それから…一週間後… はい…荷物はこれで全部です… それじゃあ…よろしくお願いします… あっ…あなた… 今の…見てた…? そっか… はぁ…本当は何も言わずに いなくなるつもりだったんだけどな… あなたってば…タイミング良すぎw ズルいよ… そ、その… 私…お父さんと一緒に住んでたお家…実家に帰ることにしたの… こんな都会じゃなくて…す~っごい田舎w ふふっ…仕事もしてないのに 過去の頑張ってた自分に縋るように、ここに住んでただけだからw まぁ…帰っても…だ~れもいないんだけどねw ぁ… ううん…だめ…追いかけて来ないで… 私は…あなたになんて興味ないから ただ、あなたが好きな大切な人を、殺したいくらい憎んでるだけだから それであなたのことを…誘惑しただけだから ぅ…ごめん…噓ついた… こんなに一緒にいて楽しい人は、初めてだった… 一生かけても消えないような傷痕を… あなたは癒してくれた… ふふっ…おかげで… もう一度…ほんの小さなものだけど…勇気が出せそうw 好きだよ… ほんと~に笑えるよねw 大っ嫌いな恨んでる女を貶めようと その彼氏に手を出したら… 優しくされて…好きになっちゃうなんて… まじで草w こんな思いをするなら…あなたになんか…出会わなければよかった… やっぱり…私達の関係はおかしいよ… これ以上…あなたを振り回したくない… 巻き込んでごめんねっ! 彼女さんには何も言わないから… 全部…私が悪いから…あなたが罪悪感を感じる必要ないから… うんん…本当にだめ… もう私に関わらないで…? これ以上、私に関わったら… 幸せなはずのあなたの人生がぐちゃぐちゃになっちゃう… 大好きなあなたの大切なものが壊れるのなんて…私は嫌だ… そんなの耐えられない…自分のこと以上に辛い… だからね… さようならっ♪ ※ ぐすっ…ひぐっ… 私の馬鹿っ… 泣くぐらいなら…正直に言えば良かったじゃん… 追いかけて、来て欲しい…って… あ~あっ…ま~た既に手遅れだよw はぁ…私ってば…本当に…終わってる… ※ あれから…しばらくして… ん~っ! やっぱり田舎は最高ですなぁ~っ! 都会の息苦しさに比べたら…最高だ~っ! ふふっ! またここから…もう一度… 夢を見てみようかな… 始めてみようかな… 私の作品がだ~い好きな人に…出会っちゃったんだからっ!