あ、あの…すいませんっ! そこのお兄さんっ! は、はいっ! あなたです… そ、その…この辺で… 私よりも小さい身長で… 白色でショートカットの髪をしていて… お耳にピアスがついてて…白い尻尾の生えた女の子…見ませんでしたか…? そう…ですか… えっ…? あ、あ~その…妹を探してまして… はい…そうなんです… はぐれちゃって… ええっ⁉ 一緒に探してくれるんですかっ⁉ あ、ありがとうございますっ⁉ ※ うぅっ…ここ…どこぉ? 怖いよぉ…知らない場所怖いよぉ… お姉ちゃん~お姉ちゃんはどこ~ あっ⁉ しろっ⁉ はわっ⁉ お、お姉ちゃんっ⁉ 会いたかったぁっ⁉ 会いたかったよぉぉおおおっ⁉ よしよ~しっ! 私も…会いたかったよぉ~♡ えへ、えへへへ~♡ お姉ちゃ~んっ…お姉ちゃぁああ~んっ♡ 好きっ…好きぃぃ~♡ ふふっ…ふふふふ~♡ 私も好きだよぉ~♡ あのね? ここにいるお兄さんが…一緒にしろのことを探してくれたの… そう…だったんだ… あ、ありがとう…ございます… それじゃあ…しろ? 帰ろっか… うんっ! お兄さん…本当にありがとうございましたっ! それでは、さようなら~ さようなら~♪ ぁ…ぅ… ん?お、お姉ちゃん? どうしたの? え、え~と… どうやって帰ればいいんだろっ⁉ それなっ! ここ…どこっ⁉ それなっっ!! 知らない世界なんだけどっ⁉ それなっっっ!!! ※ に、日本…? 聞いたことない地名ですね… う~ん…今のお兄さんの話を聞いている感じ… も、もしかして…私達… 異世界に…来てしまったんですかね…? 異世界っ⁉マジっ⁉ うん…マジかも… だって…見たことないものばっかりだし… うんうんっ! それな~! お母さんに頼まれて… 二人で森に果物を取りに行って… 何かよく分からない光に包まれて~ 目を開けたら…全く知らない場所にいたんだよね~ で…はしゃいで勝手にどっか行くから… しろは迷子になった…と… うん… あの時はごめんなさい… 気が付いたらお姉ちゃんがいなくて… すっごく心細かったよ… 私も… 気が付いたら、しろがいなくて… 心細かった… でも…とりあえずは一安心だよね~ うん… だけど…本当にいいんですか? どこの馬の骨かも分からない私達を…お家にあげて… おまけに…帰る方法が分かるまで…泊めてくれるなんて… そそ… しろ達がわっる~い悪人だったら、大変だよぉ~? しろっ⁉ 余計な事は言わないっ! 変な勘違いさせちゃうでしょっ! は~い さ~せ~ん も、もう… あっ!そうだっ! お兄さん…もしよろしければ…私達のご主人様になってくれませんか? おぉっ!お姉ちゃんっ! それナイスアイディアだよっ! この世界に…そういう文化があるかは分かりませんが… 私達の世界では… 私としろのような獣人族は、人間様に使用人として、買われるんです… タダで家に泊めてもらう訳にはいきません… 私達なりの誠意です… お兄さんの身の回りのお世話…何でもしますっ! こ、この条件で…どうでしょうか? あっ♡ あっ♡ ありがとうございますっ! ありがと~♪ それでは… これからよろしくお願いしますね? ご主人様…♡ うんうん~♪ よろしく~ご主人~♪ それじゃあ…早速ぅ~ ご~しゅ~じんっ♪一緒に遊ぼ~よ~っ♪ ちょ、ちょっとしろっ! それはお世話じゃなくて、ただのしろのエゴだよっ⁉ え~別にい~じゃんっ! ほら、ご主人もいいって言ってくれてるし~♪ はぁ…もう…しろってば… これじゃあ…今の提示した条件が…あまり意味をなさないよ… タダで寝泊まりさせて貰ってる人だよ… まぁまぁ…細かいことは気にしない~♪ さっ! ご主人っ!今からお外に、鬼ごっこしに行こっ! はぁ…先が思いやられる…