…おい。 おいっ、お前。 さっさと返事しろよ。 さっきから話しかけてんだろ。 はぁ、キッショいなあ…。 てかそこどけ。 どけって。 …はあ? いやお前の席とか関係ねーから。 あたしが座るっつってんだろ。 ヒカリと話せねーじゃん。 ったく…マジとろいわ。 あーごめんごめん。 なんかこのキモ男がウザくてさー。 あたしが来たら黙ってすぐどけよな。 んでなに? あ、ネイル変えたんだっけ? えー見してー…。 あ? なんでお前まだいんの? どっか行けよ。 邪魔、目障り。 キモ男があたしの視界に入ってんじゃねえよ。 …ってかなに? こっち見んじゃねえよ。 マジで気持ち悪い。 お前にあたしのカラダ見る権利ねえから。 じろじろ見やがって…。 あーもうキモい、キモすぎ。 金払えよ。 ムカついたから罰金。 なに黙ってんの? ほら早く。 キモ男なんだから当然だろ。 …こんだけしかねえの? ちっ、少ねえな。 キモい上に金もないとか…。 お前なんのためにいんの? もういいからどっかいけって。 …なに? まだなんか言いたいことあんの? …はぁ? ご奉仕部員って、あの…あれだろ? 女が男にエロいことするっていう…。 最近、国が決めた…あの…。 あっはははっ。 お前…マジでバカっ、あははっ…。 あたしがそんなもんに選ばれるわけねーだろ。 しかもお前の担当になるとか…。 そんなわけねーだろ、あははっ。 あーもう…キモっ…。 夢見てんじゃねえよ、キモ男。 そんなのであたしにエロいことさせられると思ったの? それであたしのカラダじろじろ見てたわけ? マジ見た目だけじゃなくて考え方もキモいなあ。 そんな都合のいいことねーから。 てか、仮に選ばれても…お前にエロいことするとか絶対嫌だし。 断るに決まってるだろ。 舌噛み切って死んだ方がマシ。 そういうことするのは彼氏だけだから。 は? いるに決まってんだろ、当たり前だろ。 バイト先の店長なんだけど~…。 この前付き合うことになって。 お前なんかよりずっとかっこよくて男らしいし。 あ、刺青とかも入ってんだよ。 結構イカついから…。 お前みたいなキモ男、目が合うだけでチビんじゃねえの。 あははっ。 …わかったか? たとえご奉仕部員なんて制度があっても…。 お前みたいなキモ男があたしとエロいことするとか、 死んでもありえねえから。 もし万が一そういうことになったら、 彼氏呼んでボコってもらおっかな~。 …ま、そういうわけだから。 キモいこと言ってないでどっかいけって。 ほら、消えろキモ男。 ばいば~い…。