【1】  目が覚めたか。大丈夫か?  ……待て、落ち着け。ほら、どうせ手足は繋がれて動けないんだ。今は無理せず、ここで力を蓄えておいてくれ。  安心しろ、その拘束は俺がなんとかしてやる。奴は……ここを牛耳る淫魔は、ここのところお盛んだから。きっと、お前が逃げる一晩の時間くらいは作れるはずだ。  ……言いたいことはわかる。『どうして悪魔が俺の心配を』とか、そんなところだろう。  こんなナリにはなったが、俺だ。ずっと一緒に旅をしていた、相棒のっ……!  ……いや、やめよう。見知らぬ場所で、俺みたいな……こんな、女悪魔に詰め寄られて警戒しない方がどうかしてる。それも、そいつが知り合い面をしてくるだなんて、俺だって信じられないだろうさ。  ああ、別に話半分に聞いてくれても構わない。ただ、俺はお前を逃がしたい。お前に……俺のようになってもらいたくはないんだ。  俺は時期を見て、お前の拘束を解く。その時に、逃げられそうだと思ったら逃げてくれればそれでいい。  ひとまず、簡単に現状の説明をしよう。ここは洞窟の地下空間、悪魔の拠点の一つ。お前は今、ここのボス……インキュバスに捕らえられてここに幽閉されている。  それで、俺たち人間の運命は大きく二つに分けられる。  まず、大体の人間は奴にとっては備蓄の食料だ。飼い方は色々あるみたいだが、基本的には一月も経つ前に吸い殺される。  でも、そうやってただ食われるだけならまだマシなのかもしれない。奴に見初められた哀れな人間――つまり、ここではお前のことなんだが、そいつらは奴の眷属にされてこき使われることになる。それもご丁寧に、奴が好む女悪魔の姿形に変えられてだ。  「歪魂の呪法」とかいうらしいが、詳しいことまではわからない。ともかく、奴は人を魔物に変える力を持っている。そして、眷属は奴には逆らえない。  ……正直に言うが、お前はもう、この呪いをかけられてしまっている。だが、すぐにここを離れれば、あの淫魔の近くに長居しなければ身体が変化してしまうこともない。  だから、お前は出来る限り早く、今晩にでもここから脱出しないといけない。手遅れになる前に、まだ男でいられるうちに。  ……ふふ。なんだ、「一緒に逃げよう」とでも言いたそうだな。バカ、こんな悪魔の言うことなんて信じるもんじゃないって言うのに、このお人好しめ。  でも、俺はお前と一緒に逃げるわけにはいかない。奴を引きつけなきゃならないし、そもそも俺はもう、あいつから離れられないんだ。  ……そうだな。どうせまだ、夜になるまでは動けない。少し、俺がここで受けた仕打ちを、俺がさせられたことを話しておいてやろう。そうすればお前も、一刻も早くここから逃げ出したくなるだろうさ。それに、アイツの恐ろしさを持ち帰って皆に伝えてくれれば、俺が犠牲になった甲斐もあるってもんだ。 【2】  まず一応、本当に念のため言っておくが、本来の俺は男で、人間だ。断じてこんな、男好きのする下品な身体の女魔族なんかじゃない。ここで目を覚ました時、俺はもう既にこの姿にされていたんだ。  それで、だ。ここの親玉がインキュバスだ、ってのは話したな。インキュバス――知ってはいるだろうが、男の……淫魔のことだ。  俺が気が付いた時には、そいつが同じ部屋にいた。それで反射的に身構えた俺に、アイツは開口一番なんて言ったと思う?  が、『ガニ股でオナりながら、浅ましく媚びてみせろ』、って……意味が、分からないだろ。  まず、初対面の第一声がそれってのが信じられないし。そうでなくたって、急にそんな命令をされて『はいわかりました』と従う奴なんているわけない。本当に最低で品のない、淫魔らしい奴だよ。  位の高い魔族だってのは見るだけでもわかった。でも、アイツが俺のことを舐めきっている様子なのも明らかだった。  それで俺は、改めて奴に向き直って……それで……そ、それで……、 (《効果音》くちゅ音)  『お初にお目にかかります、ご主人様……♡』って……なぜか、腰を落として、ここの、割れ目をこう……んぅっ♡ 指で弄りながら……『この卑しく下等なメスに、どうかお慈悲をくださいませぇっ……♡』って、みっともなく懇願していたんだ……。  わけがわからないって、俺でもそう思う。でもその時の俺は、そうしなきゃいけない、ううん、そうしたいんだって心の底から思ってた。強くて偉大なオス淫魔に媚びるのはメスとして当然なんだって、本当にごく当たり前みたいに、思わされてっ……。あの時の俺は、自分がメスなんだって、疑うことすらできなかった……。  ここの、ん、ぅっ……♡ お、おまんこの弄り方なんて知らなかったけどぉ……っ♡ 指を突っ込んで、精一杯下品に見えるようにぃっ……もう片手でこの、ウシみたいな胸を揉みながら、色んなことを口走った、気がする……ぅ、ぅっ……♡  そっ、そんな俺の前で、あの方はただこちらを眺めていた。不思議と、見られている場所がわかるんだ。この、細くて白い女の指が胸に食い込んでる様子だったり、すっかり丸く、女みたいになった顔だったり。品定めでもしてるみたいな下卑た笑みを向けられているのに、それなのに……  『ご主人様にわたしの痴態を見ていただいている……っ♡』とか、『インキュバス様、メスを支配するわたしのご主人様……♡』だとか、んぁっ、ぁ……♡ そんな、わけわからないことばっかり頭に浮かんじゃってぇ……っ♡  ……わ、悪い、見苦しいものを見せる。でも、どうしようもないんだ。この身体は、あの方のことを考えると、指が止まらな、ぁっ、あぁっ……♡  こう、こうなっちまうんだ。メスになると、もうあの方には逆らえない。元々男だったなんて関係ない。わかるんだ。絶対にこのひとには敵わないんだって。俺なんかより、目の前のインキュバス様の方がずっと、ずぅっと強くて、この方にメスとしてお仕えできるのは、ほんっとうに幸運で幸せなことなんだってっ……♡  はぁぁっ……♡ (少し早口)そう、俺は男、男だったけど、今はただのメス悪魔だし、やっぱりっ、ご主人様の目の前で腰ヘコオナニーして、『わたしを使ってください♡』ってアピールするのは自然なことでっ……♡ そうやって、ご主人様の劣情を煽って、その気になっていただくのが、メスにとって一番嬉しいことでぇっ……♡  あひっ、ふ……♡ う、うぅ……そう、それはそう、なんだけど……お前は、俺と違って男のままなんだから、まだ間に合う。そうだ。だから俺は、お前までこんなことになる前に……。 (《効果音》くちゅ音止め) 【3】  ……すまない。見てもらってるとおり、俺はもう、おかしくされちまってて。たまに……わけのわからないことを口走ってる、と思う。あの淫魔のことだって、ご主人様だなんて呼びたくない。俺をこんなにした張本人なんて、憎くて憎くてたまらないはずなのに。少し昂ぶっただけで、そんなことなんてすぐに頭から飛んじまう。  それで、ええと……ああ、そうだ。あの野郎のこと、だったな。  あの日の俺は……そのまま遊ばれて、バカみたいな媚びアピールばっかりさせられて。  少しして、多少は頭が冷えてきた。なんだか理不尽な能力で従わされているらしいことにもようやく気が付いた。混乱も、動揺もあって頭のなかはぐちゃぐちゃだったけど、命令されてさえいなければ、別に俺は俺のままのようだった。  だから、だから俺は、自分がまた何か変なことをやらかす前に、その場ですぐさま飛びかかったんだ。魔族だろうが人型なら、首でも絞めて落としてやるとか、そんなことを考えて。  ……でも、無駄だった。まあ、少し考えればわかることだよな。元の男の姿ならともかく、こんな非力な女の身体で襲いかかったところで、オス淫魔であるご主人様をどうこうできるはずもない。そのまま抱きとめられて、俺はただ自分からご主人様の胸のうちに飛び込む形になって。  すぐに『ヤバい』と思った。淫魔の腕の中だなんて、どんな状況だろうが死地でしかない。でも、逃げようとして、突き放そうとしても、全然、全く歯が立たないんだ。片腕で、背中をぎゅっとされてるだけなのに。  俺、本当に女の身体にされちまったんだって、その時に肌で実感した。触れたところが、俺よりも遙かに硬くて筋肉質で……手をついた胸板の分厚さと、押し潰すみたいに抱きしめてくる腕の逞しさばっかり気になって……。  それに、あのっ……ちっ、ちんぽが、俺のお腹に当たるんだ。ガチガチに硬くって、本当に焼けちゃうんじゃないかってくらい熱いちんぽが、俺のお腹に、ここにぃっ……ずり、ずりぃっ……♡ って当たるんだ……♡ (《効果音》くちゅ音)  淫魔のちんぽっ……見たことなんて、そりゃないだろうけど、本当にすごくてっ……勿論、固さも長さも、太さだって、俺のなんて比べものにならないくらい立派でっ……♡ しかも、それだけじゃなくってぇ……♡  血管が、血管がやばいんだ。ぴとって張り付いたちんぽのデコボコが、血管一本一本がわかるくらい硬くって、ぶっとくって、まるで、まるで別の生き物みたいでっ……♡ これで孕ませてやるぞって、オスらしくてカッコいいあっつあつの欲望が伝わってきてぇっ……♡  そんなのを押しつけらてれるとっ……おへそのところが、きゅんきゅんっ……♡ってなって、腕からも力が抜けちゃって、どうしようもなくなっちゃって……♡  しかもっ、しかもぉっ……♡ ちんぽがっ、胸の下に、ここに当たって突き上げてくるんだっ……♡ それでっ、ちんぽが動く度に、たぱん、たぱんって胸が音立てながら叩かれてっ……♡  それで、それだけで俺、わかっちゃったんだ。このおっぱいはご主人様を楽しませるためにあるんだって。じんじん、きゅんきゅん疼いて仕方ないここを、このちんぽが鎮めてくれるんだってっ……♡  出来ることなら、このおっぱいでご主人様のちんぽに満足していただきたい……♡ で、でもほら、インキュバスは魔族で、敵だからっ……そんな、ご主人様にご奉仕なんてするわけにいかない、だろ。だからやっぱり、なんとか離れようとして、腕に力を込めて……そしたらなんでか、あっけなく締め付けから解放されて。あれ、と思って上を向いたんだ。そしたら、そしたらっ……♡ こう、顎を持ち上げられて……そのまま、キ、キスされて……ぇっ♡  はぁっ、ぁぁっ……♡ もう、それで全部駄目だった、ぁっ♡ 男にキスされてるのに、気持ち悪いとかそんなこと思えないんだ。幸せで、何しようとしてたかなんてもう吹き飛んじゃって、ふとくてゴツゴツした首に腕を回して、無我夢中で、はぁっ……♡ されるが、ままでぇっ……♡  (少し早口)あれ、あれはやばい。はぁっ、ご主人様のお顔が目の前にあって、求められてるんだって嬉しくなって。もちろん頑張って舌を絡めるんだけどご主人様には全然敵わなくって、ざらざらのべろでいじめられるだけで何度も何度もイっちゃって♡ ぞりぃっ♡って、舌も歯茎も撫でられて、どろっと甘い唾液を流し込まれて、鼻で息しながら、はな、鼻でっ、ご主人様の匂いを感じながら、へ、ぁ、ふ、ふっ、ふぅっ、ふぅぅっ……♡ (《効果音》くちゅ音止め)  ふ、はぁっ、はっ……キス、が終わったときには、俺はもう息絶え絶えで。でも当然、ご主人様はまだ一回もイってないんだよ。俺が勝手にサカってただけで、メスはご主人様に尽くさないといけないのに。そんな当たり前のことにようやく気が付いた俺に、その気になってくださったおちんぽ様が、こう、ずにゅぅっ……って……♡ おっぱいの間をぶち抜いて、谷間から主張してきてっ……♡  このおっぱい、んっ……♡ こんなにむっちりデカくて、頭くらいあるのに、ご主人様のちんぽを挟むと全然足りなく見えるんだ。それにほら、肌もこんな、真っ白だから……そこからはみ出たちんぽが、毒々しいくらいに赤黒いちんぽの色が、すっごい禍々しくって、オスらしくって、ほんとに俺に欲情してるんだって、そんな気持ちになっちゃって……♡  『舐めろ』って、言われなくたって伝わった。だから、先っぽにキスして、舐めて、咥えてっ……ひ、いひっ……♡ 頭の中までオスの匂いでいっぱいになって、わたし、それだけでまたイっちゃってっ……♡ 《効果音》(くちゅ音)  でっ、でぇっ♡ ご主人様は、もうダメダメになっちゃってるわたしの頭を掴んで、喉をオナホ代わりに使ってくださるの♡  想像できるかな。全然身体が動かないのに、強引に喉の奥にまでちんぽを突っ込まれる感覚……♡ でっぷりとした男前ちんぽが口を出入りするときの、目の前のあの、息苦しさなんて忘れちゃうすっごい光景……♡  喉の、本当に奥の奥にまで、ぐりぐりぃっ……♡ってねじこまれる、乱暴で、オスが気持ちよくなるためだけの動き……♡ 『ここにザーメンをコキ捨ててやるぞ』って言ってるみたいな、わたしのことを、メスのことをモノとしてしか見てないようなぁっ、わたしみたいなオス失格にはできない、ご主人様の男らしくて素敵なところが詰まった動きでぇっ……♡  ご主人様にコキ捨て穴にしてもらえる女の子なんて滅多にいないのにっ♡ 口の中で、もうすでにバッキバキのちんぽがさらにふくらんで、ザーメンもらえるんだって、嬉しくなっちゃってぇっ♡ 喉の奥にぐりって、ぐりぐりぃってっ、押しつけて、気持ちよく使っていただいてっ……♡ あ、はぁぁっ……♡  それで、それでぇっ、へ、ぇぁっ……♡ そのまま、奥にぃっ、びゅくっ、びゅくびゅくって、ご主人様のメス殺しザーメン、わたしのなかにっ、は、はぁっ……♡  焼けるみたいなあつあつのザーメンっ……♡ いっぱい、いっぱい注がれてっ♡ 引き抜かれてる間も口の中に塗りたくられて、顔にも、たくさん、塗り潰されるみたいに大量に、ぶびゅっ……♡って、はぇ、ぇあ、は、あぁっ~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡ 《効果音》(くちゅ音止め) 【4】  はっ、はぁっ、はぁっ……  は――  は、はは。……こうは、なりたくないだろ?  駄目、なんだ。俺はもう、ご主人様――アイツのことを考えるだけで、こんなになっちまう。ご主人様に危害を加えるなんて、想像するだけで震えが止まらない。  俺は男で、メスなんかじゃないって何度も自分に言い聞かせた。反抗しようとして、色々と対抗策を考えて、計画を立てて攻勢に出たりもした。でも、アイツを前にするだけで全部なかったことになっちまうんだ。  逃げようとしたことだってあったんだけどな。最近はもう、アイツがいなくたっておかしくなったままなんだ。あの方のために自分から動いて、どんなおねだりが喜ばれるのか、どう媚びるのがメスとしての正しい振る舞いなのか、そんなことばかり考えてる。  ……それに。俺は、他にも色々なことをやらされてる。アイツに奉仕するだけならいい。いや全然よくはない、けど。それでも、俺が犠牲になるだけならまだマシだ。でも、アイツの眷属としての役目はそればっかりじゃない。  ほら、今の俺は……悪魔、だからさ。他の人間を襲って、魂や精、色んなモノを奪って。そうやって集めた全てを、あの方に献上する。そういう悪魔らしい行いだって、やれと言われてしまえばもう逆らえない。ううん、ご主人様のお役に立つために、自分から進んで人間を襲ったことだってある。  ああ。俺はもう、正真正銘の女悪魔なんだ。人としてやってはならないことだってわかっていても、そんなこと、あの方の意思と比べればどうでもいいことにしか思えない。こうやって理性的に考えて、話していられる時間だって、正直に言えばもうほとんどないんだ。  ……女にされてしまったら、お前だってこうなる。オス淫魔に身も心も捧げて、人間を虐げることに疑問さえ抱けない、悪逆非道の女悪魔に。再三言うようだが、お前はもうその呪いの影響下にある。  でも――ほら。 《効果音》(チャリン)  これが、お前の枷の鍵だ。俺は、色々と取り返しの付かないことをしてしまった。でも――怪我の功名とでも言えばいいのか、その甲斐あって、今の俺は奴から多少の信頼を得ている。光栄にも……じゃなくて、ふざけた話だが、あいつの親衛隊の一人として、いくらか雑務を任されるくらいにはなってるんだ。この趣味の悪い、悪魔の翼で局部を隠してるみたいな服も……一応、その制服みたいなものというか。  と、とにかく。お前は、俺が管理してることになってる。そこをこっそり逃がして、俺はいつも通り朝までアイツに抱かれる。その間にお前は逃げて、ここのことを、アイツのことを地上に伝える。それでようやく、俺もあの方に一矢報いることが出来る。付き合わせて悪いが、俺の最初で最後の反抗だ。  簡単なもので悪いが地図もある。時間になったら拘束を解くから、そうしたら後は―― 《効果音》(靴音)  ……待て。アイツが……アイツが来る。どうして、なんで!? 今は他のメスが当番のはずなのに……すまない、一旦離れてっ―― 【5】  ん、ん゛んっ。  ご、ご主人様。どうしてこのようなところに……? い、いえ。問題などあろうはずもございません。  ええと……この男、ですか? わざわざこんな小汚い牢まで足を運んでいただかなくとも、こちらから引いて参りましたのに。  ほら、ご主人様の御前よ。無様に座り込んでいないで頭を垂れなさい。 (ここだけ耳元で囁くような声で)悪い、少し我慢してくれ。今、こいつに怪しまれるわけには……  ひゃっ!?  ご、ご主人様……? その、用があるのはこのオスなのでは……ぅあ、はぁっ♡  んぁっ、ぁっ……♡ ご主人様の太い腕が、はぁっ、指が、わたしの胸に食い込んで……♡ そんな、乱暴にされるとわたし、昂ぶってしまいますっ……♡  んふ、ぇへへぇっ……いえ、わたしはこうやって、ご主人様に触れられるだけで幸せですからぁっ……♡ ご主人様はいつもの通り、わたしの身体でお好きになさってください、ん、あぁっ……♡  はぇ、はっ……♡ ここで……? この、男の前でご奉仕、ですか。コレとわたしが元知り合いだとご存じで、ですよね。  ふふ、ご主人様ったらお人がわるい……♡ いえ、はいっ、♡ ご命令、ですものね……♡  んふ……♡ ご主人様のここ、まだ勃ちきってもいないのにこんなに逞しくって……♡  こうやって……さするだけでも……♡ 布越しでもこんな、わたしの指が焼けてっ、しまいます……♡  ええ、わかっておりますとも♡ メス眷属の先輩として、コレに見本を見せろと、そういうことですよね……♡ 《効果音》(布ズレ32)  あはっ……♡ やはり、ご立派ですっ……♡  ほら、見える? ご主人様の、インキュバス様の逞しいちんぽが。  お前の腕と比べたって断然太い、淫魔のちんぽ……マゾメスを支配する素敵なちんぽ……♡  んふっ……すん、すんすんっ……♡ はぁっ……♡ オスくさくって、頭の中がしびれてっ……♡ あは、もうこれだけでどうにかなってしまいそう……♡  説明したでしょう? この幹の太さ、カサの高さ……♡ びきびきぃって走る、このっ、コブみたいな固さの青筋ぃ……♡ わたしたちみたいな元ザコオスとはぜんっぜん違う、本物のオスのおちんぽ様……♡  ふ、んふっ……♡ お前はまだ無価値なヒトオスだけど、ご主人様はそんなお前にもメス悪魔として生まれ変わる機会をくださったわ。嬉しいでしょう?  想像してみて。この、んっ……♡ ヒトのモノの倍以上はあるこのおちんぽ様に、その身を委ねる感覚を。これで頬を叩かれて、鼻先に、こう、ぎゅぅっと押しつけられて……♡ すぅっ、みっちりと逞しい重さと熱を感じながら、そのまま思いっきり深呼吸するの……♡  すぅーっ、ふ、ん、ふっ♡ すぅーーーーっ……♡ 頭のなか、力強いオスの匂いでいっぱいで、これ以外何も感じられなく、なって……♡  ん、すーーーー……っ♡ ふ、すーーーー……っ♡  ぁ、は♡ め、メスになればね。こうやって、すぅーー……っ♡ イキながら、ご主人様を感じることができるの。んふっ……♡ すーー……っ♡ ぅ、ぁはっ……♡ なんだか、鼻と脳が直接繋がったみたいで……鼻で感じるオスの匂いが……頭の中に、脳のシワにまで染みついてしまいそうな、濃くてつよいオスの匂いが……♡ すぅーーーー……っ♡ わたしはご主人様に媚びへつらうべきメスなんだって、そう感じさせてくれるの……♡  んぁ、ふっ……♡ これだけで、イっちゃって、何度も何度もイっちゃって、ダメになりそう……♡ ふ、んふっ、すぅーー……っ♡  は、ふ。それに、ね。これを、ん、ふぅっ……♡ 《効果音》(手コキ01)  こうやって、手で気持ちよくして差し上げるのも、メスの務め……♡  欲望の詰まった、あっつあつのこのちんぽを……♡ 力一杯握ったって足りないくらいバッキバキのこのちんぽをぉっ……♡ こう、ずりゅぅっ……♡ って、先走りを指に絡めてぇっ……♡  ずりゅ、ずりゅ……♡ ぁ、は……♡ ご主人様の昂ぶりが……♡ わたしを、調子づいたメスをブチ犯してやるって荒々しさが、ばくん、ばくんっ……♡ って手のひらに伝わってくるぅ……♡  こう、すりすりぃ……♡ってコスるたびに、とぷっ……♡って先走りを溢れさせる先っぽから目が離せなくって……♡ ん、ちゅっ……♡ 我慢汁なのに、どろぉって、びっくりするくらい濃くって……♡ ん、れぇっ……♡ 舐めるだけで、イっちゃって、頭がびりびりしてきてぇっ……♡  それに、この、下……♡ 金玉だってずっしり重たくって、こう、指先でやさしく触りながら、カリカリってすると……手のひらで感じる熱が、ぐつぐつって強くなるのが、わかってぇっ……♡  ふぅ、ぅぅっ、ふぅっ……♡ ぅあ、ヤバ……♡ 今日のご主人様、なんだか、いつもより悪いことを考えてるのを感じますっ……♡ 生意気なメスを徹底的に躾けてやろうって熱が、ちんぽから、指先にまで伝わってきますぅっ……♡  猛々しいご主人様も格好良くて素敵ですけどっ♡ ご主人様のされることに不満なんてありませんけどぉっ……♡ でも、わたしぃっ、そんな、調子づいてなんかっ……♡ 《効果音》(手コキ音止め)  ぁ、はぁっ、はっ……♡ そんな、もういいんでしょうかっ……♡  い、いえっ♡ わたしはもう、いつでもハメてくださって構いませんけども……なんだかご主人様、いつもよりお顔が恐ろし……ぃ、ぉぉっ♡ 《効果音》(挿入音03) 《効果音》(パンパン音01)  お゛っ、お゛おおおおおおおっっ♡♡  お、奥っ♡ ちんぽが奥、ごりごりぃっって、擦、う゛ぅうっ……♡  うごくたんびにっ♡ ぱちっ、ぱちぃってっ♡ ひばながっ、ちって、え゛ぁっ♡  中っ、あ゛っ、ぎちぎちでぇっ♡ ん゛っ、うぁっ♡ 動く度に、いぼいぼがっ♡ かべ、かべをずりずりって、ぇ、掻き毟って、頭まで、響い゛っっ、てっっっ♡  そんなっ、中゛っ♡ 強く、コリコリされると、ぉっ♡ さすられるとぉっ、ダメ、ぉ、ぁおぉっ……♡ これ、息、出来なっ……♡  な、なんでぇっ♡ これぇっ、お仕置きのときのやつっ♡ いやっ、やですっ♡ 駄目に、なっちゃ、あ゛ぁあっ……♡  子宮が、くぱって開いて、降参してるぅっ……♡ 奥まで、一番奥まで、ダメにされちゃう、ぅ、ぅう……♡  ん゛…………っ♡ ふぎ、ぅ、う゛ぅぅぅぅぅぅぅっ♡ なん、ぉ゛…………♡  イ゛ってますっ、おれ、わたし、これじゃ、おかしく、ぅおっあっあっぁ゛ああっっ……♡  ぉ゛、ぉ……………♡ 《効果音》(音止め)  な、なに、を? わたし、裏切ったりだなんて、そんな。わたしはもう、見ての通りの眷属メス悪魔ですから。ですから、ぁ゛っ♡ こうやって、この男に、メスとしての手本を……てほ、 《効果音》(パンパン音05)  お゛っ、お゛おおおおおおおっっ♡♡  なんでぇっ、そ、そんなっ♡ 最初から、全部わかって……ぅあっ♡  ダメっ♡ ごめんっダメだったっ♡ 全部バレてっ……♡ 俺が考えてたことなんてぇ゛っ♡ ごしゅじん、様には筒抜けで、ぇえ゛えぇっ♡  ぇあ゛ぁ……♡ ずっと、ずっと俺は泳がされて、ぁ゛っ♡ ただ無駄なことをして、ご主人様に遊ばれてたってことに、な゛、ぁっ……♡  ぅお゛っ♡ う゛ぅっ♡ ッ♡ ひ、ぁっ……♡ ぁっ♡  男として、ぇ゛っ♡ 終わるときの、見本になれ、だなんて、そんな、ぁ、ああぁぁっ……♡  やだ、やだやだっ……♡ 俺、おれぇっ……♡ せめてお前は、お前だけはって、こんなのにしたくないって、ぇ”っ♡ ここだけ、今回だけご主人様に勝てれば、それでいいってっ、死に物狂いでぇっ……♡  ん゛、ひゅぅっ……♡ い、ぁ、あぁああっ……♡ ぁ゛……♡  勝てない、んだ……♡ 俺、やっぱりご主人様には、絶対に、ぅえ、あ、はあぁっ……♡  ご主人様……勝てない、えへっ、へ、へぁっ……♡ 強くって、素敵な……ぁっ♡ わたしの、ご主人様……♡  へ、えへへへっ、えへぇっ……♡ ご主人様、ごしゅじんさま、ごしゅじんさまぁっ……♡  えへっ、な、なんだろっ、これぇっ♡ なんだか、一気に頭が、きもちいいのばっかりになって……♡ んぉ゛、ぁ、はぁっ……♡ 胸のつっかえがとれた、ような……♡  ダメっ、なんか、ダメなのキてるっ……♡ もうずっとガチイキしてる、のにぃっ♡ 一番気持ちいいの、一番ダメなヤツ、きてっ、い”っ♡  イ゛っちゃう、いぁ、いく、いく、ぁ、ぉあ゛っ♡ ん゛ぅおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉ~~~~~~っ♡♡♡ 《効果音》(射精音04) 《効果音》(音止め)  はーーーーーーーっ……♡ はーーーーーーーっ……♡   はっ……♡  ……ぁは……♡ 【6】  清々しい、気分です……♡  ご主人様……♡ わたし、すっかり目が覚めました♡  わたしにとってのオスは、必要なのはご主人様だけ……♡ 他のザコオスは、元のわたしも含めみーんなゴミ……♡  そんなことわかっていたはずなのに、ずぅっとお馬鹿な抵抗をしていたわたしをどうかお許しください♡  これからは心を入れ替えて、誠心誠意ご奉仕いたします……♡ それに、ふふ……♡  いえ、わかります。そこのヒトオスをどうするか、ですよね。  ごめんね。もう、お前を逃がすとかどうでもよくなっちゃった。今大切なのは、お前がどれだけご主人様を満足させられるか。お前が身も心もメス悪魔に染まるまでに、どうすれば一番ご主人様に楽しんでいただけるのか。それしかないの。  ふふ……気付いてる? お前、もう半分メスになってるって。まだ一応は人間の男の要素もあるみたいだけど……見た目はもう完全に女だし。この調子じゃ、ヒトとして終わっちゃうまでに三日も保たないんじゃないかな。  あはっ……♡ どうにかしたいなら、ここから逃げるしかないね? 鍵はわたしが持ってるって知ってるんだから、なんとかすれば手に入るかも……♡  まあ、ただのひ弱な人間が、悪魔であるわたしに敵うなら、だけど。くすくすっ、あははっ……♡  ぁは……ごめんごめん。わたしは、わるぅいオス淫魔であるご主人様の眷属だから。よわっちい人間を見ると、つい遊びたくなっちゃうみたい……♡  ふふ、大丈夫。何の価値もないなら殺しちゃうけど、お前も眷属候補だからね。これから短い間、自分が男でいられる時間を噛みしめるといいよ。  どうせ、すぐにお前も真実に気が付いて……ヒトオスに価値なんてないんだって気が付いて……♡ ご主人様のオンナにしていただくためならなんだって投げ捨てられるようになるんだもの♡  ふふ……楽しみだね。わたしたち、また一緒になれるんだ。人間に仇なす、邪悪で淫乱な女悪魔として、だけど……♡  ぅ、ぇあっ……♡ は、申し訳ありません♡ ん、ちゅっ……♡ お掃除も、させていただきますっ……♡  んれぇっ、れろ、む、んっ……♡  んく……♡  ん、ふ……♡ すっごい濃くて、強烈なオスの味……♡ それに、出したばっかりなのに、もうこんなにカッチカチ……♡ 本当に逞しくて、素敵なおちんぽ様♡  また、わたしをお使いになられますか? それとも、そこのほとんどメスになっているコレを使うというのはどうでしょう♡  ほら、反抗的な目付きですけれど……目線は、ご主人様のちんぽから外せていないようですし♡ きっと、握らせて、咥えさせてやるだけでも、もう後戻りが出来ないところまでいくんじゃないでしょうか……♡  ふふ。色々と説明してあげたけど……ようやく実演だね? メスとして、ご主人様に屈服する悦び……♡ これから少しずつ、身体で味わっていこうね……♡  あはっ♡ それでも少しは抵抗なりして、ご主人様を楽しませてよね。わたしも、手伝えることなら手伝ってあげるから……♡