キミと一緒に『恋と癒しの記念日』シリーズ ~友達以上恋人未満の如月 愛衣(きさらぎ あい)と最初で最後のバレンタイン~ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック1:友達以上恋人未満の如月愛衣(きさらぎあい)と最初で最後のバレンタイン ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー /SE:入り口の扉の音(カランカラン) 以下;ボイス位置:8 【愛衣】 「ありがとうございましたー」 【愛衣】 「今のお客さんでラスト、だね。それじゃ今日も閉店作業を始めようか」 【愛衣】 「えと、わたしは食器を片付けるから、キミは店内のお掃除をしてくれるかい?」 【愛衣】 「あ、そうだその前に店の前の看板を下げておいてほしい」 【愛衣】 「今日は珍しく雪が降っていたから多分ちょっと埋もれているかもだけど」 【愛衣】 「というか……うん。バレンタインに雪が降るなんてホント珍しい」 【愛衣】 「この街でこんなに積もるなんて何年ぶりだろうね」 【愛衣】 「ふむ……最後に積もったのは……あ、たしか四年前。キミがこのカフェのアルバイトの面接に来た日以来じゃないかい?」 【愛衣】 「あの日のキミ、雪まみれで大変だったでしょ」 【愛衣】 「覚えているよ。わ……この人、こんな雪の中でもちゃんと真面目に来るんだって思った」 【愛衣】 「店から面接は後日で大丈夫って電話をかけようとしても、キミの携帯の充電が切れていて繋がらなくて」 【愛衣】 「ふふ、あの時に出した温かいコーヒーはおいしかったかい?」 【愛衣】 「そっか、それはよかった。っと、立ち話もアレだね。このままでは閉店作業が進まなくなってしまう」 【愛衣】 「ん、ではよろしくね」 *ーーーーー数秒の間(場面転換)ーーーーー* /SE:コーヒーを淹れる音(コーヒーメーカー) /SE:歩く音(ローファー系の靴) 【愛衣】 「ん、お疲れ様。隣いいかな?」 /SE:座る音 /SE:テーブルにコーヒーカップを置く音 以下;ボイス位置:3 【愛衣】 「はい、どうぞ。ああ、これはわたしの考案した特製ブレンドのバレンタインコーヒーだよ」 【愛衣】 「今日は早々に売り切れてしまったけど、実はわたしとキミの分の材料は取って置いたんだ」 【愛衣】 「あ、お代はちゃんと店長……母さんに払っておいたからご心配なく」 【愛衣】 「ふふ。あ、モチロン、キミの分は給料から天引きだよ?……なんてね、冗談」 【愛衣】 「これはわたしからキミへのサービスさ」 【愛衣】 「就活が終わってからずっと連日、店で働いてくれているし」 【愛衣】 「今日だってせっかくのバレンタインなのに朝からわたしと二人きりで働き詰め」 【愛衣】 「キミも大学生活の終わりが近いのだから、働いてばかりいないで他の人みたいに最後のモラトリアムを楽しまないのかい?」 【愛衣】 「とはいえどうせキミのことだ。大学から帰っても特にやることがないから、なんとなくここで時間を潰しているんだろ?」 【愛衣】 「ふふ、キミとはもう長い付き合いだからね。それくらい友達のわたしには分かる」 【愛衣】 「……ん、やはりこのコーヒーは豆が良い。コクがあって口溶けも最高だ」 【愛衣】 「あ、思い出したみたいだね?この味のこと」 【愛衣】 「このバレンタインコーヒーにはキミの面接の時に出したコーヒーとほぼ同じ材料を使っているんだ」 【愛衣】 「別に深い意味はないんだけど何故だろうね。”なんとはなしに”これが良いって思ったんだ」 【愛衣】 「自分でもよく分からないけど、学生生活最後のバレンタインにはこれだって」 【愛衣】 「実際、売れ行きも好評だったし、お客さんに味も褒められて嬉しかった」 【愛衣】 「でもまぁ強いて言うなら、これにしようと思ったキッカケはきっとキミかもしれないね」 【愛衣】 「ん?なにを不思議そうな顔をしているんだい?あの面接の時にキミは美味しそうにこのコーヒーを飲んでいたじゃないか」 【愛衣】 「温かくて美味しい、この味が好きだって」 【愛衣】 「そうだ。キミにわたしからあの時の恩返しをさせてほしい」 【愛衣】 「ふふ、遠慮なんてしなくていい。せっかくのバレンタインだ、女性からの好意を素直に受け取りたまえよ?それに、さ……」 【愛衣】 「わたしの淹れたコーヒーをキミは好きだと言ってくれた。それだけのことが本当にうれしくてね……だからそのお礼にキミのことをたくさん癒させてほしいんだ」 【愛衣】 「あ、と言っても変な意味じゃないからそういう期待はしないように。ふふ、残念だったね」 【愛衣】 「しかし、そうだね……バレンタインチョコレートは別に用意していないし」 【愛衣】 「キミへの贈り物もすぐには用意できない……とならばアレかな」 【愛衣】 「ふふ、お耳かきなんていかがだろうか?」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック2:義理お耳かき、最後のバレンタインプレゼント(右の耳かき+梵天) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー /収録中の台本の耳かきの表記(/SE:耳かき音(右の耳かき:30秒程度))等は一律3秒程度の呼吸音でOK。 →本編全トラック収録後に、左右のそれぞれ立ち位置で1分程度の耳かき中の呼吸音(実際に耳かきをしている風)の素材録りをさせてください。 【愛衣】 「おや、男性は女性にお耳かきをされたい生き物だと雑誌か何かで読んだけれど、違ったかな?」 【愛衣】 「ふむ。これは困ったな。とはいえ、とりあえず今できることと言ったらそのぐらいしかない」 【愛衣】 「それにほら。お耳かき棒ならいつも持ち歩いているこのポーチに入っているから、すぐに出せるのだけれど」 【愛衣】 「やはりこういうのはちゃんとした恋仲の男女がするべきモノなのかな?」 【愛衣】 「わたしは別に友達のキミにならこのくらいはしてもいいと思っているが」 【愛衣】 「しかしキミが嫌なら……何か別の……うーむ」 /SE:時計の針の音(数秒) 【愛衣】 「……少し考えてはみたが、ふむ。他に思い浮かばないのでやはりお耳かきにしよう」 【愛衣】 「わたしたちは恋仲ではないが、まぁ義理チョコレートならぬ義理お耳かきと言うことでここはひとつ」 【愛衣】 「何を困った顔をしているんだい?いいからほら観念したまえ」 【愛衣】 「えーと、はい。ポンポン、ほらわたしのお膝に頭を預けてくれ」 【愛衣】 「……早くしてくれよ?さすがのわたしもそんなじっとこちらを見られると恥ずかしいのだが?」 /SE:頭を膝に乗せる音 ;以下、ボイス位置:3 演出:ここから先ほどよりもマイクに近づく 【愛衣】 「ふむ、素直でよろしい。そう、これは義理。あくまで義理だからなんの問題もない」 【愛衣】 「友達のわたしからのバレンタインプレゼントってことで納得してくれたまえ」 【愛衣】 「……しかしアレだな。自分で言うのも憚(はばか)られるが、その……」 【愛衣】 「わたしは世の男性が喜ぶような身体をしていない……いわゆる貧相な肉体だ」 【愛衣】 「だから、その……なんだ。キミが期待するようなふかふかの膝枕でなくてすまない」 【愛衣】 「しかし……すぅ……ふううううううぅぅぅぅぅぅ……」 (右の耳吹き:5秒程度) 【愛衣】 「その分こうやってキミをしっかりと癒してみせるから、その辺は妥協してくれると嬉しい」 【愛衣】 「え、いきなりのお耳ふーでびっくりした?」 【愛衣】 「あ、すまない。お耳かきの最初はお耳ふーと決まっていてね、つい」 【愛衣】 「ふふ、驚かせてしまったね、失敬、失敬」 【愛衣】 「コホン、では気を取り直してキミのお耳の中を少し拝見させてもらうよ」 【愛衣】 「ふむふむ……なるほど、なるほど……」 【愛衣】 「うん、汚れがいっぱい溜まっているね、端的に言うと汚い」 【愛衣】 「ああ、別に引いてはいない。むしろやりがいさえ感じるお耳だと思う」 【愛衣】 「さ、では早速だけどお耳の浅いところからお耳かきを始めていこうか……」 【愛衣】 「かりかり、かりかり......こそこそ、こそこそ......」 /SE:耳かき音 (右の耳かき:30秒程度) 【愛衣】 「お耳を傷つけないように……慎重、に、かりかりと……」 【愛衣】 「え?ああ、この声が気になるかい?」 【愛衣】 「あー、わたしは集中してなにかをする時に独り言が出てしまう”キライ”があってね」 【愛衣】 「まぁクセみたいなものだから、気にしないでくれ」 /SE:耳かき音 (右の耳かき:30秒程度) 【愛衣】 「ふむ……しかし人にお耳かきをするのはこれが初めてだけど……」 【愛衣】 「しっかり汚れも取れていて、我ながら自画自賛をしてしまいそうだ」 【愛衣】 「元より手先は器用な方だからね。小さい頃からこの店の手伝いもしてたし」 /SE:耳かき音 (右の耳かき:30秒程度) 【愛衣】 「雑誌の取材も来るくらい人気なカフェの一人娘のわたしは、小さい頃から店が忙しいときはいつも手伝いに借り出されてね」 【愛衣】 「そのせいで仕事の優先順位を付けるのが得意になったし。なるべく早くて丁寧な仕事をするように心がけるようにもなった」 【愛衣】 「そりゃ器用にもなるってハ・ナ・シ。ふふ、おかげでちょっと同世代の子たちと遊ぶ機会も少なくて、価値観や考え方もかなりズレてしまった」 【愛衣】 「そのせいでほら、わたしの喋り方もかなり変わっているだろう?」 /SE:耳かき音 (右の耳かき:30秒程度) 【愛衣】 「ちなみにこれは昔からよくしてくれる常連さんの口調が移ってしまったんだ」 【愛衣】 「そう。こんな喋り方だから変わり者ってよく言われる」 /SE:耳かき音 (右の耳かき:30秒程度) 【愛衣】 「……そういえばあの常連のお姉さん、いつも同じ本を読んでいるかも?」 【愛衣】 「ちらっとしか見てないのに、ついついその本のタイトルを覚えてしまったよ」 【愛衣】 「あの本はたしか昔流行ったらしい【愛空】っていう作品だったかな。知ってる?」 /SE:耳かき音 (右の耳かき:30秒程度) 【愛衣】 「……そうなんだ。同じだね、実はわたしもあんまり詳しくない」 【愛衣】 「っと、そろそろお耳の中の方をお掃除していこうか」 【愛衣】 「あ、そうだ。今更だけどもしお耳に違和感や痛みがあったら言ってほしい」 【愛衣】 「お耳かきは初めてだからまだ慣れていなくて、力の加減が分からないんだ」 /SE:耳かき音 (右の耳かき:30秒程度) 【愛衣】 「お耳の中は……わ、やはり汚れがすごい」 【愛衣】 「これちゃんと聞こえているのかい?というか自分でお耳かきしているのかな?」 【愛衣】 「確かに人間の機能的に自動的に汚れは落ちていくらしいけど……」 /SE:耳かき音 (右の耳かき:30秒程度) 【愛衣】 「……ふむ。これはすこしだけ心配になるレベルだよ」 【愛衣】 「最近ウチの店で働いてそのまま気絶するように寝ているとは言っていたが……」 【愛衣】 「お耳かきをするのも億劫になるほどだったのかい?」 /SE:耳かき音 (右の耳かき:30秒程度) 【愛衣】 「あ、そしたらこれはアレか。店としても責任を持ってキミのお耳をキレイにする必要があるのかな」 【愛衣】 「じゃあこれはわたしからのプレゼント兼福利厚生と思って、そのままリラックスしていてほしい」 【愛衣】 「って、福利厚生がお耳かきって……なにそれ、おもしろい」 /SE:耳かき音 (右の耳かき:30秒程度) 【愛衣】 「大学の四年間ずっとこの店で働いてくれてありがとね」 【愛衣】 「なにさ、その驚いた顔は?いくらわたしだって、人への感謝くらい当たり前に出来る」 【愛衣】 「性格も話し方も浮世離れしているのは自覚しているが、いわゆる一般常識くらいはちゃんとある……つもりだ」 /SE:耳かき音 (右の耳かき:30秒程度) 【愛衣】 「というよりアレだ。キミはわたしをなんだと思っているんだい?」 【愛衣】 「んー?あ、目を逸らしたね。ふーん、そうかい、そうかい」 【愛衣】 「まぁキミにどう思われていようと…………いいけど、別に」 /SE:耳かき音 (右の耳かき:30秒程度) 【愛衣】 「っと、お耳の中の方はこのくらいでいいかな」 【愛衣】 「そしたら次は奥の方をお掃除していこう」 【愛衣】 「ではでは……かりかり、かりかり......こそこそ、こそこそ......」 /SE:耳かき音 (右の耳かき:30秒程度) 【愛衣】 「奥の方はさっきよりも慎重に……けっしてお耳を傷つけないように……」 【愛衣】 「そういえばこんな夜遅い時間にのんびりお耳かきしてるけど、キミは大丈夫なのかい?」 【愛衣】 「わたしは何時でも平気。店の鍵は預かっているし、どうせ家はここの三階だから外には出ないし」 【愛衣】 「それよりもキミ、なんだかすこし眠そうだね?まぁこれが終わるくらいまではゆっくり出来るってことかな」 /SE:耳かき音 (右の耳かき:30秒程度) 【愛衣】 「んっ……っと、かりかり、かりかり……ここら辺はこうやって優しく丁寧に……」 【愛衣】 「うむ。まさかこうやってキミにお耳かきをする時が来るとはね」 【愛衣】 「たしかに言い出したのはわたしだが……改めてこの状況を見るとすごい、ね」 /SE:耳かき音 (右の耳かき:30秒程度) 【愛衣】 「というかキミももうすっかりわたしに身を預けているじゃないか」 【愛衣】 「最初はあんなに遠慮していたのにさ、ふふ」 【愛衣】 「ん……かりかり、かりかり......こそこそ、こそこそ......」 /SE:耳かき音 (右の耳かき:30秒程度) 【愛衣】 「はい。ではこれでお耳かきは終わりにして、仕上げの梵天といこうか」 【愛衣】 「ああ、そうそう。このお耳かき棒の反対側に付いている白いふわふわのことだよ」 【愛衣】 「これはくすぐったいが、どこか心地よくてわたしも気に入っている」 【愛衣】 「あ、安心してくれ。実はこれはわたしが普段使っているお耳かき棒とは別の新品だよ」 【愛衣】 「たまたま近くでやっていたアンテナショップで買った狐の毛を使ったお耳かき棒」 【愛衣】 「や、なんか物珍しくてね、つい買ってしまったよ」 【愛衣】 「だって狐の毛を用いた梵天ってちょっと気になるじゃないか」 【愛衣】 「まぁ自分で使う前にキミで実験ってことになってしまったけど、ふふ」 【愛衣】 「さて、それじゃキミのお耳に梵天を挿れていこうか」 【愛衣】 「つーっと、お耳の中に……ふわふわ、ふわふわ……しゅっしゅ……」 /SE:耳かき音(梵天) (右の梵天:30秒程度) 【愛衣】 「あ、こら。急にビクッと身体を震わせないでくれ」 【愛衣】 「くすぐったいのは分かるが危ないから、ね?」 【愛衣】 「まぁ……どうしても耐え切れないというなら、わたしの制服の裾を掴んで良いよ」 /SE:耳かき音(梵天) (右の梵天:30秒程度) 【愛衣】 「ふふ、我慢してるね。可愛い、うん。キミいますっごく可愛い」 【愛衣】 「あ、遊んではいないから安心したまえ」 【愛衣】 「キミを傷つけてしまったら大変、だからね」 /SE:耳かき音(梵天) (右の梵天:30秒程度) 【愛衣】 「はい、あと少しの我慢……もうちょっとでこの梵天お掃除も終わりだから……」 【愛衣】 「リラックスして、このふわふわの感触を享受するといいよ」 【愛衣】 「ふふ……ふわふわ、ふわふわ……しゅっしゅ……」 /SE:耳かき音(梵天) (右の梵天:30秒程度) 【愛衣】 「はい、おしまい。お疲れ様でしたー。それで……お耳の中は……」 【愛衣】 「ふむふむ。もう完璧にキレイになっているね」 【愛衣】 「そしたら今度は反対側のお耳もお掃除していこうか」 【愛衣】 「キミも片方だけなんて気持ち悪いでしょ?」 【愛衣】 「いいから、まだまだわたしに身を預けてゆっくりしていてくれ」 【愛衣】 「まぁとりあえず今はわたしの合図で反対側を向いてほしい」 ;最後の「ごろーーーーーーーん......」で反対側へ 【愛衣】 「じゃあいくよ?せーの……ごろーーーーーーーん......」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック3:本命お耳かき、最初のバレンタインデート(左耳の耳かき+梵天) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;以下、ボイス位置:7 【愛衣】 「ふふ、はいとっても良いゴローんでした。ぱちぱち」 【愛衣】 「いや馬鹿にしているわけではないよ。素直に可愛いとそう思ったんだ」 【愛衣】 「ふふ、キミを癒しているとなんだかすごく胸がポカポカする」 【愛衣】 「なんだろうねこれは……?あ、実は今だけじゃないんだ」 【愛衣】 「最近キミと一緒にいる時はいつもこんな風になる」 【愛衣】 「うーん、変だ。他の人といる時にはこんなことまったくないのに」 【愛衣】 「ふふ、おかしいね……すぅ……ふううううううぅぅぅぅぅぅ……」 (左の耳吹き:5秒程度) 演出:耳元でささやき 【愛衣】 「……ところでキミは、わたしのことをどう思っているんだい?」 【愛衣】 「おや?固まってしまった。ふむ、わたしはいまキミに何か変なことを聞いたのだろうか?」 【愛衣】 「なにか語弊のある言い方をして期待をさせてしまっていたらすまない」 【愛衣】 「あー、まぁなんだ。今のは忘れてくれていい」 【愛衣】 「そんなことより、そろそろお耳かきを再開していこうじゃないか」 【愛衣】 「ほら、お耳に挿れていくよ?……かりかり、かりかり......こそこそ、こそこそ......」 /SE:耳かき音 (左の耳かき:30秒程度) 【愛衣】 「こっちもお耳の浅いところからゆっくり、丁寧に……」 【愛衣】 「キミの耳はなんだろうね。こう……触っていておもしろい」 【愛衣】 「ふにふにしていて、まるで猫の肉球のようだ」 /SE:耳かき音 (左の耳かき:30秒程度) 【愛衣】 「ふにふに、ふにふに……ふふ、キミのお耳はやわらかいね」 【愛衣】 「ついつい、いつまでも触っていたくなる」 【愛衣】 「……ふむ。よく考えみたらキミにこうやって触れたのは今日が初めてかもしれないね」 /SE:耳かき音 (左の耳かき:30秒程度) 【愛衣】 「まぁそもそもわたしから誰かに触れたいと思うことはないのだけれど」 【愛衣】 「あ、別に人間が嫌いだからとかそういうことじゃない」 【愛衣】 「お察しの通り、わたしはそもそも人付き合いが苦手だ」 /SE:耳かき音 (左の耳かき:30秒程度) 【愛衣】 「そもそも友達と呼べる相手も数えるほどしかいない。ましてや男子の友人などキミだけだ」 【愛衣】 「友人どころか同世代で親しい会話をするのもキミくらいだよ」 【愛衣】 「ふむ。そういう意味ではキミはわたしにとっては特別な存在ということになるのかな」 【愛衣】 「っと、余談が過ぎてしまった。今はお耳かきに集中……」 /SE:耳かき音 (左の耳かき:30秒程度) 【愛衣】 「うん。浅いところはこのくらいにして、次はお耳の中の方をお掃除していこうか」 【愛衣】 「こっちのお耳も汚れが溜まっているからね、しっかりケアしないと」 【愛衣】 「そうこれはわたしからの義理お耳かきだからね。キチンと入念にお掃除を、ね」 /SE:耳かき音 (左の耳かき:30秒程度) 【愛衣】 「……ここと、あとこの辺の汚れを丁寧に取り去っていって」 【愛衣】 「うん、もうだいぶお耳かきにも慣れてきたみたいだ」 【愛衣】 「コツは掴んだし、それなりにキレイにお掃除できてる」 /SE:耳かき音 (左の耳かき:30秒程度) 【愛衣】 「ところでさっきわたしがキミに問いかけたことを覚えているかい?」 【愛衣】 「そう、キミがわたしをどう思っているかという質問だ」 【愛衣】 「ああ、いやそんな身構えなくていい。別にすぐに答えを聞きたいというわけじゃない」 【愛衣】 「いまお耳かきをしながら考えてみたんだ。逆にわたしはキミをどう思っているのかと」 /SE:耳かき音 (左の耳かき:30秒程度) 【愛衣】 「こうして恋仲でもないような人にお耳かきをしたくなる。誰かに触れたいなんて考えたこともないわたしがキミに触れるのを心地良いと感じる」 【愛衣】 「この考えと思いは、はてなんだろうってね」 【愛衣】 「そしてわたしなりに結論を出してみた」 【愛衣】 「つまりわたしはキミを好きなのではないだろうか、とね」 【愛衣】 「おっと、急に身体を動かさないでくれ。危ないだろう」 /SE:耳かき音 (左の耳かき:30秒程度) 【愛衣】 「あー、なるほど。すまないあまりにもさらっと言ってしまった」 【愛衣】 「なんというか、あまりそういう……いわゆる色恋沙汰には興味がなくてね」 【愛衣】 「つまるところノンデリな発言をしてしまったと反省しているよ」 【愛衣】 「キッカケかい?そうだね……キミはわたしが淹れたコーヒーを好きだと言ってくれた」 【愛衣】 「先ほども言ったが本当にそれだけの理由だよ」 /SE:耳かき音 (左の耳かき:30秒程度) 【愛衣】 「たったそれだけの理由でキミを好きになった。でも”たったそれだけ”でもわたしにとっては大きな理由さ」 【愛衣】 「あの雪の日、面接の時のコーヒーがキッカケになったとそういうわけだ」 【愛衣】 「ふふ、おかしいかな?」 【愛衣】 「さて、それじゃあ改めてキミに問おうか」 【愛衣】 「キミはわたしのことをどう思っているのかな」 /SE:耳かき音 (左の耳かき:30秒程度) 【愛衣】 「そうか、なるほど。ふふ。キミがやたらこの店でがんばってくれていた理由が分かったよ」 【愛衣】 「あの日にキミはわたしに一目惚れをした、か」 【愛衣】 「ふふ、なんとも可愛らしい……いや、キミらしい純粋でまっすぐな理由だ」 【愛衣】 「うん、うれしいよ」 【愛衣】 「さて、これでわたしたちは両思いということが判明したわけだが、どうする?」 /SE:耳かき音 (左の耳かき:30秒程度) 【愛衣】 「……なんて聞くまでもないね。というよりいまのこの状態が答えだ」 【愛衣】 「ふふ、おめでとう。晴れてこれは義理お耳かきではなく、本命お耳かきになったと言うわけだ」 【愛衣】 「と言っても、実はやることはなにも変わらないのだがね」 【愛衣】 「ほら、そろそろお耳の奥の方をお掃除していこうか」 【愛衣】 「ん、今はただそのままゆっくりしていてくれていい。話ならあとでいくらでも出来るさ」 【愛衣】 「ん……かりかり、かりかり......こそこそ、こそこそ......」 /SE:耳かき音 (左の耳かき:30秒程度) 【愛衣】 「今日はバレンタインで幸せそうなカップルをたくさん眺めていたら……」 【愛衣】 「まさか今日の自分がカップルになる側とは、いやはや人生なにがあるかわからないね」 【愛衣】 「ふふ、でもそうか……これが愛しいと思う気持ちか」 /SE:耳かき音 (左の耳かき:30秒程度) 【愛衣】 「こうして好きな人を癒したくなる。体温を感じるだけで心が温かくなる」 【愛衣】 「不思議だね。わたしは今まで勉強とこの店くらいしか興味がなかったから」 【愛衣】 「この胸が高鳴るような思いは初めてなんだ」 /SE:耳かき音 (左の耳かき:30秒程度) 【愛衣】 「そう。ドキドキしてる。この姿勢だからキミにも心臓のドキドキが聞こえるかもしれないね」 【愛衣】 「ちなみにキミの体温が少し高くなってるの分かるよ」 【愛衣】 「ん、キミもドキドキしてるんだ。ふふ」 【愛衣】 「……かりかり、かりかり......こそこそ、こそこそ.....」 /SE:耳かき音 (左の耳かき:30秒程度) 【愛衣】 「さ、奥の方のお掃除はこのくらいで良いかな」 【愛衣】 「そしたらまたこっちのお耳もさっきのふわふわをしていくよ」 【愛衣】 「ん、梵天。よく覚えていたね、偉いぞ」 【愛衣】 「ん、じゃあしていくね……ふわふわ、ふわふわ……しゅっしゅ……」 /SE:耳かき音(梵天) (左の梵天:30秒程度) 【愛衣】 「お耳の中の細かい塵汚れを取り去るように……」 【愛衣】 「あ、ほら、くすぐったくても動かないでくれ」 【愛衣】 「危ないし……それにあんまりモゾモゾとお膝の上で動かれると、その……ね?」 /SE:耳かき音(梵天) (左の梵天:30秒程度) 演出:少しの沈黙 【愛衣】 「…………実は、時折キミのことを夢で視ていたんだ」 【愛衣】 「夢の中では、いつもキミと二人きりだった」 【愛衣】 「このカフェで仲良くデート……うん、デートをしていた」 /SE:耳かき音(梵天) (左の梵天:30秒程度) 【愛衣】 「ちょうど今いるこの席で向かい合って幸せそうに笑っていた」 【愛衣】 「いま少しデジャビュのような感覚になってね、思い出したよ」 【愛衣】 「そうだね。考えてみれば……とっくに答えは出ていた、というわけだ」 【愛衣】 「んっと……ふわふわ、ふわふわ……しゅっしゅ……」 /SE:耳かき音(梵天) (左の梵天:30秒程度) 【愛衣】 「さて、梵天もこれでおしまい……なのだけれど」 【愛衣】 「まだキミと……もう少しでいい。一緒にいたい」 【愛衣】 「それに外は雪がまだ降っているから……すこし落ち着くまでここにいてくれないかな?」 【愛衣】 「ん、ありがとう」 【愛衣】 「ん、そろそろコーヒーも冷めてしまっているね」 【愛衣】 「いま温かいのを入れ直す」 【愛衣】 「ああ、キミはそのままわたしのお膝でゆっくりしていてくれていい」 【愛衣】 「ほらこれ、この水筒をね、最初に用意しておいたんだ」 【愛衣】 「保温性があってお気に入りのモノなんだ」 /SE:コーヒーを淹れる音 【愛衣】 「はい、キミのコーヒー。ここに置いておくね」 /SE:テーブルにコーヒーカップを置く音 【愛衣】 「ん、おいしい。でも……なんだろう。不思議、ブラックなのに少し甘い?」 【愛衣】 「ふむ、気持ちの問題かな。うん、変だね」 【愛衣】 「ふふ。あ、そうだ。キミにもうひとつだけわたしから送りモノをしてもいいかい?」 【愛衣】 「うん、きっとこれはキャンディーよりもチョコレートよりも、もっと甘いモノだよ」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック4:キャンディーよりもチョコレートよりも、もっと甘いモノ(両耳のお耳ふー) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー *収録中の台本の耳ふーの演技は全て有声音ではなく、無声音でお願いいたします。 →収録当日に少し説明も兼ねてレクチャーをさせていただきます。 ;以下、ボイス位置:7 【愛衣】 「せっかくのバレンタインで、しかも付き合った記念だ」 【愛衣】 「まぁ我ながらこのプレゼントは少し……まぁまぁ恥ずかしいと自覚しているが……」 【愛衣】 「どうやら世のカップルがするお耳かきの仕上げというのはコレらしい」 【愛衣】 「……すぅ……ふううううううぅぅぅぅぅぅ……」 【愛衣】 「……ふううううううぅぅぅぅぅぅ…………ふううううううぅぅぅぅぅぅ……」 【愛衣】 「……ふー、ふー、ふー……ふううううううぅぅぅぅぅぅ……」 【愛衣】 「ふふ、どうかな?あれ、なんかキミ固まっていないかい?」 【愛衣】 「おーい?生きてる?え、今は話しかけないでほしい?……なぜだい?」 【愛衣】 「うん?わ、キミお耳真っ赤だね。あー、なるほど……」 【愛衣】 「差し詰め、恋仲の女の吐息でドキドキしている、というところか」 【愛衣】 「ふふ、可愛らしい、ね」 【愛衣】 「……すぅ……ふううううううぅぅぅぅぅぅ……」 【愛衣】 「……ふー、ふー……ふううううううぅぅぅぅぅぅ……」 【愛衣】 「……ふううううううぅぅぅぅぅぅ…………ふううううううぅぅぅぅぅぅ……」 【愛衣】 「ダメ。逃がさない。キミはもうわたしのモノだよ」 【愛衣】 「ふふ、残念だったね。わたしは自分の気に入ったモノは絶対に手離さないんだ」 【愛衣】 「おとなしく、そのままされるがままでいてくれたまえよ」 【愛衣】 「しかしまぁ……なんだ。キミが本当に嫌なら、その……お耳ふーは止めても、いい」 【愛衣】 「好きな人が嫌がることは……わたしもなるべくしたくない」 【愛衣】 「わたしだって自由を縛られるのは嫌だ」 【愛衣】 「……?逃げないの?……そっか、嫌じゃないんだ」 【愛衣】 「キミはいつもわたしに優しくしてくれるね」 【愛衣】 「そういえばわたしが体調を崩して寝ていた時に、ホットコーヒーを差し入れてくれたことがあったね」 【愛衣】 「そう、あの何故かとっても苦いコーヒー」 【愛衣】 「店で使っているコーヒー豆からは作ったとは思えない味のヤツ」 【愛衣】 「たしかまだキミがこの店で働き始めたばかりの頃」 【愛衣】 「急にわたしの部屋に入ってくるものだから驚いたよ」 【愛衣】 「誰かと思えば……ふふ、必死な顔したキミがそこにいて」 【愛衣】 「別にそんな大袈裟にならなくてもいいくらいの症状だったのにさ」 【愛衣】 「後で店長……母さんに怒られたんでしょ?」 【愛衣】 「勝手に店の材料を使ったのと、わたしの部屋にいきなり入ったこと」 【愛衣】 「ふふ。あー、なるほど。アレはキミがそこまでするほどわたしのことが好きだったから、なんだね」 【愛衣】 「……あの時よりもコーヒー淹れるのすごく上手になったね」 【愛衣】 「でも……そうだね。あの時の苦いの、久しぶりに飲んでみたいな」 【愛衣】 「ふふ、馬鹿にしてないよ……ありがとね」 【愛衣】 「……すぅ……ふううううううぅぅぅぅぅぅ……」 【愛衣】 「……ふううううううぅぅぅぅぅぅ…………ふううううううぅぅぅぅぅぅ……」 【愛衣】 「……ふー、ふー……ふううううううぅぅぅぅぅぅ……」 【愛衣】 「……ふふ、不意打ち。あの時わたしを驚かせた罰」 【愛衣】 「ん、わたしだって女の子なんだ。その、いきなり部屋に入ってくるのは止めてほしいな」 【愛衣】 「ん、反省しているなら、いい」 【愛衣】 「じゃあ反省ついでに、また身体の向きを反対に向けてくれるかい?」 ;最後の「ごろーーーーーーーん......」で反対側へ 【愛衣】 「少し眠いところすまないけど、いくよ?せーの、で……ごろーーーーーーーん......」 ;以下、ボイス位置:3 【愛衣】 「おっ、とと……んっ……ちょっ、ちょっとキミの髪がお膝に当たったくすぐったい、よ?」 【愛衣】 「もしかしてわざとやってるかい?」 【愛衣】 「まったく動物の愛情表現じゃないんだから……もう」 【愛衣】 「キミはあれかい?いわゆるヘンタイというヤツなのかい?」 【愛衣】 「女の子のお膝の上でモゾモゾするなんて……破廉恥すぎる」 【愛衣】 「まぁ……わたしは心が広いので許してあげ……ないことも、ないけど」 【愛衣】 「いい?他の女性に変なことをしたり、そもそも触れたりしたら許さないから」 【愛衣】 「え……いやそれは……キミに変なことをされていいかどうかって意味じゃなくて……」 【愛衣】 「あー、もう……すぅ…………ふううううううぅぅぅぅぅぅ……」 【愛衣】 「……ふー、ふー……ふううううううぅぅぅぅぅぅ……」 【愛衣】 「……ふううううううぅぅぅぅぅぅ…………ふううううううぅぅぅぅぅぅ……」 【愛衣】 「はい、おとなしくなった」 【愛衣】 「まったくキミもちゃんと男の子なんだね。普段はそんなこと興味ないって顔しているのに」 【愛衣】 「いわゆるムッツリというモノか……ふむ、わたしの彼氏、本当に大丈夫なのかな」 【愛衣】 「でもまぁ……付き合うということは必然的にそういう、ことも……」 【愛衣】 「……っ!し、知らない!うるさい!いいから、ほらっ、おとなしくしたまえよ!」 【愛衣】 「……すぅ……ふううううううぅぅぅぅぅぅ……」 【愛衣】 「……ふー、ふー……ふううううううぅぅぅぅぅぅ……」 【愛衣】 「……ふううううううぅぅぅぅぅぅ…………ふううううううぅぅぅぅぅぅ……」 【愛衣】 「……まったくキミのせいでさっきからわたしのペースが乱されてばかりだ」 【愛衣】 「別に動揺なんかしてない……と、言いたいが……どうやらまぁわたしもこのバレンタインの空気にやられているらしい」 【愛衣】 「キミは昼間のカップルたちを覚えているかい?」 【愛衣】 「見つめあって仲良さそうな二人。こっそりテーブルの下で手を握り合っているカップル」 【愛衣】 「こっちが恥ずかしくなるような会話をする人たち」 【愛衣】 「そんな幸せそうな空気にどうやらわたしも当てられてしまったらしい」 【愛衣】 「あの本を読んでいたお姉さんもそう。待ち合わせのお相手が来た途端、とても幸せそうな顔をしていた」 【愛衣】 「……わたしたちもいずれは彼らのように幸せな恋仲になれるのかな」 【愛衣】 「ふふ。まぁそれも悪くはない、ね」 【愛衣】 「と言っても、毎年バレンタインとかの記念日は店が忙しいから、こんな風に特別な日をキミと過ごすのはむずかしいのだけれど」 【愛衣】 「……すぅ……ふううううううぅぅぅぅぅぅ……」 【愛衣】 「……ふううううううぅぅぅぅぅぅ…………ふううううううぅぅぅぅぅぅ……」 【愛衣】 「……ふー、ふー……ふううううううぅぅぅぅぅぅ……」 【愛衣】 「……おや、なにを笑っているんだい?キミだって大学を卒業して就職したら、こうやって二人で過ごす時間はもっと少なくなるだろう?」 【愛衣】 「って、そういえばキミの将来を聞いたことはなかったね」 【愛衣】 「キミは卒業したら次はどんな仕事をするのかな」 【愛衣】 「いつまでもこの店でアルバイトというわけにはいかないだろう」 【愛衣】 「……え、なんだって……?それはわたしは聞いてないぞ?」 【愛衣】 「まったくキミは……どれだけわたしのことが好きなんだ……」 【愛衣】 「ふふ、このモノ好き。これからもこの店で一緒にがんばろう、ね?」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック5:You are my Valentine.〜Clumsy Love〜 (添い寝+寝息) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー /ラストのセリフに続いて寝息、吐息の音を数分間ループで収録 *このトラック中のキス音はキャラクターの年相応の感じでお願いいたします。 →もし収録中に上手くいかなかった場合、本編全トラック収録後に5テイクほど素材録りをさせていただきます ;以下、ボイス位置:2 【愛衣】 「さて……そろそろ店の灯りを消そうか」 【愛衣】 「入り口の施錠は大丈夫、キッチンの方の電気も全部切ってあるね」 【愛衣】 「後はフロアの方のチェックだけ」 /SE:窓のブラインドを閉める音 演出:窓のブラインドを閉めながら 【愛衣】 「わ、見てくれ外……雪で真っ白」 【愛衣】 「ふふ、ホワイトクリスマスならぬホワイトバレンタイン、かな」 【愛衣】 「……ねぇ、こっち見てよ?」 ;以下、ボイス位置:3 【愛衣】 「(キス音)……ふふ、驚いた?」 【愛衣】 「こういうのはわたしらしくないかもしれないが……バレンタインにキミと一緒にいられるのは素直に嬉しい。ん……ふふ、初めてのキスはほろ苦い味、だね」 【愛衣】 「ん、ってあれ……この味……」 【愛衣】 「もしかしてさっきキッチンを片付けている時に淹れたのかな?」 【愛衣】 「……懐かしい。下手っぴで、苦くて……でも、わたしの好きな味」 【愛衣】 「今のキミなら絶対にこんな間違いはしないのにね」 【愛衣】 「うーん……あ、来年はこれをバレンタインメニューにしちゃおっか」 【愛衣】 「モチロン、キミが担当ね?」 【愛衣】 「ふふ、ねぇ……好きだよ」 【愛衣】 「いつまでもこの店で二人で幸せに過ごそう、ね?」 【愛衣】 「……うん、約束。キミはわたしのモノ……わたしはキミのモノ、だよ」 【愛衣】 「……そろそろ帰る?外の雪は積もってるけど、降り方は落ち着いているよ」 【愛衣】 「…………嘘、やっぱりまだ帰ってほしくない、かな」 【愛衣】 「今日は、さ……朝までキミといたいって言ったら、どうする……?」 【愛衣】 「うん、じゃあそばにいて、ほしい」 【愛衣】 「えと……それでね……あの…………」 【愛衣】 「……わたしの部屋、来る?」 /SE:ベッドに横になる音 【愛衣】 「ふふ、キミとこうしてベッドでぎゅ〜ってしてると温かい」 【愛衣】 「キミの体温を直に感じて幸せ……」 【愛衣】 「起きたらきっと母さんたちビックリするよね」 【愛衣】 「でもまぁ……多分もうバレているような気がしなくもない、かな……」 【愛衣】 「だってこんな夜中まで店にも一切顔を出さないし、ましてやさっきから家の中で物音一つしないんだよ?」 【愛衣】 「これはもう完全に狙ってのこと、だと思う」 【愛衣】 「まったく大切な一人娘をなんだと思ってるのか」 【愛衣】 「まぁ……キミになら今さらなにをされても……別にいい、けど……」 【愛衣】 「え、何も言ってないよ」 【愛衣】 「ふふ、言ってないってば。さっきお耳かきしたのにもう聞こえなくなっちゃったのかな?」 【愛衣】 「はーい。キミはなにも聞いてない、いいね?」 【愛衣】 「ふふ、ダーメ。そういうのはまた今度、ね?」 【愛衣】 「今はこうして二人でぎゅってしながらのんびりしたい」 【愛衣】 「あ……もうすぐ日付が変わる」 【愛衣】 「ふふ、今年のバレンタインが二人の記念日になっちゃった」 【愛衣】 「知ってる?コーヒにはね”一息着きましょう”って花言葉みたいなのがあるんだ」 【愛衣】 「意外と知られていない豆知識なんだけど、わたしはこの言葉が好きでね」 【愛衣】 「朝はコーヒーを飲みながらゆっくり一息、それから仕事終わりにももう一杯」 【愛衣】 「店で使っているコーヒーにはなるべくカフェインが少ないモノを選別してるから、健康にも気を遣っている」 【愛衣】 「だからわたしもみんなも安心しておいしいコーヒーを飲んで一息着ける」 【愛衣】 「ふふ。とはいえ店が忙しい時には注文のコーヒーでバタバタしているから、どうやらわたしはどうあってもコーヒーに人生を振り回される人間らしい」 【愛衣】 「まぁカフェの娘だったからキミと会えたし、恋仲にもなれたんだけど」 【愛衣】 「本当に生まれた時からずっとコーヒーと共に生きてる」 【愛衣】 「ちなみにわたしはブラックよりも本当は甘い方が好きでね」 【愛衣】 「疲れた時には甘いモノがほしくなって、クッキーと一緒にカフェオレを飲んだりしてる」 【愛衣】 「そうだ。今度わたしにキミの淹れたカフェオレを飲ませてくれないかい?」 【愛衣】 「たとえばキミのあの……ふふ。ちょっと苦いコーヒーなんていかがだろうか?」 【愛衣】 「後はスコーンも焼いてほしい」 【愛衣】 「え、ワガママだって?ふふ。知らなかったのかい?わたしはワガママな女なのさ」 【愛衣】 「こう見えて独占欲が強くて、我が強くてマイペースなどこにでもいる普通の女の子だよ」 【愛衣】 「でもそんな女の子を好きになったのは誰だったかな?」 【愛衣】 「ふふ。はい、論破〜。わたしの勝ち」 【愛衣】 「勝利のお祝いは……ふふ、キミの腕枕」 【愛衣】 「ん……キミの匂いがする。温かくて、胸が幸せな気持ちで一杯になる」 【愛衣】 「ふふ……ふぁ……おっと、そろそろ眠さが限界みたい、だ……」 【愛衣】 「このままキミに包まれたままで……寝かせてもらう、ね」 【愛衣】 「ふふ。好きだよ……わたしの大切で、大好きな人……おやすみなさい……すぅ……すぅ…………」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー おまけトラック①:恋人以上のキミへ〜初めてのモーニングコール〜(電話) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー /SE:電話の着信音 ;以下、ボイス位置3 【愛衣】 「おはよう、もう起きてるかな?」 【愛衣】 「店の開店準備はこれからだよね」 【愛衣】 「いま車で店に向かってるから、あともうちょっとで着くと思う」 【愛衣】 「そんな大袈裟だって。もうわたしもこの子も退院したし、なにも心配ないよ」 【愛衣】 「というかこっちこそ心配だったんだからね?キミがちゃんと店の切り盛りが出来ているのかって」 【愛衣】 「なんか入院中にアルバイトの女の子から連絡が来ててね」 【愛衣】 「副店長のキミが四六時中ソワソワしててウザいって、もう」 【愛衣】 「あとやたら甘いコーヒを飲みながらなんかブツブツ言ってたって本当?」 【愛衣】 「え、やだ……それは普通に怖いんだけど……ふふ」 【愛衣】 「毎日わたしのお見舞いに来てたのに、そんなに気になっていたのかい?」 【愛衣】 「もう学生じゃないんだから、そろそろ落ち着いてほしいな」 【愛衣】 「じゃないと、ふふ。良いパパになれない、よ?」 【愛衣】 「あ、いまちょっとショック受けたね」 【愛衣】 「あー……ごめんごめん今のなし……あー、もうごめんってー!」 【愛衣】 「はいはい、心配してくれてありがとう、大好き、大好きー」 【愛衣】 「え、テキトーじゃないってば、ふふ」 【愛衣】 「あ、店見えてきた」 【愛衣】 「ほら、すぐに会いに行くから良い子で待ってて、ね?」 【愛衣】 「ん、じゃあいったん切るね」 【愛衣】 「うん、愛してる」 /SE:電話を切る音 〜fin〜 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー おまけトラック②:声優おまけトークコーナー ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー *このトラックのマイクの位置はすべて自由ですので、お好きなようにバイノーラルマイクを使っていただけますと幸いです。 「キミと一緒に『恋と癒しの記念日』シリーズ、おまけボイスコーナー。今回のキャラクター【キャラ名】役を担当しました、声優の【名前】です。よろしくお願いします!」 「こちらのおまけコーナーでは、様々な質問に応えていきます。収録の時に気をつけたこと、私が感じたキャラのイメージ、などなど」 「それでは早速、第1問。今作のバイノーラル録音にのぞんだ感想は?」 「以下フリートーク」 「では、次の質問です。【名前】さんは今回演じた【キャラ名】の魅力はなんだと思いますか?」 「以下フリートーク」 「それでは3問目です。今回の作品の中で、一番聞いて欲しいと思っているシーンはどこですか?」 「以下フリートーク」 「そして第4問目、改めてバイノーラルドラマを収録する際に、一番気をつけていることはなんですか?」 「以下フリートーク」 「では、第5問。バイノーラルドラマは、耳元での囁きが最大の特徴ですが、【名前】さん自身、今回演じた【キャラ名】にささやかれたら一番ドキドキしちゃうだろうなーと思うセリフはなんですか?」 「以下フリートーク」 「という感じでしたー。それでは最後に、私からここまで聴いてくださったみなさまへメッセージを、バイノーラルでお届けさせて頂きますね」 「(リスナーへ向けてのメッセージをバイノーラルで)」 「というわけで、キミと一緒に『恋と癒しの記念日』シリーズ、【キャラ名】役の【名前】でした。最後までお聞きいただき、ありがとうございましたー」 ;耳元で囁き(キャラクターで) 「キミとこんなに素敵なバレンタインが過ごせて嬉しかった。またいつでもわたしのコーヒーを飲みに帰ってきてほしい、な。うん、約束、だよ?」 「それでは、またお会いするときまで...さようなら!!(声優さんご自身で)」