う…… あなたがここに来てくれた……その道を、繋げたいと思う…… 幸せになってしまっていいのかわからない…… わからないけれど……ここを逃したらもう、ない気がするから…… だからね………きて……… わたしのナカ………もう誰にも知ってもらう予定のなかった、ナカの、奥まで……… ……んっ……はあっぁ……ッ! はいって、くる……ぁああ……ッ……硬い、のが、ぁ……んっ……はあっああぁッ!! ぐっ……ッ……ぁあ……ッ……つよ、すぎて、ぇえ……ぅっ……はっぁ……ッ………っ 狭まってたの、ひろげ、られ……ぁあぁ……ッ……くっ……はあっぁ………ッ ぅっ……っ……抱き、しめて……ッ……抱きしめて、ください………っ 泣かせてほしい……たくさんのものを、洗い流す、ために………っ ………あっ………ぅ……ふっ……ふぐっ、ぅ……ッ……ぁあ、ああぁ………ッ ひっく……っ……ぅあ…………うああぁ、ぁああぁぁ……っ……ああ、ああぁぁ………ッ うぐっ、ひぅ、ぅうう……っ………っ…………… は、ぁ……っ……もう、だいじょうぶ、です……っ……ごめんなさい……ありがとう…… 不思議………包んで、あげてるのに………つつまれて……… 人と行き交うというのは、こんなにも………忘れてた……… ……あたたかい……表面だけじゃなくて、内側も…… ぽかぽか、するの……最低のことを、しているのに…… ううん……私が勝手に、最低だと思っていただけ、かもしれない…… とうの昔に、許されていたのね……こだわっていたのは、私…… ……あなたの手は、強くて優しいけれど……まだ迷っている…… 私は本当の意味で……あなたに、抱かれたい……だから……セックス、しましょう…… んっ……はああっぁ……っ……あぁっすご……ッ……つよく、こすれて……あぁっ、ん……っ! こすれるたびに、悦びが……ああぁっ……身体中を、駆け巡って……んぁッ……っ どこまでも、満たされて、いく……っ……誰も、届かなかった、場所も……っ あぁっ、あった、かい……っ……どうして、忘れて……あぁっ……ッ よかった……っ……あなたが、来てくれて……じゃなかったら、わたし……んんっ! そのまま、抱きしめていて……っ……わたしを、知って……っ だいじょうぶ……んっ……きっと、あなたのスキマを、埋めて、あげられる……っ わたしも、空洞だらけ、だった……っ……でも…っ…今は、ちがう…… こんなにも、満たされて…っ…いくから……んっ、はあっ、ああぁ……っ ね……っ……キス、して……っ……長い、くちづけ……ほしいの……あっ、んっ……はあっ、ぁっ……っ ……あ……ん……っ……ちゅっ……ちゅむぁ……はぅ、ん……っ……ぁぁ……っ………っ ちゅっ、ちゅうぅ……っ……れむ、ちゅる、ぁ……っ……んっ……んんっ、ん………っ はあぁ……っ……ちゅっ……ちゅっ……っ……ちゅぅ、ちゅ……っ……ちゅく、ぷちゅ、ぁ……っ はあっあぁ……っ……とっても、あまくて……はあん、はあぁ……っ……心臓が…っ…とろけて、しまいそう……んんっ♪ あぁ……っ……快感が、二倍増しに……んんんっ……腰……っ、こし、とめられ、ない……あぁッ どんどん、どんどん強く……っ……あなたを求めて……とまらない、からぁ……あッ、あんっ んっ……はあっぁ……っ……えっち……すぎる、かも……ッ 音が……ふうっぅっ……おとに、犯されてる、みたい……あっ、はぁっ、ぁあ……っ 二人でしか、作れない、音……ッ……聞いたことの、ない……っ すごい……んんっ……新しい音って、こんな、にも……あぁあッ……っ 繋がった部分、からも……っ……心音の、行き交う音、も……っ んッ……吐息も……っ……はっぁ……っ……交わるって、ステキだね……っ 包んで……っ……つつまれて……んっ……ふ、ぅ……っ 体温も……あっ……全部、ひっくるめて…っ…二人の、空気に……っ ふたりで、作った空気……はあぁ……っ……しあ、わせ……っ これが永遠に、続いたなら……んっ……満たされ、すぎて…っ…しまいそう……っ ねっ……もう、いっかい……んっ……キス、して……っ 上からも、下から、も……んんっ……あなたで、満たして……っ は、ぁ…っ……ん、ちゅ……ぅ……んっ、んっ……っ……ちゅっ……ちゅむ、はあっぁ……っ れぇる、れ、りゅ……っ……れりゅ、ちゅぷ、はあぁ……っ……ちゅっ……はあぁ……っ れむ、れむん……っ……ちゅぷ、くちゅ……っ……ん、ぅ……っ……はふ……ぁは、ん……っ ちゅむ、んはっ………あふっ、ん……っ……ぷちゅる…ちゅっ……ちゅくっ……んあぁ……っ ん……っ……ふふっ……キスしてるときの、あなた……あっ……かわぃ……っ♪ はぁ、ぁ……っ……んっ……あっ……っ……あぅっ、ふ……んんっ、ん……っ すごいね……っ……単調に、腰振ってる、だけ…っ…なのに……んんっ……っ こんなにも、あふれてきて……ぁあっ……きもちも……ッ……えっちな、お汁も……っ どうして……っ……どうしてもっと早くに、来て…っ…くれなかったの…っ? そうすれば……あぁっ……長い間、寂しい思いを、せずに…っ…済んだ、のに……っ もう……っ……そんなイジワルさんには、オシオキ……しないと、いけないね……っ えいっ……んっ……えいっ、えいっ……うふふっ♪ ナカで、ゴシ、ゴシ……はあっぁ……っ……きもち、いい……っ♪ でも~……んっ……ふぅっ……根元までくわえ込んだ、まま…っ…止まって、みたり……っ んは、ぁぁ……っ……ナカで、ビクンビクン、してる……うふふっ♪ かんじる……っ……色んな感情が、ない交ぜに、なっているのを……っ なんとなくね、わかっちゃうの……っ……だから……イジワルしたく、なっちゃうの……っ ふふっ……動いてほしいような、このままで、いてほしいような……っ そんな空気、かんじます……っ……とても愛らしい……… はあぁ……っ……抱きしめられ、ながら…っ…抱きしめて…… ずっと知らずに、いたなんて……すごく…っ…もったいない…… やわらかい、ですか……? あたたかい、ですか……? わたしのナカは……しあわせ、でしょうか…… わたしはね……んっ……とっても、しあわせ……… はぁっ……溶けて、ひとつに、なってしまいたいくらいに…… んっ……ふふっ♪ ピクピクって……アピール、してる……っ 動いて、ほしいの……? しょうがない子ね…… ね……キスしながらね…っ…ナカに、出して…… いいの……あなたがどうしようとも……今は、欲しい……感じて、みたいから…… たくさん、ください………ん、ちゅ……ちゅぁ、は……っ……んっ……ふあぁ……っ あっ、はっ……っ……あっ、んん……っ……あんっ、はあっぁ……っ……ちゅっ……ちゅっ……っ れる、れりゅ、ぅ……っ…ぁっ……ふくらんれ、きた、ぁ……っ? らし、へぇ……あっ、あんっ……ふぁ……っ…ちゅっ、ちゅうぅっ、ぅ……っ! んっんっ……ふっ、ぁ……ちゅぷちゅぷ、くちゅ…っ…れりゅぷぁっ、んふっ、ん……っ! あっあっ……あひっ、んッ――ンあっ、あはっああぁっぁあああぁぁぁっっ♪♪ はふ…っ…ああぁっ、ぁ……っ……んん……ちゅっ……ちゅぷむ、はあ、ぁ……っ………っ ぁぁ……っ……奥に……んんっ……たく、さん……っ……んっ……はああぁ………っ ん………ちゅ………ちゅぅは……ぁあ、ぁ……っ……ん……っ……ふう、ぅ………っ はあぁ、ぅ……ッ……んんっ、ふ……っ……わたしも……っ……イッてしまい、ました……っ あぁ…………なんて、ステキな……っ……ありがとう……っ……抱いてくれて……ありがとうね……っ -------------------------------------------- ⑥新しい朝 -------------------------------------------- 【詩乃】 ふぅっ……っ……収まって、きたかな……っ? じゃあ……名残惜しいけど、抜いちゃうね…… ん………んはぁっ、ぁああっ……ッ っ……うふふっ……出たくないって、ダダこねられた……かわいぃ……っ♪ ふぅ……っ……息、乱れちゃって……っ……ちょっと、間を置かないと…… ん……っ……ふぅ……っ………、………はぁ……っ……はあ、あぁぁ………っ ……んっ……結構、落ち着いてきた……ゆっくりだけど、激しくて…… うふふっ、あなたも……三回も出したものね……すごいわ ……空が、白んできてる……… もう朝なんだ……一瞬だったね……カラダ、重ねた時間…… とっても、よかった……でも………ちょっと、罪悪感もある……… あなたも、そうよね……聞かなくてもわかる……わかるから……… ……わたしはね……夫と子供がいたの……とても、幸せだった…… この店はね、夫とはじめたの……毎日がとても充実してて…… お客さんもね、イイ人たちばかり……子供も産まれて、大変だったけど…… たくさんの愛情に囲まれて……ずっと、そのままいけるんだと思ってた でもある日……夫が車で、子供を迎えにいって………そのまま……… どうして、私だけが生き残ってしまったのか……… 夫と始めた店も、お客さんも……なにも変わらないまま……… 幸せだけが、消えた……みんな本当に、イイ人たちばかりで…… 触れてこない……ただできるだけ、笑いかけてくれる…… 軽く小突いただけで割れる、ガラス球みたいに扱われて…… それがね……嬉しくて……でも、とても悲しい…… 知っているから……私と夫を、ずっと見てくれてたから…… いなくなってなお、まだ存在してるみたいに、みんな思ってる…… 暗黙の了解みたいに、遠くから励ましてくれる…… どれだけ好意を持っていてくれても、誰も本当の意味では、近づいてこない…… そこにね、あなたが来てくれた……あなたは、なにも知らない…… そして、同じ傷をもっている……すぐにわかったわ…… ……ごめんなさい、卑しい女で…… あなたはきっと、そんな気持ちできたんじゃ、ないのにね…… でも、私は耐えられなかった……見えなくなった何かを、ひとりで支え続けるのは…… あなたも、とても愛していたのね……だからこそ喪って、先が見えなくなって…… こんなところまできた……常連以外寄り付かないような、こんな寂れた居酒屋に…… この人だって、思っちゃったの……捨てたはずの気持ちを、取り戻したかった…… ……ねぇ……行くところがないなら、ここに……住んでみない? 会ったばかりの人に言うことではないのは、わかってるんだけど…… 放っておくとね、どこかにふら~っと飛んでいって…… 誰も知らないところで、消えてしまいそうだから…… 帰らないで………もっと、傍にいて………わたしを、支えてほしい……… もちろん、タダでは住まわせるのはムリだから…… 一緒に、店を切り盛りしてもらわないと、いけないけれど…… ……うん……ここは、亡くなった夫と始めた店…… 思い出が残りすぎてる……本当は、新しいことを始めたほうがいいんだろうけど…… でも、違う気がするの……あの人が残したからではなく、自分自身のために…… そして、あなたのためにも……それなら、やっていく価値はあると思う お客さんもね……最初は戸惑うだろうけど、きっとすぐに馴染むと思うわ だって……私が決めた人ですもの……夫と子供の思い出を、振り切ってまで…… みんな楽しそうにしてくれてるけど、ずっと張り詰めてる…… わたしが、どうにかなってしまわないかって…… あなたはきっとここでなら、たくさんの人を笑顔にすることができると思うわ だから……ここにいてほしいと思うの……酔狂でもなんでもない ぼんやりとだけどね……見えるから…… 錆び付いていた色んな歯車が、うまく回るのが…… そして、私も………わたしを、一番しあわせにして……… あなたも、一番しあわせにするから………すごく、頑張るから……… 求めて、もとめられて………生を、与え合って………色んなものを、抱えながら……… 一緒に、生きていきましょう………今度こそ、未来を失わないように……… END