●1章 め「だからここは……ほら、このページ。  この解き方授業で習ったでしょ?  これを使うの。」 メ「えぇ~……。習ったっけ、こんなの……。  全然覚えてないよぉ。」 め「いや、習ってないことなんて、  宿題にならないから。  とにかく一度、これ見ながら解いてみて。」 メ「うぅ~……。わかったよぉ……。  絶対解けないと思うけど。  ねえ、キミは? ここ、わかった?  ノート見せてよ。……げっ、解けてるし……。  なんでわかるんだよぉ~。」 め「授業聞いてれば普通わかるって。  というか、そこ基本の問だよね?  この後応用も出てくるんだけど……。  メシアに解けるの?」 メ「あぁ無理。絶対無理。  もう解けませんでしたってことで、  空白で出したろうかな……。」 め「ダメだって。  夏休み明けの小テストやるって言ってたでしょ?  間違えてもいいから一度解いてみて、  解き方だけでも覚えておかないと。」 メ「間違える以前に答えにたどりつけないんだってばぁ。  うぅぅうぅ……  めいはいいよねぇ。頭いいんだもん。  あたしは勉強は全然ダメダメだからさぁ。」 め「そんなことないよ。  授業を真面目に聞いてるだけ。  ……ん? 何?  キミもわからないところあるの?  どこ? どの問題? あぁ、ここか……。  これはね、引っかけ問題みたいなモノで……。  ほら、ここ。この辺り、よく見てみると……。  そうそう。そういうこと。  ね? あとは普通に解いていくだけだよ。」 メ「……そうやって、人に解き方教えてあげれる時点で、  だいぶ頭いいよねぇ、めいって。  教え方も丁寧だし、背も高いし、おっぱいもおっきいし。  ママって呼んでいい?  お願ぁい、ママ~。代わりに宿題解いてぇ~ん。」 め「バカなこと言わないの。  宿題終わったら、おいしいスイーツ食べに行くって約束でしょ?  だからメシアもがんばって。」 メ「ぅうぅ~。はぁい、ママ~。」 め「……ママって言うのもやめてほしいんだけど……。」