◆トラック4 それでは、今度は聖水を手になじませて、 お耳をマッサージしていきますね。 先ほど、綿で拭いた際に、 耳の表面にあった穢れは清められました。 今度は耳をマッサージすることで、 耳の内に残ってしまっている穢れをほぐしていきますね。 どうぞ、肩の力を抜いて……。 そのままリラックスしてください。 まずは、こちらのお耳から。 手のひらを耳に添えて……。 上から下へ、やさしく撫でさせていただきますね。 最初は少し冷たいかもしれませんが、私とあなたの体温で、 徐々に温まりますからね。 こうして撫でていくと、だんだんと落ち着いて、 リラックスできますからね。 心の余計なざわめきが静まり、安らぎが訪れるんです。 今度は反対方向です。 下から上へ、やさしく撫でていきますね。 どんよりと落ち込んでいる気持ちを 『上へ上へ』と持ち上げていきますよ。 留まっていた気が体を巡ることで、体に活力が戻りますからね。 最後に、耳全体を、手のひらでぎゅ~っと包み込みます。 いかがでしたか? ぎゅ~っと包み込んだ後に、 パッと離した瞬間の解放感を楽しんで頂けましたか? では、次はこちらのお耳に移りますね。 聖水を、もう一度、指先に含ませて……。 まずは上から下へ、手のひらでゆっくり撫でていきます……。 優しく、丁寧に……。 心が穏やかになっていくのを感じますか? 次は下から上です。 左耳だけではなく、右耳も整えることで、 陰陽の調和が保たれます。 巡っていく気の流れを感じながら、リラックスしてくださいね。 最後に、耳を『ぎゅ~っと』包み込んでいきますね。 はい、右のお耳も、すっかり清められました。 次は、両方の手を使って、両耳を撫でていきますね。 この両方の手を使うというのが、肝心です。 例えば、神様にお祈りをする時には、 両方の手を使って「かしわで」をたたきます。 これは神への感謝だけではなく、邪気を退散させて、 陽の気を呼び込む力があるとされます。 そしてこれは「かしわで」だけではなく、 両の手を使って出す音には、特別な力が宿るのです。 それでは、まず、耳の上から下へ、両耳を撫でていきますよ。 両耳を同時に撫でることで、 体の気のバランスがより保たれていきます。 雑念が静まり、心の中が澄んでいきます。 とても、とても、おだやかな気持ちになっていきます。 次は下から上へ 眠っていた力が、体の中に広がっていきますよ。 気が頭から、さらに上へ抜けて、立ち上っていきます。 次は、両耳を手で、ぎゅ〜っと包み込みますね。 両耳が覆われると、外界の音が遠のいて、 自分だけの静かな居場所が現れるのです。 この感覚を、あなたは知っています。 それは、とても懐かしい感覚。 あなたがまだ産まれる前、 お母さんのおなかの中にいた時の感覚です。 お母さんの中で聞いた外の音は、 羊水を通して聞こえるため、 低く、くぐもった響きでした。 両手で耳を覆った時に聞こえる音は、 ちょうど、その頃に聞いた音とよく似ています。 この音を聴いていると、まるで誰かに守られているような、 そんな安心感が心の中に広がっていきますからね。 それでは、また両手で耳を撫でるところから、繰り返していきますよ。 まずは上から下へ。 耳から肩へ、肩から腰へ、気が流れていきますよ。 心にたまった雑念も、一緒に流れ落ちていきます。 次は下から上へ 『上へ上へ』と撫でられるたびに、心がだんだん軽くなります 心が軽くなると、一緒に、体もなんだか軽くなっていきます。 最後に、両耳を包み込んでいきますね。 はい。これで、お耳も心も、すっかり清らかになりました。 どうでしょう……? 少し体が軽くなったように感じませんか? この後の耳かきで、 さらに深いところにある邪気を祓っていきますね。