🔴 11章  院「おい、阿鼻。例の注射、持って来い。」 助「例のって…。  ああ、あれですか? ははっ。  了解です。今すぐに。」 院「こいつは俺の治療を、生意気にも耐え抜いた、  貴重なマゾ豚だからなぁ…。  もっとかわいがってやらないといけないんだ…。  いいデータもとれそうだし…。  それに、最後にはいいコレクションになるだろうなぁ…。  ふふふ…。」 助「はい、院長。例の新作、持ってきましたよ。  この豚に試すんですよねぇ。  あぁ、楽しみぃ…って。  おい、テメエ…。いつから目ぇ覚ましてた?  起きたんなら、  院長に向かっておはようございますだろうがぁっ!  脳みそ腐ってんのか? あぁあっ!?」 院「ようやくお目覚めか、モルモット。  おはようさん。  お前が目を覚ますのを待ってたんだぞ?  昨夜はなかなか楽しかったなぁ?  あんな気持ちになったのは、久々だ…っ。  くくく…っ。」 助「あぁん? んだよその顔はぁっ。  テメエ…ちょっと耐え抜いたからって  いい気になってんじゃねえぞっ。  クソがぁっ。  お前は所詮クソ豚なんだよっ。  それ以外の価値があると思うなよっ。 (唾吐きかけ)ぺぇっ。  はっ。ったく…っ。」 院「まあいい。  阿鼻、例の薬をさっそく打つぞ。  準備しろ。」 助「はい、院長♪ …けっ。  オラ、動くなよっ。抵抗すんなっ。  ちょっとチクッとするだけだかんなぁ。  はは…っ。」 院「さてさて…。  っと…。そんなに動かれたら、  危ないじゃないか。まったく…。  大人しく…しろっ。  これは貴重な薬なんだ。  一滴でも無駄にしたら…もったいないだろ?  なぁ…っ。  いいか…? お前が俺の、  実験台のモルモットとして、大人しくしているうちは、  存分にかわいがってやる…。  だがな? こちらの指示に従えない、  モルモットにもなれない無能は…。  廃棄するしかないんだよ。  わかるよな…? どういう意味か…。  あまり俺の機嫌を損ねるんじゃあないぞ?」 助「お前、病院の裏で灰になりたいか?  今までも何人も、何十人もあそこで  火葬してきたんだぞ?  次はお前が燃やされる番でいいのか?  生きたまま、全身丸焦げにされていいんだな?」 院「ふふ…。  大人しくなってくれてなによりだ。  では、打つぞ。  なぁに、安心しろ。  死にはしない。ただ…死んだ方が楽な目に  会うことには、なるかもしれんがな…。」 助「よぉし。注入完了。  もう動いてもいいぞ。  動いてくれた方が、薬が早く回るからなぁ…っ。  くくく…っ」 院「っと…。その必要もなさそうだ。  ほうら、脳みそがぐるぐるしてきただろ?  そのままもう一度眠るといい。  起きた時には…くくく…。  また、モルモットとしてかわいがってやるからな…っ。」 助「楽しみにしてろよ…っ。  クソ豚野郎…っ。くくくくく…っ。」