◆トラック6 では、反対のお耳の耳かきをしていきますね。 右耳が上になるように、体勢を変えてもらってもいいですか? ありがとうございます。 それでは、耳かきを始めますね。 こちらのお耳も、まずは入口近くの、浅いところからカリカリしますよ。 かりかり……かりかり……。 かりかり……かりかり……。 いかがでしょう? 刺激、強すぎませんか? ふふ、よかったです。 では、同じくらいの強さで、耳かきを続けますね。 かりかり……かりかりかり……。 かりかり……かりかりかり……。 耳の穴は、音と言葉の通り道です。 ここが塞がっていると、 綺麗な音も、あたたかい言葉も、心には届きません。 今、耳の穴を塞いでいる耳垢は、 私が責任をもって掻き出しますからね。 かりかり……かりかり……。 かりかり……かりかり……。 かりかりかり……。 耳の中を清めることは、心を清めることにも通じます。 こうやって耳かきをしている内に、あなたの心も、 だんだん軽くなっていきますからね。 ん… ふぅ‥ …はぁ… ん‥ んん… と… はぁ… はぁ… はぁ… ふぅ…スゥ… ふぅ… では、もう少し奥にある耳垢も取っていきますね。 もし、痛みがあれば、すぐに教えてくださいね。 かりかり……かりかり……。 かりかり……かりかり……。 かりかり……かりかり……。 かりかり……かりかり……。 大丈夫そうですか? では、このまま、奥の方の耳垢も取っていきますね。 かりかり……かりかりかり……。 かりかり……かりかりかり……。 奥の方に、大きめの耳垢がありますね。 かなり……大きいですね。 これは、ちょっと慎重に取った方が良さそうですね。 かり……かり……かり……。 かり……かり……かり……。 あと、ちょっとで……取れそう……。 かり……かり……かり……。 かり……かり……かり……。 ん…♡ふふ、 取れました。 かなりの大物でしたね。 小さい耳の穴の中に、 こんなに大きなのが入ってたのは驚きですね。 それでは、残りの耳垢も、全部取っていきますね。 かりかり……かりかりかり……。 かりかり……かりかりかり……。 ん… ふぅ‥ …はぁ… ん‥ んん… と… はぁ… はぁ… はぁ… ふぅ…スゥ… ふぅ…しょ… はい、いい感じです。  耳かき棒で取れそうな耳垢は、全部取れました。 それでは、次は梵天の方で、お掃除しますね。 ふわふわの梵天で、残った細かな耳垢をさらっていきます。 梵天も、まずは入口の方から。 こちょこちょ……こちょこちょ……。 こちょこちょ……こちょこちょ……。 こちょこちょ……こちょこちょ……。 こちょこちょ……こちょこちょ……。 どうです? くすぐったく、ありませんか? 大丈夫そうなら、このまま優しく、さすっていきますね。 くるくる…くるくる… くるくる…くるくる やさしく… やさしく… ふわふわ…ふわふわ ふわふわ…ふわふわ… はじめは、ちょーっと、くすぐったいかもしれませんが、 それがだんだん気持ちよくなりますよ。 こちょこちょ……こちょこちょ……。 こちょこちょ……こちょこちょ……。 こちょこちょ……こちょこちょ……。 ふわふわ…ふわふわ ふわふわ…ふわふわ… ふわふわ…ふわふわ… 梵天のふわふわ、気持ちよくなってきました? このふわふわで、あなたのストレスを吸い取っちゃいますね。 ごそごそ… ごそごそ… ごそごそ… ごそごそ… もう、ほとんど綺麗になりましたね。 あと、ちょっとだけ仕上げを……。 はい。梵天もおしまいです。 これで、右耳の耳の穴も清められて、淀みはなくなりました。 耳は、内側と外側を繋ぐ門です。 今までは遮られていた、あたたかな自然の音も、 これで通るようになりました。 では、最後の仕上げに「耳ふー」をしますね。 あなたの良縁と幸福を願って、吐息で祝福を与えます。 ふーっ。 ふーっ。 息と一緒に、幸福を送ります。 あなたの明日が、いい日になりますように。 ふーっ。 ふーっ。 こうやって息をふきかけると、 不安が消えて、安らぎだけが残りますよ。 ふーっ。 ふーっ。 はい、「耳ふー」もこれで終わりです。 両耳とも、とても清らな状態になりました。 しかし、日々の生活の中で、 また耳に邪気や濁りが溜まることもあるでしょう。 そういった時には、また、この神社を訪ねて下さいね。 さて、これで耳を清める儀式は、全て終わりです。 ここまで、よく頑張りましたね。 こういった儀式を受けるのは初めてで、緊張したでしょう。 今から子守歌を囁くので、ゆっくり体を休めてくださいね。