「恥ずかしがらなくても大丈夫よ、ここにいるのはママとあなただけなんだから。ほら、ママのお胸にいらっしゃい」  あなたが躊躇っていると、母はゆったりと微笑んで両腕を広げてみせる。  息子であるあなたから見ても、母は美しい女性だった。 白のブラウスに、ふんわり広がる若草色のスカートという年齢相応の清楚な装いが、優しさが滲むたれ目の顔によく似合っていた。 あなたへ伸ばされた腕は細く、肌は透き通るように白い。 「ふふ。いい子。とっても素直ないい子ちゃんね。ママは素直ないい子が大好きよ」  その声に誘われるようにベッドに腰掛ける母にふらふらと近付いていくと、その細腕によって豊かな胸元へ抱き寄せられた。 柔らかくとろけるような甘い香りが、あなたの胸を満たす。 あなたはたまらずに白くつやつやしたボタンをひとつずつ外していく。母は優しく微笑み、あなたの行為を受け入れてくれる。 やがてわずかに汗ばんだ谷間と、花の形に編まれた黒いレースの下着が目の前に現れた。 「あなたはいつまでもおっぱいが好きな甘えん坊ね。とっても可愛い、私の坊や……」  母はあなたの頭を撫でながら、逆の手で下着のホックを外した。 レースに締め付けられていた胸が、柔らかく溢れだす。 下から持ち上げるように触れると、しっとりときめ細やかな肌が掌に吸い付き、母の体温と胸の弾力が直接伝わってきた。 指全体を沈めるように揉むと、柔らかく形を崩しながらも、あなたの指をやんわりと押し返してくる張りを感じる。 「ママのおっぱいは、あなたのためにあるのよ。あなたの好きにしていいの。さあ、坊やは上手におっぱい飲めるかしら?」  母の甘やかな声に促され、彼女の愛情をもっと堪能しようと、ベッドに膝をついて乗り上げる。 あなたの体重が加わって、ベッドのスプリングがぎしりと鳴った。 しとやかに揃えられた母の膝に頭を預けて仰向けに寝転がれば、あなたの視界には真っ白な胸と、愛しげに目を細める彼女の顔だけがうつる。 あなたの幸せそうな顔を見た母は、またあなたの頭を撫でながら、今度は逆の手でそっとあなたのベルトをゆるめた。  じっくりと体温を馴染ませるように優しく頭を撫でられながら、目の前で揺れる胸の先端、薄い桃色の乳首を口に含む。 ぴくり、と母が腰をふるわせた。 「ん……っ、すごく上手よ。たくさんおっぱいを飲めるいい子には、いっぱいよしよししてあげなくちゃね」  あなたがその手で揉みしだく胸とはまた違う弾力を持つ乳首を舌先で転がすと、母がかすかに上擦った吐息をこぼした。 彼女の空いた手があなたのへそから下腹部へとゆるゆると滑り、じれったくなるほどにゆっくりとファスナーが降ろされる。 刺激を期待しているあなたが舌を動かし味わえば味わうほど、母の乳首はふっくらと芯を持った。 重みを感じるほどに豊かな胸を両手で寄せながら、母乳を求め強く吸い付く。 「あ、んん……っ。ママのおっぱいが欲しいの?……ママと、もっともっと気持ちいいことをしてくれたら。ママのお胸、本当のおっぱいが出るようになるわ」  甘い声色と同じくらい優しい母の指先が、あなたの下腹部とペニスの根元を何度も往復する。くるくるとじゃれるように円を描いては離れ、時折ふたつの玉をくすぐっていく。 指の腹でマッサージでもするかのように、根元の裏側をじっくりと撫で上げられ、びくりとあなたの腰が震えた。 「ここ、気持ちいのね? ふふ、おちんちんも舌もびくびくさせて、本当に素直で可愛い坊や」  母はペニスそのものには触れずに、根元の裏側や足の付け根ばかりを撫で続ける。 あなたは堪らず、すっかり芯を持った乳首から唇を離し、真っ赤に熟れて唾液に塗れたそれを指先で摘まみながら焦らす母に抗議する。 快感を堪えるように目を閉じ、切なそうに背を仰け反らせて震えた母は、眉を垂らして困ったように微笑んだ。 「……っぁ、ふ……。駄目よ、坊や。ママのおっぱいはね、ぎゅーって握って遊ぶおもちゃじゃないの。ちゃんとママが気持ちよくしてあげるから、ほら。お利口におっぱいちゅうちゅうしましょうね……?」  なおも抗議するあなたの頭を優しく抱き寄せた母は、さっきまでとは逆の乳首を唇に押し付けてくる。  甘い香りのする胸に柔らかく言葉を封じられて、仕方なくあなたはまた唇を開き、乳首にしゃぶりついた。その香りのせいか、何も出ていないのになぜだか甘く感じてしまう。 「そう、いい子ね」  先ほどまでしゃぶりついていた、唾液でぬるぬると滑る乳首を指先で押し潰したり、胸全体を鷲掴みにしてたぷたぷと揺らしたりしながら、逆の乳首を舌で転がし、甘噛みし、喉を鳴らして吸いつく。  夢中で乳房を頬張るあなたの姿に、母は整った顔に満足げな笑みを浮かべた。頬が紅潮して、瞳を潤ませている。  母も興奮していることは一目瞭然だった。お互いを高め合うように、あなたは乳首を舌で押し潰しては唇でしごき、母はペニスのきわどいほど近くをゆったりと撫でる。 そうしてようやく、するすると細い指先があなたのペニスの裏側を撫で、ついに先端に触れた。 「……あらあら、こんなによだれを垂らして。かわいい赤ちゃんね」  焦らされている間にあふれ出た先走りを塗り広げるように、指の腹で鈴口の周りをくるくるとこすられる。  腰が突き上げるように勝手に跳ねると、なだめるように頭を撫でられた。 もっと、もっととねだる代わりに、また乳首をちゅうと音が出るほど強く吸うと、母の柔らかい掌が亀頭の全体をくるむように覆った。  そのまま、まるで小さな子供の頭を撫でるように、先端ばかりを撫でまわされる。 「よしよし。もう出そうなのね?ママのお手てで格好良くぴゅっぴゅできるかしら」  急激に襲い掛かる射精感に、あなたのかかとがベッドのシーツを蹴った。  あなたの唇は母の胸の柔らかな肉に、完全に覆われてしまっている。  荒くなる呼吸をどうにか鼻から逃がすと、胸の中が母の甘い香りで満たされて、頭がくらりとした。 「出るのね?恥ずかしがり屋さんな先っぽ、こねこねしてあげるからね。とっても恥ずかしいお漏らしするところ、ママに見せて?」 敏感なペニスの先端を皮ごと捏ねてくる母の手に、あなたは舌を使う余裕もなく、ただ必死に乳首をしゃぶりながら、がくがくと腰を浮かせて射精した。 限界まで溜まっていた精液が、どくどくと脈打ちながら放出され、母の手の平を叩く。 射精しきって脱力したあなたに、母はうっとりと微笑んだ。 「よしよし、おっぱい吸いながらたくさんイケたわね。とっても格好いいお射精だったわよ。いい子、いい子。……でも、ほら。ここにはまだ、たっぷり残っているみたいね……?」  出し切ったペニスを、愛おしげに根元から先端まで扱かれる。強く弱く、絶妙な力加減で。唇を柔らかな胸に塞がれたままのあなたは言葉を話すことも出来ず、優しく優しく頭を撫でられながら、絶頂したばかりで痺れるペニスに与えられる刺激を受け入れるしかできない。 「ほうら、またおっきくなった。坊やはやればできる子だって、ママ知ってるもの」  とろけるように幸福そうな母の声も遠く、ペニスの快楽と母の体温しか感じられなくなっていく。 あなたの精液をローション代わりにして、ぐちゅぐちゅと粘着質な水音を立てて擦り上げられるたびに全身が震え、射精寸前のような感覚に陥ってしまう。 すがるように大きくあたたかい胸に縋り付くと、ようやく母の手が止まった。 「……我慢ができなくなっちゃったのね? それじゃあ、今度はママと一緒に気持ちよくなりましょうね。」  呼吸を整えるのが精いっぱいだったあなたの頭をそっとベッドに降ろして、母はあなたにまたがった。  あなたが見上げると、母は熱に浮かされたように清楚な顔をとろけさせ、ゆっくりとスカートをめくり上げた。  細い足首までを隠していたスカートの裾を目で追うと、あなたの身体の両脇についた華奢な膝が現れ、続いて普段は人目に触れない白い太腿。内腿にはねっとりと愛液が伝っている。  さらにスカートが持ち上がり、ねっとりと濡れた割れ目が露わになる。母は下着を履いていなかった。  あなたは胸しか弄っていなかったのにも関わらず、怪しく濡れ光るそこは、物欲しそうにひくひくとひくついている。 「ほうら、よく見て? あなたと気持ちよくなりたくて、ママもこんなに濡れちゃったの。今からママのおまんこで、坊やのこと、よしよししてあげるからね。」  両腕を身体の後ろについた彼女は、さっきまでの手扱きですっかり勃ち上がってしまったあなたのペニスに割れ目を添わせ、愛液を塗り付けるように腰をくねらせた。  目の前で豊満な胸が重たそうに揺れ、ぬるぬると熱く柔らかな割れ目で扱かれるペニスが、とぷりと濃い先走りをこぼす。 「坊やの好きなタイミングで、ママの中にびゅーってしていいからね……っ」  頬を薔薇色に染めた母の指で、ペニスの先端を濡れてとろけた割れ目に宛がわれ、抵抗する余裕もないまま彼女のなかに根元まで挿入されてしまった。  射精したばかりだというのに、ぐっしょりと濡れて絡み付いてくる母のなかがもたらす快感に負けて、腰が勝手に突き上げてしまう。  しかし、あなたの動きよりもより大胆に、母は激しく腰を振り始めた。 「はぁっ、あぁ……っ。すごいっ、ママの弱いところに、坊やのカリが引っ掛かって気持ちいいわあ……っ。ママのおまんこ、きゅぅって締まっちゃう……っ」  母は夢中で腰を上下させながら、真っ白な両足を大きく左右に開き、じゅぷじゅぷとあなたのペニスを飲み込む結合部を見せつけてきた。  たぷんっ、ぶるんと豊かな胸が上下に揺れ、母の尻肉があなたの太腿に何度もぶつかる。 「……っあ、坊やのおちんちん、びくびくして可愛い……っ。いい子ね、よし、よし……っ。」  寝室は母とあなたが上げる喘ぎ声と、粘りけのある水音を伴った肌がぶつかり合う音、そしてふたりの荒い吐息の音で満たされていた。  母の甘い香りも、いやらしく生々しい男女の匂いにかき消されてしまっている。  母の中は、柔らかくもねっとりとあなたのペニスに絡み、時には引き絞るように締め付けてくる。 キツさこそないものの、男の精を搾り尽くす方法を熟知していた。 「ママの中で気持ちよくなってくれる、いい子……っ、ぁん……っ。」  同じリズムで腰を上下させていたかと思えば、じっくりと時間をかけて引き抜かれてから、柔らかな入り口で先端を念入りにねぶられ、次の瞬間、一気に根元まで飲み込まれる。 どの動きでも、剥き出しの柔らかな胸が揺れて、あなたを誘惑する。 「あっ。ふふ、そんなにおっぱいが好きなの? おいで。おっぱい飲みながらイこうね……っ」  不規則な快感に思考がとろけ、目の前で揺れる胸に吸い寄せられるように手を伸ばしたあなたを見て、母は微笑んだ。 腕を引かれて、対面座位になる。口元に添えられた乳首に吸い付くと、射精を促すように母の腰使いが小刻みになった。 「ほら、いいのよ、出して……。ママのおっぱい吸いながら、ママの中にいっぱい出しましょうね……っ」 ぎゅっと母に抱き締められながら、さっきよりも濃い精液を勢いよく母のなかへ放つ。頭のなかが真っ白に塗りつぶされていく。 「あぁっ、来た……っ。坊やのお精子、いっぱい……っ。あっ、あっ! ママもイく、イっちゃうっ、ふぁあ……っ!」 母は動きを止めるどころか、最後の一滴まで絞り取ろうと腰をくねらせ、精液塗れの先端を子宮口にぐりぐりと擦り付けながら、細い背中を震わせた。 絶頂した母の中がきゅうきゅうと痙攣しながら締まり、吐き出しきって萎えかけたあなたのペニスを刺激する。 汗だくで抱き締め合っていると、母の手がまたあなたの頭を撫でた。柔らかな胸に頬を寄せるように頭を預け、母はされるがままのあなたの額に口付けする。 「はぁ、あ……っ。……ふふ、いい子ね。種付けも上手にできました」  まだ整いきらない艶っぽい吐息をあなたの耳に吹き込むように、母が囁く。あなたの射精を受け止めて熱を持った母のなかが、言葉とともにひくんと震えた。 「ママのなか、あったかいでしょう? あなたのためのお乳が出るように、一生懸命孕もうとしてるのよ。わかる……?」  ゆっくりと腰を回す母の動きに、落ち着きかけていたあなたのペニスがまた刺激される。半ば茫然としながら母の問いかけに頷くあなたが小さく声を漏らすと、母が今度は鼻先に唇を落とした。 「ちゃんとおっぱいが出るように、このまま坊やのおちんちんでママのおまんこ、蓋しててくれる……?」  甘い愛情をたっぷり込めた囁きに、あなたはもうひとつうなずいてしまった。母は心の底から嬉しそうに、繋がったままベッドに横たわる。そのまま器用に、中途半端に着たままだったあなたの衣服を脱がし始めた。 「ふふ、ありがとう。おやすみなさい、坊や。お着替えも朝のおちんちんのお世話も、ちゃんとママがしてあげるからね。安心してねんねしましょうね……」  汗でぴたりと張り付く肌をすり寄せながら、あなたは母と繋がったまま眠りに落ちた。