-------------------------------------- 亜空間迎撃機 アクメノイド・イリア (Ver1.2) -------------------------------------- スクリプト:Yanh(http://blog.livedoor.jp/yanh_japan/) ・無断転載・利用を禁止します。 ・このスクリプトは完成前バージョンです。実際の音声とは内容が若干異なります。 ・作品をよりお楽しみになりたい方は、スクリプトを読まずに聞いて下さいね。 -------------------------------------- 【イントロダクション】 西暦2050年、既に人類は、地球防衛組織IPTO(International Proton-Technology Organization:イプト)を結成していた。IPTOの基地は、とある天文台の地下深く秘密裏に作られ、沈着冷静なキリシマ最高司令官のもと、日夜謎の異星人ミステロンに、敢然と挑戦していた。 カグヤ、コンピューター衛星。このカグヤが、異星人の亜空間ドライブをキャッチすると、直ちにIPTO全ステーションに急報。 ソウリュウ、それはIPTOの海底部隊。世界で最も進んだ潜水艦である。その前部には、スカイゼロと呼ばれるジェット機が装備され、海上を超スピードで進み敵を撃破する。 人間の最高頭脳を結集して作られた、IPTOのメカニック。 IPTOの秘密基地、そこには、亜空間迎撃機、インターセプターが非常事態に備えている。インターセプターは、アクメノイドと呼ばれる少女のみが操縦出来、その強力なプロトンビームによって、敵を亜空間で完全に撃滅する。 ミステロン撃退の準備はできた! -------------------------------------- 【導入】 この音声は、催眠ボイスドラマです。事前に、添付のご利用方法を良くお読みになり、その指示に必ず従って下さい。また、催眠状態に誘導する部分や、性的な表現があります。18歳未満の方、体や心の調子が思わしくない方は、ご利用をおやめ下さい。 それでは、お聴きになる準備が出来ているか、一緒に確認していきましょう。 まず、作品に添付していた、イラストに目を通して頂けましたでしょうか?イラストを、事前に見ておくと、あなたは、より深く、物語のイメージに、没頭出来るようになります。 次に、布団かベッドに、仰向けに寝て下さい。そして、全身を、まるで眠る時のように、ゆったりと脱力し、静かに、静かに、全身を横たえましょう。何かを被った方が落ち着けるなら、そうしていただいても、構いませんよ。 そう、そんな風に、全身の力を抜いて、リラックスする。 両足は、硬くなっていませんか?膝や、ふくらはぎの関節だけでなく、足の指先まで、ダラーンとなるように、して下さい。 両手も、何度かぶらぶらと、揺すってみたり、手を握ったり開いたりすると、上手に力が、抜けますよね。 そして、手足の力と同時に、胴体も力を抜いて、布団やベッドに、全身を預けて下さい。 最後に、忘れがちなのは、首と、頭ですね。首を回してみたり、あくびをしたりして、首や頭、顔の力も、スーッ、スーーッと、抜いて下さい。 さあ、全身の力が抜けると、とっても楽で、心地よくなりますよね。そう、今のあなたは、体はもう眠っているようなのに、心は覚醒し、私の声をしっかりと聞き続ける、そんな不思議な、二重の状態です。それは、とっても心地いい、リラックス状態です。 さあ 、もっと落ち着くために、一度だけ、大きく深呼吸しましょう。もし、目を開けているなら、息を吐くのと同時に、目を、閉じて下さい。いいですか? 大きく息を吸ってー 少し止めて。 吐いてー、そして、スーーッと、目を、閉じる。 あなたは、暗闇の中では、さらに、さらにリラックス出来るでしょう。さらに心が落ち着き、精神も落ち着いて、この、不思議な物語に、いっそう、没頭する事が、出来るでしょう。この後は、眠っているのか起きているのか、どっちだか分からないような、曖昧な状態が続きます。それは、とっても落ち着ける、心地いい状態です。 そして、この声、私の声に、意識を集中してー。他の事を考えず、この声だけに、耳を傾けてー。 それでは、もっと深いところに落ちてしまう前に、まずは少しだけ、ドラマパートをお聞き下さい。 苛烈さを増すミステロンの侵攻。それは、亜空間迎撃機、インターセプターと、そのパイロットである、アクメノイド、キリシマアヤの奮戦によって、辛うじて防ぐ事が出来ていました。しかし、度重なる出撃によって消耗した、アヤのパワーは、今や最盛期の半分にまで減少し、もう一人別のアクメノイドを投入する事は、戦力維持のためには急務となっていました。ですが、アクメノイドとなれる人間は、彼女の妹、イリアしかいないのです。 イリアは、姉がアクメノイドである事を知りません。いや、人類が異星人と戦闘状態にある事も、他の一般人と同様に、知らされてはいませんでした。 しかし、事態は急を要しています。アヤは、妹を戦いに巻き込む事にとまどいながらも、人類のために、イリアを戦いに誘う覚悟を決める。時に、西暦2050年、この物語は、ここから始まります。 さて、これから、というところですが、続きは、もう少し後。あなたが今よりも、さらに深く意識がまどろんでからの、お楽しみです。 あなたの意識は、この後、この物語の中に入っていくわけですが…そうそう、あなたは、どちらのキャラに、なってみたいですか?姉のアヤか、妹のイリアか。 フフッ、それはもう少し後で、決めましょうね。私がちゃんと、誘導してあげますからね。そう、今のゆったりとした気持ちで、私の声に集中しているだけで、あなたは、この不思議な、物語の世界に、自然と入り込む事が出来ます。あなたの心が、物語の登場人物と、同化する。あなた自身が、物語の中の人物になる。そんな不思議な体験を、あなたは今からするんです。ですから、そのためにも、この声にもっと集中して下さいね。集中…それはまるで、面白い本を読んでいる時のように、まるで、スマホやゲームに熱中している時のように、まるで、楽しい映画を観ている時のように、他の全てを忘れ、この声だけに、意識を向け続ける。そうする事で、あなたは、とても自然に、この物語に、入り込む事が出来、とても心地よく、この物語の登場人物に、なれるでしょう。 それでは、おまじないをしましょう。今から、私が言う通りに、して下さい。そうすれば、今よりもずっと、この声に集中するようになり、今よりもずっと穏やかで、心地よい気分に、なる事が出来ますからね。 では、その状態で、一度、目を開いて下さい。さあ、ゆーっくりとー、目をー、開けてー 目を開けても、暗さはそのままかも知れませんし、うっすらと明るさを、感じるかも知れません。でも、今のぼんやりとした意識の中では、その差は、曖昧にしか、感じませんよね。ぼんやりとして、何も見えない。何も変わらない。何もない。そして、その何もない暗闇を、じーっと、見つめて下さい。ジーっと、出来るだけ遠くを、見つめ続けて… さあ、その視線の先に、今から私が言うものを、イメージしてー。 それは、水晶玉。指の先ほどの大きさの、小さな、透明な球体。それが、あなたの見つめる先に、浮かんでいるのを、イメージして下さい。透明な、キラキラと光る球体。とても綺麗な、水晶玉、それが、だんだんはっきりと、見えてくるでしょう。それを見せるのは、あなたの意志の力、イメージの力です。そのイメージを、ジーっ、ジーっと、見つめ続けて下さい。 そうすると、目が少しずつ、ショボショボしてくるかも知れません。瞼が勝手に閉じようとしたり、瞬きが増えたりするかも知れませんが、今は出来る限り、目を開け続けて下さいね。 昔から、占い師や催眠術師は、水晶玉を使い続けていました。それを、じーっと見つめると、本来見えないものが、見えてくる、そう言われています。例えば、見知らぬ場所、例えば、見知らぬ人、そして、見知らぬ時代。それは、誰も見た事がない、未来の事なのかも…そんな幻影を、水晶玉は映し出します。 それは、見つめる人の、深層意識を映し出すものかも、知れません。 それは、あなたの願望や、なりたいもの、なのかも、知れません。 水晶玉は、ほんの少しの光にも反応し、ぼーっと、光ります。そして、その中に、あなたの心のイメージを、浮かび上がらせます。ほら、目を開いて、もっと見て。もっと何かが、見えてくるかも、知れませんよ。 でも、今は限界のようですね。一度目を閉じましょう。今から5からゼロまで数えます。私が、ゼロと言ったら、目を、閉じて下さい。それまでは、その水晶玉を、見つめ続けて下さいね。じゃあ、 5、不思議な、水晶玉。 4、これは、あなたの心。あなたの意識。 3、目を閉じると、吸い込まれる。 2、水晶玉に、吸い込まれる。 1、深ーい、意識の底へ。あなたの望む、素晴らしい世界へ… ゼロ、はい、目を閉じてー。スーッと、吸い込まれる。水晶玉に、吸い込まれる。あなたのイメージに、吸い込まれていく。深い、深い、意識の底に、吸い込まれる。吸い込まれる。吸い込まれる。 あなたは、今とっても心地いい。意識の底で、まどろんでいます。ふわふわ、くらくらした意識。それは、とっても素晴らしい、とっても幸せな状態ですね。 それじゃあ、今のまどろんだ意識のまま、また少しだけ、お話の続き、聞いて下さい。 イリアは、カバンを揺らしながら、とても嬉しそうに、学校の門を、飛び出します。姉のアヤと会えるのは、何日ぶり、いや何週間ぶりだろう。とっても嬉しい。お姉ちゃんの明るい顔、優しい声、そして、暖かい手。それを思うと、イリアはいてもたってもいられず、足早になるのでした。彼女が向かう先は、姉のアルバイト先だと聞かされている、丘の上の天文台。だんだんと夕陽が沈む中、イリアは、大好きなお姉ちゃんに会いたくて会いたくて、自慢のツインテールをたなびかせながら、丘を駆け上がるのでした。 天文台の入り口に、女性の人影が見えます。イリアは、お姉ちゃん!と声をあげ、走り出します。女性は、一瞬なぜか、悲しそうな表情をしたような気がしますが、すぐに笑顔になると、 「イリア、待ってたわ!」 と声を掛けます。イリアは、姉に抱き付きます。姉のアヤは、自分の胸で妹を抱きしめ、ツインテールの髪を指で掻き上げます。 「イリア、ごめんね。しばらく仕事が忙しくて、帰れなかったの」 アヤは優しく話しかけますが、すぐに暗い声で、 「ねえ、お姉ちゃんの仕事、手伝ってくれないかな」 そう言いました。その声はどこか、悲しげに聞こえました。 さあ、またここで、小休止。この続きは、今よりもさらに深く、深く落ちてから、聞いて下さいね。 あなたは、このお話の登場人物の姿を、もうイメージし始めているかも知れません。もしそうなら、そのイメージを、大切に取っておきましょう。または、今はまだ、曖昧なイメージだけかも知れません。それでも全然構わないんですよ。あなたが、自分自身の姿形を、普段は意識しないのと同じで、それは大した事ではありません。ですから、それが少し曖昧だったとしても、あなたはちゃんと、彼女になる事が、出来るんです。 そして、そうね、あなたには、妹のイリアのほうに、なってもらいましょう。この、お姉ちゃんの事が、大好きで仕方ない、健気な女の子に、今からなってもらいます。いいですよよね?だって、それはあなたにとって、一番望ましい事。この物語に入り込んで、それを体験するには、物語の主人公である、この小さな女の子になるのが一番です。あなたは、イリアになる。それはきっと、とっても不思議で、素敵な体験になるでしょう。 では、今からもう一度、さっきの水晶玉を、イメージして下さい。そしてその中に、あなたの心の中にある少女、妹のイリアの姿を、映し出して下さい。そして、視線の奥の、暗闇に浮かぶ、水晶玉を、見つめてー。 それは、だんだん、だんだん、はっきりとしてくる、イリアの、姿。可愛い小さな、女の子。それが映し出されます。あなたの心が投影される、その不思議な水晶玉に、それは映し出されます。さあ、もっと、もっと見つめてー。 この後また、お話の続きを、お聞かせしますが、一つだけ、約束をして下さい。 お姉ちゃんのアヤが、あなたに時折、 「イリア…」 と呼びかけるでしょう。そうしたら、あなたは必ず、首を縦に振り、頷いて返事して下さい。そうする事で、あなたの心と体は、だんだんと、イリアに変化していきます。今よりも意識が、深く、深ーく沈み込んで、その小さな女の子、イリアと同化していきます。イリアの心と体になるのです。そして、それはこの物語が終わるまで、ずっと、ずーっと、続きます。あなたは、頷き続ける事で、ずっとイリアで、い続ける事ができます。それは、とっても素敵な事。だって、あなたがそれを、望んでいたんだから。イリアになる。そして、姉のアヤにいがだれながら、この不思議な物語を楽しむ。その事を、望んでいたからですね。 じゃあ、お話を続けます。あなたはさらに、さらに深く、意識が落ちてゆき、さらに深く、物語の世界に、入っていきます。 では…… ここは、天文台の地下200mにある秘密基地。亜空間迎撃機、インターセプターの格納庫があります。黒光りする、巨大な機体。お姉ちゃんが、こんな戦闘機に乗って戦っていたなんて。そして、私もこれに乗る事になるなんて…イリアは少しだけ、胸さわぎを感じます。 姉のアヤは、いつの間にか、服を脱いで、裸になっていました。いや、裸に見えるだけで、それは肌にピッタリとフィットした、ボディースーツを着けているのでした。首から下を、手の指先、足先まで完全に覆い尽くす、真っ白な、光沢のあるボディースーツ。体のラインを完全に浮き上がらせ、女性らしい腰のくびれや、細い手足を強調して、裸よりもより一層艶かしく感じさせます。さらに、そのスーツには、胸や股間を強調するような、幾何学的な赤いラインが刻まれている。体の前面はかすかに透け、大きな胸やおへそ、そして股間の形状までがより一層際立って見える。頭には通信機のようなヘッドギアを装着し、イリアの前に立っている。そんな姉の姿を見て、イリアの胸はますますドキドキしてきます。 アヤは、その姿のままインターセプターに近づくと、妹を手招きします。 「こっちにおいで、イリア…」(さあ、頷いて…) 「この服は、アクメノイドが着用する、アクメスーツと呼ばれるものなの。感覚を研ぎ澄まし、とても敏感にする服。さっき話したけれど、お姉ちゃんはずっとこれを着て、このインターセプターに乗って戦って来たの。でも…今は…もう一人では無理。だから…あなたも…そう、このアクメスーツを着て、私と同じアクメノイドになって、一緒に戦って、ね、お願い、イリア…」 深く頷くイリア。大好きなお姉ちゃんと一緒にいられるなら、何だってする。頷けば頷くほど、その気持ちが強くなっていきます。 イリアは、インターセプターに近寄ってみます。大きな翼、エンジン。そして、先端部分には、人ひとりが座れるだけのコックピットが、計器に囲まれて収まっています。そして、そのちょうど後ろ側に、人ひとりが、横になって収まるような空洞があります。その中は、コックピットとは違って、全体が柔らかいエアクッションのようなもので覆われ、まるで母のお腹の中にいるかのように、やわらかく、心地よく… 「まるで母のお腹の中にいるかのように、やわらかく、心地よく、イリアを包んでくれるの。だから、あなたはここに入って、ただ横になっていさえすればいい。そうすれば、あなたの精神も感覚も、私と一体になって、二人の力で、敵を倒せるはず。ね、イリア…(頷いてー)…私と一緒に、戦ってくれるよね。あなたのような小さな子にお願いするのは、本当に辛い。でも、もうこの方法しかないの。お願い。このカプセルに入って、一緒に、アクメノイドとなって、戦いましょう。イリア…」 そうやって、姉の問いかけに頷けは頷くほど、あなたの心は、より深い、深ーいところに、入っていく。そして、ますます、ますますあなたの精神が、少女イリアに、変わっていく。その名前で呼ばれるだけで、反射的に頷いてしまうぐらい、あなたの心は、もう、イリアの心と、同化しています。イリア、イリア、私の可愛い妹、イリア。あなたは、そう呼び掛けられる事に、何の違和感も感じなくなっています。 そして、あなたは、心だけでなく体さえも、もうイリアになってしまったように、感じ始めています。そう、それは、少女の体。胸の膨らみもほとんどなく、腰のくびれもわずかで、お尻が少し大きい。手も足も細く、小さく、触ると壊れてしまいそう。ツルツルの股間には、ただ一筋の刻み目だけ…そんな、どこにでもいるような、女の子に、あなたは変わってしまったように、感じます。 さあ、それが分ったなら、もう一度水晶玉を見つめましょう。そして、その水晶玉に、あなたは意識がまた、吸い込まれるように感じます。スーッ、スーッと、吸い込まれていく。そして、玉の中にまた、小さな女の子が現れます。裸の女の子が、映し出されます。それが、イリア。少女イリア。そして、それは、あなた自身の姿です。その少女の姿が、近づいて来る。どんどん、どんどん大きくなる。吸い込まれていく。もっと、もっと、見つめれば見つめるほど、吸い込まれる。近づいてくる。少女の姿が、大きくなる。どんどん、どんどん、近づいて、大きくなっていく。もう、あなたと同じぐらいの大きさになる。さあ、もうすぐ、誰かの声が聞こえます。その声に従って頷くと、あなたの心と体は、完全に少女イリアに、なってしまいますよ。ほら、聞こえる… 「さあ、こっちにいらっしゃい、イリア…」 スーッと意識が、変わっていく。別の意識に、置き換わっていく。あなたは、イリア。少女イリア。そうですよね。あなたはもう、女の子。お姉ちゃんが大好きな、小さな小さな女の子。ほら、また声が聞こえますよ。ちゃんと頷いてー。 「イリア…」 「こっちですよ、イリア…」 「私の可愛い妹、イリア…」 ますます落ちていく、ますます変わっていく。あなたはイリア。少女イリア。さあ、また5からゼロまで数えます。そうしたら、あなたは、今の世界の事は全て忘れ、完全に、新しい世界の住人に、なってしまいます。元の性別も名前も、全部忘れてしまって、小さな、可愛い女の子になり、世界が、あの2050年の世界に、切り替わります。いいですか?じゃあ、 5、4、3、2、1、ゼロ スーッと、意識が沈んでいく、深く、ふかーく、沈んで、いく。落ちていく、落ちていく。意識が、スーッと、吸い込まれていく。暗闇に吸い込まれていく。そして、溶けていく。暗闇と混ざり合っていく。ドロドロに混ざり合っていく。心地いい、とってもとっても、心地いい。 そして、あなたは、自分が誰なのかを、もう一度認識します。あなたは、イリア。少女イリア。そうですよね? では、その事を、あなた自身が口に出してください。今から幾つか質問をしますから、ちゃんと、答えてくださいね。  イリアという名前の、アヤというお姉ちゃんがいる、女の子 その事を、しっかりと自分自身で、語ってくださいね。では…  あなたの、名前は? (イリア)  姉の、名前は? (アヤ)  あなたの、性別は? (女の子) いいですね。その調子です。じゃあ、続けて… あなたは、イリア。あなたは、女の子。とっても小さな、女の子、イリア。 そして、ここは2050年の世界。とっても不思議な、冒険の世界。ここには、あなたが大好きなお姉ちゃんがいて、あなたを呼んでくれて、いるんですよね。そんな嬉しい事は、ないですよね。 あなたの目の前に、お姉ちゃんが立っています。お姉ちゃんは裸。そして、あなたも今は、裸。あなたは一歩、一歩と、お姉ちゃんに近づいていく。近づいていく。そして、二人が手を、ぎゅーっと握りしめた瞬間、あなたは、数週間前の出来事を、思い出し始めます。 さあ、手を伸ばして、お姉ちゃんの手を強く握る、イメージをしましょう。すると、ほら、感じる、お姉ちゃんの、温もりを… 二人は、ベッドの中にいました。二人とも裸で、同じベッドの中で抱き合っていました。早くに母を失い、父も留守がちだったあなたにとって、姉のアヤは唯一の肉親。そのため、いつの頃からか、あなたはしばしば、裸でアヤのベッドに潜り込むようになっていました。そんな時は、姉のアヤも裸になって、可愛い小さな妹を迎えるのでした。 そしてそれは、しばしば愛の行為に変化するのでした。あなたは、まるで母親にするかのように、アヤの大きな胸に顔を埋め、吸い付く。アヤは、まだ未成熟な、妹の割れ目を舐め上げて、慰める。そんな秘め事を、二人は会うたび、し続けていたのでした。 そしてあの日、二人が最後に会った日、姉のアヤは今日の日を予想して、あなたの体に、ある仕掛けをしたのでした。 「よく聞いてね、イリア…お姉ちゃんは、しばらく会えないかも知れない。ずっとじゃないよ。必ず会えるけど…二人が今よりもずっと、一緒になれるように、あなたの体に、これを、入れるの」 そう言って、アヤはあなたに、小さな透明な玉を見せます。それは、水晶玉。小指の先ぐらいの、透明な水晶玉。そう、あなたが幻想の中で見つめていた、あの、水晶玉… 「これを、おしっこの割れ目から、あなたの体の中に、入れる。女の子にはね、子宮っていうところがあるの」 アヤは、あなたの下腹部を摩りながら、そう言います。 「女の子が赤ちゃんを育てる場所。そこに、この玉を入れるの。そうしたら、どれだけ離れていても、私たちは引き合い、感じ合い、?がり続けられるの。ちょっとだけ、我慢出来るよね?イリア…」 あなたが頷くと、アヤはさっきの水晶玉を、細いアプリケーターに装着します。そして、あなたの割れ目から、優しく、ゆっくりと挿入する。途中で少し抵抗があり、鈍い痛みを感じますが、先程の愛撫のせいか、痛みはすぐにおさまります。お腹の中を数回、グリグリといじられたような感覚のあと、それは割れ目から引き抜かれます。シーツに、赤い血が少しこぼれますが、アヤはそれを手早く拭き取り、そしてあなたの股間を、また、優しく舌で、愛撫するのでした。 「ごめんね、でも、ちゃんと出来たわね。イリア…」 あなたは、コクンと頷きます。そして、下腹部に少しずつ、疼きのようなものを感じ始めます。 「あなたに入れた水晶玉は、私とあなたの、絆。私のお腹の中にも、あれと同じものが入っているの。だから、これが共振し合う事で、二人の精神と感覚は、一体になれる、そう、二人はシンクロする。同じように感じ、同じように気持ちよくなり、そして、同じように、私たちは、アクメ、するのよ、イリア…」 あなたは、ふと我に帰ります。 ここは…ここは?…ここはどこでしたっけ? (アクメノイドのインストールが完了しました。アクメスーツ、ヘッドギア、接続ブラグ、全て異常なし) そう、ここは、コックピットの中。あなたは、亜空間迎撃機の、サブコックピットにいます。あのベッドのようなカプセルに、寝かされています。柔らかいクッションの中に包まれて、とても心地よく、寝かされています。 そして、あなたはいつの間にか、自分が姉と同じ服、あの、アクメスーツを装着している事にも、気付きます。首から下を覆い尽くす、真っ白なアクメスーツ。それは、まるで第二の皮膚のように、あなたの全身に貼り付いています。そして、全身に描かれた赤い線が、キラキラと輝いて、あなたの小さな体を、より一層際立たせます。それに、頭を覆うヘッドギアと、全身に繋がれたチューブのようなもの。それが、まるで母親と繋がる臍の緒のように、機体とあなたを繋いでいるのです。あなたは、ますます心地よくなり、幸せになっていくのを感じます。だって、お姉ちゃんと同じ格好で、同じ機体に乗り込んでるんですからね。今からは、ずっと、お姉ちゃんと一緒、大好きなお姉ちゃんと一緒。そう、一緒になる、一緒に… そして、あなたは姉の、あの言葉を、思い出します。 「私と、精神も感覚も、シンクロするのよ」 あなたは、その言葉の意味を考えます。でも、よく分かりません。考えようとしても、頭が余計に、ボーッとしてくるだけ。でも、どうだっていいですよね。お姉ちゃんと同じスーツを着て、お姉ちゃんの乗っている機体に乗っている。それだけで、あなたは幸せ。嬉しい、とってもっても、嬉しい。あなたの心は、幸せに包まれます。 ヘッドギア越しに、アヤの声が聞こえます。 「それじゃあ、扉を閉めるわね、イリア…」 あなたが頷くと同時に、コックピットの扉が閉じます。あなたの周りが、暗闇と、静寂に包まれます。そしてかすかに、エンジンの起動する低い音が聞こえてきます。 あなたの小さな体は、もう完全に、インターセプターに取り込まれました。まるで、母親のお腹の中にいるように、とても心地よく、包まれています。エンジンのかすかな揺れと低い音が、母の心臓の鼓動や、血液の流れのように、感じます。もうここに残るのは、この声と、時折聞こえる、姉の呼びかけだけ。ですから、あなたはこの後は、全てを声に、委ねて下さい。心も、体も、精神も、感情すらも、この声に委ねる。そうする事で、あなたはより一層、幸せになり、心地よくなり、気持ちよく、なれるんですよ。 そして、あの水晶玉は、あなたの体の中、あなたの子宮に、入ってしまったんですからね。ほら、それを思い出すと、疼き出す。子宮が、ジーンとしびれて、切なくなってきます。そう、それは、なんだか不思議な、エッチな感覚です。 ですから、あなたはこの後、徐々にエッチになっていきます。まるで、お姉ちゃんと抱き合っている時のような、エッチな気持ちよさに、だんだん、だんだんと、変わっていきます。 -------------------------------------- 【初陣】 ヘッドギアを通して、アヤの声が聞こえてきます。 「気分はどう?イリア…。早速だけど、敵が現れたみたい。出撃よ。クスッ、安心して。あなたはそこで、ただ横になっていればいい。そうすれば、あなたはとっても心地よく、私とシンクロ出来る。いいわね、イリア…」 あなたが頷くと同時に、何かが動き始めます。周囲のクッションが、モコモコと膨らんで、動き始めます。そして、あなたの両手、両足を、包み込む。両手は肩から指先まで、両足は股の関節から足先までを、円筒形のクッションのような物が、優しく包み込み、心地よく、締め付けていきます。そうすると、どんどん、どんどん、手足の感覚が、曖昧になっていく。まるで、手足が、最初から無かったように感じる。心地いい、頭と体だけになるのは、とっても心地いい。全ての感覚が、胴体だけに集中する。露出している、体の表面だけに、気持ちいい感覚が集まっていく。スーツ前面の半透明の部分が肌に張り付き、ジンジンとした快感がさらに研ぎ澄まされていきます。 「それじゃあ、シンクロを開始するね。覚えてる?あなたの中に装着した水晶玉。もう、子宮に馴染んで、あなたの神経と完全にリンクしているわ。そして、これも言ったよね。私のお腹の中にも、同じものがあるって、ね、イリア…」 あなたは、おへそと、割れ目の中間あたりを意識します。そう、ここに、入っている、丸い小さな、水晶玉。それを思い出すと、それがジクジクと疼き始めたのが分かります。 「今から、その水晶に、特殊な周波数の電磁波を流すわ。そうしたら、あなたと私の快感が、連動し始める。そう……あの、つまり……とっても気持ちよくなる、ってわけ。イリアは何も、しなくていいよ。お姉ちゃんに、身も心も任せてくれたら、ちゃんと、出来るからね。うん、あなたなら、出来るからね、イリア…」 お姉ちゃんは一体、何が出来る、って、言ってるんだろう? あなたの、そんな疑問に答える事なく、アヤはスイッチを入れます。すると、あなたの下腹部に、一瞬…軽い刺激が走り、そして、 股間から、熱い痺れが、ジーンと広がっていきます軽い子宮の疼きが大きくなって、あなたの全身に広がっていく。あなたの子宮の中の水晶玉が活性化し、あなたに、より大きな刺激を、疼きを、快感を与えます。とっても気持ちいい。大きな快感が、全身にひろがります。さあ、また来ますよ。 ほら、また気持ちよくなる。快感が広がる。気持ちいい疼き。気持ちいい痺れ。子宮の中に埋め込まれた、水晶玉が発するその快感に、あなたは酔いしれます。まるで、水晶玉があなたを、内側から犯しているよう。気持ちいい。本当に気持ちいい。 繰り返される電磁波の流れ。この刺激、お姉ちゃんも同じように、感じているんですよ。お姉ちゃんも、同じように気持ちよくなっているんですよ。ほら、それは、あなたとお姉ちゃんが、徐々に、シンクロし始めているから、なんですよ。 刺激を受ければ受けるだけ、快感は大きくなっていきます。気持ちいい、快感のうねり。強烈な性的刺激を、その小さな体で、受け止めています。 思い出して。あなたが着ている服。それは、あなたが受けた快感の波を、逃さずに封じ込める機能を、持っています。あなたの快感を、あなたの中に封じ込めているんですよ。だから… そう、この刺激は、どんどん、どんどん大きくなっていく。あなたの小さな体に、はちきれんばかりに詰め込まれていく。 そして、 そしてそれが、限界を消えたとき、あなたは… 「アクメ、するのよ、イリア…」 不意に姉の声が蘇る。アクメ、アクメって何?あなたは考えます。でも、受け続けている快感で、すぐにそんな事は、どうでもよくなってきます。 快感が続く、強い快感が続きます。あなたに溜まり続ける、快感の塊。もう、はち切れそうですね?はち切れたら、どうなるんでしょうね? この快感が、あなたが耐える限界を超えたら、一体どうなるんでしょうね?そう、それ、それこそが、あの言葉… あの言葉、アクメです。 そしてその時は、だんだんと近づいています。アクメ、アクメ。そう、あなたは、もうすぐアクメします。蓄積された快感が爆発して、 あなたを強烈な絶頂の波で押し流す、アクメ。そして、そのアクメは、お姉ちゃんと同時に、するんです そう、あなたはもう、アクメノイド。ですから、アクメするのは当然。絶頂するのは当然。そうですよね。 そして、次にあなたがアクメを迎えると、あなたは大好きなお姉ちゃんと、精神と感覚が一体化します。 その時あなたは、今まで体験した事もない、素晴らしい快感と、幸福感に包まれるのです。 お姉ちゃんの声が聞こえます。 「イ、イリア、それじゃあ、いくよ。ア、アクメ、いくよ。今からカウントダウンして、ゼロになったら、二人同時に、アクメする。そうしたら、あ、あなたと私は、完全にシンクロするからね。いいよね、イリア…」 あなたは頷きます。そして、最後の強烈な電磁波が、子宮の水晶玉に突き刺さります。 ほら、アクメが近づいてきましたよ。数が減るたび、快感がますます大きくなる。限界に近づく。そして、やってくる、強烈な快感の濁流、アクメが、やってきます。 (アクメの前兆反応確認、アクメまであと、 20、19、18、17、16、15、14、13、12、11、10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、ゼロ) ゼロ! (アクメします、アクメを確認しました) すごい衝撃が全身を駆け抜ける。快感が爆発しあなたの意識を吹き飛ばす。一瞬で真っ白になる。電気のように全身を駆け抜ける。全身を貫く、うねりのような快感の波。あなたはそれをただ受け止めるだけ。あなたの体も、心も、意識も、全てが快感だけに包まれていく。 そして、それは潮が引くように、スーッと、おさまっていきます。そう、これが、アクメ。アクメです。アクメノイドとなったあなたの、なすべき事。あなたは思い出します。これは、お姉ちゃんがいつも、ベッドの中でやってくれていた、あの気持ちいい、絶頂の感覚。それと同じだという事を、あなたは思い出します。そしてあなたは、この後何度も、何度もアクメするだろう事を、予感します。自分の意思とは関係なく、何度も何度も、アクメし続ける。それが、アクメノイドとなった自分の運命だと、あなたは強く思います。 あなたはもう、アクメノイド。アクメする事だけが使命の、アクメノイド。そしてあなたは、自分の心に、お姉ちゃんが入り込んできたかのように、感じます。いや、逆かも。あなたが、お姉ちゃんの心の中に、入り込んだのかも… そう、そんな事は、どっちでもいいですよね。あなたは、姉のアヤと、シンクロした状態。お姉ちゃんの体は、あなたの体。あなたの心は、お姉ちゃんの心。精神も肉体も、共有し、混ざり合った状態。それが、今の状態です。 「イリア、イリア?」 お姉ちゃんの声がする。それは、今までのようなヘッドギア越しではなく、心の中に、直接響くような声です。 「シンクロはうまくいったわ。私の中に、イリアの心を感じる。これであなたも、アクメノイド。私と同じ、アクメノイドになったのよ。さあ、行きましょう。敵が迫っているわ。亜空間ベクトル、AXY木戸入る、インターセプター、発進!」 (亜空間ドライブ、エネルギー充填、80%、100%、120% インターセプター発進します) グーッという加速度を感じます。機体は光の粒子に包まれ、亜空間に突入していきます。さあ、もし今、目を開けているなら、目を閉じ、心を澄まして下さい。そうすると、あなたは、アヤが見ている風景を、感じられるかも知れません。星の輝きが、光の矢となって後ろに走っていく。その矢は、虹色に分解し光り輝き、やさしく、二人を包み込んでいます。そんな空間を、あなたと、アヤを乗せたインターセプターが、進んでいきます。 そう、ここは、亜空間。次元の狭間。そんな場所を、今あなたを乗せた機体は、ふわふわと漂っています。それを感じる事が出来るのは、あなたが今、姉のアヤとシンクロしているから。そうですよね? そして、あなたは、自分が今は、本当は、小さなカプセルの中にいる事を、思い出します。ふわふわと、暖かい空間。そこであなたは、アクメノイドとしての使命を、果たします。インターセプターが、プロトンビームを放つには、あなたとお姉ちゃんが、同時にアクメする事が必要。そう、これからあなたは、何度もアクメする。アクメし続ける。そうでしたよね? インターセプターは、モヤモヤとした、奇妙な空間を漂っています。クラゲの群れが泳ぐ、海の中のように、空間そのものがまるで、複雑に歪んでいるように、感じます。あなたは胸のざわめきを覚えますが、それはすぐに、アヤの心にかき消されます。 「ここが、亜空間。やつらが潜んでいる場所よ。そして…座標は…あってるわね。すぐに敵は見つかるわよ…えーっと、ほら…いた、右下の方に…そう、あそこね、1機、2機、3機。みんな小型機ね。さあ、イリア、さっさとやっつけるわよ!」 音もなく、機体がスーッと旋回し、そして敵に近づいていきます。敵は、こちらには気付いてないようで、三つの光が、平行に動いていきます。アヤはその最後尾の後をつけるように、静かに、接近していきます。 「イリア…今からまた、私たちの快感を高める機械を、作動させるわ。そして、インターセプターのプロトンビームを発射するには、二人が、同時にアクメする必要があるの。心配しないで。操縦は私がするから、あなたはただ、快感を受け止めていてくれればいいのよ。頑張ろうね、イリア…」 あなたが頷くと… 急に、全身が締め付けられるように感じます。アクメスーツが収縮し、あなたの体をギューっと締め上げる。そして、あなたは、全身がさらに敏感になった事を感じます。 「今、アクメスーツをバキュームしたわ。これで、あなたが受ける快感は、今までの数倍に跳ね上がったはず。さっきよりも何倍も早く、アクメする事が出来るの。さあ、いくわよ、イリア…」 さあ、あなたの子宮の中にある、あの気持ちのいい水晶玉と、あなたが着ている、快感を閉じ込め、増幅するアクメスーツに、意識を向けてー。そして、耳を澄ましてー。 またあなたに、柔らかい快感の波が、戻ってきます。子宮の疼き。あの水晶玉が、この音に反応して、活性化し始めたようです。いや、音なのか、何かの電波なのかよく分かりません。でも、この波のようなうねりが、確実に、あなたと、姉のアヤの体を犯し始めている事は、分かります。気持ちいい、とっても気持ちいい、うねりのような快感の波。その波に、翻弄される小さな体。あなたは、ぐっと口をつぐみ、その快感を耐えようとします。 「我慢しちゃダメ。素直に、もっと素直に、その感覚を受け止めて、イリア…」 あなたは頷き、姉の声に従います。快感の波に、犯される、その事を、あなたは全身で受け止めます。 あなたのその、小さな体は、その、優しい快感の波に、翻弄されています。まだ未成熟な体で、あなたはその波を、全て受け止め続けています。快感が、あなたの意識をさらにボーッとさせます。 そして、その快感は、姉のアヤも同じように、受け止めているんですよ。二人の間を、快感が濁流のように巡り始める。ほら、快感が、ますます、ますます大きくなるのを、感じて下さい。大好きな姉と、心も感覚もシンクロし、同じになる。その嬉しさが、あなたの快感をさらに大きくしていきます。 さあ、全身の力をもっと抜いて、この快感、甘い、とろけそうな快感を、もっともっと味わってー。 ふと気付くと、インターセプターのレーダーは、敵を完全に補足したようです。 そして、あなたの心にまた、姉の声が流れ込みます。 「イリア、気持ちいいね…それじゃあ、敵をやっつけるよ。また、さっきのように、アクメしてくれれば、それでいいの。出来るよね、イリア…」 あなたは頷く。機体がグーッと加速し始めたのを感じ、それと同時に、快感を与える波の出力が、上がります。 ほら、快感が増幅する。甘い快感が、身を締め付けるような快感に変わっていく。ピリピリとした刺激を伴う快感に、変化していく。全身が、ブワーッと熱くなるのを感じる。身を震わせ、思わず喘ぎ声を漏らす。子宮の水晶玉がまるで発電機のように震え出し、全身を包むアクメスーツが身を締め付ける。あなたの小さな体が、まるで快感の塊に変わってしまったように感じる。それは、あなたがもう、アクメノイドになってしまったんだから、当然の事ですよね。 そして、その電気のような痺れが、子宮だけでなく、別の性感帯にまで伝わっているのも感じる。あなたのまだ平らな胸にある乳首や、割れ目の中に埋もれたままの、クリトリス。子宮に植えつけられた水晶玉は、あなたの神経に完全に根を張り、乳首やクリトリスに、内側から、直接ビリビリとした刺激を与え始めます。衝撃的な快感に、あなたは身をよじって抵抗する。でも、そんなのが無駄なのは、分かってますよね。あなたは、アクメノイド。だから、そのコックピットの中で快感を感じ、増幅し、アクメするのは、当然の事。それだけが、アクメノイドの使命、なんですからね。ほら、自分の性感帯の痺れを、もっと感じてー。体の中から沸き起こる、ビリビリとした痺れを、もっともっと感じて下さい。そして、その小さくて未成熟なクリトリスや乳首が、じくじくと疼き続けるのを、感じて下さい。 快感が、続きます。気持ちよさが、ますます膨れ上がります。もう、頭が変になってしまいそう。そんな朦朧とした状態で、あなたは思い出します。私は、アクメノイド。お姉ちゃんも同じ、アクメノイド。二人はシンクロし、快感を共有している。でも、お姉ちゃんは、こんな快感の濁流に呑まれながらも、この機体を操っている。敵を倒すため、敵を、破壊するため! だから、もっと快感を、強く感じる必要があります。もっともっと快感を、溜め込む必要があります。二人の体、アクメスーツに包まれた女の子の体に、快感を溜め込んでいく。そして、それがまさに破裂しようとする今こそ、アクメを迎える時なんですよ。 「イリア、よく頑張ったわね、偉いわ、じゃあ、行きましょう。このプロトンビームで、やっつけちゃいましょう。発射準備!」 機械のパワーがさらに上がります。そして、聞こえてくるアクメの音。膨張する快感。これが破裂する時、二人がアクメする時、ビームが照射される。さあ、さあ! さあ!! ゼロ!強い衝撃が全身を貫く。快感が電気のようにあなたの全身を覆い尽くす。体がビクンビクンとカブセルの中で暴れる。そして、 遠くで何かが爆発した衝撃が、伝わってきます。それにつられて、快感の波も、おさまっていきます。 「一機撃墜したわ、イリア!その調子よ。でも、あと残り二つ、これも一気に片付けるわよ!」 姉の声が心に響く。そして、あの快感を与える音の波が、再びあなたを覆っていきます。 また震え始める水晶玉。疼き始める子宮。今アクメしたばかりのあなたの体を、再び快感が襲い始めます。ブルブル震える、刺激的な快感が、あなたの子宮から、全身に伝わります。 機体が、大きく左右に揺れます。アヤは敵の背後を取るため、旋回運動を繰り返します。あなたのいるカプセルにも、その慣性運動がかすかに伝わります。時折、敵の攻撃のような音も聞こえますが、アヤはそれを巧みに避けているようです。でも、あなたには、何も成す術はありません。あなたはただ、横になって、この快感を受け続けるだけ。それだけが、あなたに出来る全てです。そして、それだけが、あなたがお姉ちゃんに協力出来る、全てです。ですから、さあ、もっと感じて。もっともっと、快感を受け止めて。もっともっと、気持ちよくなってー。 機体の揺れがおさまります。敵を完全に補足したようです。あとは逃げる敵を加速して、追い詰めるだけ。 「さあ、イリア、やっつけるよ。今度は二機いっぺんに片付けるからね。連続でアクメする事になるけど、あなたなら、出来る。出来るから、一緒に頑張ろうね、イリア…」 姉の声が消えると同時に、また快感装置のパワーが大きくなる。快感がぐるぐると体の中を循環し始める。すごい、すごい気持ちよさが、行き場をなくして、あなたの小さな体を犯していく。子宮の疼きは、もはや暴力的な振動となって、下半身を、乳首を、クリトリスを、そして全身を責め立てる。脳がとろけそうな快感に、あなたの心は消えてしまいそうになる。そんな、衝撃的な快感の渦は、お姉ちゃんと、あなたの体を循環して、ますます、ますます大きくなっていきます。 「じゃ、じゃあ、行くよ、ビーム、連続発射、準備」 さあ、快感がまた上がる。そしてアクメへと続く音が聞こえる。ますます膨れ上がる快感、衝撃的な快感。そしてそれが、また、爆発する。 ゼロ!ビリビリというアクメの衝撃で全身が砕けそうになる。もう駄目、アクメはもう駄目。そあなたはそう思ってしまいますが、でも、ほら、まだ聞こえますよね、快感装置の音、そして、アクメを迎える音。また来ますよ、連続で来ますよ。さっきよりもさらに強烈なアクメが、あなたの体を切り裂くような壮絶なアクメが、あなたを襲いますよ。 ゼロ!何かが弾けたような凄まじい衝撃。あなたの快感が一気に爆発する。全身が痙攣しビクンビクンと跳ねる。そして、辛うじて保っていた意識も、真っ白に消えてしまう。 そしてようやく、その快感の濁流も、おさまっていきます。遠くで2つの爆発音が、聞こえたような気がします。そして、全身がスーッと、楽になって、そして、意識もスーッと、落ち着いていきます。 心の中に、聞こえる声… 「イリア、やったわよ!敵は倒した。これでミッションは、終了よ」 姉の、嬉しそうな声が聞こえます。そして、それを聞いたあなたも、とても晴れやかな心に、なっていきます。 「さあ、基地に戻りましょう、イリア…」 あなたが頷くと、機体はスーッと反転します。そして、機体がまた、加速を始めました。深い闇に、吸い込まれる機体。そして、意識も、スーッと、吸い込まれ、消えていくように、感じます。 -------------------------------------- 【逢瀬】 深ーい、意識の底。そこで、あなたは夢を見ます。 それは、とっても幸せな、お姉ちゃんとの夢。お姉ちゃんとの、めくるめく、愛の夢です。 そう、あなたは今、いつものように、お姉ちゃんのベッドの中で、裸になっています。あなたも、お姉ちゃんも、二人とも裸。裸だから、あったかい。お互いの体温が、お互いを暖めて、とってもあったか。心地いい、本当に本当に、心地いい… そして、二人は既に、抱き合っています。お姉ちゃんの、大きな胸に、あなたは顔をうずめます。お姉ちゃんの、体の匂い、とっても優しい匂いに、あなたは包まれます。それは、母の面影をほとんど覚えていない、あなたにとって、ただ一つの、ぬくもりです。 お姉ちゃんは、あなたのツインテールの片方をやさしく掻き上げ、そして強く抱きしめます。あなたが物心もつかないうちに、母を亡くしてしまった事を知っているから、お姉ちゃんはいつもこうやって、あなたの、心と体を、慰めているんですね。肉親同士の、心の繋がり、体の繋がり、もう、心臓の鼓動や、呼吸のタイミングまで、一緒になってしまったみたい。お姉ちゃんとあなたが、心も体も溶け合って、混ざり合ったみたい。あなたはそんな、至福の快感に、包まれています。 あなたは、お姉ちゃんの両胸の、その谷間に顔を、埋めています。柔らかくて、暖かい、大きなおっぱい。自分にはまだない、大きな柔らかいおっぱい。そして、あなたは、姉の乳首にむしゃぶり付きたくて堪らなくなります。そう、これも、いつもの事。お姉ちゃんは、きっと許してくれますよ。 お姉ちゃんが、あなたの口の前に、自分の乳首を持ってきます。あなたは口を開き、そしてそれを、咥え込む。柔らかいおっぱいの先端にある、硬い突起を、あなたは吸い始めます。まるで赤ん坊がするように、吸い付く。そして舌で、その突起を舐め回します。そうしていると、あなたは、だんだん、だんだんと、自分が興奮してくるのが、分かります。さあ、もっと吸って、もっと興奮して… あなたは、お姉ちゃんの乳首を愛撫し続けます。時折左右を入れ替え、舐め回す。その度に、あなたの興奮は、大きくなっていく。全身が熱くなり、顔が火照ってくる。気持ちいい、気持ちいい感覚に、全身が包まれていく。下半身がじわーっと痺れ出し、モジモジせずにはいられなくなる。お姉ちゃんの吐息も深くなる、きっと、お姉ちゃんもあなたと同じように、感じているんですね。それを思うと、あなたはますます、ますます興奮してくる。気持ちいい、ずっとこうしていたい。ずっとずっと、お姉ちゃんと一緒にいたい… お姉ちゃんが、不意に体を放します。さあ、次はあなたの番、あなたが、お姉ちゃんに、気持ち良くしてもらう番ですよ。 お姉ちゃんが、体の位置を変え、あなたの股間に、自分の顔をうずめます。そして、舌をあなたの、まだ小さな蕾のような割れ目に、伸ばしてきます。ほら、何をしてもらえるのか、もうわかりましたよね?期待してきましたね。ペロペロされるんですよ、そして、イかせてもらえるんですよ。 お姉ちゃんの舌は、まず、まだ毛も生えてない、ツルツルの割れ目の膨らみを、舐め始めます。それだけでも、じんじんとした気持ちよさが、下半身が全体に伝わってきます。割れ目の周囲を、ペロペロ、ペロペロと舐め続けられる。その、焦らされるようなプレイが長ければ長いほど、この後の快感が大きくなるのも、知ってますよね? 次に、姉の舌は、割れ目に沿って上下に舐め始めます。規則的に上下する、姉の舌。その度に、ビリビリとした、快感の疼きが、股間から頭のてっぺんにまで伝わってきます。気持ちいい、本当に本当に、気持ちいい。あなたは思わす声を漏らします。快感は、ますます、ますます高まってきます。 そして、あなたの一番感じる部分、気持ちいい部分にも、もうすぐ舌が、届きそうです。そう、割れ目の奥にまだ隠れたままの、小さなクリトリス。ここを舐められたら、あなたはすぐにイってしまう事を、知ってますよね。ペロペロって、5回舐められるだけで、あなたはイってしまいます。さあ、きますよ、きますよ!ほら!ほら!! 1回、すごい刺激。 2回、貫く快感。 3回、快感の高まり。 4回、絶頂の高まり、さあ、次ですよ。あれが来るんですよ。 ほら、イく!イってしまう。すごい快感の高まりが全身を貫く!ビクンビクンと仰け反り、あなたの全身が快感で溶けてしまう! あなたは、強い絶頂の果てに全身が脱力し、放心したかのように、空っぽになってしまいました。 お姉ちゃんは、そんなあなたを強く抱きしめ、そして、耳元で囁きます。 「イリア…ごめんね。でも、これは、練習なの。あなたが、いつか受け入れなければならない使命、その時のための、準備…」 あなたは、この時は、お姉ちゃんが何を言っているのか分かりませんでした。でも、今は、すっかり理解できます。お姉ちゃんと、一緒に戦う。一緒に敵を、倒す。アクメノイドとなって、アクメする! そのための準備だったという事を、今のあなたは、もう完全に理解出来ます。それを思うと…ほら、また意識が落ちていく。深ーい、眠りの底に、落ちていきます。 -------------------------------------- 【決戦】 そして…ふと気付くと、目の前の空間が、急に大きく歪み始めました。空が溶けるように、大きく変形し、そして、その黒い隙間から、大きな物体が姿を現します。アヤは急旋回し機体を停止させます。 「あれは…敵のマザーシップ…」 アヤがつぶやきます。現れたものは、まるでラグビーボールような形をした巨大な宇宙船。さっきの敵の、何十倍もの大きさの母船。それが、二人の行方を阻むかのように浮かんでいます。あなたは、こんな敵にかなうははずはない、早く逃げないと、と思います。 「あれは、お母さんを殺した敵…」 アヤの声がまた聞こえます。お母さん、お母さんとこの巨大な敵に、どんな関係があるの?あなたの心は混乱します。 「イリア、よく聞いて…今から7年前、お母さんは、今の私と同じ、インターセプターのパイロットだった。アクメノイドとして、私が今座っているコックピットに、お母さんは座っていたの。そして私は、サブパイロットとして、いまイリアがいる所に入っていた。あなたと同じようにね。」 あなたは初めて聞く真実に、驚きを隠せません。 「そして、今と同じように、あいつが私たちの前に立ち塞がった。お母さんは、必死で戦った。でも…敵わなかった。なんとか離脱し、基地に戻った時には、すでにお母さんは…」 アヤが声を詰まらせます。 「…お母さんは、私をかばって、倒れたの。だから、あいつは、私の敵。いや、私たち二人の敵なの。だから、さあ、行くわよ!あいつを倒しに、お母さんの仇を取りに、行くわよ、イリア!」 姉の声が心に響く、でも、あなたは怖くて仕方ありません。お母さんが挑んで、勝てなかったような相手に、どうやって私たちが勝てるんだろう。 あなたの心が、姉のアヤに伝わります。そう、二人はシンクロしているから、言葉がなくても、通じ合える… 「イリア、大丈夫よ。やっつける作戦はとっくに立ててあるわ」 アヤの頼もしい声。 「あいつの真ん中にある丸いレンズ、あれは硬X線ビームの発射口なんだけど、構造上、薄いレンズの奥は中央のメインエンジンまで、空洞になっているの。レンズは弱くて、プロトンビームが三発もあれば破壊出来る。そして、むき出しになったエンジンに、至近距離で超強力なビームをお見舞いすれば…ドカン!って訳」 ビーム三発?って事は、アクメを三回も、連続しなくちゃいけないの?あなたは心の中でそう思います。 「あたり!三連続アクメして、そしてあの内側に突っ込んで、中からあいつを破壊する…安心して。お姉ちゃんも一緒なんだから、ね、イリア…」 アヤは明るく語ります。あなたも、お姉ちゃんがそういうならと、から意地を張って頷きます。 「もちろん、この後はより強く、大きなエネルギーが必要。だから、より強いアクメをしなければならない。だから、今から新しい機械を使うわ。ジョイントプラグ・バイブレータ。この機械で、イリアの子宮と私の子宮を、直接連結して共振させ、増幅させるの。出来ればあなたにこれは使いたくなかったんだけど、あいつが現れた以上、仕方ないわ。じゃあ、始めるよ!、イリア…」 子宮同士を、直接繋ぐ。という事は、自分の股間に、そのジョイントプラグとかいう機械を挿入されるのか…あなたは少し驚きます…でも、お母さんの仇を討つためなら…あなたは、覚悟を決めます。 機械が動く音が聞こえます。あなたの着ているアクメスーツ、その股間部分のクロッチが外され、あなたのかわいい、小さな割れ目が露わになります。連続アクメによって蒸気し、熱く、真っ赤に充血している割れ目。でもすぐに、そこは新しい器具に覆われます。股間をぴったりと覆う無気味な機械が、吸盤のようにあなたの股間に、ぴったりと張り付きます。そして、割れ目に、太い棒のようなものが触れ、それが、ゆっくりと挿入される。あなたの割れ目を押し広げ、体の奥に、押し入ります。鈍い違和感を感じ、やがて、身を裂かれるような感覚が、あなたの下半身を襲います。ぐーっ、ぐーっと、入り込んでくるプラグ。あなたは思わず声を漏らします。でも機械は、そんな事はお構いなく、ぐい、ぐいと、断続的に力を込めて、奥に突き進んでくる。あなたの割れ目を大きく引き裂き、小さな膣を埋め尽くしていく。下半身がパンパンに腫れ上がったように感じる。内臓が押し上げられ、口から何かがこみ上げてくるような、強い違和感を全身に感じる。でも、プラグはお構いなしに、あなたの膣を完全に埋め尽くしていきます。 やがて、先端が、子宮の入り口にまで、到達し、そこで、機械は、ようやく動きを止めます。股間に、下半身に、重い疼きをじくじくと感じ、あなたは、肩で息をします。 姉の声が聞こえます。 「イリア…よく頑張ったわね。接続は完了したわ。じゃあ、スイッチを入れるね。さっきよりも、ずっとずっと強い快感かもしれないけど、私と一緒だから、がんばろうね!イリア…」 あなたは深く頷きます。 すると、プラグが音を立てて動作を始めます。くぐもった、波のような振動が、体の奥に響く。さっきまでの、外側から与えられる、甘い、暖かい快感とは違う、直接的な、乾いた刺激。ズキン、ズキンという重い疼きが、あなたの子宮を襲います。それは、さっきより圧倒的に早く、あなたを快感の渦に追い込んでいく。あなたの小さな体では、とても受け止め切れない強さの快感が、一瞬で蓄積していく。アクメスーツに包まれた胴体が、ブワーッっと熱くなり、ブルブルと震えだす。快感の熱さ、快感の痺れ。そして、その快感の意識だけが、あなたの頭をまた、支配していく。もう、気持ち良さしか感じられなくなる。子宮の水晶玉と繋がってしまった神経繊維の、その一本一本が、快感だけを受け止め、快感だけを脳に運び続ける。あなたはもう、快感だけ。快感だけの虜。そして、それはますます大きくなり、あなたの小さな体に詰め込まれていく。逃げ場を失った快感は、あなたの小さな体の中で濁流のように渦巻き、あなたを翻弄していく。普通なら、到底耐えられない壮絶な快感のうねりを、今あなたは、必死に耐えているのです。お姉ちゃんのため、そして、お母さんを殺した敵を、やっつけるため! そして、その圧倒的な快感は、あなたの小さな体を確実に蝕み、変化させていきます。子宮から伝わる快感の痺れは、確実にあなたの性感帯を刺激し、強烈な快感を発し続けます。ブルブルと震える小さな乳首、じくじくと疼くクリトリス。それはすぐに、恐るべき快感に変化していきます。 そして、刺激を与えられた、乳首やクリトリスは、それぞれが、まるで別の生き物のように肥大化し、勃起していきます。気持ちよさで、勃起する、あなたのいやらしい部分。普通では考えられないぐらい、グロテスクに、勃起する。乳輪が拡大し先っぽがビンビンに膨れ上がる。クリトリスは割れ目から飛び出して露出しようとする。そしてそれが、あなたの快感をさらに大きくしていきます。 ほら、もう凄い事になってますね。気持ちよさで、快感で、頭がおかしくなりそうですね。 全身から吹き出す汗。そして股間から流れ出す、エッチな液。それらがアクメスーツの内側に充満し、グチュグチュといやらしい音を立てています。 そして、聞こえてくる姉の声… 「イリア、今からまた、アクメスーツをバキュームするわね。そうしたら、あなたと私は、今以上にシンクロする。まるで子宮同士が一体化したように感じ、お互いの感覚を共有し増幅するの。じゃあ、いくよ、イリア…」 あなたは、さらに気持ち良さが高まると聞いて、胸の鼓動が抑えられません。さあ、未知の快感の世界に、いきますよ。 ほうら! ギューっと、締め付けるアクメスーツ。そして、姉の快感のフィードバックが強くなる。あなたの快感が暴れ出す。あなたの小さな体を、さらに暴力的な快感が犯していく。既にギチギチに詰め込まれた快感が、新たな刺激でめちゃくちゃにかき回される。勃起しようとする乳首やクリトリスを、アクメスーツがさらに圧迫し、快感を圧迫し、閉じ込め、増幅する。全身がガクガクと震え、仰け反り、思わず声を上げる。さっきまでとは全く違うレベルの快感に翻弄される。そう、あなたとお姉ちゃんは、完全に一体化し、それによって生み出される壮絶な快感の濁流に、飲み込まれています。そしてそれは、3回連続のアクメによって、一気に爆発し解放される。さあ、今がその時ですよ。 「ハアハア、い、いくよ…イリア…」 またカウントが始まる。アクメに向かって、二人は一直線に向かっていく。さあ、もう何も考えないで。ただアクメする、アクメする事だけを考えて。この快感を、爆発的な絶頂で解放する、それだけを考えて。 ゼロ!快感が一気に爆発する。衝撃的な快感の痺れが全身を覆う。そしてそのアクメ状態のまま、次のアクメへのカウントが、もう始まっています。あなたがどれだけ無理だと思っても、やってくるアクメ。アクメ状態で迎える、さらなるアクメ、二重三重の、衝撃的な、絶頂。 ゼロ!ほうら!またすごいアクメ、全身がビクンビクンと跳ね回る、もう何も分からない。アクメの事しか分からない。もうやだ、アクメはやだ。でも、ほら、またカウントされてますよ。三回目、行きますよ、アクメ、まだするんですよ。 一番強烈なアクメですよ! ゼロッ! そして、遠くで大きな爆発音。三発のプロトンビームは全て、中央のビーム発射口に命中し、それを破壊しました。そして、壊された穴の奥に、マザーシップの核融合炉の光が、ぼーっと、光って見えます。その光景は、姉とシンクロしているあなたにも、分かります。 そして、数十機の小型戦闘機が、こちらに反撃してくるのも、分かります。まるで夏の虫のように、狂ったように舞いながら近づく、小型戦闘機の群れ。そして聞こえてくる、姉の声。 「さあ、あんなザコはほっておいて、突入するよ。イリア、放心してる暇はないわ、行くよ!」 グーッと、加速度を感じます。左に、右に、左に、右に。巧みに敵小型機の追尾をかわす、姉の操縦テクニック。そして、マザーシップからは、無数の対空砲も放たれますが、姉はこれも難なく避け、敵母艦に詰め寄ります。 「さあ、敵の内部に、突入するわよ!イリア…」 二人のインターセプターは、さっきの穴から中に突入します。そして、細い管を、壁に触れないように突き進みます。ここまでは、敵の対空砲も戦闘機も、追ってはこれないようです。 そして遂に、広い、大きな空間に辿り着きます。まるで、巨大な卵の中にいるようです。その中央部には、まるで太陽のように光る球体が輝いています。二人の機体は、その周りを旋回します。 「これが…このマザーシップの心臓、核融合炉よ、イリア…」 姉の声が心に響く。 「ようやくここまで来れたのね…さあ、イリア、さっさとやっつけて帰るわよ!」 あなたは頷く。これさえ倒せば、帰れるんだ。そしてもう、お姉ちゃんとずっと一緒に、居られるんだ。あなたは心の中でつぶやき、そして、今から訪れるだろう、超強力なアクメを、耐え切ろうと、誓います。そう、それは今までとは比べものにならないぐらいに、強力な快感と、壮絶な、アクメです。 さあ、全身の力を抜いてー。快感と、アクメを受け止める準備をしてー。まずは、スーツをバキューム、そして、またジョイントプラグが動き始めます。さあ、いきますよ。 締め付けるアクメスーツ。あなたから漏れ出したいやらしい体液が、吸い出されます。そして、唸りをあげる、ジョイントプラグ。また、あの快感が戻ってくる。何倍もの強さになって帰ってくる。子宮がズキズキと疼き始め、あなたの全身に強い快感を発し始める。連続アクメで、消耗しきった小さな体を、さらに責め立てる機械。締め付けるアクメスーツの、その内側がブルブルと震え、全身の肉も、神経も、血管も、内臓も、その全てを快感で染めていく。すごいスピードで上がっていく、快感のボルテージ。それは、お姉ちゃんの心、敵を倒す、母親の仇を討つ、そんな強い心が、あなたの快感を、より深く、大きくしていく。そして、それは、あなた自身の心。かすかな思い出の母、その母を奪った敵に対する強い怒り。それを共有したなら… さあ、もっと快感を感じて。もっともっと気持ちよがって。機械が与える凄まじい快感のボルテージ。それをはるかに凌駕する快感を… 「それをはるかに凌駕する快感を、イリア、あなた自身が生み出すの。もっともっと強い快感、もっともっと強烈なアクメの快感。それを、私と一緒に作ろ、ね、あなたなら出来る、あなたなら、出来るからね。じゃあ、今の機械の出力を、マックスにまで引き上げるわ。そうしたら、あなたは今の何倍もの快感を感じて、そして、アクメする。5回、連続でアクメするの。あなたなら、それが出来る。私もちゃんと、アクメするから、一緒に、頑張ろうね!イリア…」 姉の声が遠ざかる、と当時に… 機械の音がさらに大きくなる。今まで感じた事のない最大最強の快感が、あなたの小さな体に流れ込んでくる。ギューっと、アクメスーツが締め付けるように感じる。すごい刺激、すごい快感。クリトリスや乳首という性感帯は、その勃起とスーツの締め付けで、まるでバイブレーターを押し付けられているように感じる。物凄い刺激が、超スピードであなたの体に蓄積されていく。あなたは、思わず唇を噛み、それを我慢しようとしてしまう。 「我慢はダメ、って言ってるでしょ!」 姉の声に、あなたはハッと力を抜く。その瞬間、また快感がぶわああっ、っと膨れ上がる。快感を、我慢せずに、全て受け入れる。快感に、この圧倒的な快感に、全てを任せる。それが、アクメノイドのあなたに、与えられた使命。そして、この後訪れるのは、アクメ。そう、5回連続の、超強烈な、アクメです。さあ、始まりますよ。 ほら、カウントが始まった。快感がますます増大してく。アクメスーツの内側で、のたうちまわるような強烈な快感の刺激が、あなたを犯していく。もう何も考えられない、アクメする、アクメする事しか考えられない。アクメ、アクメ、アクメ!さあ、来ますよ。五回連続ですよ。今までで一番のアクメが、来ますよ!! ゼロ ゼロ ゼロ! ゼロ!! ゼローッ! どこかで起こった、大きな爆発の衝撃が、あなたのカプセルにも伝わり、そして、消えていきます。あなたの覆っていた快感も、同じように、消えていきます。 そして、快感が引いていくにつれ、意識も、まるで引き潮のように、スーッと、落ちていきます。強すぎるアクメの後の虚脱感が、あなたをまた、深ーい、意識の底に落としていく。スーッ、スーッと、意識が落ちていく。落ちていく。 そして、消えていく。あなたの意識は、深ーい、闇の中に、消えていって、しまいます。 その、消えゆく意識の中で、蘇る、優しい顔。優しい、お母さんの顔が、蘇ります。記憶から消えてしまっていた、母の顔。それは、あなたとお姉ちゃんが、今意識を、シンクロさせたから、見る事が出来た、残像かもしれませんね。 「お母さん…」 姉の、切ない声が心に響きます。あなたの目から、涙がこぼれます。それと同時に、意識がまた、スーッと、消えていきます。 -------------------------------------- 【疑惑】 あなたは、まだ、夢の中にいるようです。 そう、ここは、記憶の中。あなたは、ふわふわとした、記憶の海を、漂っています。 でも…ほら、思い出して…あなたは、今はお姉ちゃんとシンクロしている。そうでしたよね。お姉ちゃんの記憶が、あなたの記憶と、混ざり合っている。そう、これは、お姉ちゃんの記憶。あなたが知らない、アヤの、記憶… アヤ「アクメノイド、キリシマアヤ、入ります」 アヤ「遅くなりました。キリシマ博士」 博士「ここは二人だけだ。お父さんでいい」 アヤ「はい、お父さん…」 博士「どうだ?イリアの様子は?」 アヤ「はい。概ね順調です。アクメノイドとしての感受性は上昇していますし、先週、水晶発振器のインストールも完了しました。もう、水晶が神経と繋がったものと思われます」 博士「そうか…もう使えそうか?」 アヤ「は…はい、ですが…」 博士「どうした?まだ迷っているのか?アヤ」 アヤ「い、いえ、そんなことは…でも、まだイリアはまだ小さいですし、この組織の事は何も知りません」 博士「だが、お前が初めてインターセプターに乗ったのも、イリアと同じぐらいの時だぞ」 アヤ「だ、だって…あの時はお母さんがいてくれた…から…」 博士「お前の母親には、済まない事をしたと、今でも思っている。思い出させて、済まなかった」 アヤ「…い、いえ、大丈夫ですお父さん。でも、私が、もっとしっかりと、アクメ出来ていれば…お母さんは…」 博士「いや、あれは不幸な事故だった。お前のせいではない」 アヤ「はい…」 博士「事態は急を要しているのだ。人工衛星カグヤからの情報では、数日中にも、敵の戦闘母艦が襲来する可能性がある。アヤ…お前だけでは、もう撃退は不可能だろう。だから、イリアの事は…分かってくれるね?」 アヤ「はい、お父さん」 博士「それで、イリアはいつここへ?」 アヤ「まもなく、ここに来るように言ってあります。イリアのための、アクメスーツの準備も完了しました」 博士「分かった。ご苦労」 アヤ「お父さん、やっぱりあの子を…イリアをアクメノイドにするのは…わ、私がもう少し頑張れば…」 博士「済まない、アヤ。気持ちは分かる。だが、今の我々の科学力では、アクメノイドのパワーを復活させるのは、不可能なのだ。今は、君たちアクメノイドを、消耗品のように扱うしか、方法が無いのだよ、分かってくれるね、アヤ…」 アヤは、仕方なく頷きますが、アヤの心の中に、かすかなわだかまりが、生まれます。 アクメノイドは、消耗品。 その言葉が、頭の中をぐるぐると回ります。アクメノイドは…私たちは…一体なんなの?、私も、お母さんもイリアも、一体なんなの? そんな錯綜する思いが、姉とシンクロしている、あなたの心の中にも、渦巻きます。そして、そんな混乱した思いが、あなたをより深い、深ーい心の奥に、引きずり込んでいく。スーッ、スーッと、落ちていきます。 -------------------------------------- 【暴走】 あなたは、少し気を失っていたようです。気がつくと、あなたを乗せた機体は、すでにあの、天文台の地下にある秘密基地に、戻っていました。 姉の声が聞こえます。 「それじゃあ、あなたとのシンクロを解除するね、イリア…」 そして、機械を操作する音が聞こえます。それと同時に、あなたの中から、お姉ちゃんの意識が、スーッと抜けていく感じがします。同調していた感情が消えてゆき、お姉ちゃんとの戦いの記憶だけが、思い出となって残ります。あなたは、全てが終わってほっとするのと同時に、少しだけ、寂しさを覚えます。 その時です。 下半身に、忘れかけていた衝撃が走ります。 (異常信号を受けました。インターセプターは自動モードに移行します) 突然襲う、子宮への刺激。あなたは混乱します。何が起こったの?もう全部、終わったんじゃないの?そんな感情も、アクメスーツの中をかけめぐる快感の痺れに、かき消されます。外かで慌ただしく動く物音。そして、姉の呼びかける声。それも、繰り返し訪れる、快感の痺れによって、かき消される。 「イリア!…イリア!!」 また流される、快感の刺激、全身に伝わる、欲情の波。あなたの心は、またこの気持ちよさに染まっていく、快感に沈んでいく。そんな中で、ヘッドギアからかすかに聞こえる、姉の声… (エラー、自動モード中は、制御信号を受け付けません) 「イリア…イリア…ごめんなさい。どうやら機械が暴走しているみたい。何とか緊急停止させるから、それまで、がんばって、耐えてね。何度もアクメするかも知れないけど、私が絶対に助けてあげるから、頑張って、耐えて…」 また快感の波。それによって、姉の声はまた、かき消されます。あなたの快感は、ますます大きくなっていきます。お姉ちゃんが助けてくれるまで、私、がんばって、耐える、あなたはそう思い込もうとします。でも、そんなあなたの心はお構いなしに、与え続けらる快感の痺れ。暴走した機械が、ただあなたをアクメさせるためだけに、動き続ける、無慈悲な刺激。それがまだまだ、続きます。 快感はますます大きくなります。アクメスーツの中がブルブルと震えます。あなたのアクメが近づいてきます。あなたは思わず、お姉ちゃんを呼びかけます。かならずお姉ちゃんが助けてくれるはず。それだけを、心のよりどころに、あなたは今の状態を、受け入れる覚悟を決めます。機械になされるがまま、アクメしてしまう事。さあ、最後の刺激が、やってきますよ。 快感が増幅する。アクメが近づいてくる。アクメに導くアラート音が聞こえる。全身がブルブル震え、あの、強烈なアクメの準備をはじめます。さあ、いきますよ、アクメ、いきますよ。 イく!アクメする。凄まじい快感の衝撃が全身を駆け巡る。まるで電気を流されたかのようにビクンビクンと痙攣し、心が、精神がとろけそうに沸騰する。 そして、今はこれだけで終わるわけない事を、あなたは理解していますよね。ほら、まだあなたの股間には、あのジョイントプラグが刺さったまま。プラグは、子宮の水晶玉と接続したまま。それが、もう動き始めている事に、あなたは気付きます。 ほら、快感がまた戻ってくる。さっきアクメしたばかりなのに、すぐに快感の波が打ち寄せる。内側から伝わる、冷たい刺激。直接的な快感の刺激が、あなたの膣を、子宮を、下半身を、快感発生装置に変えてしまう。快感で、内臓がかき回される。脳が、快感でかき回される。その圧倒的な快感は、アクメスーツに抑えられて、体の中をめちゃくちゃに駆け巡る。もう全身が快感の塊、快感だけの塊に、なってしまいました。そして、すぐにやってくる、アクメの予感。さっきしたばっかりなのに、強制的に訪れる。快感の、爆発の予感。もうヤダ、早く出して!あなたは心で叫びますが、外から返事はありません。そして… 始まってしまう、アクメへのカウント。ものすごい快感爆発の予感。逃れられない、壮絶なアクメの予感に、あなたはもう、身をまかせるしかありません。そしてまた、やってくるあの感覚… アクメ!またアクメする。バリバリという雷のような快感衝撃があなたを貫く。 そして、まだその余韻が、終わらないにもかかわらず、新たな快感が、続く。ほら! 今度は、内側と外側の、両方から子宮が刺激される。両方から刺激を受けた水晶玉が、子宮の中を跳ね回る。そして、猛烈な刺激を子宮に、下半身に、全身に与える。子宮が支配する全ての神経に、快感の刺激だけが送られ続ける。それは、乳首やクリトリスといった、あなたの別の性感帯にも伝わり、そこを強く勃起させる。乳首は、小指の先ほどにも大きくなり、ジンジンと痺れる。クリトリスは、覆っていた包皮や割れ目を突き破り、そそり立つ。そしてそのどちらもが、アクメスーツによって強く圧迫されて、それがさらなる快感を生み出す。もうあなたの全身は、まるで発電機のように、快感だけを生み出す機械。全身のあらゆる器官が、快感だけを発生し続ける。そして、あなたはその、壮絶な快感に、まだまだ耐え続けなければなりません。強すぎる快感を、必死に耐える。そして、今から訪れる連続アクメも耐え続る。そう、連続。連続アクメ。今からあなたは、連続でアクメする。お姉ちゃんが機械を直してくれるまで、それは、ずっと続くんです。 さあ、始まりますよ。終わらないアクメ。終わらない快感が、始まりますよ。耐えて、耐え切って下さいね。 壮絶なアクメ。その衝撃で、あなたの股間は大量の液体を噴き出す。おしっこ?それとも潮吹き?でも、そんな事はお構いなしに、動き続ける機械。その液体と、汗や愛液が混じり合って、アクメスーツの内側に溜まり、グチュグチュという音を立てています。そして、それを吸い取るため、また、バキュームされる! ギューっと締め付けられる全身。また全身の感覚が、敏感になる。エッチな感覚が戻ってくる。そして、止まらない機械。機械はあなたを、規則的に犯し続けます。そして機械は、あなたの快感を勝手に計測し、アクメに近づいた事を認識すると、 ほら、また始まる! 強烈なアクメ。漏れ出す体液。そしてそれを吸い出すバキューム。 もう無理、これ以上アクメは無理。どれだけあなたがそう思っても、機械は止まってはくれません。 さあ、もう諦めて。機械に全てを委ねて下さい。お姉ちゃんは、きっと機械を止めてくれるはず。それまでは、あなたはこのアクメ地獄を、耐え続けるしか、ないんですからね。覚えてますよね。あなたは、アクメノイド。アクメノイド、イリア。だから、アクメする。アクメし続けるのが、あなたの使命。そうですよね。 永遠に続く、強烈な快感の波。止まらないアクメ。強制的なアクメ。あなたの意思とは関係なく、快感は与えられ続け、そして、アクメ、させられ続ける。あと何回、何回アクメすればいいの?どれだけ、耐え続ければいいの?もういやだ、快感も、アクメも、もういらない。あなたがどれだけそう思えば思うほど、機械はより強く、激しく、あなたの体を責め立てる。そんな気さえしてきます。 あなたの意識は、今にも崩れそうです。繰り返されるアクメによって、崩壊寸前の理性が、辛うじて保っていられるのは、姉の助けを待つ期待。でも、その期待を踏みにじるように、機械の責めは続きます。そう、まるで地獄、アクメ地獄、あなたはアクメ地獄の渦中に、ただ、身を委ね助けを待つ。永遠に、待ち続ける… もう、どのぐらい経ったのでしょう。もう、どれぐらい快感を受け続けたのでしょう。もう何回、アクメしたんでしょう。そう、それは永遠。永遠とも思える長い時間、あなたは快感とアクメを受け続けています。そして、もうあなたは、人としての理性を失いつつあります。自分が、アクメするだけの、マシーンになったような、気がしてきます。 永遠とも思える、快感とアクメで、あなたはもう、意識を失いそうになっています。その、朦朧とした意識の中に、ようやく、姉の声が聞こえます。 (緊急停止信号を受けました。次のアクメで、自動モードは終了します) 「イリア…直ったわ。あと1回。次にアクメしたら、機械は止まるからね。だから、もう少しだから、頑張って…イリア」 あなたは頷く。そして、最後のアクメが近づいてくる。もう最後、最後ですからね。残った力を振り絞って、思い切り、アクメして下さいね! (自動モード終了。アクメノイドの拘束を解除します) ようやく機械は止まる。最後の、壮絶なアクメと当時に、機械は停止します。そして、疲労しきった体が、やっと休まる時が、来たようです。さあ、何度か深呼吸して、心と、体を、落ち着けましょう。 深呼吸を、すればするほど、あなたは落ち着き、そしてまた最初の、深ーい、意識の底に、落ちていきます。スーッ、スーッと、落ちていきます。 コックピットの扉が開く音。外の新鮮な空気が、淀んだカプセルの中に流れ込んできます。そして、懐かしい、お姉ちゃんの声が、あなたの耳に飛び込んできます。 「だ、大丈夫?イリア、イリアーッ」 あなたは力なく頷く。そしてまた、意識が遠くなっていく。あなたは、ようやく終わった安心感の中で、ゆったりと、全身を休めるように、体を横たえます。心も、体も、とても心地よくなって、また、深い眠りに、入っていきます。 -------------------------------------- 【悪夢】 あなたは、暗ーい、闇を、漂っています。ゆらゆら、ふらふらと、この曖昧な意識の空間を、漂います。 あなたは、また気を失っていたようです。気付くと、あなたはインターセプターから連れ出され、別の、柔らかいベッドに、寝かされている事に、気付きます。薄暗い、奇妙な部屋。まるで、巨大生物の内臓の中のような、不定形な空間… こ、ここは? あなたは心の中でつぶやきます。見た事もない、場所、ぶよぶよした不気味な空間。その中央にある、台のようなもの上に、あなたは仰向けに寝かせられていました。手も足も、拘束されて! 「イリア、イリア…」 お姉ちゃんの声が聞こえます。あなたは少しほっとしますが、でも、その声が、どこかおかしい事にも、気付きます。そして、現れる人影、お姉ちゃんの姿。でも、その姿は、首から下を、真っ黒なボディースーツに覆われた、不気味な姿でした。あなたは、姉の名を呼ぼうとして、逆に絶句します。 「イリア、気がついたようね。そう、私は、あんたのお姉ちゃんじゃないわ。あんた達がミステロンと呼んでいる、異星人。あんたのお姉ちゃんは、最後まで抵抗したから、死んでもらって、こうやって体だけ頂いた、って訳」 あなたは絶望します。母親だけでなく、姉まで殺した、憎い敵。絶対に許さない。でも、ベッドに固定されているあなたは、身動きする事も出来ません。 「まあ、あんたもすぐに、殺したって良かったんだけど…まだ、利用価値もありそうだしね。もしあんたが、私たちの仲間になるって言ってくれるなら、殺さないで、いてあげられるんだけど…」 あなたは、姉の姿をした異星人を、睨み返します。絶対許さない。そして、絶対にこいつらの仲間になんかならない、たとえ、殺されたって… 「フフッ、強がるわね。まあ、いい心がけね。そうでないと、私たちと同じ心には、なれないからね。でも、その強がりも、いつまで続けられるかしらね?」 そう言うと、その女は、あなたの着ていたアクメスーツを、爪のようなもので引き裂きます。パン、と風船が割れるように収縮し、あなたは全裸になる。あなたの裸が、ベッドの上に露わになります。 そして、その自分の姿に、あなたは驚き、思わず声をあげます。真っ平らだったはずの胸は、無様に腫れ上がり、そのてっぺんには、大きく黒ずんだ、まるで妊婦のそれのような乳首が、勃起している。股間の割れ目からは、クリトリスが小指ほどの大きさに肥大化してはみ出している。普通ではあり得ない、グロテスクな体。それが、今のあなたの、体です。あなたはそれを見て、涙がボロボロと溢れだします。 「ほら、見なさい、その無様な体。そんな体、お友達に見られたら、どうなるかしらね。フフフッ、それに、どうしてそんな体に、なってしまったのかしら?」 あなたは何かに気付き、ハッと声を上げます。 「そう、あのアクメスーツと機械に、あんたの体がめちゃくちゃに凌辱されたからよね?あんなのに乗って戦わされたから、そんなみっともない姿に、なってしまった。それもこれも、みんな、あいつらのせい、あんたが味方だと思い、守ろうとしていた、あいつらのせいなのよ」 あなたは首を横に振る。 「まあ、信じられないかも知れないけれどね、あんたは、使い捨て。あの機械に乗せられて、さんざんアクメさせられて、アクメできなくなったら、それで終わり。あんたも、あんたのお姉ちゃんも、そういう運命だったのよ」 あなたは、ちがう、ちがうと否定します。でも、自分の変わり果てた姿をみせ続けられると、それは、徐々に、揺らいでいきます。 「でもね、私たちは、違うの。あなたを、とっても大事にしてあげる。ただアクメするだけのマシーンじゃなく、地位も、名誉も、そして快楽も、好きなだけ与えてあげる。私たちの仲間に、なればね、それに…」 あなたは突然、気づきます。勃起した乳首やクリトリスが、じくじくと疼き始めている事に。さっきまでスーツに覆われていたため、感じなかった感覚。性感帯の集中した、敏感な部分が、空気に直接触れるだけで、快感の疼き感じ始めてしまう。あなたは思わす唾を飲み込みます。体全体が、ジーンとした性的欲求に包まれていきます。 「ほら、だんだん、だんだんと、快感の欲求を、感じてきたみたいね。そのふしだらな体が、今快感を全力で欲している。刺激を欲している。そうよね」 あなたは、首を横に振る。でも、意識が、否定すればするほど、快感の欲求は、大きく膨れ上がっていく。快感が欲しい、刺激が欲しい、そういう意識が、あなたの他の考えを、追い出していきます。 「いいのよ。それで。その欲求こそが、私たちの仲間になる、源なんだからね。ほら、快感、欲しいよね?こことか、ここに、刺激が欲しいよね?触ってあげようか?イ、リ、ア?」 あなたは、思わず頷いてしまいます。すると、快感欲求が、さらに膨れ上がります。もう我慢できない。したい。して欲しい。触って欲しい。もうあなたの心は、そんな淫らな欲求に塗りつぶされていきます。 「じゃあ、触ってあげようかしら。でも、その前に、仲間になります、って言いなさい。さあ、言えるよね?」 あなたは口をつぐむ。それだけは、それだけはダメ。母や姉を殺した敵に、魂を売るなんて! でもそんな心も、快感欲求の余りの強さに、押し流されそうになります。 「強情ね、あんたも…じゃあ、これを使ってあげる」 そう言うと、女は、天井からぶら下がった何本かのチューブを手に取ります。チューブの先端は、小さなお椀のような半球状のものが付いており、それを、あなたの両方の乳首と、クリトリスに被せます。あなたの性感帯が、完全に覆われますが、機械とは全く接触していないため、もどかしさだけが残る、いや、さっきよりもさらに、欲求が強くなります。 「ほら、もうこれで誰も触れない。もうあんたに、気持ちいい刺激を与える事は、絶対に出来なくなったわ。残念ね、フフフッ。さあ、もう狂うまで、今の欲求不満を、味わい続けなさい!」 あなたは絶望します。快感が欲しい、刺激が欲しい、アクメが欲しい!、でもそれが満たされないとなると、本当に…狂うかもしれない。これ、取って欲しい。このチューブを、外して欲しい!そんな絶望的な欲求だけが頭を支配し、他の事はどうでもよくなります。 「フフフッ、苦しそうね。じゃあ、いい事教えてあげる。そのチューブは、外からの刺激を遮断するだけでなく、その敏感なところに、強烈な刺激を与える機能があるの。それは、アクメノイドでなくても、数分で達してしまうぐらいの、気持ち良さ。あんたの体みたいに、欲情し切った状態なら、もう一瞬でアクメしてしまうでしょうね。そして、その機能は、私が持っているこのスイッチを、軽く押すだけで動き出す…さあ、どうする?押して欲しい?押して欲しいよね?押して欲しかったらどうすればいいのか、分かっているよね。さあ、決めなさい。ここで狂い死ぬか。味方になって、至高の快感、究極のアクメを味わうか、どっちにするか、決めなさい!」 あなたは、迷っています。この猛烈な性的欲求を、1秒でも早く何とかして欲しい。刺激が欲しい、アクメしたい。でも、敵に魂を売るのだけは…でも、そもそもこんなひどい体にされたのは、誰のせい?なんで私だけが、こんな苦しみを受けないといけないの?もういい、もう人類なんか、どうなってもいい。気持ちよくなりたい、刺激して欲しい、アクメさせて欲しい! あなたの心は、もう折れてしまいそうです。 「さあ、どうする?そのままで、狂ってしまうか、私たちの仲間となるか。仲間になる、その決心がついたなら、頷きなさい。さあ、どうする?イリア…」 さあ、もう、迷う事はないですよね?イリア… あなたは、強く頷きます。女はそれを見てニヤリとする。そして、あのスイッチを、押します。 ほら、衝撃的な快感が流れ込む。両方の乳首とクリトリスが、暴力的に責め立てられる。チューブが勃起した乳首やクリを吸い出し、それをさらに勃起させ、充血したその部分に直接的な刺激を与える。すごい刺激、すごい快感。壮絶な快感。あまりに強い気持ちよさで、さっきまでの迷いなんか吹き飛んでしまう。仲間になります。あなたの、ミステロンの仲間になって、人類を滅ぼします。そんな気持ちで、頭がいっぱいになる。すると、快感が一気に倍増する。今まで抑圧されていた快感が解放される。気持ちいい、気持ちいい、この人の、仲間になるのは、本当に気持ちいい… あなたは、この圧倒的な快感に、身を委ねます。全てを解放し、自分自身の心のままに、今後は生きていく。あんな戦いよりも、この気持ち良さをずっと味わいながら、生きていく、あなたはそう、思い始めます。 そして、そう、欲しくなってきますよね?アレ。アレですよ。 ほーら、急激に沸き起こる、アクメの期待。アクメしたい、早くアクメしたい。気が狂いそうな快感で、頭の中も、アクメする事だけに染められる。さあ、来ますよ、あなたが待ち望んだアクメ、快感の爆発がやってきますよ。さあ、聞こえてくる、懐かしい音、アクメの音。来る、来るよ、ほら、ほら、ほーら! バーンと何かが弾けたように一瞬で快感が弾ける。全身が硬直し頭が真っ白になる。すごいアクメ、すごい快感。その感覚はあなたの思い出を、全て消し去りそうです。 「さあ、まだ足りない?足りないよね?アクメしたいよね?もう一回行くよ。ほうら!」 来る、また来る、アクメの前兆。あなたはまた、アクメの予感に身構える。そして… ほら!、また弾ける。快感が弾ける。すごいアクメ、すごい絶頂。そして、あなたに残っていた良心が、音をたてて崩れていく。もう、自分のため、自分のためだけに、生きていく… 「ハハハ!無様ね。すっかりいい顔になったわね。さあ、もう一度いくわよ。もう、自分の事だけを考えて、アクメしまくりなさい!」 来る!衝撃的なアクメ!もうどうでもいい。この快感だけに身をゆだねます。あなたに、身を、委ねます。そんな心に、あなたは支配される。そして… 「さあ、もうすっかり、出来上がったようね。じゃあ最後に1回、いちばんきついアクメを、受け止め、そして完全に、堕ちてしまいなさい!」 アクメの感覚が、快感が引いていくにつれ、あなたは、自分の心が、すっかり変わってしまった事に、気付きます。どうでもいい、人類なんか、もうどうだっていい。これから私は、この人にずっと、気持ちよくしてもらうんだ。それが、私の、運命。生まれ変わった、私の運命… あなたはそう強く、思います。 気がつくと、あなたは、真っ黒なアクメスーツを着せられていました。あの、姉にそっくりな女が着ていたものと、同じスーツ。そして、その女が、あなたの傍に、立っています。 「やっと来てくれたんだね、いらっしゃい、イリア…」 あなたは頷き、お姉ちゃん、と言いながらその女に抱きつく。女は、ツインテールの片方を優しく掻き上げる。お姉ちゃんがしてくれたのと同ように…これは、もしかして…本物のお姉ちゃんなの?あなたは、そんな風に思います。すると… 「そうよ。イリア…。私は、アヤ。あなたのお姉ちゃん。ごめんね、殺されたって話は、嘘。こうしないと、あなたはミステロンの仲間に、なれなかったしね。さあ、行こ!、イリア。あんな人類なんか滅ぼして、新しい世界を、作ろ!」 強く頷く、あなたの目に涙が溢れます。嬉しい、この後はずっと、お姉ちゃんと一緒なんだ、あなたはそう思うと、嬉し涙を止める事が出来ません。 あなたは、お姉ちゃんの後を付いていく。内臓のような部屋の、さらに奥にある暗がりへ… そして、頭がまた、ぼーっとしてきます。これは夢?それとも… でも、もうどっちだっていいですよね。こんなに幸せなのなら、どっちだっていい。お姉ちゃんに抱かれた、幸せな感覚の中、あなたはまた、スーッと、眠りに、落ちていきます。 -------------------------------------- 【解除・前半】 あなたは、少し気を失っていたようです。気がつくと、機体はすでに、あの天文台の地下にある、基地に帰還していました。 「それじゃあ、私とあなたのシンクロを解除するね、イリア…」 姉の声が聞こえます。あなたは、頷き、そして、最初と同じように、心を落ち着けます。 それじゃあ、もっと心を落ち着けるため、一度だけ、大きく深呼吸しましょう。 吸ってー 吐いてー、スーッと、全身の力、心の力を、抜いてー 遠くで、機械を操作するような音が聞こえます。あなたの心から、お姉ちゃんの心が、スーッと、薄らいでいきます。だんだん、だんだんと薄らいで、消えていきます。さあ、もっと気分を落ち着けてー。ゆったりとした心、元の心に、戻りましょう。 「シンクロは解けたわ、ご苦労様、イリア…」 今まで心の中に響いていた姉の声、それが、元のヘッドギア越しに聞こえた時、あなたは、シンクロが解けた事を、強く認識します。 「さあ、コックピットを開けるわよ、イリア…」 コックピットの扉が開く音。そして、新鮮な空気と、光が、あなたに差し込んできます。そして、その光の中から覗き込む、優しい、お姉ちゃんの顔、それを見てあなたは、やっと心が、落ち着いてきます。そして、この冒険が、ようやく終わろうとしている事にも、気付きます。 -------------------------------------- 【解除本番】 さて、これでこの物語は、おしまい。 ですから、今からあなたを、元のあなたに戻し、それから、元の、はっきりとした意識にも、戻っていただきます。いいですよね。もう十分に、堪能して頂けましたよね。 では、一度大きく、深呼吸して下さい。 吸ってー 吐いてー さあ、思い出して。あなたは、イリア…じゃないですよね。別の名前の、成人した大人。そうでしたよね。そしてあなたは、小さな女の子、なんかじゃないし、姉のアヤも、肉親ではありません。ですから、ほら、もうあなたは、あの名前で呼びかけられても、頷く事はありませんし、何も感じる事はありませんよ。ね、イリア。 フフフッ、あなたは、そう、元のあなたです。ただ、催眠状態で、ベッドの上で横になっているだけの人。さあ、その催眠も、今から解いてしまいましょう。元の心と体に、完全に戻りましょう。もしアイマスク等をしているなら、今ここで、外して下さいね。手を動かして、構いませんからね。 では、もう一度、全身の力を、抜いてー あなたの意識が、徐々に鮮明になっていきます。 あなたが感じていた体のだるさや、倦怠感が抜けていきます。 意識がはっきりとし、自分でちゃんと判断出来るようになります。 あなたの体に、だんだんと力が戻ってきます。 あなたは、聞いていたお話が、ただの物語だったと認識します。 あなたはもう、心も体も、この音声を聞く前の状態になりました。 もう、目を閉じて横になっているだけの状態です。今から3つ数えて手を叩きます。そうすると、あなたはすっきりと目覚め、完全に、元の心と体に戻ります。いいですか? ひとつ、ふたつ!、みっつ!! はい、目を開けて! お疲れ様です。すっきりと、目を覚ましましたね。よかったです。でも、まだ少し、もやもやするなら、シャワーでも浴びて、よりすっきりと、してきて下さい。もしかしたら、アクメしすぎて、汗だくになってるかも、ウフフッ… では、このボイスドラマは、これでおしまい。また、あの2050年の物語を楽しみたい場合は、この音声を最初から、きいて下さいね。イーリーアー、ちゃん、ウフフッ! -------------------------------------- 【エピローグ】 博士「インターセプターが、亜空間ベクトルAXYで消息を絶ってから、既に4日が過ぎた。もはや、最愛の娘、アヤとイリアが、戻ってくることはないだろう。勇敢に戦った二人に、父として、最高司令官として、心から哀悼の意を表したい」 博士「しかし、彼女たちによってもたらされた実験結果は、私の計画、すなわち、人類アクメノイド化計画に、充分に大きな進歩をもたらしてくれた。アクメノイド適正のない少女であっても、特殊な発振水晶によって、一時的にアクメノイド化出来ることが証明されたからだ。アクメノイド化出来るのは良くて数回にすぎず、本人には重大な副作用があるものの、私は研究をやめるわけにはいかない。既に数百人の少女を、この秘密基地に迎え入れる準備を開始した。これで人類は、あの醜悪なミステロンに勝つことが… …ん?誰かね?」 博士「イ、イリア…イリアか?生きていたのか、イリア。しかし、その黒いアクメスーツは…お…おい、な…何をする、何を…うっ、うううううっ、んぐっ!」 アヤ「ハハハハハハハ!よくやったわね、イリア。さあ、この基地はもうすぐ爆発する。さあ、行きましょう、私たちの未来へ!」 -------------------------------------- 【休息】 あなたは、また、この朦朧とした意識の中で、まどろんでいます。 繰り返し与えられ続ける、快感の波と、アクメの衝撃によって、少し疲れていますね。ですから、そうね、少しだけ、休憩しましょうか。この、不思議な催眠の世界から抜け出して、少しの間だけ、元の心と体に、戻りましょう。 でも、あなたはまだ、この物語を楽しみたいと思っていますよね。今聞こえている、この亜空間をふわふわと漂う音、この音が聞こえてきたら、あなたはすぐに、今の意識、今の心と体に、戻ります。アクメノイドとなった、少女イリアの意識に、戻ることができます。ですから、一旦催眠を抜けても、続きの音声を聞くことで、あなたはちゃんと、この物語の続きを、楽しめますからね。 さあ、今から3つ数えます。そうすると、この音が消え、あなたは一時的に、催眠の世界から抜け出します。普段と同じように考え、行動できるようになります。いいですか?じゃあ、 ひとーつ ふたーつ みっつ!はい!! あなたは、普段の意識に戻りました。でも、分かってますよね?あなたに与えた暗示は、まだそのままです。 ですから、遅くても30分ぐらいで、戻ってきてください。音声の続きを聞いて、またあの心地いい、催眠の世界に戻って来て下さいね。では、一度、プレイヤーの停止ボタンを、押してください。 フフフッ、お帰りなさい。 それじゃあ早速、あの心地いい意識に、戻りましょう。音声を停止する前の体勢で、ちゃんと横になってますよね?では、まずはゆっくりと、目を閉じてー。 そして、全身を、ゆーったりとー、脱力してください。 今から、5からゼロまで数えます。ゼロと同時に、またあの、亜空間を漂う音が聞こえてきます。そうすると、あなたはまた、少女イリアの意識、アクメノイドイリアの、心と体に戻りますからね。いいですか。 じゃあ、一度だけ、大きく深呼吸しましょう。 吸ってー、吐いてー。全身の力を、抜いてー。 5、数が減るたび、意識が落ちていく 4、スーッ、スーっと、落ちていく感じ 3、沈んでいく、意識が沈んでいく。 2、そして、切り替わる。意識が切り替わる。 1、さあ、次ですよ。次であなたは、あなたが大好きな意識に、切り替わりますよ。 ゼロ ゆらゆら、ゆらゆら、漂う意識。 そう、ここは、亜空間。あなたが大好きな、亜空間の世界…そう、あなたは戻ってきた。あの、2050年の世界に、戻ってきました。 そして…そう、思い出して。あなたは…あなたは? そう、あなたは、イリア、少女イリア。そうでしたよね。そして、あなたは、アクメノイド。アクメノイド、イリアです。お姉ちゃんと一緒に、敵と戦う、お姉ちゃんとシンクロして、アクメし続ける、そんな運命を背負った、小さな小さな女の子。それがあなたです。そうですよね? では、もう一度、気分を落ち着けてー。 自分の姿や、どこにいるのかを、思い出し、イメージしてみて下さい。そうすれば、ほら、あなたの意識は、より一層深く、深ーく、沈んでゆき、まどろんでいいきます。さあ、もっとイメージしてー。 そう、あなたは今、アクメスーツを着て、コックピットの、柔らかいクッションの内側で、横になっています。とっても心地いい、ふわふわした空間で、特殊なラバーでできたスーツを着て、横になっています。そうですよね? さあ、あなたはもう、すっかり元どおりです。お話を、続けましょう。 --------------------------------------