01.プロローグ おっす~! おつかれ~! あ~、今週マ~ジでダルすぎた。労働はカス。飲まなきゃやってらんないわ。 …ん! 重いからお前が袋持ってけ。 …お~い~、か弱い女子の腕に負担をかけるな~。あと十秒持ったら腕折れる~! お前が飲む分も入ってんだろうが~! 今日はね~、いつもと違うとこで買ってきたから~、変わった味のポテチとか、ご当地チューハイとかそういうのが多め~。 ほらこれ、和歌山はっさくチューハイ~。うまそうじゃね? 食べたことある? はっさく。あたしはないけど。 しかし、お前の家、ほんとに丁度いい立地にあるよね~。宅飲みに最適。酒クズホイホイか? あ、居酒屋に改装したら儲かるんじゃない? うさぎの餌みたいなカット野菜お通しで出してさ。 んで、今日は誰来んの~? あ〜ん? あたしはだれも呼んでないけど? てか、いつもだいたい誰かいるじゃん。 …え、じゃあ、あたしだけ? サシ飲みってこと? あ~…、う~ん…。 …ま、いっか! いつも最終的に残ってるのあたしとお前だけだし! おい! あたしがいいって言ってんだから家入れろ~! こんな重いの持って帰れるか!