では……参りましょうか、先輩。 ……何だか、不思議な気持ちですね。 こうして先輩と一緒に、家の門を出るというのは……。 登校する際は、私が直接先輩の家に伺うことがほとんどでしたし……。 ふふ……はい。 私は先輩にお会いするのを、毎日心待ちにしておりましたから。 先輩の方は、たまにお寝坊さんでしたけど……♡ いえいえ……そんな、お気になさらないでください。 私にとっては、先輩と遅刻しそうになりながら駆け足で登校したのも、 いい思い出ですから……♡ それに……大丈夫です、先輩。 将来は、私が一番お傍で先輩を毎朝起こして差し上げますので……♡ ……それとも、その……。 先輩さえよろしければ、毎日雪村の家にお泊まりになられてもいいのですよ……? そうしたら昨晩の様に、いつでも私が添い寝させて頂きますので……♡ ふふ、ぜひ……♡ ……やりました♡毎日先輩と……♡ ……え、あぁいえ……えっと……。 何と言うか、先輩の温かさで私も寝坊してしまったら、なんて思いまして……。 ……その時はきっと、二人揃ってお母様に叩き起こされてしまいますね。 ふふ……先輩と一緒なら、それもいいなと思ってしまいますが……。 ……。 ……先輩。 私まだ……昨晩の熱が少しだけ残っていて……。 体の内が、ぽかぽかしています……♡ ……分かりますか……? 先輩に注いで頂いたお子種のお陰で、いつもは肌寒く感じるこの外の空気も…… 今は体の芯から温まるようで、平気なのです……♡ ……また、沢山注いでくださいね……♡ 先輩の熱い、お子種……♡ ……ふふ。 すみません、朝からこのような……♡ ですが、お伝えしておきたかったので……♡ ……♡ ……先輩? その、行かれないのですか……? ふふ……私としては構いませんけど……。 このままだときっと、また二人で駆けっこすることになってしまいますよ……? ……します?駆けっこ。 せーんぱい……♡