●7章 レ「…さあ、帰ろうか。みんな。  今日の活動は…そうだな…。  なんと言えばいいのか…。  まさか私たち全員、一晩中…。」 マ「頼むからそれ以上言わないで、部長。  …ねえ、なんで?  なんであんなことになったの?  あんた、何か知ってるんじゃないの?  知ってら教えなさい。  早く。…早くっ。」 ヒ「やめてください、舞さん。  …って、もうこの演技もいらないわね。  あぁ、まさかあんなことになるなんて。  あれがこの村の呪いってことなの?  私たち霊研の活動の中でも、こんなこと、初めてじゃないっ。」 リ「今まで外ればっかだったしねぇ。  それが、キミが来て初めてのフィールドワークで、  当たりも当たりの大当たり。  いやぁ、いい経験できたねえ。  いろんな意味で、さ♡ んふふ♡」 レ「涼はどうしてそんなに落ち着いてるんだ?  あんな…く、口に出すことも憚れる、  おかしなことが起きたというのに…。」 リ「あたしはみんなと違って、  ある程度意識残ってたし?  まぁ、今思えばそれでもかなり、  お化けだか神様だかの影響は受けてたけどね。  じゃないと、いくらあたしでもあそこまで、  堂々とおチンポ~とか孕ませて~とか言わないし。」 マ「言うなって言ったでしょっ、涼っ。  あぁ、思い出すだけで寒気がするっ。  こ、こんなやつとあんなめちゃくちゃなこと…っ。  言っておくけど、昨日言ったこと、  あんなの全部ウソなんだから。  この村の呪いのせいで言わされた、  本心でもなんでもないことなんだから…っ。」 ヒ「まったくよ…。  うぅ、未だに腰が痛い…。  あんな運動したことなんてないのに、  昨日一晩だけでどれだけやったことか…。」 リ「あたしら全員、バッチリ処女だったもんねぇ。  まぁ、考えようによっては、  あんまり痛い目に合わずに初めて捨てられたってことで?  いいんじゃない?」 マ「いいわけないでしょ、バカ涼…っ。  百歩…いや、一万歩ぐらいゆずって、  仮にそれがいいことだったとしても、  相手がこいつだって時点でダメに決まってるっ。  よりにもよってこんなやつに…っ。  世の中に存在するあらゆる男の中で、  こいつだけは選んじゃいけなかったのに…っ。  まだそこら辺の男にナンパされて、  ふらっとついて行った挙げ句に奪われるって方が、  百万倍もマシ…っ。」 ヒ「そこまで言わなくても…。  彼だって別に、したくてしたわけじゃあ…。  私たちみたいに、何か影響はあったんでしょう?」 マ「どうだか。  私たちへの影響はひどかったけど、  男のこいつにはどんなものだったのか…。  何かあったにしても、私たちに襲われて、  多少は抵抗する素振りも見せてたし、  私たちほどじゃなかったはず…。  だとしたら、いい機会だからって、  私たちの身体で楽しんでやろうって思ったって、  何の不思議もない…っ」 リ「う~ん…。それはちょっと、  否定しきれないかも。ごめんね、キミ。  だって、なんだかんだ楽しそうだったもんね。  あんなに必死に腰振ってさ。」 マ「言わないでってば…っ。  聞きたくない、思い出したくもない…っ。  今すぐ忘れたいのに…っ。  せめて記憶なくなってくれれば、  こんな気持ちにもならずに済んだのに…っ」 レ「まあ、とにかく…なんだ。  みんなも、キミも…。  舞が言うこともわかるし、昨日起きたことは、  忘れることにしよう。  それがみんなのためだ。  昨日は何も起きなかった。  私たちは何もしなかった。  いつも通り、噂は噂。お化け騒ぎなんてないんだ。  わかったな?」 リ「でもさ、部長?  忘れるのはいいけど、このお腹…。  たぶん、あの感覚は多分、本当で…。」 マ「涼。…忘れなさい。  あんなのはウソ。全部ウソ。  夢を見たの。私たちは。  ありえない夢。  何もなかったの。…わかった?」 リ「…わかったって言わないと、  手ぇあげられそうなんで、わかったって言っとくわ。  またまたごめんねぇ、キミぃ。  ふふふ♡」 ヒ「部長。このままだと本当に、車の中で  喧嘩でも起きてしまいそうだから。  とっとと出発してちょうだい。  家に帰って、早く休みたい…。  全部忘れて、ぐっすりと…。」 レ「そうだな。  また何かの影響が出ても困るしな。  とっとと帰ろう。  …ああ、まだお腹が重い気がする…。」