「好き、好き、好き、って言いたいの。(第1弾)〜愛情だだもれ幼なじみと『好き』がいっぱい同棲生活〜」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック1『『好き』って気持ち、もっといっぱい伝えていいかな?(プロローグ)』 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ト書き:幼なじみの彼女・ゆかりとの同棲中。キッチンのゆかりが、ソファに座っている主人公にコーヒーを持ってくる ;SE:ゆかりが歩く音(11→2) ;SE:テーブルにマグカップを置く音 ;ボイス位置:2 【ゆかり】 「どうぞー。ゆかりブレンドのコーヒーだよ。熱いからゆっくり飲んでね」 【ゆかり】 「ちょっとだけ、そっちに寄ってもらってもいい?」 ;ト書き:主人公が左に動く ;SE:ソファの上で移動する音 【ゆかり】 「ん、ありがと」 ;SE:ゆかりがソファに座る音 ;ボイス位置:3 【ゆかり】 「ふう。ふふ……見て、窓の外。今日もすっかり晴れたねぇ」 【ゆかり】 「まだ午前だし、どこかお出かけする? 私は一日空いてるから大丈夫だよ」 【ゆかり】 「あーでも、お仕事で疲れてるかな? 今週はずーっと忙しそうにしてたもんねぇ」 【ゆかり】 「晩ごはんも外でー、っていう日も多かったし……」 【ゆかり】 「……ふふ。別に怒ってませんよー。ちゃんと連絡してくれてたし、忙しいのはわかってるもん」 【ゆかり】 「私が大変な時も、あなたが支えてくれたでしょ? 家のことも二人で分け合って、なんとかやってこれた」 【ゆかり】 「初めての二人暮らしで、ちゃんとやっていけるのかなぁって思ってたけど……」 【ゆかり】 「心配することなんてなかったね。こんなにも上手くいくなんて……ふふっ」 ;ト書き:隣のゆかりと向かい合う主人公 ;SE:向かい合う音、衣擦れ音 ;ボイス位置:1 【ゆかり】 「うん? どうかした?」 ;お礼を言われて嬉し気に 【ゆかり】 「……んふふっ。こちらこそ、いつもありがとう♪」 【ゆかり】 「あなたのおかげで、これからも幸せな毎日が送れそうだよ」 【ゆかり】 「あなたの幼なじみで……あなたの彼女になれて、本当によかった」 【ゆかり】 「ずっといっしょにいようね。……うん、約束♪」 ;ト書き:数秒ほど間を置く 【ゆかり】 「……あー……あのね。あなたに話したかったことがあるの」 【ゆかり】 「その、ちょっとした悩みっていうか。今までは我慢してたんだけど、そろそろ耐えきれなくなってきてて……」 【ゆかり】 「あっ、ごめんね? そんな大したことじゃないの! ちょっと恥ずかしくて、今まで言えなかったっていうか……」 【ゆかり】 「でもちゃんと打ち明けたくて……あなたの耳、貸してくれるかな?」 ;SE:ゆかりが近づく音、衣擦れ音(1→3) ;ボイス位置:3 小声で ;照れながら 【ゆかり】 「えっとね……。私、あなたといっしょにいると、その……」 【ゆかり】 「す……『好き』、って気持ちが、止まらなくなっちゃうの……」 【ゆかり】 「あなたと見つめ合って、あなたと話して、あなたと触れ合って……そうしてるうちに、頭の中があなたのことでいっぱいになって」 【ゆかり】 「あなたのこと……好きだなぁ、好き、好き……って思ってるうちに」 【ゆかり】 「喉の奥から、勝手に声が出ちゃいそうになるの」 【ゆかり】 「……好き。……好き。……好き、好き、好き……って」 ;ボイス位置:3 普通の声で //照れながら 【ゆかり】 「へ、変だよね。自分でもおかしいなぁって思ってるんだけど……えへへ」 【ゆかり】 「同棲も始めて、昔よりもっと、近くにいられるようになったからかなぁ」 【ゆかり】 「あなたのことは、小さい頃からずっと好きだったけど。今はもう、比べ物にならないくらいで……」 【ゆかり】 「大好きなあなたが、こんなに近くにいてくれる。それが本当に、嬉しくてたまらないんだ」 ;ボイス位置:3 小声で 【ゆかり】 「……それでね。お願いしたいことがあるの……」 【ゆかり】 「あなたといると、『好き』って気持ちを抑えられなくなって……」 【ゆかり】 「ちゃんと声に出さないと、どうしようもなくなっちゃう。だから……」 ;ボイス位置:3 ささやき 【ゆかり】 「私の気持ち。素直にいっぱい、伝えてもいいかな……?」 【ゆかり】 「あなたの耳に、こうやって……」 【ゆかり】 「好き。好き。好き。好き。好き……って」 【ゆかり】 「私の想いを、たくさんささやいても、いい……?」 ;数秒ほど間を置く ;ボイス位置:3 小声で ;受け入れてもらい嬉し気に 【ゆかり】 「……ふふっ。やった……ふふふっ」 【ゆかり】 「ありがとう。好きだよ。あなたのこと、だぁい好き……♪」 ;SE:耳から離れる音、衣擦れ音 ;ボイス位置:2 普通の声で ;照れながら 【ゆかり】 「ん……あぁ、んー……あはは……」 【ゆかり】 「すっごい恥ずかしいこと言っちゃったよね、私……? あ〜、顔が熱いよ……どうしよう……」 ;楽し気に 【ゆかり】 「もう〜、笑わないでよぉ。あははっ……」 【ゆかり】 「はあっ。でもすっきりした。よかったよ〜、受け入れてもらえて」 【ゆかり】 「あなたなら断らないだろうなぁってわかってたんだけど。こんなお願い、今までしたことなかったから……」 【ゆかり】 「私がどれだけ我慢してたか、あなたは知らないでしょう?」 【ゆかり】 「これから嫌でも知ってもらうことになるよ。覚悟しててね? ふふっ」 ;SE:ゆかりが近づく音 ;ボイス位置:3 ささやき 【ゆかり】 「……好き。大好き。だーい好き。あなたとずーっと二人きりでいられる……とっても嬉しい、とっても幸せ」 【ゆかり】 「これからもよろしくね。……愛してるよ♪」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック2―1『あなたに耳かきしてあげるの、大好きなんだ(耳かき・右耳)』 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ト書き:寝室、ベッド脇に座って彼女が待っている。そこに主人公もやってくる ;SE:主人公の足音 ;ボイス位置:9 【ゆかり】 「おかえり。今日のお風呂はどうだった?」 【ゆかり】 「ゆずの香り、よかったでしょ。ちょっと高かったけど、いいお店の入浴剤でね。張り切って買っちゃった」 【ゆかり】 「さ、ベッドの準備もできてるよ。お隣どうぞ?」 ;SE:主人公の足音 ;SE:ベッドに座る音 ;ボイス位置:7 【ゆかり】 「今日も一日お疲れ様。私にも、お疲れ様ちょうだい?」 【ゆかり】 「……ふふ。ありがと。あなたのこと、今日も大好きだよ」 ;「大好き」と返されて 【ゆかり】 「あはは、私にも言ってくれるの? 嬉しいっ……んふふ」 ;得意げに 【ゆかり】 「でも甘いねぇ。私に『大好き』なんて言ったら、どうなるかわかってる?」 【ゆかり】 「何倍にも、何十倍にも、何百倍にもして……あなたにお返しするだけだよ♪」 ;ボイス位置:7 ささやき 【ゆかり】 「大好き。大好き。大好き。大好き。だーい好き……」 ;ボイス位置:7 普通の声で 【ゆかり】 「ふふん。ひとまず五倍返し♪ まだまだお返しするから、楽しみにしててね」 【ゆかり】 「さーて。それじゃあ……」 ;SE:ゆかりが腕を頭に回す音(7→5→3) 【ゆかり】 「ちょっと失礼。えいっ!」 ;SE:ゆかりが主人公を引っ張る、衣擦れ音 ;SE:ゆかりの膝に頭が乗る音(7) ;ボイス位置:3 【ゆかり】 「恋人膝枕〜。寝心地はどうかな?」 【ゆかり】 「そうですかそうですか。お役に立てて何よりです♪ んふふっ」 【ゆかり】 「あなたの髪、なでてもいい? ……な〜んて、聞くような仲じゃないよね♪」 ;SE:主人公の頭を撫でる音 【ゆかり】 「ん〜……。しっとり濡れてるね。お風呂上がりで、毛の先まであったかい」 【ゆかり】 「何度触っても気持ちいいなぁ……この感触大好き。もっと触りたい……」 ;SE:主人公の頭を撫でる音 ;ボイス位置:3 小声で 【ゆかり】 「なでなで、なでなで……なでなで、なでなで……」 【ゆかり】 「好きだよ。あなたが好き。好きなようになでさせてくれる、あなたのことが大好き」 【ゆかり】 「丸っこい頭も、かわいいつむじも、髪の一本一本まで……好きで好きでたまらないよ」 【ゆかり】 「こうしてあなたに触れられるのも、あなたに好きって言えるのも。恋人の私だけ……」 【ゆかり】 「私だけの特権なんだ。……ふふふ」 ;ボイス位置:3 【ゆかり】 「ねえ、今日も耳かきしようか。新しい耳かき買ったんだ、気に入るかなぁって思って」 【ゆかり】 「あ、でもやりすぎると良くないかな? たしか一昨日したばっかりだけど……」 【ゆかり】 「でも……私ね? あなたに耳かきしてあげるの、大好きなんだ」 【ゆかり】 「耳かきしてる時のあなた、すっごく嬉しそうな顔するんだもん。その横顔を見るのが好きで……」 【ゆかり】 「気持ちよさそうに笑って、膝の上でうとうとしちゃうあなたが、本当に愛おしくて、大好き……」 【ゆかり】 「だから、今日も見たい。あなたの幸せな姿をずーっと見てたい。あなたを幸せにしたい……」 ;ねだるように 【ゆかり】 「……どう? ダメ?」 ;肯定されて 【ゆかり】 「……ふふ。ありがとう♪」 【ゆかり】 「傷つけないように、やさしく……ゆっくりするね?」 ;SE:耳かきを手に取る音 【ゆかり】 「それじゃあやっていくね」 ;SE:耳かき音 ※開始 ;ボイス位置:3 小声 【ゆかり】 「(耳かき中の吐息、10秒ほど)」 【ゆかり】 「どう? 新しい耳かきの感触。前使ってたのより、素材が柔らかめになってるんだ」 【ゆかり】 「前のは前ので、音とか気持ちよかったけど。たまに痛かったりしたし、これくらいがちょうどいいかなって」 【ゆかり】 「続けて大丈夫そう? ふふ、わかった」 【ゆかり】 「(耳かき中の吐息、30秒ほど)」 【ゆかり】 「うーん……やっぱりぜんぜん汚れてないねぇ。二日経ったくらいじゃ、垢も溜まらないよね」 【ゆかり】 「耳垢さーん。残念だけど、もうここじゃゆっくりできませんよー。これからも私が、いーっぱいお掃除しちゃうから♪」 【ゆかり】 「その代わり、やさしくお掃除してあげるね。奥の方に隠れないで、素直に出てきてくれると嬉しいな」 【ゆかり】 「おいでおいで〜。かきかき〜、かきかき〜……ふふふっ♪」 【ゆかり】 「(耳かき中の吐息、30秒ほど)」 【ゆかり】 「細かい欠片まで、念入りに取っていくからね。壁にくっついてるのを、耳かきの先でかきかき、かきかき……」 【ゆかり】 「ふふ。体がぴくってしちゃうね。耳の中をやさしくこすられるの、気持ちいいよねぇ」 【ゆかり】 「あなたの大好きなやつ、もーっとしてあげるよー……かきかき、かきかき……」 【ゆかり】 「(耳かき中の吐息、30秒ほど)」 【ゆかり】 「ふふふ……好き。好き。好ーき……」 【ゆかり】 「ほっとしてるあなたの横顔、とっても素敵。可愛くて、かっこいい。じーっと見つめてたくなる」 【ゆかり】 「好き。好き。好き……あぁ、やっぱり止まんないや♪」 【ゆかり】 「気持ちが落ち着くまで、言わせてくれると嬉しいな。行くよ……」 ;ボイス位置:3 ささやき 【ゆかり】 「……好き。……好き。……好き。……好き。……好き。……好き」 【ゆかり】 「もっと癒してあげる。幸せにしてあげる。好き、好き、好き」 【ゆかり】 「そしたら私も、もっともっと、幸せになれるから。ふふっ」 【ゆかり】 「……好き。……好き。……好き。……好き。……好き。……好き」 【ゆかり】 「あなたのこと、世界で一番、大好き……♪」 【ゆかり】 「(耳かき中の吐息、10秒ほど)」 ;SE:耳かき音 ※停止 ;耳かき終了 ;ボイス位置:3 小声 【ゆかり】 「はーい、終わったよー。やりすぎるとよくないし、これくらいにしておこっか」 【ゆかり】 「うん、どういたしまして♪ すっきりしたみたいでよかったよ〜」 【ゆかり】 「あ、でもまだ終わりじゃないよ。最後に仕上げしないとね?」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック2―2『あなたに耳かきしてあげるの、大好きなんだ(梵天・息ふきかけ・右耳)』 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:3 【ゆかり】 「そうそう。この新しい耳かきね、梵天の触り心地がすっごくいいの♪」 【ゆかり】 「お店に見本が置いててね。素材が変わるだけでこんなに違うの!? ってびっくりしちゃった」 【ゆかり】 「あとは実用性だね。細かいのもきちんと取れるかな? さっそく試してみよう♪」 ;SE:梵天の音 ※開始 ;ボイス位置:3 小声 【ゆかり】 「(梵天中の吐息、10秒ほど)」 【ゆかり】 「んふふ。感想聞こうかと思ったけど……これは聞かなくてもわかるね」 【ゆかり】 「だってあなたってば、すごくいい声出すんだもん。全身の力が抜けて、リラックス〜って感じの声」 【ゆかり】 「あなたのそういう声聞くの、私大好き♪」 【ゆかり】 「疲れがぜんぶ抜けちゃうまで、リラックスしてね……」 【ゆかり】 「(梵天中の吐息、30秒ほど)」 【ゆかり】 「わあ……大満足、って表情だね。そんなに気持ちいいんだ?」 【ゆかり】 「気になるなぁ。私も後でやってもらっていい?」 【ゆかり】 「言うまでもないと思うけどさ。私はね、あなたに耳かきするのも好きだし……あなたに耳かきしてもらえるのも、大好きなの」 【ゆかり】 「耳かきの動きに、あなたらしい優しさがこもってて……痛くないかって心配してくれたり、時々髪もなでてくれたり……」 【ゆかり】 「そういう一瞬一瞬が、私の胸をあったかくしてくれるの」 【ゆかり】 「両耳のお掃除が終わったら……私の方もよろしくね? ふふっ」 【ゆかり】 「(梵天中の吐息、30秒ほど)」 【ゆかり】 「もしかしたら、もう気づいてるかな?」 【ゆかり】 「この梵天ね、いい香りがするアロマを、軽く吹きつけてあるの」 【ゆかり】 「ほんのり香るくらいの濃さだけど、いい気分になってもらえたらなぁって思って」 【ゆかり】 「お風呂上がりのあったかい匂いと、アロマの涼しい香りで、あなたのお鼻が包まれちゃってるね」 【ゆかり】 「たくさん深呼吸して、肺の奥まで癒されてほしいな♪」 【ゆかり】 「(梵天中の吐息、30秒ほど)」 【ゆかり】 「……好き。好き。好き好き好き……好きだよー。好き好き……」 【ゆかり】 「だんだん眠たくなってきたね。まぶたがゆっくり落ちてきてる……ふふ、かわいいなぁ。好きだなぁ……」 【ゆかり】 「好き。好き。大好き大好き。んふふ、だーい好き……」 ;ボイス位置:3 ささやき 【ゆかり】 「もっと近くで……いっぱいいっぱい、ささやくからね……」 【ゆかり】 「……好き。……好き。……好き。……好き。……好き。……好き」 【ゆかり】 「好き好き好きっ。好き好き好きっ。んふふ……好き好きっ」 【ゆかり】 「あふれるくらい流し込んじゃうよー。好き好き好きっ。好き好き好きっ♪」 【ゆかり】 「あはは、むずがゆいかな? じゃあゆっくりに戻す?」 【ゆかり】 「……好き。……好き。……好き。……好き。……好き。……好き」 【ゆかり】 「もう少し速めがいい? わかった♪ 好き、好き、好き……。好き、好き、好き……」 【ゆかり】 「好き好き好き好き……好き好き好き好き……好き好き好き好き……すー、きっ♪」 【ゆかり】 「(梵天中の吐息、10秒ほど)」 ;SE:梵天の音 ※停止 ;梵天終了 ;ボイス位置:3 【ゆかり】 「ふー。こんなところかな?」 【ゆかり】 「ふふ……耳の外側、赤くなっちゃってるねぇ♪ 好き好きっていっぱい言われて、照れちゃったのかな?」 【ゆかり】 「これくらいで恥ずかしがってたら、これからの恋人生活、もたないぞー? えへへ、なんてね」 【ゆかり】 「それじゃあ最後ね。耳の外に出てきた汚れを、私の息で……」 ;息吹きかけ 【ゆかり】 「ふーーーっ……。ふーーーっ……。ふーーーーーーっ……」 【ゆかり】 「もう一回。ひとつも残さずに綺麗にするから……」 ;息吹きかけ 【ゆかり】 「ふーーーっ……。ふーーーっ……。ふーーーーーーっ……」 【ゆかり】 「……んー、もう少し! ちょっとだけ強めにするね? 行くよー……」 ;息吹きかけ、少し強め 【ゆかり】 「ふーーーっ……! ふーーーっ……! ふっ、ふっ、ふーーーーーーっ……!」 【ゆかり】 「……うん、完璧! こっちの耳のお掃除はおしまい!」 【ゆかり】 「いっぱい癒されてくれたね。気持ちよかったね。えらいえらい♪」 ;SE:主人公の頭を撫でる音 【ゆかり】 「なでなで、なでなで……なでなで、なでなで……」 【ゆかり】 「んー? だって、えらいじゃない♪ 耳かきされてる間、動かずにじーっとしてくれたし」 【ゆかり】 「それに。ただ癒されるのだって、実は簡単じゃないんだよ?」 【ゆかり】 「あなたが私にぜーんぶ預けて、心の底から癒してほしいって、そう思ってくれたから……」 【ゆかり】 「だから私たち、こんなに幸せになれたんだと思うの」 【ゆかり】 「あなたのおかげ。ありがとう。大好き……♪」 【ゆかり】 「じゃあ続けようか。もう半分が残ってるからね」 【ゆかり】 「体勢変えよう。こっち向いて〜♪」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック3―1『こっちの耳にも、優しくしてあげるね(耳かき・左耳)』 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ト書き:トラック2ー2の続き。左耳を上にする ;SE:ゆかりの膝に頭が乗る音(3) ;ボイス位置:7 【ゆかり】 「はーい、いらっしゃい♪ こっちの耳にも、優しくしてあげるね」 【ゆかり】 「逆向きになっても、寝心地はいっしょかな。ずっと膝枕してたおかげで、ほかほかしててあったかいかも」 【ゆかり】 「私もなんだか、あったかい膝掛けをかけてるみたいで、気持ちいいな」 【ゆかり】 「耳かきされながら、私のことも癒してくれるなんて、さすがはあなただね♪」 【ゆかり】 「もう一回撫でちゃう。よーし、よーし」 ;SE:主人公の頭を撫でる音 【ゆかり】 「なでなで、なでなで……ん〜……」 【ゆかり】 「髪、だいぶ乾いてきたね。さらさらしてて、なめらかな感触になってる」 【ゆかり】 「はぁ〜……好き。あなたをなでなでしてるだけで、1時間くらい過ごせちゃうかも」 【ゆかり】 「いや、2時間? 3時間? ふふ、それくらい好きってこと♪」 ;SE:主人公の頭を撫でる音 ;ボイス位置:7 小声で 【ゆかり】 「手のひらから、伝わってくるよ……あなたの『好き』って気持ち」 【ゆかり】 「撫でれば撫でるほど、どんどん大きくなっていくんだ……。もっと撫でてー、いっぱい愛してーって、私の手に伝えてくれてる気がしてね」 【ゆかり】 「それが本当に、嬉しくてたまらない……」 【ゆかり】 「もっと感じたい。あなたの大切な想い……たくさん、たくさん……」 ;ボイス位置:7 普通の声 【ゆかり】 「……ん? あ……わああっ、そうだった……! 耳かきだったね、ごめん!」 【ゆかり】 「うっかりしてたよ〜。あなたが好き好き〜ってしてくれるから、もう……いや、これは言いがかりかな……?」 【ゆかり】 「えへへ、まあいいや。はじめて行こうか!」 ;SE:耳かき音 ※開始 ;ボイス位置:7 小声 【ゆかり】 「(耳かき中の吐息、10秒ほど)」 【ゆかり】 「……よしよし。こっちの耳も綺麗だね」 【ゆかり】 「さっきと同じで、リラックス重視で耳かきしていくね」 【ゆかり】 「また体の力を抜いて〜……リラックス、リラックス〜……」 【ゆかり】 「(耳かき中の吐息、30秒ほど)」 【ゆかり】 「あ、ねえねえ。あなたに話したことあったかな?」 【ゆかり】 「実は私、あなたの耳の形が、なんだか好きで……」 【ゆかり】 「そういうのってない? 手の形とか、足の形とか」 【ゆかり】 「上手く言えないけど、なんかこの形好きだなー、って思うこと」 【ゆかり】 「私にとっては、あなたの耳がそのひとつなんだ」 【ゆかり】 「特にこっちの耳がね。綺麗な形してるなぁって思ったり、ふとした時に見とれちゃったり」 【ゆかり】 「隣どうしで座ってる時にさ、私の視線を感じることない? 映画観てる時とか、ベンチで休んでる時とか」 【ゆかり】 「私の方向くと、すぐに目が合っちゃう時とか……よくあるでしょ?」 【ゆかり】 「あれはね〜……ふふふ。あなたの耳を、じーっと見つめていたのでした」 【ゆかり】 「あはは。不思議だよねぇ。私もなんでかわからないの」 【ゆかり】 「なんていうんだろ。私にとってはもう、芸術品みたいな……?」 【ゆかり】 「壮大な景色を見たりとか、かわいい動物を見たりとか、心が動く瞬間ってあるじゃない?」 【ゆかり】 「私が最近、特に心を動かされてるのは、あなたの耳なんだよね……」 【ゆかり】 「好きが高じちゃうと、こういう風になっていくのかなぁ。あなたの体も、言葉も、性格も、まるごと好きになっちゃうとか」 【ゆかり】 「正直、あなたのこと、すでに相当好きなんだけど……」 【ゆかり】 「これからさらに、あなたの全部が、もっと好きになるのかもって思うと……えへへ」 【ゆかり】 「ケンカするほど仲がいいとか言うし、ちょっとくらい合わない方が、上手く行く気もするんだけどね」 【ゆかり】 「でもまあ、しょうがない。無意識で好きになっちゃうんだもん。どうしようもないよね〜♪」 【ゆかり】 「おっと、話しすぎちゃった……! 耳かきに集中するね?」 【ゆかり】 「(耳かき中の吐息、30秒ほど)」 【ゆかり】 「そうだ。さっきの話で言うとさ」 【ゆかり】 「私、あなたの癖の中で、好きなのがあってね?」 【ゆかり】 「集中してる時とか、緊張してる時に、首をそっと触るじゃない?」 【ゆかり】 「指先でちょんってしたり、軽く掻いたり、手のひらで撫でるようにしたり……」 【ゆかり】 「あの癖もね、最近好きな仕草のひとつ♪」 【ゆかり】 「……あ、もしかして無意識? そっかそっかぁ」 【ゆかり】 「けっこうやってるよー。今度意識してみてよ、意外とよく出てるから♪」 【ゆかり】 「あーでも、意識すると出なくなっちゃうのかな……?」 【ゆかり】 「じゃあ、今度やってる時があったら、私が教えてあげるね」 【ゆかり】 「それで……その仕草のどんなとこが好きか、事細かに語ってあげる♪」 【ゆかり】 「そうしたら、あなたの印象に強く残って、もっとやってくれるようになるかも……ふふっ」 【ゆかり】 「(耳かき中の吐息、30秒ほど)」 【ゆかり】 「……そろそろこっちも、『好き好き攻撃』、行ってみる?」 【ゆかり】 「んふふ。もしかしたら、期待してくれてたかなぁって思って」 【ゆかり】 「ちょうど私の好き好きメーターも、限界が近くなってきたから……いいよね?」 【ゆかり】 「ふふ。そう、好き好きメーター♪ あなたの彼女のゆかりさんには、そういうのが搭載されています」 【ゆかり】 「好きって気持ちをため込みすぎると、メーターが振り切れて、大変なことになっちゃうかも〜……?」 【ゆかり】 「気をつけてくださいね〜♪ さ、やるよー?」 ;ボイス位置:7 ささやき 【ゆかり】 「……好き。……好き。……好き。……好き。……好き。……好き」 【ゆかり】 「あなたの耳が好き。触ると柔らかくて、耳たぶはもちっとしてて……」 【ゆかり】 「耳かきしてるとピクピクするの♪ かわいく動くから、また好きになっちゃう……」 【ゆかり】 「好き。好き好き。好き好き好き。好き好き好き好き……」 【ゆかり】 「あなたの仕草のひとつひとつが、どうしようもなく好きになっちゃう」 【ゆかり】 「もう止められないなぁ。戻れないなぁ……ふふふっ。大好きだよ。大好き。大好き。大好き。大好き……」 【ゆかり】 「(耳かき中の吐息、10秒ほど)」 ;SE:耳かき音 ※停止 ;耳かき終了 ;ボイス位置:7 小声 【ゆかり】 「はい、お疲れ様〜。あとは梵天だけだね」 【ゆかり】 「……あ。こっちの耳も、ほんのり赤くなってる?」 【ゆかり】 「こういうところもかわいいんだよなぁ……えへへ。もう好きなところだらけだよ」 ;ボイス位置:7 ささやき 【ゆかり】 「……もっと、もーっと。あなたのぜんぶを大好きにさせてね」 【ゆかり】 「楽しみにしてるよー。……んふふっ」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック3―2『こっちの耳にも、優しくしてあげるね(梵天・息ふきかけ・左耳)』 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:7 【ゆかり】 「さっ、お待ちかねの梵天タイムだよ♪」 【ゆかり】 「期待してたでしょ? さっきの梵天、すごい満足してくれてたもんねぇ」 【ゆかり】 「汚れもちゃんと取れる優れものだったし……あなたのために買ってよかった♪」 【ゆかり】 「じゃあ始めるよ! ふわふわ梵天、あなたの耳に突撃だ〜♪」 ;SE:梵天の音 ※開始 ;ボイス位置:7 小声 【ゆかり】 「(梵天中の吐息、20秒ほど)」 【ゆかり】 「すごーい……。あなたの呼吸、あっという間に深くなったよ?」 【ゆかり】 「やっぱり気持ちいいんだねぇ。う〜、私も早く試したいなぁ……」 【ゆかり】 「んー? わかってるよぉ。自分もしてほしいからって、手抜きしたりはしないから」 【ゆかり】 「でも、これが終わったら私のことも……今のあなたと同じくらい、癒してくれないとやだよ?」 【ゆかり】 「約束だからね。ふふ……♪」 【ゆかり】 「(梵天中の吐息、30秒ほど)」 【ゆかり】 「私さぁ。梵天でお掃除されてる時が、一番昔を思い出すかも……」 【ゆかり】 「子どものころにさ、お母さんに耳かきやってもらってて。梵天が一番大好きで、早くやってよーってお願いしてたの」 【ゆかり】 「梵天を欲しがるって、変なわがままだよねぇ。あははっ」 【ゆかり】 「やっぱり、あれかな。やさしく膝枕されて、丁寧に耳かきされて、ふわふわの梵天で癒されて……」 【ゆかり】 「そうされてるとさ、なんだか……自分の無防備なところ、胸の奥の心ごと、受け入れてもらえてる気がして」 【ゆかり】 「だからあんなに安心できたのかなぁって……そんなこと思ったりするの」 【ゆかり】 「子どものころって、よくそんな気持ちになってたかも。今でも家族に会うと、そういう感情を思い出したりしてる」 【ゆかり】 「きっとあの感情が、『愛されてる』ってことなんだろうなぁって……」 【ゆかり】 「(梵天中の吐息、30秒ほど)」 ;真剣な声色で 【ゆかり】 「……あなたは、どうだった? 今まで生きてきて……」 【ゆかり】 「『愛されてるなぁ』って思えること、たくさんあった?」 【ゆかり】 「私はあなたに、そういう幸せな気持ちを、一生感じててほしい……」 【ゆかり】 「いつも、いつでも、いつまでも。毎日あなたを愛しつづけたい」 【ゆかり】 「これからも、日常のひとつひとつに、あなたへの愛を込めつづけるから」 【ゆかり】 「あなたのこと、心の底から、大好きでいつづけるから」 【ゆかり】 「あなたさえよければ……受け取ってね。私の『好き』って気持ち」 【ゆかり】 「(梵天中の吐息、30秒ほど)」 ;ボイス位置:3 ささやき 【ゆかり】 「……好き。……好き。……だーい好き。……好き。……好き。……だーい好き」 【ゆかり】 「……好き。好き好き。……好き。好き好き。……愛してるよ」 【ゆかり】 「ずっといっしょだよ。ひとりにしないよ。あなたのこと、愛してるから。ぜったい離れたくないから」 【ゆかり】 「……好き。愛してる。大好き。……好き。愛してる。大好き。……大好き、大好き、大好き、大好き、大好き、大好き……」 ;下記1セリフのみ、通常の二人称ではなく、夫婦的なニュアンスの『あなた』で 【ゆかり】 「……幸せになろうね。あなた……」 【ゆかり】 「(梵天中の吐息、10秒ほど)」 ;SE:梵天の音 ※停止 ;梵天終了 ;ボイス位置:7 普通の声で 【ゆかり】 「はーい、おしまーい♪」 【ゆかり】 「……あー、んふふ。そうだね、ちょっと照れくさいかも……」 【ゆかり】 「私まで赤くなっちゃったよ。自分から攻めてて、なんだーって話だよね。あはは……」 【ゆかり】 「あ、そっか。最後の息だね。やってあげる♪」 ;息吹きかけ 【ゆかり】 「ふーーーっ……。ふーーーっ……。ふーーーーーーっ……」 【ゆかり】 「……もう一回。すううう〜っ……」 ;息吹きかけ 【ゆかり】 「ふーーーっ……。ふーーーっ……。ふーーーーーーっ……」 【ゆかり】 「……次が最後ね♪ 最後のひと息まで、楽しんでね……」 ;息吹きかけ、少し強め 【ゆかり】 「ふーーーっ……! ふーーーっ……! ふっ、ふっ、ふーーーーーーっ……!」 【ゆかり】 「……はぁ。ん〜、満足したぁ……♪」 【ゆかり】 「そうそう、私も大満足。言ったでしょ? あなたに耳かきするの、好きなんだって♪」 【ゆかり】 「あ、でも。次は私が耳かきしてもらう番だよね?」 【ゆかり】 「さっき約束したじゃない。いいよねー? ふふふっ」 【ゆかり】 「それじゃあよろしくね。……あなたの『好き好き攻撃』、期待してるからね♪」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック4『今日は雨だね。家でゆっくり過ごそうか(雑談/ささやき・雨音)』 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ト書き:トラック3から後日・昼。朝から出かける予定があったが、雨が降って中止になった。トラック1同様に、リビングのソファで二人並んで座っている ;SE:窓の外の雨音 ※トラック終わりまで継続 ;SE:マグカップをテーブルに置く音(飲み終えたタイミング) ;ボイス位置:3 普通の声 2の方向を見ながら 【ゆかり】 「はー……。全然やまないねぇ」 【ゆかり】 「こんな土砂降りじゃ、今日は出かけられないね」 【ゆかり】 「おかしいなぁ。天気予報だと、お昼には晴れるって言ってたのに……」 ;冗談めかして 【ゆかり】 「おーい、雨の神様〜。もう12時過ぎましたよー。そろそろお帰りなさってくださーい。……ふふふ」 【ゆかり】 「そうだね、仕方ない。今日は家でゆっくり過ごそうか」 【ゆかり】 「おかわり欲しかったら言ってね。また温かいの準備するから」 【ゆかり】 「ふう……」 ;5秒ほど雨音だけ 【ゆかり】 「……んー……」 ;SE:ゆかりが近づいてくる衣擦れ音 【ゆかり】 「ね。肩、貸してもらってもいい?」 【ゆかり】 「ありがと。頭乗せるね?」 ;SE:頭を乗せる音、衣擦れ音 ;ボイス位置:3 小声 2の方向を見ながら 【ゆかり】 「ふー……あー、落ち着くー……」 【ゆかり】 「あなたとくっつくの好きなんだよねぇ。このまま寝ちゃいそう。あはは」 【ゆかり】 「お、寝ちゃってもいいの? そっかそっか。出かける予定もなくなっちゃったもんね」 【ゆかり】 「じゃあしばらくは、私の枕になっていただきましょう。頼りにしてるよ♪」 【ゆかり】 「……すぅー……ふぅー……すぅー……ふぅー……」 【ゆかり】 「(軽い吐息、30秒ほど)」 【ゆかり】 「……あ、そうだ。なんてことない雑談なんだけど……」 【ゆかり】 「こないだ、新しい棚欲しいなーって言ってたよね。ちょっとちっちゃめのサイズのやつ」 【ゆかり】 「そうそう。あっちの部屋の隙間に入れたいなー、って言ってた……」 【ゆかり】 「あれね、良さそうなのが通販にあってさ。値段もセールになってたから、どうかなーって思ってたんだけど」 【ゆかり】 「今朝見たら、もう売り切れちゃってたんだー。そう、すっごい人気でさぁ……」 【ゆかり】 「次の入荷、早くて来月とかになっちゃうみたいで。そこまで待つのもなーって思ってたりして……」 【ゆかり】 「ん、そうだね。また入荷してたらすぐに見せるね」 【ゆかり】 「あと……家具で新調したいの、なんかあったっけ?」 【ゆかり】 「ふふ。このソファーは大正解だったよね〜。ベッドも寝心地ばつぐんで……」 【ゆかり】 「冷蔵庫は大きくて性能もいいし。冷凍室が狭めなのが、たまに傷かな?」 【ゆかり】 「あとキッチンまわりは……あ、そうだ。ちょっと買いたいのあるんだ」 【ゆかり】 「久々にさ、凝った料理にチャレンジしたいなって思ってて」 【ゆかり】 「お菓子でしょ、パンでしょ。あとグラタン皿で作るのとか」 【ゆかり】 「そう考えると、オーブントースター欲しいなぁって思ってたんだよねぇ」 【ゆかり】 「レンジはもう買っちゃったからなー。ちっちゃめのでいいんだけど、単体でも意外と高くて……」 【ゆかり】 「もう少しお金が溜まったら、また相談してもいい?」 【ゆかり】 「……ん、ありがと♪ おいしい料理いっぱい作るから、楽しみにしててね」 【ゆかり】 「とりあえず、いま買いたいのはそんなところかなぁ〜……」 【ゆかり】 「(軽い吐息、30秒ほど)」 【ゆかり】 「……雨の音っていいよね。心が安らぐ感じ……」 【ゆかり】 「洗濯物が乾きにくいのはちょっとイヤだけど。ふふふ」 【ゆかり】 「部屋の中で、何もしないで……こうして雨の音だけ聞いてるとさー」 【ゆかり】 「私たち以外誰もいないのかな、みたいな気分になって……」 【ゆかり】 「少し寂しいけど、でも……二人だけの世界って感じもして、それが妙に嬉しかったり……」 【ゆかり】 「孤独だー、って気がするのに、なんだかぜんぜん孤独じゃない。そんな気持ちになるんだ」 【ゆかり】 「あなたも同じだったりする? ……ふふ、そっかぁ」 【ゆかり】 「(軽い吐息、30秒ほど)」 ;以下、軽く眠たげな声になる ;あくび 【ゆかり】 「んー……ふ、わぁああぁ……はふ……」 【ゆかり】 「……あ〜。うん。昨日、ちょっと夜更かししちゃってさぁ……」 【ゆかり】 「久々だったじゃない? 二人で買い物とか、遊びに行くの」 【ゆかり】 「どこ回ろうかなぁ、何買おうかなぁって考えてたら、眠れなくて……」 【ゆかり】 「ま、残念ながら、お出かけは無しになっちゃったけど」 【ゆかり】 「いろいろ考えてたのになー。まあ次のお休みに持ち越しだねぇ」 【ゆかり】 「それはそれで楽しみだけどね。ふふふ……ふわぁあ……」 【ゆかり】 「あー……うん。少しお昼寝しようかな、私……」 【ゆかり】 「あったかいの飲んで、眠くなっちゃったみたい。ちょっとだけ寝るよー……」 【ゆかり】 「お言葉に甘えて、肩借りちゃうね?」 【ゆかり】 「……ありがとう。それじゃ、おやすみなさい。……すぅーーーっ……ふうーーーっ……」 【ゆかり】 「(深めの吐息、60秒ほど)」 ;寝言 【ゆかり】 「……すぅーーーっ……ふぅーーーっ……。んふふ……」 ;寝言 【ゆかり】 「んー……すき……。……すぅーーーっ……ふぅーーーっ……。だいすき、だよ……」 【ゆかり】 「(深めの吐息、60秒ほど)」 ;トラック終わり、雨音と吐息フェードアウト ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック5『つらいときは、たくさん甘えてほしいなぁ(全肯定ささやき)』 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ト書き:トラック4から別日。少し辛そうな顔で帰ってきた主人公を、ゆかりが甘やかす ;SE:玄関のドアが開く→閉じる音 ;ボイス位置:9 普通の声 【ゆかり】 「おかえりなさーい。今日もお疲れ様♪」 【ゆかり】 「うん。私もちょっと前に帰ったばかりだよ」 【ゆかり】 「スーパーでお惣菜買ってきたから、並べてたんだ。あなたの好きなのもたくさん♪」 【ゆかり】 「ご飯もそろそろ炊けるから、いっしょに食べよう?」 【ゆかり】 「あ、それとも先にお風呂がいいかな。久しぶりにいっしょに入ろっか? なーんて……♪」 ;少し不安な声で 【ゆかり】 「……うん? ……ねえ、どうかした?」 【ゆかり】 「なんか元気ないみたい……。平気? 体調とか悪くない?」 【ゆかり】 「……そっか、それならいいんだけど……」 ;3秒ほど沈黙 【ゆかり】 「……ううん。やっぱり心配だな、私」 【ゆかり】 「ねえ、ハグしよう? 正面からぎゅーーーって抱き着く、愛情たっぷりのハグ♪」 【ゆかり】 「ふふ、いいじゃない。恥ずかしがらないで?」 ;ボイス位置:9→1 移動しながら 【ゆかり】 「あなたから来ないなら〜……えいっ!」 ;SE:ハグの衣擦れ音 勢いあり ;ボイス位置:7 小声 【ゆかり】 「私から飛びついちゃう。ふふふ……」 【ゆかり】 「あなたもぎゅーってしていいよ。両手で私のこと、抱きしめてほしいな」 【ゆかり】 「あなたとハグするの大好きなんだ。だから……ね?」 【ゆかり】 「……ふふっ、やった。じゃあどうぞ、遠慮なく♪」 ;SE:さらに密着する衣擦れ音 【ゆかり】 「んん〜っ……はぁっ♪ ふふ……あなたとのハグ、嬉しいなぁ……」 【ゆかり】 「しばらくこのままでいようよ。お互いの体温を分けあうの」 【ゆかり】 「心の中まであったまるように……。素敵でしょ?」 【ゆかり】 「……すぅ〜〜〜っ……ふう〜〜〜っ……」 【ゆかり】 「(深呼吸の音、10秒ほど)」 【ゆかり】 「……それで? 今日は、何かつらいことでもあった?」 【ゆかり】 「言いにくいことなら、言わなくても大丈夫。もちろん教えてくれたら嬉しいけど……」 【ゆかり】 「今はそれより、あなたを元気にしたいって気持ちで、いっぱいなの」 【ゆかり】 「……もう1回深呼吸しておく? いいよ♪」 【ゆかり】 「それじゃあ私に合わせてね。……すぅ〜〜〜っ……ふぅ〜〜〜っ……」 【ゆかり】 「(深呼吸の音、10秒ほど)」 【ゆかり】 「……すぅ〜〜〜っ……はぁ〜〜〜っ……」 【ゆかり】 「ん〜……私も落ち着いてきた。穏やかな気持ちになりたいときは、深呼吸が一番だよねぇ」 【ゆかり】 「あなたの鼓動、感じるよ。とっても元気に動いてる。心配しなくて大丈夫……」 【ゆかり】 「つらい時ってさ。目に入るものとか、耳で聞いたこととか……」 【ゆかり】 「それがたとえ、励ましや慰めだったとしても」 【ゆかり】 「ぜんぶ、良くないように思えちゃうことってあるよね」 【ゆかり】 「もしかしたら……私の言葉も、そんな風に思われるかもしれないけど」 【ゆかり】 「それでも……あなたに伝えたいから。言うね……」 【ゆかり】 「すぅ〜〜〜っ……ふぅ〜〜〜っ……すぅ〜〜〜っ……ふぅ〜〜〜っ……」 ;ボイス位置:7 ささやき 【ゆかり】 「……好きだよ。私は、あなたのことが大好き」 【ゆかり】 「この世の誰よりも、あなたのことを愛してる……」 ;ボイス位置:7 小声 【ゆかり】 「もう何度も伝えたよね。でもまだ足りないの。私の気持ちをぜんぶ伝えるには……」 【ゆかり】 「何年も、何十年も。……ううん、もっと長い時間」 【ゆかり】 「それだけ使っても、本当は伝えきれないくらい……」 【ゆかり】 「……ねえ。あなたも『好き』って言ってみて?」 【ゆかり】 「ふふ、いいから。口に出してみて、『好き』って」 【ゆかり】 「『大好き』でもいいよ。『超好き!』とか、『めっちゃ好き!』とかでも。気持ちのこもった言葉なら、どんなものでも」 【ゆかり】 「そしたらちょっとは気分も紛れるかも。ね?」 【ゆかり】 「ほら。『ゆかり、好きだ』……って、言ってみてほしいな」 【ゆかり】 「さ、どうぞ?」 【ゆかり】 「(返答待ちの吐息、5秒ほど)」 【ゆかり】 「……ふふっ。嬉しいっ……♪ もっと言ってほしい……」 【ゆかり】 「お願い、もう1回。あなたの気持ちが知りたいなぁ……」 【ゆかり】 「あなたは私のこと、どう思ってくれてるのかな?」 【ゆかり】 「幼なじみで、恋人で……きっとこのまま、ずーっとそばにいつづける人……」 【ゆかり】 「そんな私に、あなたがかけたい言葉は……何?」 【ゆかり】 「(返答待ちの吐息、5秒ほど)」 【ゆかり】 「……ふふっ。あはははっ♪ はぁ〜、すごい……とってもドキドキする……っ♪」 【ゆかり】 「このドキドキ、あなたにもお返ししなきゃ……準備はいい? 行くよ……」 ;ボイス位置:7 ささやき 【ゆかり】 「私は、あなたが、大好きです……」 【ゆかり】 「私は……あなたと結婚、したいです……♪」 【ゆかり】 「夫婦になって、あなたと二人で寄り添って……」 【ゆかり】 「幸せな家庭を築いて、そして……」 【ゆかり】 「いつか来る、最期の一日まで……あなたのそばで過ごしたい……」 【ゆかり】 「あなたといられて、本当に、本当に、幸せでした、って……」 【ゆかり】 「私を見つけてくれて、私を選んでくれて、ありがとうって……」 【ゆかり】 「あなたの手を握って、そう言いたい……」 ;ボイス位置:7 小声 【ゆかり】 「(深めの吐息、5秒ほど)」 ;恥ずかしそうに 【ゆかり】 「う〜……あはは。なんか、勢いでプロポーズしちゃった……」 【ゆかり】 「なにしてるんだろ、私? いきなりごめんね? ……えへへ」 【ゆかり】 「あ、でもさ! これで気持ちは落ち着いたんじゃない?」 【ゆかり】 「落ち着いたっていうか、それどころじゃなくなった、って気もするけど……」 【ゆかり】 「……ふふ、うん。声に元気が出てきてるよ。はあ、よかった♪」 【ゆかり】 「どう? ご飯は食べられそう? お風呂でも大丈夫!」 【ゆかり】 「今日は私が、あなたをいーっぱい甘やかしてあげるからね」 【ゆかり】 「ふふ、遠慮しないで。今日の私は元気いっぱいだから!」 【ゆかり】 「だから……もし私が落ち込んじゃった時は、あなたが元気づけてくれたら嬉しい」 【ゆかり】 「今みたいに、私のこと抱きしめて……『好き』って気持ち、たくさん伝えてほしいな」 【ゆかり】 「そうしたらすぐに、いつもの私に戻れると思う♪」 【ゆかり】 「……ん。ハグ、もう大丈夫? わかった。離れるね……」 ;ボイス位置:1 普通の声 ;見つめ合い、照れる 【ゆかり】 「……んっ……あーっ、と……」 【ゆかり】 「か、顔赤くなってると思うから……あんまり見ないでくれると、嬉しいな?」 【ゆかり】 「えへへ……うん! リビング行こう♪」 ;SE:二人の足音、フェードアウト ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック6『あなたが眠るまで、いっぱい好きって伝えるよ(ささやき/好き好き連呼/添い寝)』 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ト書き:トラック5と同日・夜。いつも通り添い寝をする二人 ;SE:ゆかりが布団に入って来る音 ;二人ともお互いの方を向き、向かい合った状態で眠る想定 ;ボイス位置:1 小声 【ゆかり】 「よいしょっと。おじゃましまーす」 【ゆかり】 「はぁ、今日もふかふかぁ……。明日はお休みだし、ぐっすり寝られそうだねぇ」 【ゆかり】 「……どう? つらい気持ち、もう薄れてきた?」 【ゆかり】 「ふふ、そっかそっかぁ。作戦成功だ♪」 【ゆかり】 「でもね? 実はまだ、私の作戦は終わってないんだよ?」 【ゆかり】 「あなたが安心して、熟睡するのを見守るまでが、私の考えた計画だから♪」 【ゆかり】 「あなたが眠るまで……いっぱい『好き』って伝えるよ」 【ゆかり】 「そうしたら、何も難しいこと考えずに眠れるでしょ?」 【ゆかり】 「ふふ、だって……あなたが悲しそうな顔するから、私の好き好きメーターが振り切れちゃって」 【ゆかり】 「あなたにいっぱい、気持ちを伝えなきゃいけなくなったんだもん」 【ゆかり】 「言ったでしょ? 『大変なことになっちゃうかも』って。つまり、こういうことだよー♪」 【ゆかり】 「よーし、それじゃあ……もう少しこっちに寄ってくれる?」 【ゆかり】 「おでこ同士がくっついちゃうくらい。もっとこっちにどうぞ♪」 ;SE:布団の中の衣擦れ音 【ゆかり】 「……すう、はあ……すう、はあ……。お互いの吐息が当たっちゃうね」 【ゆかり】 「今日はこのままゆったりと……『好き』って、ささやきつづけるから」 【ゆかり】 「いい夢が見られるように祈ってるよ。……おやすみなさい♪」 ;ボイス位置:1 ささやき 【ゆかり】 「……好き。……好き。……好き。……好き。……好き。……好き。……好き。……好き……」 【ゆかり】 「……大好き。……大好き。……好き、好き、好き。……大好き、大好き、だーい好き……」 【ゆかり】 「(一定のリズムで『好き』を連呼・4秒に1回程度、60秒ほど)」 【ゆかり】 「……好き。……好き好き好き。……好き。……好き好き好き、好き好き好き」 【ゆかり】 「好き好き好き好き。……好き。……好き好き好き好き。……愛してる」 【ゆかり】 「……好きだよ〜。好き好き。大好きだよ〜、愛してるよ〜……んふふ♪」 【ゆかり】 「(一定のリズムで『好き』を連呼・4秒に1回程度、60秒ほど)」 【ゆかり】 「……だ。……い。……す。……き……」 【ゆかり】 「大好き。大好き。大好き。……大好き。大好き。大好き。……ずっといっしょだよ。ずーっと……」 【ゆかり】 「大好き、大好き……好き好き好き、好き好き好き、好き好き好きっ……すー、きっ……♪」 【ゆかり】 「(一定のリズムで『好き』を連呼・4秒に1回程度、60秒ほど)」 【ゆかり】 「……ふふふっ。おやすみなさい……」 【ゆかり】 「……好き。……好き。……好き。……好き。……好き。……好き。……好き。……好き……」 【ゆかり】 「(一定のリズムで『好き』を連呼・4秒に1回程度、60秒ほど)」 ;連呼フェードアウト ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック7『これからもずっと、『好き』って言わせてほしいな(エピローグ)』 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ト書き:トラック6の翌日・朝。目覚めてからの会話 ;SE:外で鳥が鳴く音 ;SE:布団の中で動く音、衣擦れ音 ;ボイス位置:1 小声 ;起きた主人公に気づき 【ゆかり】 「……あ」 ;SE:布団の中で動く音、衣擦れ音 【ゆかり】 「……ふふふ。おはよう♪」 【ゆかり】 「昨日はずいぶんぐっすりだったねぇ。私のささやきが効いたのかな?」 【ゆかり】 「うん。元気な顔してる♪ 今日も一日、その笑顔のままでいてね?」 ;あくび 【ゆかり】 「ん……ふわぁあぁ、あふ……」 【ゆかり】 「んー……そうだね、どうしよっか。まだ朝早いし、二度寝してもいいかなって思ってたけど」 【ゆかり】 「あなたはどうしたい? ……おっ、二度寝派がもう1名!」 【ゆかり】 「じゃあ決定だね。また二人で、夢の中に潜ろうか♪」 【ゆかり】 「……ところでさ。夢の中に、私が出てきたりしなかった?」 【ゆかり】 「あなたが眠るまで、あれだけ『好き』ってささやいてたからね。もしかしたら夢まで入り込めたかなって」 【ゆかり】 「ちなみに、私の夢にはあなたが出てきたよ? どんな夢だったかはー……ふふ、なーいしょ♪」 【ゆかり】 「っていうかもう忘れちゃったよ。夢の中でも一緒にいられて、幸せだったことだけは覚えてるけどね」 【ゆかり】 「おかげで私の気持ちも、だいぶ収まってきたし。いっぱい受け止めてくれて、本当にありがとう♪」 【ゆかり】 「んー、そうだねぇ。これからしばらくは、好き好き言うのは落ち着くかもしれないけど……」 【ゆかり】 「でも、これからもずっと……『好き』って気持ちは伝えさせてほしいな」 【ゆかり】 「それでもいい? ……ふふ、ありがとう!」 【ゆかり】 「それじゃあ……『好き』がいっぱいの同棲生活、これからも楽しみにしてるね♪」 <了>