■■■シーン1■■■ 場所:外 ;>>叔父の家まで歩いている主人公 SE:砂利の上を歩く足音 SE:セミの声 SE:海の音 SE:玄関の引き戸の開閉音 SE:足音(おばさんが玄関まで歩いてくる) 場所:玄関 ;>>声:ダミーヘッド位置9 【叔母】「あら、いらっしゃい~」 【叔母】「ふふ、おかえり。もうこっち帰ってきてたのね。おばさん知らなかった」 【叔母】「会社、もう夏休みなの? へえ~」 【叔母】「え? あぁっ、凛ならもうすぐ学校から帰って来ると思うから、そっちの居間で待ってて」 SE:主人公が靴を脱ぐ音 SE:おばさんが近づく足音 ;>>声:ダミーヘッド位置2 【叔母】「それにしても、見ない間に大きくなったわね~。すっかり都会の男って感じっ」 SE:おばさんが荷物を準備する音 ;>>声:ダミーヘッド位置10 【叔母】「おばさん達もう家出なきゃいけないのよね……あ、そのことはもうお父さんたちから聞いてる?」 【主人公】「(法事ですよね、と言う)」 【叔母】「うん、そう法事。その後に親戚の集まりもあるから明日の夕方まで帰れないのよ」 SE:おばさんが主人公を横切る足音 ;>>声:ダミーヘッド位置2 【叔母】「帰ってきて早々申し訳ないけど、凛のことお願いね」 SE:おじさんが乗ってる車の音 SE:おばさんが靴を履く音 ;>>声:ダミーヘッド位置9 【叔母】「それじゃあ、おばさんたち行ってくるわね。あの子と仲良く遊んでやってね、お兄ちゃん」 SE:玄関の引き戸の開く音 SE:出ていくおばさんの足音 SE:玄関の引き戸の閉まる音 SE:足音(居間に向かう) SE:ふすまの開閉音 場所:居間 ;>>以下3つのSEはずっと流れてる形 SE:風鈴の音 SE:海の音 SE:セミの声 SE:足音 SE:荷物を置いて座る音 ;>>以降、20秒ほど環境音タイム SE:足音(外から歩いてくる凛の足音) ;>>声:ダミーヘッド位置9(遠く) SE:玄関の引き戸の開閉音 【凛】「ただいま~」 【凛】「……あ、そうだ。お母さんたち出掛けてるんだった」 SE:靴を脱ぐ音 【凛】「っしょ……はぁ……あつい……ふぅ……」 【凛】「……ん? あれ、この靴……もしかしてっ」 SE:足音(駆け足) SE:ふすまを開ける音 ;>>声:ダミーヘッド位置15≪高低:高≫ 【凛】「はぁっ、やっぱりお兄ちゃんだったっ。もう来てたんだっ」 SE:足音 SE:ふすまを閉める音 ;>>声:ダミーヘッド位置7≪高低:高≫ 【凛】「……久しぶり。それとおかえり、お兄ちゃんっ」 SE:衣擦れ音、主人公に抱き着く ;>>声:ダミーヘッド位置7(近く) 【凛】「ふふっ、お兄ちゃんだあ……ふぅ……」 【主人公】「(いきなり抱き着かれ戸惑う)」 【凛】「突然抱き着いちゃってごめんね」 【凛】「……久しぶりにお兄ちゃんの顔見たら我慢出来なくて」 ;>>主人公の匂いを嗅ぐ 【凛】「ん……すんすん。久しぶりのお兄ちゃんの匂い……」 【凛】「昔もよくこうやって匂い嗅いでたよね、懐かしい」 【凛】「すぅ、はぁ……」 【凛】「お兄ちゃんの匂いってほんと不思議。なんでかわからないけど、すごく落ち着く」 SE:抱き着く衣擦れ音 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)※抱き着いて匂いを嗅ぐ」 【凛】「……でも、ちょっとだけ変わったかも、お兄ちゃんのにおい」 【凛】「なんていうかこう、都会のにおい、みたいな。そんな感じのにおいがする」 【主人公】「(わかるの?と問う)」 【凛】「わかるよ。ちょっと辛くて、キリッとしてるにおい」 【凛】「でもね、暖かくて優しいにおいは昔と変わってない」 【凛】「……よかった」 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※抱き着いて匂いを嗅ぐ」 SE:主人公、離れようとする 【凛】「まって。あともうちょっとだけこうしてたい……」 【凛】「まだお兄ちゃんを堪能出来てないし……」 【主人公】「(勘弁してくれと伝える)」 【凛】「……もう、わかったよ」 【凛】「でも、離れる前に……」 SE:衣擦れ音(主人公を強く抱きしめる) 【凛】「ぎゅぅ~~~~~~っ」 SE:衣擦れ音(主人公から離れる) ;>>声:ダミーヘッド位置1 【凛】「ふぅ……ビックリした?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「今のはね、お兄ちゃんにお仕置きしたの」 【主人公】「(お仕置き?と聞く)」 【凛】「そう、お仕置き。だって4年も帰って来なかったんだよ?」 【凛】「東京に行ったっきり一回も」 【凛】「お兄ちゃんいつ帰ってくるんだろうって、ずっと待ってたのに」 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)」 【凛】「私もね、もう子供じゃないし、お仕事が忙しいから、とかそういう理由で帰って来れなかったっていうのはわかるよ」 【凛】「いつも電話する時、すごい疲れてるみたいだったし」 【凛】「でも、それとこれは別。私に寂しい思いをさせたお兄ちゃんの罪は重い……」 【主人公】「(謝る)」 【凛】「本当に悪いと思ってる?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「本当の本当に?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「……ん、じゃあ許すっ」 【凛】「確かに寂しかったけど、お兄ちゃんが無事に帰ってきて、今私の目の前にいるってことが何よりも嬉しいから」 【凛】「だから許す」 【凛】「でも、今回だけだからね。次はぎゅ~~~じゃなくて、デコピンだからね」 【主人公】「(嫌そうな顔をする)」 【凛】「私のデコピンすっごく痛いの、お兄ちゃんが一番よく知ってるもんね、ふふっ」 【凛】「ん〜……はぁ……」 【凛】「……なんかちょっと不思議な感じ」 【凛】「お兄ちゃんが私の家にいて、こうやって一緒に喋ってるのが」 【凛】「なんだか昔に戻ったみたい」 【凛】「だって昔は、家が隣同士ってこともあって、毎日のように遊んでたでしょ?」 【凛】「川で遊んだり、公園で遊んだり……。あと、私の家で遊んだり」 【凛】「よくそこの縁側に座ってお喋りしてたよね。なつかし」 【凛】「あ、そうだ。ねぇ、お兄ちゃん。久しぶりに一緒に座らない?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ほんと? やったっ」 【凛】「それじゃあ行こっか」 SE:衣擦れ音 SE:縁側に向かう足音 SE:座る音 ;>>声:ダミーヘッド位置3 【凛】「っしょっ……」 【凛】「ん……ふぅ……」 ;>>主人公の方を見て 【凛】「ふふっ、お兄ちゃん凄く気持ちよさそうな顔してる」 【凛】「でもわかる。縁側って、夏でもちょっと涼しいから気持ちいいよね。うちは目の前が海だから特に」 【凛】「私、今でもたまにお昼寝しちゃうもん」 【凛】「……あ、たまにだよ? たまに」 【凛】「学校から帰ってきて、疲れてる時とかにね」 【凛】「でも、小さい頃は毎日のようにここでお昼寝してたよね。お兄ちゃんと2人で」 【凛】「お兄ちゃんに膝枕してもらいながら寝るの、すごく気持ちよかったな」 【凛】「…………」 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)」 ;>>声:ダミーヘッド位置3(近く) 【凛】「……ねえ、お兄ちゃん」 【凛】「昔はさ、私が膝枕してもらう側だったけど……」 【凛】「その、お兄ちゃんさえよければ、今度は私がお兄ちゃんを膝枕してあげたいなって……」 【主人公】「(断る)」 【凛】「えっ、だ、だめ?」 【凛】「ちょっとだけ、頭を膝に乗せるだけだよ?」 【主人公】「(首を横に振る)」 ;>>声:ダミーヘッド位置3 【凛】「そ、そこまで嫌がられるとちょっと傷つく……」 【凛】「まぁお兄ちゃんって昔から恥ずかしがり屋さんだし、断られるかもとは思ってたけど……」 【凛】「ん~……あ、じゃあ、その代わりに……」 SE:ポケットを漁る音 ;>>声:ダミーヘッド位置3(近く) 【凛】「ねえ、お兄ちゃん。こっち向いて」 SE:シャッター音 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【凛】「よし、撮れたっ」 【主人公】「(何をしたのか聞く)」 【凛】「ん? スマホで撮ったの。お兄ちゃんの写真」 【主人公】「(消せと言う)」 【凛】「えっ、やだっ、消したくないっ……!」 【凛】「だって私、お兄ちゃんの写真1つも持ってないんだよ?」 【凛】「お兄ちゃんがまだこっちいた時はスマホ持ってなかったし」 【凛】「メッセージで『自撮り送って』って言っても全然送ってきてくれないし」 【主人公】「(盗撮だと言う)」 【凛】「盗撮じゃないよ! 盗撮ってあれでしょ? 本人の許可なくこっそり写真撮ることでしょ?」 【凛】「……いや、本人の許可は取ってない、けど」 【凛】「で、でも、こっそりではないよ。お兄ちゃんの目の前で撮ったんだし」 【凛】「だから、セーフ……。うん、セーフセーフ……」 【凛】「それに、普通に写真撮らせてってお願いしてもお兄ちゃん撮らせてくれないでしょ……?」 【凛】「だからこれは仕方なくなのっ」 【主人公】「(わかった、と言う)」 【凛】「え、写真消さなくてもいいの? ほんとに?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「やったっ……! 壁紙にしよっと」 ;>>さっき撮った写真を見つめてる凛 【凛】「ん~……」 【主人公】「(どうしたのか聞く)」 【凛】「あ、いや、さっき撮ったお兄ちゃんの写真見てて思ったんだけど」 【凛】「お兄ちゃん、カッコよくなったよね」 【凛】「昔からカッコよかったけど、なんかもっとレベルアップしたっていうか」 【凛】「すれ違う人全員振り向くレベル」 【主人公】「(大袈裟だと伝える)」 【凛】「大袈裟じゃないよ、ホントに」 SE:主人公の顔を覗き込む凛 ;>>声:ダミーヘッド位置1(近く) 【凛】「ん……ん~……」 【凛】「……うん、やっぱりカッコいい」 SE:定位置に戻る音 ;>>声:ダミーヘッド位置3 【凛】「お兄ちゃんがこんなにカッコよくなるなんて……」 【凛】「嬉しいような、ちょっと心配なような……」 ;>>間 【凛】「でも、変わったのはお兄ちゃんだけじゃないよ」 【凛】「私もだいぶ大きくなったと思うんだけど」 SE:立ち上がり、主人公の前に立つ凛 ;>>声:ダミーヘッド位置9≪高低:高≫ 【凛】「どう? 身長も伸びて、大人っぽくなったでしょ?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ほんと? へへっ、やったっ」 【凛】「一応、クラスの女子の中では一番背高いんだよ、私」 【凛】「なんか去年の夏辺りから急に伸び始めてね。気付いたらこんなに大きくなっちゃってた」 【凛】「まぁお兄ちゃんよりはまだ小さいけど」 SE:凛が移動する足音 SE:座る凛 ;>>声:ダミーヘッド位置2 【凛】「でもね、私嬉しいんだ」 【凛】「昔からずっと、もっと身長伸びないかなって思ってたから」 【主人公】「(なんで?と聞く)」 【凛】「なんでって、そんなのお兄ちゃんの恋人に見られたいからに決まってるでしょ……?」 【凛】「昔は背も小さかったし子供だったから、恋人同士には見えなかったけど」 【凛】「でも今なら……大きくなった今なら、ちゃんとお兄ちゃんの彼女に見えるかなって」 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)」 【凛】「……もしかしたらお兄ちゃんは、おままごとだって思ってるかもしれないけど、私本気だよ?」 【凛】「6年前にお兄ちゃんに告白して恋人同士になった日からずーーーっと」 【主人公】「(そんなに細かく覚えてるのか、と言う)」 【凛】「もちろん覚えてるよ」 【凛】「いとこ同士でも結婚出来るって知って、すぐお兄ちゃんに告白したの、昨日のことのように思い出せるもん」 【凛】「そういえば、告白した時お兄ちゃんすっごい戸惑ってたよね。『え?え?』って」 【凛】「でも、『いいよ』って言ってくれて、お兄ちゃんの彼女にしてくれて……すごく、すごく嬉しかった」 【凛】「私、多分あの日のこと一生忘れない気がする」 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)」 ;>>声:ダミーヘッド位置3(近く) 【凛】「なので、その……要するに昔も今もお兄ちゃんのことが大好きってこと……です」 【凛】「…………」 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)」 ;>>声:ダミーヘッド位置3 ;>>恥ずかしがってる感じで 【凛】「……なんか久しぶりにお兄ちゃんと話すのが楽しくていっぱい喋っちゃった」 【凛】「電話とかメッセージでは連絡取ってたけど、やっぱり直接会ったほうが話も弾むね」 【凛】「何より、お兄ちゃんの顔を見ながら話せるから、すごく楽しい」 【凛】「すぅ……はぁ……」 【凛】「えっと、お兄ちゃん、明日お母さんたちが帰って来るまでうちにいるんだよね?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「明日までお兄ちゃんとずっと一緒……嬉しい」 【凛】「会えなかった分、お兄ちゃんといっぱい思い出作らないとね」 【凛】「それじゃあ、1日よろしくね。お兄ちゃん」 ■■■シーン2■■■ 場所:縁側 SE:風鈴の音 SE:海の音 SE:セミの声 ;>>声:ダミーヘッド位置3 ;>>考えてる 【凛】「ん~……」 【主人公】「(どうしたのか聞く)」 【凛】「あ、ちょっと考え事してて」 【凛】「お兄ちゃんと何して遊ぼうかなって」 【主人公】「(遊ぶ?と聞く)」 【凛】「うん。お兄ちゃんがこっちに帰ってくるって聞いた時から、何して遊ぼうか考えてたの」 【凛】「せっかく久しぶりに会えるから、いっぱい遊んで思い出作りたいなって」 【凛】「でもやりたいこと多すぎて悩んじゃって……」 【凛】「お兄ちゃんは、何かしたい遊びとかある?」 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)」 ;>>声:ダミーヘッド位置3(近く) 【凛】「お兄ちゃん?」 SE:主人公の前に回る音 【主人公】「(気付き)」 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【凛】「大丈夫? ぼーっとしてたけど……」 【凛】「って、お兄ちゃん、汗っ! すごい汗かいてるよ……!?」 【凛】「そんなに暑かったの……!?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ちょっと待ってね」 【凛】「ポケットにハンカチ入れてたはず……」 SE:ハンカチを取りだす音 【凛】「ん、あった」 【凛】「はい、じゃあこっち向いて目瞑って? ハンカチで汗、拭くから」 【主人公】「(自分で拭くと言う)」 【凛】「いいから、私に任せて、ね?」 【主人公】「(目を瞑る)」 SE:ハンカチで拭く音 ;>>声:ダミーヘッド位置1(近く) 【凛】「んっしょ……」 【凛】「あんまり強く擦るとお肌に悪いから、ゆっくり拭くね」 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※タオルで汗を拭く」 【凛】「ん、拭き終わったよ、お兄ちゃん」 【主人公】「(ありがとうと伝える)」 ;>>嬉しそうに 【凛】「ふふっ、どういたしまして」 ;>>声:ダミーヘッド位置1→3 【凛】「それにしても、こんなに汗かいちゃうなんて……」 ;>>声:ダミーヘッド位置3 【凛】「でも、そうだよね。エアコンないから暑いよね、私の家」 【凛】「私はもう慣れちゃったけど……」 【主人公】「(どうやって夏を乗り切ってるのか聞く)」 【凛】「ん? 夏をどうやって乗り切ってるのか、か……」 【凛】「ん~正直、慣れが一番大きい気がするけど……そうだなあ……」 【凛】「かき氷、かな」 【主人公】「(かき氷?と聞く)」 ;>>声:ダミーヘッド位置2 【凛】「あ、スーパーに売ってるやつじゃなくて、自分で作ったかき氷」 【凛】「しかもね、氷を削って作る普通のかき氷じゃなくて、スイカを丸ごと使って作るの」 【凛】「それを暑くなったらちょっとずつ食べてるんだ」 【凛】「かき氷って美味しいし、食べると涼しくなるでしょ?」 【凛】「だから、そのおかげで夏を乗り切れてるのかもなって」 【主人公】「(アイスが気になってる)」 【凛】「もしかして、スイカのかき氷気になる?」 【凛】「ふふっ、お兄ちゃん昔からスイカ好きだもんね」 【凛】「それなら……今から作ろうか? かき氷」 【主人公】「(本当に?と言う)」 【凛】「うん。今度お兄ちゃんが帰って来たら作ってあげたいなって思ってたから」 【凛】「どうかな……?」 【主人公】「(作ってほしい、と言う)」 【凛】「ふふっ。わかった」 【凛】「とびきり美味しいかき氷作ってあげるね」 【凛】「それじゃあ私はかき氷作って来るから、お兄ちゃんはここで待ってて?」 ;>>声:ダミーヘッド位置2≪高低:高≫ ;>>立ち上がる 【凛】「んっしょ……」 SE:立ち上がる音 SE:続いて主人公も立ち上がる音 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【凛】「ん? どうしたの、お兄ちゃん」 【主人公】「(俺も行くと伝える)」 【凛】「え、お兄ちゃんも?」 【凛】「だ、だめっ」 【凛】「だってお兄ちゃん、手伝う気でしょ?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「やっぱり……」 【凛】「あのね、お兄ちゃん。私はお兄ちゃんにかき氷を作ってあげたいの」 【凛】「お兄ちゃんが手伝っちゃったら、それは作ってあげたことにならないでしょ?」 【凛】「だから、手伝うのはだめ」 【主人公】「(じゃあ見るだけ、と言う)」 【凛】「近くで見るだけ……? ほんと?」 【凛】「…………」 【凛】「わかった。でも、ほんとに見るだけだからね?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ん、じゃあ行こっか」 SE:キッチンに向かう足音 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※キッチンに向かって歩く」 SE:椅子を引く音 ;>>声:ダミーヘッド位置9 【凛】「はい、ここに座ってっ」 SE:椅子に座る音 【凛】「それじゃあ、お兄ちゃんはそこの椅子に座って待っててね」 【凛】「絶対、手伝っちゃダメだからね、絶対だからね」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「それじゃあまずはスイカを用意しなくちゃ」 ;>>声:ダミーヘッド位置9→11 【凛】「ここの冷暗所にスイカが入ってたはず……」 SE:床下の冷暗所を開ける音 ;>>声:ダミーヘッド位置11 【凛】「あったっ」 【凛】「スイカって、日が当たらない涼しいところに置いておかなくちゃいけないから、冷暗所が一番良いんだけど、ここからスイカを取り出すのが結構大変なんだよね……」 【凛】「んっ、しょっ……!」 SE:冷暗所からスイカを取り出す音 SE:スイカを床に置く音 【凛】「はぁっ、はぁっ、……ふぅっ……」 【主人公】「(大丈夫か聞く)」 【凛】「うん、大丈夫。ありがとう」 ;>>声:ダミーヘッド位置11→2 【凛】「まな板に置いてっと……」 SE:まな板にスイカを乗せる音 ;>>声:ダミーヘッド位置2 【凛】「ふぅ……」 【凛】「見て、立派なスイカでしょ」 【凛】「そう、鈴木のおじいちゃんが育ててるスイカ。未だに夏になるとくれるの」 【凛】「昔よく一緒に食べたよね」 【凛】「どっちが早く食べられるか競争して、あの時お兄ちゃん私に負けたくないからってスイカの種ごと食べてたよね……ふふっ、面白かったなぁ」 【凛】「またしたいね、スイカの早食い競争。今ならお兄ちゃんに勝てる気がする」 SE:包丁を取り出す音 【主人公】「(乗り気)」 【凛】「ふふっ、楽しみにしてる」 【凛】「あ、これ? スイカ切る時は、このおっきい包丁で切るんだ」 【凛】「怪我すると危ないからって、使う時はいつもお母さんが見ててくれるんだけど、今日はお兄ちゃんがいるから安心」 【主人公】「(心配そうに見つめる)」 【凛】「それじゃあ、切るね」 ;>>声:ダミーヘッド位置2(並列) 【凛】「んっしょ……」 SE:スイカを切る音 ;>>独り言を言ってる感じで 【凛】「よし、綺麗に切れたっ」 【凛】「片方はあとで冷蔵庫に入れておこっと」 【凛】「あとは……」 SE:戸棚からボウルを取り出す音 【凛】「ボウルの中にこし器をセットして……」 SE:ボウルの中にこし器を入れる 【凛】「よし、準備完了っ」 【凛】「あとはスプーンを……」 SE:スプーンを取り出す音 【主人公】「(?)」 【凛】「これはね、スプーンでくり抜いたスイカの中身をこうやって……」 SE:スプーンでスイカをくり抜く音 SE:くり抜いたスイカをボウルの中に入れる音 【凛】「こし器の中に入れていくの」 【凛】「そして、これを中身がなくなるまで繰り返す」 SE:スプーンでスイカをくり抜く音(ループ) SE:くり抜いたスイカをボウルの中に入れる音(ループ) 【凛】「意外と力が必要なんだよね、んっしょ……」 【凛】「(20秒程度吐息をお願いいたします)※スプーンでスイカをくり抜いてる」 【凛】「お兄ちゃん。スイカ、一口食べる?」 【主人公】「(いいのかと聞く)」 【凛】「うん、いいよ」 SE:足音 ;>>声:ダミーヘッド位置1(近く) 【凛】「はい、あーん」 【主人公】「(食べる)」 【凛】「美味しい?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ふふっ、それならよかった」 【凛】「まだ時間掛かっちゃいそうだから、居間の方でゆっくりしててもいいよ?」 【主人公】「(ここにいると言う)」 【凛】「……わかった。じゃあ、作り終わるまで見守ってて、ふふっ」 SE:足音 ;>>声:ダミーヘッド位置2 【凛】「(20秒程度吐息をお願いいたします)※スプーンでスイカをくり抜いてる」 【凛】「っしょ……」 【凛】「ん、お兄ちゃん。どうかした?」 【主人公】「(手際が良いと褒める)」 【凛】「え、手際良い? ほんと? へへっ、嬉しい……」 【凛】「このかき氷ね、昔お母さんから作り方を教わったものなの」 【凛】「最初は全然上手く出来なかったんだけど、何回か作るうちに慣れてきて、今はこうして普通に作れるようになったんだ」 【凛】「いつかお兄ちゃんに作ってあげるんだ、って思いながら作ってたから嬉しい、ふふっ」 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)※スプーンでスイカをくり抜いてる」 ;>>呟く感じ 【凛】「あ、皮が見えてきた」 【凛】「あと少し……」 【凛】「(20秒程度吐息をお願いいたします)※スプーンでスイカをくり抜いてる」 【凛】「ん、まだここ残ってた」 【凛】「んっしょ……」 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※スプーンでスイカをくり抜いてる」 【凛】「ふぅ……終わったぁ」 【凛】「思ったより時間掛かっちゃった」 【凛】「見て、綺麗にくり抜けたっ」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ふふっ、この皮は最後にまた使うからここに置いておいて……」 【凛】「次は、こし器に入れたこのくり抜いたスイカを……」 SE:スプーンを持つ音 【凛】「上からスプーンでぎゅーって押して……」 SE:果汁が出る音 【凛】「そうすると、果汁がいっぱい出てくるの」 【主人公】「(驚く)」 【凛】「凄いよね。私も最初、スイカってこんなに水分入ってたんだ、ってびっくりした」 【凛】「まだまだ出るよー……」 SE:果汁が出る音 【凛】「ぎゅーぎゅーっと……」 【凛】「(20秒程度吐息をお願いいたします)※こし器でスイカを潰す」 【凛】「もうちょっと……」 【凛】「(20秒程度吐息をお願いいたします)※こし器でスイカを潰す」 【凛】「ふぅ、これくらいでいいかな」 【凛】「ボウルの中が果汁でいっぱい」 【凛】「もうこれだけで美味しそうだよね……飲みたくなっちゃう、ふふっ」 【凛】「この果汁をね、さっき中身をくり抜いた皮の中に入れるのっ」 SE:果汁を注ぐ音 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)果汁を注いでる」 SE:ボウルを置く音 【凛】「よし。そしたら最後に砂糖を入れて……」 SE:砂糖を入れる音 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)砂糖を入れてる」 【凛】「スプーンで混ぜる……」 SE:混ぜる音 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)スプーンで混ぜてる」 ;>>呟く感じで 【凛】「ん、出来たっ」 【主人公】「(完成?と聞く)」 【凛】「うん、一旦はこれで完成かな」 【凛】「あとはこれを凍らせて、スプーンで削ればかき氷の出来上がり」 SE:足音(冷蔵庫に向かう) ;>>声:ダミーヘッド位置10(後ろを向いて) 【凛】「んっしょ……」 SE:冷凍庫の扉を開ける音 【凛】「ゆっくり、こぼれないように……」 SE:冷凍庫の中にスイカを入れる音 SE:冷凍庫の扉を閉める音 【凛】「ふぅ……あとは、凍るまでしばらく待つだけっ」 【主人公】「(何時間くらい待つのか聞く)」 ;>>声:ダミーヘッド位置10 【凛】「ん? えっと、半日くらいかな」 【凛】「凍るまで結構時間掛かるんだよね……」 【主人公】「(残念がる)」 【凛】「『そんなに時間掛かるなんて……』って顔してる」 【主人公】「(驚く)」 【凛】「ふふっ、当たりだった?」 【主人公】「(顔に出てたか聞く)」 【凛】「うん。すっごい顔に出てた」 【凛】「かき氷は、夜ご飯の楽しみにとっておこ?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「でも待ってる間、何しよ……」 ;>>考える 【凛】「ん~……」 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)※考えてる」 【凛】「あ、散歩とかどうかな?」 【主人公】「(散歩?と聞く)」 【凛】「うん。外なら風がある分家の中より涼しいと思うし、思い出巡りも兼ねてって思ったんだけど……」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ふふっ、決まりだね。お兄ちゃんとお出かけ出来るの嬉しい」 【凛】「…………」 ;>>呟く感じで 【凛】「……これって、デート、なのかな」 【主人公】「(?)」 【凛】「あっ、いや、私たち恋人同士、でしょ?」 【凛】「恋人の2人が一緒にお出掛けするって、それってデートなのかなって思って」 【凛】「デートって言っても、家の周りを散歩するだけだし、あんまりデートっぽくないけど……」 【凛】「でもオシャレなお店に行くより、こういうデートの方が私たちっぽい気がする」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ねっ、ふふっ」 【凛】「うん、それじゃあ、お出掛けする準備しよっか」 ■■■シーン3■■■ 場所:玄関 SE:こっちに向かってくる足音 ;>>声:ダミーヘッド位置9→1 【凛】「お兄ちゃん、お待たせ」 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【凛】「ごめんね、ちょっと準備に時間掛かっちゃって」 【凛】「日焼け止め塗ったり、髪の毛整えたりしてたの」 【凛】「せっかくのデートだから、ちょっとでも可愛くしたくて」 【凛】「……どう? 可愛いかな?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「へへっ、嬉しい……」 【凛】「それじゃあ」 SE:靴を履く音 ;>>声:ダミーヘッド位置3 【凛】「んっしょ……」 【凛】「デート、行こっか」 SE:足音 SE:玄関扉の開閉音 場所:外(海辺) ;>>声:ダミーヘッド位置2 ;>>背伸び 【凛】「ん~はぁ……」 【凛】「風が気持ちいいー……ちょっと日差しは強いけど……ふぅ……」 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)」 SE:足音 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【凛】「ねえ、お兄ちゃん。ここはデートっぽく、手を繋いでみたいなって思うんだけど、どうかな」 【凛】「ここなら誰にも見られないと思うし」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ほんと? ふふっ、やったぁ」 【凛】「せっかくだから、恋人繋ぎで失礼します……」 SE:手を握る音 ;>>声:ダミーヘッド位置3 【凛】「お兄ちゃんの手おっきい……」 【凛】「ゴツゴツしてて、硬くて……」 【凛】「昔もお兄ちゃんの手、握ったことあるけど、その時より、こう……男の人の手になってるっていうか……なんかすごい」 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)※手をニギニギしてる」 【凛】「あ、ごめんね。いっぱい握っちゃって」 【凛】「と、とりあえず、このまま歩こっか」 SE:足音×2(ループ) 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※手を繋いで歩いている」 【凛】「この道、懐かしいね」 【凛】「お兄ちゃんと遊ぶ時は大体この道を通って、海に行ったり、駄菓子屋さんに行ったりしたよね」 【凛】「あの頃はお兄ちゃんの後をついて回ったなぁ」 【凛】「どこに行くにもお兄ちゃん、お兄ちゃんって、ふふっ」 【主人公】「(そうだったなと言う)」 【凛】「色んな遊びしたよね……鬼ごっこもしたし、かくれんぼもしたし……」 【凛】「あっ、あと、あれ、勇者ごっこ!」 【凛】「私がお姫様役、お兄ちゃんが勇者役で、魔王城に囚われたお姫様の私をお兄ちゃんが助けるっていう遊び」 SE:足音止める SE:木の枝を取る音 ;>>声:ダミーヘッド位置2 【凛】「こういう木の枝を剣に見立てて、お兄ちゃんが敵を倒していくの」 【凛】「あれ楽しかったなぁ。確かお兄ちゃんから、やろうって言ってくれたんだよね」 【凛】「あの時、お互いまだ小さかったけど……お兄ちゃん、覚えてる?」 【主人公】「(恥ずかしがってる)」 【凛】「え、お兄ちゃん、どうしたの……!?」 【主人公】「(黒歴史だと言う)」 【凛】「黒歴史? なんで?」 【凛】「私は楽しかったよ、勇者ごっこ」 【凛】「敵を倒すお兄ちゃんかっこよかったし、それにお兄ちゃんのお姫様になれて嬉しかった」 【凛】「あ、せっかくだし、今からやってみる?」 【主人公】「(全力で拒否する)」 【凛】「えー絶対楽しいのに。残念」 SE:足音×2(ループ) ;>>声:ダミーヘッド位置3 【凛】「でも、ほんと楽しかったなぁ。お兄ちゃんと遊ぶの」 【凛】「今も十分楽しいけどね。こうやって、お兄ちゃんと恋人として一緒に過ごせてるし」 【凛】「それに、会えなかった間もメッセージとか電話いっぱいしてたし」 【凛】「たまにメッセージで東京の写真送ってくれたりするでしょ? あれ嬉しかった」 【凛】「ここがお兄ちゃんの住んでるところなんだぁって知ることが出来たから」 【凛】「でももう4年も東京いるんだもんねお兄ちゃん……やっぱりここと東京って、全然違う?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「そうだよね。送ってくれた写真見てびっくりしたもん」 【凛】「建物は高いし、人はいっぱいいるし、お店もたくさんあるし」 【凛】「こことは全然違うなって」 【凛】「けど、いつか機会があったら行ってみたいなぁ……ふふっ、そんな機会あるかわからないけど」 【凛】「……って、話に夢中で気付かなかったけど、結構歩いてきたね」 【凛】「あっ、そうだ。ねえ、お兄ちゃん。久しぶりにあそこ行ってみない?」 SE:足音止める 【主人公】「(あそこ?と聞き返す)」 ;>>声:ダミーヘッド位置2 【凛】「うん、洞窟」 【凛】「昔、お兄ちゃんが『すごいとこ見つけた!』って言って、私に教えてくれたところ。覚えてない?」 【主人公】「(思い出す)」 【凛】「そうそう! 海に繋がってる洞窟……!」 【凛】「ここから結構近いし、どうかなって思って」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ふふっ、じゃあ行ってみよっか」 SE:足音×2(ループ) ;>>声:ダミーヘッド位置3 【凛】「それにしても、すごい久しぶりだよね。2人で洞窟行くの」 【凛】「お兄ちゃんが東京に行って以来だから……4年ぶり、かぁ……」 【凛】「昔はよく一緒に行ってたんだけどね」 【凛】「夏でも涼しいし、海で遊べるし……遊ぶにはピッタリの場所だったから」 【凛】「それにあそこ、人も全然来なかったでしょ? ふふっ、今思うと私たちにとって秘密基地みたいな場所だったよね」 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※手を繋いで歩いている」 SE:少し石が多めなところを歩く足音 【凛】「んっしょ……よっと……お兄ちゃん、足元気を付けてね」 【凛】「もうちょっとで着くはず……」 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※気を付けながら歩いている」 【凛】「ここを右に曲がれば……」 SE:足音止める 場所:洞窟前 ;>>声:ダミーヘッド位置2 【凛】「ふぅ……ふふっ。お疲れ様っ。無事到着、だね」 【主人公】「(息切れしてる)」 【凛】「って、お兄ちゃん、大丈夫……? すごい息切れてるけど」 【主人公】「(大丈夫だと言う)」 【凛】「全然大丈夫そうに見えない……!」 【凛】「とりあえず、洞窟の中の方が涼しいと思うから、一回入ろっか」 【凛】「お邪魔しまーす……」 ;>>洞窟に入ったら足音を反響させる SE:足音 場所:洞窟 【凛】「ん、寒いっ……! 外はあんなに暑かったのに……」 【凛】「ここに来るたび思うんだけど、なんで洞窟の中はこんなに涼しいんだろう、不思議……」 【凛】「あ、お兄ちゃん、もう大丈夫? 一旦ここで休もうか?」 【主人公】「(大丈夫だと言う)」 【凛】「わかった。じゃあちょっと奥進んで、海があるところまで歩こっ」 SE:足音×2(ループ) 【主人公】「(今でもここに来てるのか聞く)」 ;>>声:ダミーヘッド位置3 【凛】「あ、うん。たまに来てるよ。泳ぎたい時とか……牡蠣を取りに来たりとか」 【凛】「あとは、1人になりたいなって時とかに」 【主人公】「(心配する)」 【凛】「あ、1人になりたいって、別に悩みがあるとか、そういうのじゃないよ?」 【凛】「ここに来ると安心するから、つい来ちゃうんだ」 【凛】「小さい頃は、ちょっと苦手だったけどね」 【主人公】「(そういえば怖がってたな、と言う)」 【凛】「うん。この真っ暗な道を通るのが怖くて」 【凛】「でも、お兄ちゃんと一緒だと大丈夫だったんだよね」 【凛】「今みたいに、こうやって手繋いで……懐かしい」 【凛】「またこうやって、お兄ちゃんと一緒にここに来れて嬉しい、ふふっ」 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※手を繋いで歩いている」 【凛】「ん、水の音が近くなってきたね」 【凛】「そろそろ海が見えてくるはず……」 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)※手を繋いで歩いている」 【凛】「あったっ」 SE:足音止める SE:かける足音 ;>>手を放して、海に近づく ;>>声:ダミーヘッド位置2(並列) 【凛】「はあ……ここの海、いつ見ても綺麗だよね……」 【凛】「水が青くて、澄んでて……」 【凛】「(7秒程度吐息をお願いいたします)※海を見て深呼吸」 ;>>声:ダミーヘッド位置2 【凛】「ねえ、お兄ちゃん。海、入らない?」 【主人公】「(今?と聞く)」 【凛】「うん、今っ」 【凛】「昔みたいに2人で海に入って、泳ぎたいなって。いいでしょ?」 【主人公】「(水着がないと言う)」 【凛】「あ。確かに、水着持ってくるの忘れた……」 ;>>声:ダミーヘッド位置2→9(並列) ;>>「いっか……!」で海の方に走る 【凛】「ん~……まあ、いっか……!」 SE:かける足音 SE:海の中に入る音 ;>>声:ダミーヘッド位置9≪高低:低≫ 【凛】「ぷはっ……!」 【凛】「ふふっ、冷たくて気持ちいいっ、はぁはぁ……」 【凛】「服着たままだから、ちょっと体重いけど……うん、これぐらいなら全然大丈夫」 【凛】「お兄ちゃんも早く」 【主人公】「(戸惑う)」 【凛】「大丈夫。ここの海浅いし、それに服のまま入っても乾くから。ねっ?」 SE:足音 SE:主人公が海に入る音 ;>>声:ダミーヘッド位置2 【凛】「ふふっ、どう? 気持ちいい?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ここの海の水、ちょうどいいんだよね。冷たすぎないっていうか」 【凛】「これくらいの冷たさが気持ちいいよね」 【凛】「よいしょっ……」 SE:水の音 ;>>体を横にして、ぷか~っと浮かぶ凛 ;>>声:ダミーヘッド位置2→8 【凛】「ふぅ……」 【凛】「ふふっ、こうやって浮かぶだけでも楽しい」 【凛】「何もしないで、ぷか~って」 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※海に浮かんでいる」 【凛】「なんかね、こうやって浮いてると凄いリラックス出来るの」 【凛】「はぁ……」 【凛】「(15秒程度吐息をお願いいたします)※海に浮かんでいる」 【凛】「お兄ちゃんもやってみて?」 SE:水の音 ;>>声:ダミーヘッド位置7 【凛】「うん、そうそう。お兄ちゃん、浮かぶの上手」 【凛】「その体勢のまま、手足を伸ばしてだら~んってするの」 SE:水の音 【凛】「体の力を抜いて、だら~んって」 SE:水の音 【凛】「どう? 気持ちいいでしょ」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ふふっ。泳いだりするのも楽しいけど、こうやって何もせずぷかぷか浮かぶのもいいよね……」 SE:水の音 【凛】「ん~はぁ……気持ちいい……」 ;>>合間に水の音も挟む 【凛】「(20秒程度吐息をお願いいたします)※海に浮かんでいる」 【凛】「さっき、たまに1人でここに来てるって言ったでしょ?」 【凛】「その時にね、今みたいにこうして浮かんだりしてるの」 【凛】「あ、もちろんちゃんと水着着てね」 【凛】「なんでかわからないけど、凄く落ち着くんだよね……」 ;>>合間に水の音も挟む 【凛】「(20秒程度吐息をお願いいたします)※海に浮かんでいる」 【凛】「……ん、あ、そうだ。」 SE:水の音 ;>>凛、起き上がる ;>>声:ダミーヘッド位置1 【凛】「っしょ……」 ;>>いっぱい息を吸う 【凛】「すぅ~~……」 ;>>海の中にもぐる ;>>10秒程度の沈黙 【凛】「ぷはっ! はぁはぁ……」 【主人公】「(急に潜るからびっくりしてる)」 【凛】「あ、ごめんね。急に潜っちゃって」 【凛】「お魚泳いでるかな、と思って、ちょっと潜ってみたの」 【凛】「お兄ちゃんも潜ってみたら? 気持ちいいよ、海の中」 ;>>主人公潜る SE:海の中に潜ってる音(10秒ほど) 【凛】「気持ちよかったでしょ? ふふっ」 【凛】「じゃあ、次は一緒に潜ろっ。どっちが長く潜ってられるか勝負。せーのっ」 ;>>2人で潜る SE:海の中に潜ってる音(30秒ほど) SE:上がる音(主人公が先に上がる) 【凛】「ぷはっ、はぁはぁっ……! ふふっ、やったあ、私の勝ちー」 【凛】「はあ……楽しいっ、ふふっ」 【凛】「海の中、お魚もいっぱいいたけど、貝とか牡蠣もたくさんあるよね」 【凛】「あ。そうだ。ここで岩牡蠣取って、それを夜ご飯にするのはどうかな?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「じゃあ、そうしよっか」 【凛】「昔、お兄ちゃんがよく取ってきてくれたよね。岩牡蠣」 【凛】「でも今日は私が取ってくる」 【主人公】「(心配する)」 【凛】「大丈夫。何回か1人で取ったことあるし」 【凛】「だから、安心して?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ん、じゃあ、早速取ってくるね」 【凛】「すぅ、はぁ~……」 SE:潜る音 ;>>20秒ほどの間 SE:上がってくる音 【凛】「ぷはっ、はぁはぁっ……」 【凛】「ふふっ、見てお兄ちゃん。岩牡蠣2つゲットっ」 【凛】「でも、2つじゃちょっと足りないから、もう一回取ってくるね」 ;>>息を吸い込む 【凛】「はぁっ……」 SE:潜る音 ;>>40秒ほどの沈黙 【凛】「ぷはぁっ、はぁっ、はぁっ……」 【凛】「ふぅ、ちょっと長めに潜るとさすがに息苦しいな……ふぅ……」 【主人公】「(心配する)」 【凛】「うん、大丈夫だよ」 【凛】「それより見て、牡蠣、4つ取って来た!」 【凛】「合計6つ……これくらいあれば足りるかな?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ん。じゃあ、一旦上がろうかっ」 SE:海から上がる音 ;>>声:ダミーヘッド位置10 【凛】「うわぁっ、体が重い……服が重い……」 【凛】「ちょっと絞って……」 SE:服の水を絞る音 【凛】「こっちも……」 SE:服の水を絞る音 SE:足音 ;>>声:ダミーヘッド位置2 【凛】「ん、ちょっと軽くなった。お兄ちゃんのも絞ってあげるね」 SE:服の水を絞る音 【凛】「ん~っ……!」 SE:服の水を絞る音 【凛】「ふぅ……ん、これで大丈夫かな」 【凛】「とりあえず、牡蠣の掃除しちゃおうか」 【凛】「ちょっと尖った石落ちてないかな……ん~……」 SE:石を探す ;>>声:ダミーヘッド位置2→9 【凛】「んー……これだとちょっと大きすぎるな……」 ;>>声:ダミーヘッド位置9→16 【凛】「んーっと……」 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)※尖った石を探す」 【凛】「あ、あった。これなら大丈夫そう」 SE:こっちに戻ってくる足音 SE:座る音 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【凛】「よいしょ……」 【主人公】「(それで掃除するのか聞く)」 【凛】「うん。この石で、牡蠣についた海藻とかフジツボを落としていくの」 SE:海藻とフジツボを落とす音(6個分) 【凛】「本当なら専用の器具を使った方がやりやすいんだけど、今日は持ってきてないから石でやるの。んっしょ……」 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※牡蠣のフジツボを落とす」 【凛】「なかなか手強い……んー……」 【凛】「(20秒程度吐息をお願いいたします)※牡蠣のフジツボを落とす」 【凛】「ん、こっちにもついてる……」 【凛】「(30秒程度吐息をお願いいたします)※牡蠣のフジツボを落とす」 【凛】「もうちょっとで全部取り終わるかなあ……」 【凛】「(20秒程度吐息をお願いいたします)※牡蠣のフジツボを落とす」 SE:海藻とフジツボを落とす音止める 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)※最終確認する」 【凛】「はあ……終わったあ……」 【主人公】「(上手いと褒める)」 【凛】「ほんと? 上手だった? ふふっ、ありがとっ」 【凛】「この掃除した牡蠣は……」 SE:ビニール袋を取り出す音 【凛】「ビニール袋に入れてしまいますっ」 SE:ビニール袋を開く音 SE:ビニール袋に牡蠣を入れる音 【凛】「何かあった時用に持ち歩いてるんだ。用意周到でしょ」 ;>>牡蠣を入れ終わる 【凛】「あとは持ち帰るだけっ」 【凛】「ふふっ、夜ご飯、楽しみだね」 ;>>くしゃみ 【凛】「……くしゅっ」 【主人公】「(大丈夫か聞く)」 【凛】「うん、大丈夫っ。ちょっと体が冷えちゃっただけだと思うから」 【凛】「でも、このままだとお兄ちゃんも風邪ひいちゃうかもしれないよね……」 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)※考えてる」 【凛】「あ、そうだっ」 SE:タオルを取り出す音 【凛】「家からタオル持ってきてた。一枚だけだけど」 【凛】「お兄ちゃん、これ使っていいよ」 【主人公】「(それだと凛が風邪引くと言う)」 【凛】「私なら大丈夫。体強いから」 【主人公】「(首を横に振る)」 【凛】「えー本当に大丈夫なのに……。あ、じゃあ2人で使お?」 【凛】「お兄ちゃん、こっち来て。私の隣」 ;>>凛の隣に座る主人公 ;>>声:ダミーヘッド位置7 【凛】「そして、こうやって2人でタオルにくるまれば……」 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)※タオルに包まろうとする」 【凛】「……あれ」 【凛】「ぜ、全然入らない……! 昔はすっぽり入ったのに……」 【凛】「あ。そうだ。こうやって、くっつけば……」 ;>>声:ダミーヘッド位置7(近く) SE:衣擦れ音 【凛】「入った……! ふふっ、ちょっと狭いね」 【凛】「でもあったかい……。お兄ちゃんは大丈夫? 寒くない?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「そっか。寒かったら言ってね」 ;>>声:ダミーヘッド位置7(並列) 【凛】「ふぅ……」 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※海を見つめる」 【凛】「静かだね」 【凛】「さっきはしゃいでたから余計にそう感じるのかも」 【凛】「でも、なんか落ち着く……」 【凛】「(20秒程度吐息をお願いいたします)※海を見つめる」 ;>>主人公に近づく SE:衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置7(近く) ;>>匂いを嗅ぐ 【凛】「すんすん、すんすん……」 【凛】「ん……お兄ちゃん、海の匂いする」 【主人公】「(海の匂い?と聞く)」 【凛】「うん。磯の香りっていうか、潮、かな……。とにかく、海の匂いがするの」 【凛】「多分、私も同じ匂いしてるよね」 ;>>声:ダミーヘッド位置7(下を向く) ;>>自分の匂いを嗅ぐ 【凛】「すんすん……」 【凛】「ん~……自分の嗅いでもよくわからない……」 ;>>声:ダミーヘッド位置7(近く) ;>>主人公の匂いを嗅ぐ 【凛】「すんすん、すんすん……」 【凛】「ふふっ、やっぱりお兄ちゃんの匂いがいいっ」 【主人公】「(そんなにいい匂いがするのかと聞く)」 【凛】「さっきも言ったでしょ? 暖かくて優しい匂いがするって」 【凛】「今は海の匂いがするけど……ふふっ」 【凛】「お母さんとかお父さんもね、暖かくて優しい匂いがするんだけど、お兄ちゃんのはそれとはちょっと違って……」 【凛】「それは多分、お兄ちゃんのことが好きだからだと思う」 【凛】「ほら、よく言うでしょ? 好きな人の匂いを嗅ぐと落ち着くって」 【凛】「しかもそれって、遺伝子レベルで相性がいいってことなんだって」 【凛】「……っていうことは、私とお兄ちゃんは凄く相性がいいってことだよね」 【凛】「やったぁっ、ふふっ」 SE:衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置7(並列) 【凛】「ふぅ……」 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※海を見つめる」 【凛】「……でも、またこうやって、お兄ちゃんとここに来れて嬉しい」 【凛】「実はね、1人でこの洞窟に来るたびにお兄ちゃんを思い出してたの」 【凛】「それで、ちょっとだけ寂しくなったりもして……」 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)※海を見つめる」 【凛】「だから、本当に嬉しいんだ。ふふっ」 SE:衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置7(近く) 【凛】「ねえ、お兄ちゃん」 【凛】「また一緒に2人で来ようね」 【凛】「次はちゃんと水着持って。ふふっ」 【凛】「約束ね」 ■■■シーン4■■■ SE:玄関の扉を開ける音 ;>>声:ダミーヘッド位置16 【凛】「ただいまー……」 SE:扉を閉める音 SE:足音 【凛】「ふぅ……思ったより遅くなっちゃったね」 SE:ヒロインが靴を脱ぐ音 【凛】「はぁ……でも楽しかった」 SE:主人公が靴を脱ぐ音 SE:廊下に上がる音 SE:居間に向かう足音 ;>>声:ダミーヘッド位置15 【凛】「牡蠣もいっぱい取れたし、今日の夜ご飯が楽しみだね」 【凛】「焼き牡蠣にするなら庭に七輪置いて焼いた方がいいかな……」 SE:居間の扉を開ける SE:荷物を置く ;>>声:ダミーヘッド位置8 ;>>荷物を置く 【凛】「んしょ」 【凛】「あ、でもご飯の前にお風呂入ったほうがいいかも」 【凛】「海に入って、体ベタベタしてるでしょ? 汗もいっぱいかいたし」 【凛】「お風呂入ってスッキリしてからご飯食べたほうがいいかなって思って」 【主人公】「(それならお風呂を沸かさないと、と言う)」 【凛】「出掛ける前にお風呂沸かしておいたからすぐに入れるよ。えへへ、えらい?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「私ももう高校生だからね。これくらいは出来て当然だよ、ふふっ」 【凛】「あ、うちのお風呂外出たところにあるの、覚えてる?」 【凛】「着替えとタオルそこにもう用意してあるから、そのままお風呂場に行っていいよ」 【主人公】「(お礼を言う)」 SE:お風呂場に向かう2人の足音 SE:玄関を出て別棟のお風呂に向かう ;>>声:ダミーヘッド位置6 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※主人公の後ろをついて行く」 SE:脱衣所の扉を開ける 【凛】「ん、どうしたの、お兄ちゃん。お風呂、入らないの?」 ;>>主人公振り向く 【主人公】「(なんでついてくるのか聞く)」 ;>>声:ダミーヘッド位置8 【凛】「え、なんでって……お兄ちゃんと一緒に入るため、だよ?」 【凛】「昔はよく一緒にお風呂入ってたでしょ?」 【凛】「せっかくお兄ちゃんが帰ってきたんだから、久しぶりに一緒に入りたいなって思って」 【主人公】「(戸惑う)」 【凛】「お兄ちゃんは嫌? 私と入るの」 【主人公】「(そういうわけではない、と言う)」 【凛】「なら、入ろ? お兄ちゃんの背中、流すよ」 【主人公】「(?)」 【凛】「ん? どうしたの、お兄ちゃん」 【主人公】「(顔が赤いことを指摘する)」 【凛】「えっ? 顔? あ、赤い?」 【凛】「あ、あれ、なんでだろー……。ちょっと暑いからかな、ははっ……」 【凛】「…………」 【凛】「あーえっと、それで、ど、どうする? お風呂……一緒に入る?」 【主人公】「(了承する)」 【凛】「いいの? ほんとに?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「はあ……よかった。ちょっと断られるかと思った」 SE:足音 SE:脱衣所の扉を閉める ;>>声:ダミーヘッド位置8→1 【凛】「はい、じゃあお兄ちゃん。ばんざーいってして?」 【主人公】「(ばんざい?と聞く)」 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【凛】「うん、ばんざいっ」 【凛】「服、濡れてて脱ぎにくいと思うから、私が脱がせようかなって思って」 【主人公】「(拒否する)」 【凛】「わ、私もちょっと恥ずかしいけど……でも、お兄ちゃんのため」 【主人公】「(了承する)」 【凛】「はい、ばんざーい」 SE:服を脱がす音 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※濡れた服を脱がせる」 【凛】「上手に脱げ……」 ;>>服を脱いだ主人公を見る 【凛】「ひゃっ……! あ、えっと、み、見てないっ。何も見てないからっ、うん」 【主人公】「(どうしたのか聞く)」 【凛】「う、ううんっ。な、なんでもないっ」 ;>>声:ダミーヘッド位置1→1≪高低:低≫ 【凛】「つ、次、下脱ごっか」 SE:ベルトを外す音 SE:ズボンを脱がせる音 ;>>声:ダミーヘッド位置1≪高低:低≫ 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※濡れたズボンを脱がせる」 【凛】「んっ……、脱げた」 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【凛】「じゃ、じゃあ、私はお兄ちゃんの服を畳んでおくから、先に入ってて?」 【凛】「あ、でも、頭とか体はまだ洗わないでおいてね」 【凛】「私が行くまでちょっと待ってて?」 【主人公】「(頷く)」 SE:足音 SE:お風呂のドアの開閉音 場所:浴室 SE:足音 SE:椅子に座る ;>>扉の向こうでヒロインが服を脱いでいる ;>>声も扉越しで聞こえる形に ;>>声:ダミーヘッド位置11 【凛】「んっしょ……」 SE:ヒロインが服を脱いでる音 【凛】「ふぅ……」 【凛】「今になってちょっと緊張してきた……」 SE:スカートを脱ぐ音 【凛】「ん……」 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※服を脱いでる」 【凛】「……よし」 SE:足音 SE:お風呂のドアが開く音(ヒロイン顔だけ出して) ;>>声:ダミーヘッド位置11 【凛】「ごめんね、待たせちゃって」 SE:浴室に入ってくる足音 SE:お風呂のドア閉める SE:近づく足音 ;>>声:ダミーヘッド位置11→5 【凛】「あ、えっと……それじゃあ後ろ、失礼します……」 ;>>声:ダミーヘッド位置5 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)※緊張してる」 【凛】「な、なんか緊張しちゃうね。昔は全然そんなことなかったのに」 【凛】「お互い大人になったからかな」 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)※緊張してる」 【凛】「あ、お、大人になったって、へ、変な意味じゃなくてね? そ、そういう意味じゃなくてね?」 【凛】「あ、その、えっと……ご、ごほんっ。と、とりあえず、髪の毛から洗っていくね」 【主人公】「(洗ってくれるのかと聞く)」 【凛】「う、うん。今日は私がお兄ちゃんの頭と体を洗ってあげようかなって」 【凛】「……初めてだから、あんまり腕には自信ないけど。でも、お兄ちゃんのために頑張るね」 ;>>小声で 【凛】「恥ずかしがらずに、ちゃんと集中しよ……よし」 【主人公】「(?)」 【凛】「あ、なんでもない。ちょっと独り言」 【凛】「そ、それじゃあまずはブラッシングからしていくね」 【主人公】「(ブラッシング?と聞く)」 【凛】「うん。髪の毛を洗う前に……」 SE:ブラシを取る音 【凛】「このブラシで髪を梳かすの」 【凛】「ブラッシングするとね、髪についた汚れを落とせて、髪の毛の絡まりをほどくことが出来るんだ」 SE:ブラッシングする音 【凛】「こうやって、根本から毛先に向かって、ゆっくりと……」 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※髪をブラッシングしてる」 【凛】「あんまり強くやると髪の毛が痛んじゃうから、髪の毛の流れに沿ってゆっくりと、丁寧に梳かしていくのがコツ」 【凛】「お兄ちゃんはシャンプーする前にブラッシング、したことない?」 【主人公】「(頷く)」 SE:ブラッシングする音止める 【凛】「そうだよね。なかなかやらないよね」 【凛】「私もね、あんまり髪の毛に気を遣う方じゃなかったんだけどね、昔お兄ちゃんに髪の毛が綺麗って言ってもらってから、ちゃんとケアするようになったの」 【凛】「……お兄ちゃんは覚えてないかもしれないけど」 【主人公】「(覚えてると言う)」 【凛】「覚えてたの? ほんとに? ん、怪しい……ふふっ」 【凛】「でも、お兄ちゃんのおかげで髪の毛とか色々意識するようになったんだよね」 【凛】「だからありがと、お兄ちゃん、ふふっ」 SE:ブラッシングする音 【凛】「(20秒程度吐息をお願いいたします)※髪をブラッシングしてる」 【凛】「ふふっ、お兄ちゃん気持ちいい?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ブラッシングにはね、さっき言ったの以外にも、血行を良くする効果があるの」 【凛】「頭の血の巡りがよくなって、リフトアップの効果もあるんだって」 【凛】「ということは、今よりもっとかっこよくなるってことだよね」 【凛】「楽しみ……」 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※髪をブラッシングしてる」 SE:ブラッシングする音止める 【凛】「ふぅ……終わり……」 【凛】「リフトアップは……ん〜……」 ;>>声:ダミーヘッド位置5→8(主人公の顔を覗き込む) 【凛】「あっ、さっきより顔シュッとした……気がする」 【主人公】「(それはないと言う)」 ;>>声:ダミーヘッド位置8 【凛】「ふふっ、そうだよね。一回やっただけじゃあんまり変わんないよね」 ;>>声:ダミーヘッド位置8→5 【凛】「でも、続ければ効果は出てくると思うから、時間ある時におうちでもやってみてね、ふふっ」 SE:ブラシを置く音 ;>>声:ダミーヘッド位置5 【凛】「ブラッシングの次は……お湯で軽く洗うね」 SE:お湯をかける音 【凛】「ちょっとの間、目瞑ってて」 SE:頭を洗う音 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※頭をお湯で洗う」 【凛】「お湯、熱かったら言ってね」 【凛】「っしょ……」 【凛】「(20秒程度吐息をお願いいたします)※頭をお湯で洗う」 【凛】「シャンプーする前に、こうやって髪をお湯で洗うと泡立ちがよくなるんだって」 【凛】「ただ髪を濡らすんじゃなくて、ちゃんと洗うのが重要」 【凛】「指でしっかり洗って……」 【凛】「(20秒程度吐息をお願いいたします)※頭を押しながら洗う」 SE:お湯をかける音止める 【凛】「終わったから、もう目開けて大丈夫だよ」 【凛】「それじゃあいよいよ、シャンプーをやっていきたいと思います」 SE:シャンプーのポンプを押す音 SE:手で泡立たせる 【凛】「ちゃんと泡立てて……」 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※泡立てる」 【凛】「よしっ……頭、洗っていくね」 SE:髪を洗う音(ループ) 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※頭を洗う」 SE:髪を洗う音止める 【凛】「力の加減はこれくらいで大丈夫そう?」 【凛】「もうちょっと優しくしてほしい、とか、強めにしてほしい、とかあったら遠慮なく言ってね」 【主人公】「(今ぐらいがちょうどいいと言う)」 【凛】「あ、ほんと? はぁ……よかった……じゃあ、このまま続けてくね」 SE:髪を洗う音(ループ) 【凛】「(20秒程度吐息をお願いいたします)※頭を洗う」 【凛】「そういえば昔、何回かお兄ちゃんの頭洗ったことあったよね」 【凛】「間違えて、シャンプーじゃなくて石鹸で洗っちゃって、お兄ちゃんの髪の毛をギシギシにしちゃったこともあったね……」 【凛】「あの時は本当ごめん……」 【凛】「でも、あの時みたいな失敗はもうしないから安心して?」 【凛】「今回はちゃんと、しっかりお兄ちゃんの髪の毛を洗うから、ふふっ」 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※頭を洗う」 【凛】「爪を立てないように、優しく……」 【凛】「(20秒程度吐息をお願いいたします)※頭を洗う」 ;>>楽しそうに笑う 【凛】「ふふっ」 【凛】「お兄ちゃんの髪を洗うの楽しい……」 【主人公】「(楽しい?と聞く)」 【凛】「うん。楽しい。すっごく楽しい」 SE:髪を洗う音止める 【凛】「お兄ちゃんは嫌? 髪の毛、洗われるの」 【主人公】「(首を横に振る)」 【凛】「嫌じゃない? ふふっ、嬉しい」 【凛】「お兄ちゃんと一緒に住んでれば毎日髪の毛洗ってあげられるんだけどなあ」 【主人公】「(毎日はさすがに……と言う)」 【凛】「私は毎日でも全然いいよ」 【凛】「毎日お兄ちゃんと一緒にお風呂入って、髪の毛洗ってあげて、体も洗ってあげる」 【凛】「……うん、すごい幸せ」 【凛】「まあ、お兄ちゃんが嫌なら無理にとは言わないけどっ……でも、いつか一緒に住めたらいいなぁ」 【凛】「とりあえず、今はこの幸せな時間を堪能しておこっと」 SE:髪を洗う音(ループ) 【凛】「(20秒程度吐息をお願いいたします)※頭を洗う」 【凛】「耳の周りってね、結構洗い残しが多い場所なんだって。あとはこめかみの辺りとか」 【凛】「だから、入念に洗っていくね……」 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※頭を洗う」 【凛】「ごしごし、ごしごし……」 【凛】「(20秒程度吐息をお願いいたします)※頭を洗う」 【凛】「こめかみもしっかりと……」 【凛】「(20秒程度吐息をお願いいたします)※頭を洗う」 SE:髪を洗う音止める 【凛】「シャンプーする前に、ちゃんとお湯で洗い流したからかな……。泡がすごいね」 【凛】「ほら、こんなにモコモコ……ふっ、ふふふっ」 【凛】「泡の量が多すぎて、ちょっとアフロみたいになってるのが面白くて……」 【凛】「でも、泡が多い方が頭の汚れも落ちやすいみたいだから、多分すごい綺麗になってるはずだよ、ふふっ」 SE:髪を洗う音(ループ) 【凛】「(20秒程度吐息をお願いいたします)」 【凛】「最後にもう一回、頭のてっぺんを洗って……」 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)」 SE:髪の毛洗う音止める 【主人公】「(終わったか聞く)」 ;>>声:ダミーヘッド位置6 【凛】「うん、終わったよ」 【凛】「最後にお湯で洗いながすね」 ;>>声:ダミーヘッド位置6→5 【凛】「はい、目瞑って」 ;>>声:ダミーヘッド位置5 【凛】「いくよー」 SE:お湯をかける音 【凛】「わぁ……泡がいっぱい流れてく……」 【凛】「すすぎ残しがないように、しっかり洗い流すね」 【凛】「(20秒程度吐息をお願いいたします)※頭をお湯で流す」 【凛】「うなじの方も……」 【凛】「(20秒程度吐息をお願いいたします)※頭をお湯で流す」 SE:お湯をかける音止める ;>>声:ダミーヘッド位置5(左右見まわす) 【凛】「泡は……」 ;>>声:ダミーヘッド位置5 【凛】「ん、ついてないね」 【凛】「そしたら次は……」 SE:トリートメントのポンプを押す音 【凛】「トリートメントをやっていきます」 SE:手に馴染ませる音 【凛】「髪につけるね」 SE:トリートメントを髪につける音 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※トリートメントをつける」 【凛】「髪に馴染ませるように……」 【凛】「(20秒程度吐息をお願いいたします)※トリートメントをつける」 【凛】「トリートメントってね、頭皮につけちゃダメなんだって」 【主人公】「(なんでと聞く)」 ;>>声:ダミーヘッド位置6 【凛】「えっと、確か毛穴が詰まったり、頭皮が荒れちゃったりするから……だったかな」 【凛】「基本的には、毛先だけにつけるのがいいみたい」 【凛】「でも、髪が短いと結構難しいね……頭皮につけないように慎重にやらないと……」 ;>>声:ダミーヘッド位置5 【凛】「(20秒程度吐息をお願いいたします)」 【凛】「そういえば、お兄ちゃんは普段トリートメントしてるの?」 【主人公】「(首を横に振る)」 ;>>声:ダミーヘッド位置6 【凛】「そっか、してないんだ」 【凛】「面倒臭いからしてないって感じ?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「なるほど。でも、わかる。髪の毛洗った後に、またトリートメントするのちょっと面倒臭いよね」 【凛】「私もたまーにサボっちゃう時ある」 【凛】「でも、やっぱりトリートメントした方が髪もまとまりやすくなるし、サラサラになるんだよね」 【凛】「しかもこのトリートメント、ちょっと良いやつだから、びっくりするぐらいサラサラになるよ」 【凛】「ふふっ、楽しみにしてて」 ;>>声:ダミーヘッド位置5 【凛】「(30秒程度吐息をお願いいたします)※トリートメントをつける」 【凛】「そろそろ浸透してきたかなあ……」 【凛】「(20秒程度吐息をお願いいたします)※トリートメントをつける」 SE:トリートメントを髪につける音止める 【凛】「ふぅ……うん、もう大丈夫そうかな」 【凛】「トリートメント流しちゃうね」 SE:お湯をかける音 【凛】「(20秒程度吐息をお願いいたします)※頭をお湯で流す」 【凛】「首つらくない? 大丈夫?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ごめんね。結構時間掛かっちゃって」 【凛】「もうすぐで終わるからね」 【凛】「(20秒程度吐息をお願いいたします)※頭をお湯で流す」 SE:お湯をかける音止める ;>>声:ダミーヘッド位置6 【凛】「お兄ちゃん、終わったよ」 【凛】「すっごい髪の毛綺麗になってるよ」 【主人公】「(本当?と聞く)」 【凛】「うん、本当」 【凛】「乾かしたら絶対サラサラになるよ、これ」 【凛】「サラサラの髪のお兄ちゃん……早く見たい……」 【凛】「……っと、まだ体洗ってなかったね。危ない危ない」 【凛】「それじゃあ最後に体ピカピカにしよっか、ふふっ」 SE:スポンジを取る音 ;>>声:ダミーヘッド位置5 【凛】「っしょ……」 【凛】「まずスポンジをちょっと濡らして……」 SE:お湯でスポンジを濡らす音 【凛】「ボディソープをつける」 SE:ボディソープのポンプを押す音 【凛】「そしたらスポンジをよく揉んで泡立てる……」 SE:スポンジを揉む音 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※泡立ててる」 SE:スポンジを揉む音止める 【凛】「ん、泡立ちよし」 【凛】「じゃあ、背中洗っていくね」 SE:体を洗う音 【凛】「うわぁ……」 【主人公】「(どうしたのか聞く)」 【凛】「あ、いや、さっきから思ってたんだけど、お兄ちゃんの背中おっきいなあって思って……」 【凛】「それと、なんかこう……カチッとしてるっていうか」 【凛】「筋肉がついてて、男の人の背中って感じがする。かっこいい……」 SE:手が止まる 【凛】「……あ、ごめんね。手止まっちゃってた」 SE:体洗う音(ループ) 【凛】「つ、続けるね」 【凛】「(30秒程度吐息をお願いいたします)※背中を洗う」 ;>>独り言言ってる感じ 【凛】「洗い残しがないように、隅々まで洗って……」 【凛】「(20秒程度吐息をお願いいたします)※背中を洗う」 SE:体洗う音止める 【凛】「そういえば、昔は洗いっことかしたよね」 【凛】「代わりばんこで背中を洗って……ふふっ、懐かしい」 【凛】「昔は洗い方なんかぐちゃぐちゃにしてただけだったけど……今はちゃんとした洗い方できるようになってるでしょ?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ふふっ、私も成長したからね」 【凛】「昔とは違って、今回はしっかり洗うから安心してね」 SE:体洗う音(ループ) 【凛】「(30秒程度吐息をお願いいたします)※背中を洗う」 【凛】「腰の辺りも……」 【主人公】「(くすぐったかがる)」 【凛】「あっ、くすぐったかった……!? ごめんっ」 【凛】「くすぐったくならないように、ゆっくりやるね」 SE:腰の辺りをゆっくり洗う 【凛】「これくらいなら大丈夫?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ん、わかった」 【凛】「(20秒程度吐息をお願いいたします)※腰辺りをゆっくり洗う」 SE:体を洗う音止める 【凛】「ふぅ……背中、洗い終わったよ」 ;>>声:ダミーヘッド位置6 【凛】「じゃ、じゃあ、次は前、洗っても良いかな」 【主人公】「(前?と聞く)」 【凛】「だから、あの……胸とか、お腹も洗おうかっていう……」 【主人公】「(拒否する)」 【凛】「でも、背中だけ洗うっていうのも変でしょ?」 【凛】「体、全部綺麗にしないと」 【主人公】「(悩む)」 【凛】「あんまり見ないようにするから、ね?」 【主人公】「(承諾する)」 【凛】「うん、じゃあ……」 SE:前に回り込む足音 ;>>声:ダミーヘッド位置6→1 【凛】「し、失礼します」 SE:座る音 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【凛】「ま、まず胸から洗うね」 SE:体を洗う音(ループ) 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※首、胸辺りを洗う」 【凛】「か、かか、かゆいところは、ない?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「わ、わかりました……」 【凛】「(20秒程度吐息をお願いいたします)※首、胸辺りを洗う」 ;>>独り言言ってる感じで 【凛】「うぅ……お兄ちゃんの裸が目の前に……ちょ、直視出来ない……刺激が強すぎる……」 【凛】「それに、私のも見られてるよね……恥ずかしい……」 【主人公】「(どうしたのか聞く)」 SE:体を洗う音止める 【凛】「えっ、あ、ううん。なんでもない」 SE:体を洗う音(ループ) 【凛】「(30秒程度吐息をお願いいたします)※首、胸辺りを洗う」 【凛】「えっと、次はお腹、洗うね」 【凛】「(20秒程度吐息をお願いいたします)※お腹辺りを洗う」 【凛】「うわぁ……腹筋すごい……」 SE:体を洗う音止める 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)※お腹をじっと見つめる」 【凛】「……あっ! ご、ごめんっ、勝手に見ちゃって……! あ、あんまり見ないようにするって言ったのに……」 【主人公】「(大丈夫だと告げる)」 【凛】「……あれ、お兄ちゃん顔真っ赤だよ? 大丈夫?」 【凛】「もしかして、お兄ちゃんも恥ずかしがってる……?」 【主人公】「(頷く)」 ;>>安心した感じ 【凛】「そっか。そうなんだ。」 【凛】「ふふっ、私たちお互いに恥ずかしいって思ってたんだね」 【凛】「なんかちょっと安心した。私だけかなって思ってたから、ふふっ」 SE:体を洗う音(ループ) 【凛】「(20秒程度吐息をお願いいたします)※お腹辺りを洗う」 SE:体を洗う音止める 【凛】「体、流すね」 SE:お湯をかける音 【凛】「(15秒程度吐息をお願いいたします)※お湯で体を流す」 ;>>独り言を言ってる感じで 【凛】「泡を全部洗い流して……」 【凛】「やっぱり目のやり場に困る……」 【凛】「(20秒程度吐息をお願いいたします)※お湯で体を流す」 【凛】「うん、洗い流せたかな」 ;>>声:ダミーヘッド位置1→5 【凛】「次は背中を……」 ;>>背中に回り込む ;>>声:ダミーヘッド位置5 【凛】「ふぅ……こっちの方が安心する……」 【凛】「(20秒程度吐息をお願いいたします)※お湯で体を流す」 【凛】「あ、ここに泡ついてる」 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※お湯で体を流す」 SE:お湯をかける音止める 【凛】「ふぅ……終わったー……」 ;>>声:ダミーヘッド位置6 【凛】「頭も体も洗い終わったから、もう湯船入って大丈夫だよ」 【主人公】「(凛は入らないのか聞く)」 【凛】「もちろん私も入るよ」 【凛】「でも、まずはお兄ちゃんが先に入って? その後に、私も入るから」 SE:椅子から立ち上がる音 SE:湯船に向かう足音 SE:主人公が湯船に入る音 ;>>声:ダミーヘッド位置7 【凛】「お湯加減、大丈夫そう?」 【凛】「お兄ちゃん、あんまり熱いの好きじゃないから、少しだけぬるくしてみたんだけど……」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ふふっ、よかった」 【凛】「……」 【凛】「あの、これ、私入るかな……? 思ったよりスペースがないけど……」 ;>>主人公、詰める 【凛】「あっ、ごめんね。詰めてもらっちゃって」 【凛】「ん、とりあえず入ってみるね……」 ;>>声:ダミーヘッド位置7→1 【凛】「っしょ……」 SE:ヒロインが湯舟に入る音 SE:お湯が溢れる音 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【凛】「あ」 ;>>間 【凛】「一気に溢れちゃったね……」 【凛】「お湯、半分くらいになっちゃった……」 ;>>間 【凛】「ふっ、ふふっ」 【凛】「なんか面白くなっちゃって……」 【凛】「だって、お湯はいっぱい溢れるし、お風呂の中はすごい狭いし……ふふっ」 【凛】「でも、気持ちいい。ふぅ……」 【凛】「今日一日の疲れが取れていく気がする……」 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)※お湯に浸かる」 【凛】「はぁ……」 【凛】「昔は2人で入っても広く感じたのにね。お湯もこんなに溢れたことなかったし」 【凛】「さっきのタオルの時も言ったけど、本当おっきくなったね、私たち」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「正直、あんまり実感ないんだよね。自分が成長したっていう実感」 【凛】「私、昔から性格変わらないでしょ?」 【凛】「自分で言うのもちょっと変かもしれないけど、少し子供っぽいところ、とか……」 【凛】「高校の友達にもよく言われるんだよね。凛ってちょっと子供っぽいよねーって」 【凛】「正直、自分ではあんまりよくわからないんだけど……」 【凛】「だから、私ってちゃんと成長してるのかなあって不安だったの」 【凛】「でもね、こうやって体が成長してるってわかると、大人になったんだなあって実感出てきて嬉しいんだ」 【凛】「もうすぐお兄ちゃんと結婚できるんだなって思えるから」 【主人公】「(結婚?と聞く)」 【凛】「うん、結婚」 【凛】「付き合ったら結婚するものなんでしょ?」 【凛】「私はお兄ちゃんと結婚したいなって思ってるよ」 【凛】「というか、お兄ちゃん以外はむり。考えられない。お兄ちゃんがいい」 【主人公】「(まだ早いんじゃないか、と言う)」 【凛】「全然早くないよ。結構友達と話したりするよ? 結婚の話」 【凛】「結婚するならこういう人がいいよね、とか、結婚したらこういうことしたい、とか」 【主人公】「(驚く)」 【凛】「ふふっ、お兄ちゃんが思っている以上に、女子高校生は色々考えてるんだよ」 【凛】「まあでも、私は基本的に聞いてるだけだけどね」 【主人公】「(聞いてるだけ?と聞く)」 【凛】「だって、私はそういう願望とか、理想はあんまりないから」 【凛】「私の理想はお兄ちゃんなので」 【凛】「あーあ……早く18歳になりたいなあ。あと3年かあ……ちょっと長い」 【凛】「それまでに、子供っぽい性格を直して大人っぽくしないと」 【凛】「……出来るかわからないけど」 【主人公】「(大人っぽく?と言う)」 【凛】「うん。そうすればお兄ちゃんと釣り合う女の子になるかなって」 【主人公】「(凛はそのままでいいと言う)」 【凛】「え?」 【凛】「今、そのままでいいって言った?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「……」 【主人公】「(どうしたのか聞く)」 【凛】「ううん、ただ嬉しくて……」 【凛】「……ふふっ、ありがとう。お兄ちゃん」 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)※お湯に浸かる」 【凛】「……今お風呂に入ってなかったら、ぎゅーってしたかったんだけど……」 【凛】「さすがにこの状態でハグしたら、ちょっと……あれだから、ね……」 【主人公】「(あれ?と聞く)」 【凛】「いや、だから、その……ちょっと、破廉恥な感じになっちゃうでしょ? お、お互いに裸だし……」 【凛】「…………」 【凛】「でも……ちょっとだけ……」 SE:水の音 ;>>ハグする ;>>声:ダミーヘッド位置3(近く) 【主人公】「(驚く)」 【凛】「……ご、ごめんね。でも、どうしても今ぎゅーってしたくなっちゃって」 【凛】「すごく、嬉しかったから」 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)」 【凛】「ありがと、お兄ちゃん。大好き」 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)」 SE:水の音 ;>>離れる ;>>声:ダミーヘッド位置3(近く)→1 【凛】「と、いうことで……」 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【凛】「えっと、うん。と、とりあえず、体も温まったことだし、そ、そろそろ上がろっか?」 【主人公】「(笑う)」 【凛】「も、もう、笑わないでよ……恥ずかしい……」 【凛】「ほら、早く上がろっ」 ■■■シーン5■■■ 場所:居間(夜) SE:風鈴の音 SE:海の音 SE:居間の扉を開ける音 SE:足音 ;>>声:ダミーヘッド位置7 【凛】「ふぅ……お風呂気持ちよかったね」 ;>>声:ダミーヘッド位置8 【凛】「あ、そういえば、服のサイズ大丈夫そう?」 【凛】「それ、お父さんのだからちょっと大きいかもって思ったんだけど」 【主人公】「(大丈夫だと言う)」 【凛】「うん、大丈夫ならよかった」 SE:主人公のお腹が鳴る音 【凛】「……ん? えっと、もしかして今の、お兄ちゃん?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ふふっ、もう夜だもんね。お腹空いたよね。私もお腹空いた」 【凛】「お風呂に入ってさっぱりしたし、夜ご飯にしよっか」 【凛】「さっき取ってきた岩牡蠣は食べるとして……それだけだとちょっと少ないよね」 【凛】「ん~……どうしようかな」 ;>>間 【凛】「あ、そういえば、昨日お父さんが貰って来たアジがあるんだった」 【凛】「お兄ちゃん、アジ食べれるよね?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ん、じゃあ、岩牡蠣とアジを焼いて食べよっか」 【凛】「岩牡蠣はそのまま焼けばいいけど、アジは一回開いてからじゃないと」 【主人公】「(アジを開けるのか聞く)」 【凛】「ア、アジくらい開けるよ……! 前にお母さんに教えてもらったから」 【凛】「あんまり自信はないけど、頑張る」 【凛】「とりあえず、台所でアジを切ってこようかな」 SE:台所に向かう足音。 途中で止まる ;>>声:ダミーヘッド位置9 【凛】「……お兄ちゃん、来ないの?」 【主人公】「(?)」 【凛】「かき氷作った時は一緒に台所来てくれたから……」 【主人公】「(立ち上がる)」 【凛】「ふふっ、やった」 SE:台所に向かう足音 ;>>声:ダミーヘッド位置8(並列) 【凛】「(7秒程度吐息をお願いいたします)※台所まで歩く」 場所:台所 ;>>声:ダミーヘッド位置9 【凛】「お兄ちゃんはこの椅子に座っててね」 SE:椅子に座る音 SE:凛が冷蔵庫に向かう足音 SE:冷蔵庫を開く音 ;>>声:ダミーヘッド位置10(並列) 【凛】「アジは……あった」 SE:冷蔵庫を閉める音 SE:足音 SE:アジを袋から取り出す音 ;>>声:ダミーヘッド位置2(並列) 【凛】「1枚取り出して……」 SE:まな板に乗せる音 SE:包丁を取り出す音 【凛】「最初は、まずうろこを取る」 SE:うろこを取る音 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※うろこを取る」 【凛】「それじゃあ、アジを開いていくね」 【凛】「背びれと腹びれを切って……」 SE:包丁で背びれと腹びれを切る音 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※アジをさばく」 【凛】「ふぅ……次に、ぜいごを取る……」 【凛】「……これが意外と難しいんだよね」 SE:ぜいごを取る音 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※アジをさばく」 【凛】「うんっ、上手に出来たっ」 SE:アジをひっくり返す音 【凛】「反対側も同じ感じで……」 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※アジをさばく」 SE:ぜいごを取る音 【凛】「ん。そしたら、頭を落とすっ」 SE:アジの頭を落とす音 【凛】「よし。あとは包丁の先で内蔵を取り出して……」 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※アジの内臓を出す」 SE:アジの内蔵を取り出す音 【凛】「水で洗う……」 SE:アジを水で洗う音 【凛】「ふぅ、ここまでは順調……問題はここから」 【主人公】「(問題?と聞く)」 【凛】「うん。次がアジを開いていく作業なんだけど、これがちょっと難しくて……とりあえず、やってみるね」 【凛】「お腹に包丁を入れて……尻尾まで一直線に、骨が当たるまで切っていって……」 SE:アジの腹を切る音 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※アジをさばく」 【凛】「はぁ……そしたら、向きを変えて反対側も同じように切るっ」 SE:アジを切ってる音 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※アジをさばく」 【凛】「骨と身を切り離して……」 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※アジをさばく」 【凛】「ふぅ、あともうちょっとっ」 【凛】「もう少し待っててね、お兄ちゃん」 【凛】「片側についてる骨を切って……」 SE:骨を切る音 【凛】「腹骨をそぎ取れば……」 SE:腹骨を取る音 【凛】「出来た……! はあ……失敗しなくてよかったあ……」 【主人公】「(褒める)」 ;>>声:ダミーヘッド位置2 【凛】「へへっ、褒めてくれてありがと」 【凛】「ふぅ……じゃあ、今切ったアジと岩牡蠣を持って庭に行こ」 【主人公】「(庭?と聞く)」 【凛】「庭で七輪を使って焼こうかなーと思って」 【凛】「フライパンで焼くよりも七輪で焼いた方が美味しいし、外で食べた方が楽しいよ」 【凛】「ふふっ、じゃあ準備して庭に行こっか」 ;>>時間経過 場所:庭 ;>>声:ダミーヘッド位置3 SE:七輪の火の音 【凛】「んー……そろそろ火、大丈夫かな」 【凛】「着火してから10分以上は経ったもんね」 【凛】「お腹も空いたし、もう焼いていこっか」 SE:岩牡蠣を取り出す音 ;>>声:ダミーヘッド位置2 【凛】「まずは岩牡蠣から」 【凛】「平らな面を下にして置いて……」 SE:七輪に牡蠣を置く音(6つ置く) 【凛】「あとは焼けるのを待つっ」 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)※焼けるのを待ってる」 【凛】「はぁ……お腹すいたね」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「お腹すいてる時は特にこの待ってる時間がつらいんだよね……」 【凛】「あ、そうだ。お兄ちゃん、何か飲む?」 【凛】「お酒はないんだけど、オレンジジュースならあるよ」 【主人公】「(飲むと言う)」 【凛】「わかった。ちょっと待ってね、今注ぐから」 SE:コップを取る音 SE:オレンジジュースを注ぐ音 【凛】「よし」 SE:コップを主人公の元に置く音 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【凛】「はい、お兄ちゃん。オレンジジュース」 【凛】「私も飲もうかな」 SE:コップを取る音 SE:オレンジジュースを注ぐ音 【凛】「それじゃあ、お兄ちゃん。乾杯しよっか」 【凛】「お兄ちゃんが帰ってきたことを祝して、乾杯っ」 SE:乾杯する音 ;>>ジュースを飲んでる 【凛】「んっ、んっ、んっ……ぷはっ。美味しい~……」 【凛】「ごめんね、お酒なくて。お盆とかお正月とか、親戚が集まる時はいっぱい買うんだけど、普段はお父さんとお母さん飲まないから置いてなくて」 【凛】「そういえば、お兄ちゃんってお酒飲むの?」 【主人公】「(たまに飲むと答える)」 【凛】「へー、たまに飲むんだ……。お酒は強い方? 弱い方?」 【主人公】「(そんなに強くないと答える)」 【凛】「え、意外。強いかと思ってた」 【凛】「酔っ払ったことは?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「あるんだ。お兄ちゃんが酔っ払ってるところ見てみたい」 【凛】「だって酔っ払うと、ふにゃ~ってなっちゃうんでしょ?」 【主人公】「(ふにゃ~?と聞く)」 【凛】「お父さんとかお母さん、親戚の人たちもお酒を飲んだ途端、ふにゃ~ってなってるんだもん」 【凛】「お兄ちゃんの、ふにゃ~。見たい。絶対可愛い」 【主人公】「(首を横に振る)」 【凛】「え~……あ、じゃあ私が20歳になったら一緒に飲も? お兄ちゃんが酔っ払ってる姿は、その時までお楽しみにとっておくってことで」 【凛】「今15歳だから……5年後になっちゃうけど。いい?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「約束だよ? ふふっ」 【凛】「あ、牡蠣そろそろひっくり返さないと」 ;>>声:ダミーヘッド位置2 【凛】「えいっ」 SE:牡蠣をひっくり返す音(6つ分) ;>>牡蠣をひっくり返し終わる 【凛】「うわぁ……牡蠣の汁が出てる……美味しそう……」 【凛】「あともうちょっとだね、ふふっ」 ;>>ジュースを飲んでる 【凛】「んっ、んっ、んっ……ぷはっ……ふぅ……」 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※焼けるのを待ってる」 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【凛】「お兄ちゃん、今日凄い疲れたでしょ」 【主人公】「(?)」 【凛】「目見ればわかるよ。今、疲れてる時の目してる」 【凛】「いつもよりちょっと目が開いてなくて、瞬きが多い」 【凛】「昔から眠かったり疲れてたりすると、いつもそうするからわかるよ」 【凛】「今日だけでいっぱい遊んだからね……疲れるのも無理はないよ」 【主人公】「(凛は疲れてないのか聞く)」 【凛】「私? 私は全然疲れてないよ」 【凛】「昔から毎日体動かしてるから、体力には自信あるんだ」 【凛】「お兄ちゃんはあっちで運動とかしてるの?」 【主人公】「(首を横に振る)」 【凛】「そっか……お仕事も忙しいもんね」 【凛】「でも運動は健康にいいって聞いたことあるから、時間がある時にちょっとした運動してみてもいいかも」 【凛】「お兄ちゃんさえ良ければ付き合うよ、運動」 【凛】「ビデオ通話で繋いで、一緒に運動するの」 【凛】「誰かと一緒ならやる気が出るかなって思って」 【主人公】「(考えておく、と言う)」 【凛】「うん。私はいつでも大丈夫だから、好きな時に掛けてきて、ふふっ」 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)※焼けるのを待ってる」 【凛】「あ、牡蠣の殻開いてきたね」 【凛】「そろそろ食べちゃっても大丈夫かも」 【凛】「じゃあ、まず殻開けちゃおっか」 【凛】「火傷しないように軍手して……」 SE:軍手をつける音 SE:牡蠣ナイフを持つ音 ;>>声:ダミーヘッド位置2 【凛】「牡蠣ナイフで殻を開ける……よいしょっ」 SE:牡蠣の殻を開ける音(6つ分) 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)」 【凛】「っしょ……焼いたあとだから開けやすいね」 【凛】「(20秒程度吐息をお願いいたします)」 【凛】「全部開けたかな……うん、じゃあ冷めないうちに食べようか」 【凛】「お兄ちゃん、何かける?」 【凛】「醤油とレモン……柚子胡椒、ポン酢があるけど」 【主人公】「(レモンと言う)」 【凛】「ん、わかった。レモンね」 【凛】「牡蠣にレモンを絞って……」 SE:レモンを絞る音 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【凛】「はい、お兄ちゃん。どうぞ召し上がれっ」 ;>>主人公が牡蠣を食べる 【凛】「どう? 美味しい?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ほんと? ふふっ、よかった」 【凛】「じゃあ、私も食べようかな」 【凛】「私は醤油を少しかけて……」 SE:醤油をかける音 【凛】「いただきますっ。はむっ」 ;>>牡蠣を食べてる 【凛】「ん……ん……おいひい……っ!」 【凛】「ぷりぷりしてて、味が濃くて……牡蠣の汁がいっぱい溢れてくる……ん~……」 【凛】「牡蠣ってなんでこんなに美味しいんだろう……海のミルクって呼ばれてるだけあるよね、ふぅ……」 ;>>主人公が食べ終わる 【凛】「ん、食べ終わった? 次は何かけて食べる?」 【主人公】「(迷ってる)」 【凛】「あ、じゃあ柚子胡椒なんてどうかな」 【凛】「私も最近知ったんだけど、牡蠣と柚子胡椒、すっごく合うの」 【凛】「お兄ちゃんもきっと気に入ると思うよ」 SE:チューブの柚子胡椒を牡蠣にかける 【凛】「はい、どうぞ」 ;>>牡蠣を食べる主人公 【凛】「どう? 美味しい……?」 【主人公】「(美味しいと言う)」 【凛】「ほんと? よかった」 【凛】「今まで醤油とかレモンでしか食べてことなかったけど、違う調味料で食べてみるのもいいよね」 【凛】「んーじゃあ私は……ポン酢にしようかな」 SE:ポン酢をかける音 【凛】「ん~……おいひい……ふぅ……」 ;>>主人公食べ終わる 【凛】「ん、もう食べ終わったの?」 【凛】「お兄ちゃん、食べるの早いね。さすが食べ盛り」 【凛】「はい、どうぞ」 ;>>牡蠣を渡す 【凛】「でも、牡蠣は美味しいからね。すいすい食べれちゃうよね」 【凛】「あむっ……ん~……」 【凛】「ん、この牡蠣も美味しいけど、でもやっぱり初めて食べた牡蠣が一番美味しかったなあ」 【凛】「お兄ちゃんが私のために牡蠣を取って来てくれたやつ。覚えてる?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「そうっ、まだ牡蠣を食べたことない私のために、お兄ちゃんが取りに行ってくれたんだよね」 【凛】「そのあと、今みたいにうちの庭で焼いて食べて……こんなに美味しいものがあるんだって、ビックリした」 【凛】「初めて食べたからっていうのもあると思うけど、お兄ちゃんが私のために取ってくれた牡蠣だから、あんなに美味しかったんだと思う」 【凛】「どんな高級な牡蠣でもあの美味しさは超えられない……」 【主人公】「(それはないだろ、と言う)」 【凛】「いや、本当に」 【凛】「私の中では世界で一番美味しい牡蠣なんだから」 ;>>間 【凛】「あ、牡蠣全部食べ終わった?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「大丈夫? まだお腹いっぱいになってない?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ふふっ、じゃあこのままアジ焼こっ」 SE:アジを七輪の乗せる音 SE:アジを焼く音 【凛】「うわぁっ、いい音……」 【凛】「音だけでも美味しそうだね」 【凛】「すぅ……はぁ……匂いも美味しそう」 ;>>主人公を見ながら 【凛】「ふふっ、お兄ちゃん。早く食べたいって顔してる」 【主人公】「(そんな顔してたか聞く)」 【凛】「うん、してたよ」 【凛】「お兄ちゃんお魚好きだもんね」 【凛】「あ、そうだ。明日釣りしにいくのはどうかな?」 【凛】「久しぶりにお兄ちゃんとしたいな」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ふふっ、じゃあ決まりね」 【凛】「お兄ちゃん、お魚釣るの上手だよね」 【凛】「今までお兄ちゃんより多く釣れたことないけど、今回はちょっと頑張ってみる」 【凛】「最近ね、お父さんと一緒に釣りしに行ったりしてるんだけど、この前上手くなってるって褒められたんだよ」 【凛】「だから、ちょっとだけ自信ある」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「あ、もしかして余裕って思ってる?」 【主人公】「(首を横に振る)」 【凛】「うそっ。さっき一瞬そういう顔してたよ」 【凛】「ん、絶対お兄ちゃんより多く釣るからね」 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※焼けるのを待ってる」 【凛】「そろそろいいかな……っしょ」 SE:アジをひっくり返す音 【凛】「見て、お兄ちゃん。いい焼け目っ、美味しそう……!」 【凛】「ふふっ、あともうちょっとかな」 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※焼けるのを待ってる」 【凛】「明日いっぱいお魚釣れたら、またここで焼いて食べようよ。お母さんたちも一緒に」 【主人公】「(みんなで?と聞く)」 【凛】「そう。うちと、お兄ちゃんちでお魚パーティ」 【凛】「前は一緒にご飯食べてたりしてたでしょ?」 【凛】「久しぶりにお兄ちゃんが帰ってきたことだし、どうかなって」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ふふっ、じゃあお母さんたちが帰ってきたら言ってみよっか」 【凛】「お母さんとお父さん、喜ぶだろうなぁ」 【凛】「ずっと、お兄ちゃんに会いたいって言ってたから」 【主人公】「(そうなのか?と聞く)」 【凛】「うん、お兄ちゃんはいつ帰ってくるんだって、いつも聞いてくる」 【凛】「小さい頃からずっと一緒にいたから、本当の息子みたいに可愛がってるんだと思う、ふふっ」 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※焼けるのを待ってる」 【凛】「あっ、アジ焼けたみたい」 SE:アジをお皿に移す 【凛】「うん、食べてみて」 ;>>主人公食べる 【主人公】「(美味しいと言う)」 【凛】「美味しい? ふふっ、頑張ってアジ開いてよかった」 【凛】「あ、お兄ちゃん。ちょっといい?」 【凛】「少しだけ塩を振って……」 SE:塩を振る音 【凛】「これで食べてみて?」 ;>>アジを食べる主人公 【主人公】「(美味しいと言う)」 【凛】「ふふっ。そのままで食べても美味しいけど、塩をちょっとだけかけるともっと美味しくなるんだよね」 【凛】「あんまりかけすぎるとしょっぱくなっちゃうけど」 ;>>食べ進める主人公 【凛】「お兄ちゃん、黙々と食べてる……かわいい……」 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)※食べてる主人公を見つめてる」 【凛】「ずっと見てられる……」 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)※食べてる主人公を見つめてる」 ;>>食べ終わる主人公 【凛】「……あっ、食べ終わった?」 【凛】「はい、じゃあお皿ちょうだい?」 SE:皿を受け取る音 【凛】「ふぅ……美味しかったね」 【凛】「お兄ちゃんと一緒に食べたから、いつもより美味しく感じた」 【主人公】「(本当か?と言う)」 【凛】「本当だよっ。ほら、ご飯って誰かと食べた方が美味しいって言うでしょ?」 【凛】「それと同じで、お兄ちゃんと一緒にご飯を食べるとすっごく美味しく感じたの」 【凛】「だから、また一緒に食べようね」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ふふっ、それじゃあ七輪を片付けて……あ、ちょっと待って。大事なもの忘れてた」 【凛】「お兄ちゃんはここで待っててっ」 ;>>声:ダミーヘッド位置1→9 【凛】「すぐ戻ってくるからっ」 SE:縁側を上り台所に向かう足音 SE:戻ってくる足音 ;>>声:ダミーヘッド位置9→2 【凛】「はぁはぁ……お待たせ」 ;>>声:ダミーヘッド位置2 【凛】「危うく忘れるところだった……思い出してよかった……」 【主人公】「(かき氷か?と聞く)」 【凛】「そう。お昼に作ったスイカのかき氷」 【凛】「夜ご飯の後に食べようって言ってたでしょ?」 SE:スプーンでかき氷を叩く音 【凛】「うん、ちゃんと凍ってるからもう食べれるよ」 【凛】「この凍ったスイカをスプーンでこうやって……」 SE:スプーンで削る 【凛】「ちょっとずつ削っていくの。美味しそうでしょ?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ふふっ、もうちょっと待ってね。あと少し削って……」 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※凍ったスイカを削る」 【凛】「ん、出来た……!」 【凛】「お兄ちゃん、早く食べたいって顔してる」 【凛】「ふふっ、はい、じゃあお兄ちゃん。あーん」 SE:かき氷をすくう ;>>主人公がかき氷を食べる 【凛】「美味しい?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ふふっ、気に入ってくれたみたいでよかった」 【凛】「私も初めて食べた時、美味しすぎてびっくりしたんだよね。こんなに美味しいかき氷があるんだーって」 【凛】「いつかお兄ちゃんにも食べてほしいなって思ってたから、すごく嬉しい。ふふっ」 SE:かき氷をすくう 【凛】「はい、あーん」 ;>>主人公がかき氷を食べる 【凛】「まだまだあるから、いっぱい食べてね」 【主人公】「(凛も食べてと言う)」 【凛】「え、私はいいよ。これはお兄ちゃんのために作ったかき氷だから」 【主人公】「(2人で食べた方が美味しいと言う)」 【凛】「お兄ちゃん……」 【凛】「うん、そうだね。2人で食べた方が美味しいもんね」 【凛】「それじゃ、お言葉に甘えて……」 【凛】「…………」 【凛】「あの、お兄ちゃん。念のため確認なんだけど、一緒のスプーンで食べても大丈夫……?」 【主人公】「(?)」 【凛】「いや、その、いいのかなと思って……」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「……そっか。うん、お兄ちゃんがいいなら、大丈夫っ」 【凛】「じゃ、じゃあ、頂きますっ……」 SE:かき氷をすくう 【凛】「あむっ」 【凛】「むぐむぐ……(かき氷を食べてる)」 【凛】「んん……! 美味しいっ……!」 【凛】「やっぱりお兄ちゃんと一緒に食べるといつもよりすっごく美味しく感じる、ふふっ」 SE:かき氷をすくう 【凛】「はい、お兄ちゃん。あーん」 ;>>主人公がかき氷を食べる 【凛】「さらに削って……」 SE:スプーンで削る 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※凍ったスイカを削る」 SE:かき氷をすくう 【凛】「あむっ」 【凛】「ん~……おいひい……」 【主人公】「(凛の顔を見てる)」 【凛】「ん……お兄ちゃん。そんなに見られると、ちょっと恥ずかしい……」 【凛】「さっき、牡蠣食べてた時も見てたし……何か変だった?」 【主人公】「(可愛いから、と言う)」 【凛】「へっ? か、かわいいから……?」 【凛】「えっ、ちょ、と、急にどうしたの? そんな、かわいい、なんて……」 【凛】「う、嬉しいけど、突然言われると、反応に困る……」 【凛】「……」 【凛】「で、でも、ありがと……」 ;>>間 【凛】「と、と、とりあえず、早く食べちゃお? かき氷、溶けちゃうから」 ;>>かき氷を食べる 【凛】「あむっ……」 SE:かき氷をすくう 【凛】「はい、お兄ちゃん」 ;>>主人公がかき氷を食べる 【凛】「あむっ……」 【凛】「ん、最後の一口。お兄ちゃん、どうぞ」 SE:かき氷をすくう ;>>主人公がかき氷を食べる 【凛】「ふぅ……食べ終わったね。ごちそうさまでしたっ。美味しかったあ」 【凛】「かき氷、また作るね」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ふふっ、あとは片付けして……お家に戻ろっか」 ■■■シーン6■■■ 場所:居間 SE:カエルや虫の声 SE:波の音 ※雨戸閉まってます ;>>声:ダミーヘッド位置5(3の位置で喋る) ;>>後ろから声を掛ける 【凛】「お兄ちゃん、お兄ちゃーん……」 SE:主人公が起きる衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置4 【凛】「あ、ごめんね。起こしちゃって」 ;>>声:ダミーヘッド位置4→1 【凛】「座りながら寝ると体痛めちゃうかと思って。大丈夫?」 【主人公】「(頷く)」 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【凛】「ご飯食べた後だからっていうのもあると思うけど、長い時間かけて東京から帰ってきて、海で遊んで……そんなの疲れるに決まってるよね」 【主人公】「(食器を洗おうとする)」 【凛】「え? あ、洗い物ならもう終わったから大丈夫だよ」 【凛】「今日はお皿もそんなに使わなかったから、早く終わった」 【主人公】「(自分が寝てる間に?と聞く)」 【凛】「うん、さっきお兄ちゃんが寝てる間に……」 【主人公】「(謝る)」 【凛】「って、えっ、な、なんで謝るの……!?」 【凛】「別に大丈夫だよ、洗い物くらいっ」 【凛】「それにね、私がしたいと思ってしたことだから、気にしないで?」 【凛】「ほら、昔は私がお兄ちゃんに何かしてもらうことが多かったでしょ?」 【凛】「牡蠣を取ってくれたり、髪の毛を洗ってくれたり、食器の片付けしてくれたり」 【凛】「その度にね、大きくなったら私がお兄ちゃんに何かしてあげたいなって思ってたの」 【凛】「でも、お兄ちゃんが東京に行ってから、そういう機会もなくなっちゃって……」 【凛】「だから、今日こうしてお兄ちゃんのために色々してあげるのが凄く嬉しいの、ふふっ」 【凛】「そういうことだから、気にしないで? ね?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「うんっ。ふふっ、じゃあもう寝る準備しちゃおっか」 【主人公】「(どこで寝ればいいか聞く)」 【凛】「あ、ここにお布団敷いて寝ようかなって思ってたんだけど、それでもいい?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「うん、じゃあ早速お布団持ってくるね」 SE:足音(別の部屋に行く) SE:ふすまを開ける音 ;>>声:ダミーヘッド位置11 【凛】「よっと……」 SE:布団を取り出す音 【凛】「ふぅ……」 SE:ふすまを閉める音 SE:足音(こちらに戻ってくる) ;>>声:ダミーヘッド位置11→9 【凛】「んっしょ……んっ……」 ;>>声:ダミーヘッド位置9 ;>>重そうにしてる感じ 【凛】「お、お待たせっ……」 SE:布団を下ろす音 【凛】「ふぅ……意外と重かった……」 【主人公】「(大丈夫か聞く)」 【凛】「うんっ、大丈夫」 【凛】「私ももうちょっと筋肉つけないとっ」 【凛】「よし、それじゃあ布団敷いちゃうね」 【凛】「んっしょ……」 SE:布団を敷く音 【凛】「枕を置いて……」 SE:枕を置く音(2つ置く) 【凛】「ふぅ……お待たせ、お兄ちゃん」 【凛】「ごめんね、眠いのに待たせちゃって」 【凛】「お布団敷き終わったから、今日はもう寝よっか」 SE:主人公が布団に向かう足音 SE:布団の上を歩く足音 【主人公】「(?)」 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【凛】「ん? どうしたの?」 【主人公】「(なんで枕が2つあるの聞く)」 【凛】「あ、枕?」 【凛】「私とお兄ちゃんので、2つ」 【主人公】「(一緒に寝るのかと聞く)」 【凛】「うん。私もここで寝る」 【凛】「だって、久しぶりに帰ってきてお泊まりまでしてるのに、別々で寝るのも寂しいし……」 【凛】「せっかくならお兄ちゃんと一緒に寝たいなって」 【凛】「その、お兄ちゃんが良ければ、だけど……」 【主人公】「(了承する)」 【凛】「へへっ、よかった」 【凛】「じゃあ……寝よっか」 【凛】「先、お兄ちゃんお布団入ってて。私、電気消すから」 SE:主人公が布団に入る音 ;>>声:ダミーヘッド位置10 【凛】「電気消すね」 SE:電気を消す音(紐を引っ張るやつ) ;>>声:ダミーヘッド位置10→2 【凛】「……では、失礼します」 SE:凛が布団に入る音 ;>>声:ダミーヘッド位置3(並列) 【凛】「ふぅ……」 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)」 ;>>主人公の方を向く SE:衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置3(並列)→3 【凛】「ん……」 ;>>声:ダミーヘッド位置3 【凛】「大丈夫? 狭くない?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「このお布団ね、お客さん用だから少し大きいの」 【凛】「だから、2人で寝ても余裕かなって思ったんだけど、ちょっとギリギリだよね」 【凛】「もしはみ出そうになったら、こっちに寄って大丈夫だからね」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「あ、そういえばお兄ちゃん、眠かったんだよね」 ;>>名残惜しそうに 【凛】「えっと、それじゃあ、今日はこのまま寝よっか……」 【凛】「おやすみ、お兄ちゃん」 ;>>声:ダミーヘッド位置3(並列) 【凛】「(30秒程度吐息をお願いいたします)」 SE:布団が擦れる音 ;>>声:ダミーヘッド位置3 【凛】「お兄ちゃん、もう寝た?」 【主人公】「(寝てないと返答する)」 【凛】「あ、まだ起きてた」 SE:主人公が凜の方を向く 【主人公】「(どうしたのか聞く)」 ;>>声:ダミーヘッド位置2 【凛】「ううん、別に用事があるわけじゃないんだけど、お兄ちゃんまだ起きてるかなって」 【凛】「ごめんね、寝ようとしてたのに」 【主人公】「(寝れなかったから大丈夫と言う)」 【凛】「え、寝付けなかったの? さっきまであんなに眠そうだったのに」 【凛】「でも、わかるかも……。授業中は凄く眠いんだけど、休み時間になった途端目が冴える……みたいなことだよね」 【主人公】「(?)」 【凛】「……あ、あれ、ちょっと違った?」 【凛】「つ、つまり、さっきまで眠かったのにいざ寝るって時になると目が冴えちゃうよねってことを言いたくて……」 【主人公】「(納得する)」 【凛】「よかった、伝わった……」 【主人公】「(授業中寝てるのか聞く)」 【凛】「ん? う、ううん、寝てない寝てない。授業中に寝るわけないでしょ? さっきのは例えだよ例え」 【主人公】「(じっと見る)」 【凛】「うぅ……」 【凛】「ごめんなさい、嘘つきました。何回か寝てしまったこと、あります……」 【凛】「でも、頑張ろうとしたんだよ? 寝ないように、手をつねったり、眠気を覚ますツボを押したり……」 【凛】「だけど、眠気には抗えなくて、仕方なく……」 【主人公】「(笑う)」 【凛】「お兄ちゃん笑いすぎっ……そんな笑うような話でもないでしょ?」 【凛】「ん、もうっ……」 ;>>声:ダミーヘッド位置2→3(近く) ;>>凛が抱き着く 【凛】「えいっ」 SE:布団が擦れる音 ;>>声:ダミーヘッド位置3(近く) 【主人公】「(驚く)」 【凛】「……笑った罰として、くっついてみました」 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)※主人公に抱きつきながら」 【凛】「ごめん、ほんとはただくっつきたかっただけです……」 【凛】「このままでもいい?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ふふっ、お兄ちゃん優しい」 SE:布団が擦れる音 【凛】「ふぅ……あったかい……落ち着く……」 ;>>匂いを嗅ぐ 【凛】「すぅー……はぁー……」 【凛】「お兄ちゃん、石鹸のいい匂い……」 【凛】「あと、ちょっとさっき食べたご飯の匂いもする」 【主人公】「(ご飯?と聞く)」 【凛】「うん。外で牡蠣とアジ焼いたでしょ? その匂い」 【凛】「この服着ながら焼いちゃったからね、ふふっ」 【凛】「でも……」 【凛】「すぅー……はぁー……」 【凛】「ちゃんとお兄ちゃんの匂いもするよ。暖かくて落ち着く匂い……」 【凛】「ずーっと嗅いでられるっ、ふぅ……」 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)※主人公の匂いを嗅いでる」 【凛】「ねえ、そういえばお兄ちゃん、来週には帰っちゃうんだよね」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ん……そっか……」 【凛】「大人の夏休みは短いね。せっかく久しぶりに会えたのに」 【凛】「本当は、ずっと一緒にいたいんだけどな」 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)※主人公に抱きつきながら」 【凛】「卒業したら私もそっちで仕事探そうかな……」 【主人公】「(東京で?と聞く)」 【凛】「うん、東京で」 【凛】「だって、そうすればお兄ちゃんの近くにいられるでしょ?」 【凛】「出来ればお兄ちゃんちの近くに住んで、毎朝一緒に通勤して、夜は一緒にご飯食べて……」 【凛】「ん……でも、出来ることなら、その……お兄ちゃんと一緒に住みたいな、って思ってるんだけど……」 【主人公】「(それもいいかと言う)」 SE:布団が擦れる音 ;>>声:ダミーヘッド位置2 【凛】「え、お兄ちゃん、今なんて言った?」 【主人公】「(もう一度言う)」 【凛】「そ、それって、私と一緒に住んでもいいっていうこと……?」 【主人公】「(頷く)」 ;>>驚く 【凛】「え、あぁっ、えっ……」 【主人公】「(嫌かと聞く)」 【凛】「……ううんっ、嫌じゃないよっ、嫌なわけないよっ」 【凛】「私もお兄ちゃんと住みたい……! 一緒にいたい……!」 【凛】「ずっと、ずっと、一緒にいたいっ」 【凛】「だから、一緒に住もっ?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ははっ、やったぁっ……嬉しい……」 【凛】「ね、ねぇ、これ、夢じゃない、よね? 現実、だよね?」 【凛】「ちょ、ちょっと、ほっぺつねってもらってもいい?」 ;>>凛の頬をつねる ;>>頬をつねられてる感じで 【凛】「いひゃい……」 【凛】「って、ことは現実……東京でお兄ちゃんと二人暮らし……」 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)※妄想してる」 【凛】「あ、でも一緒に住むのは私が高校卒業したあとだよね」 【凛】「今、高校1年生だから……卒業まであと2年半……多分、あっという間だよね」 【凛】「卒業して、東京に引っ越して、お仕事しながらお兄ちゃんと住んで……」 【凛】「想像するだけでワクワクする……」 SE:抱き着く衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置2→3(近く) ;>>凛が抱き着く 【凛】「「……っ」 【主人公】「(驚く)」 ;>>声:ダミーヘッド位置3(近く) 【凛】「ごめんね、急に抱き着いちゃって。でも、なんか、もう、お兄ちゃんが好きって気持ちが溢れちゃって、我慢出来なくて……」 SE:布団が擦れる音 【凛】「……お兄ちゃん、大好き」 【凛】「ずっと、ずっと、ずーーーっと、一緒にいようね、ふふっ」 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)※主人公に抱きつきながら」 【凛】「ねえ、お兄ちゃん。今日はこのまま、お兄ちゃんにくっつきながら寝てもいい?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ふふっ、ありがと」 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)※主人公に抱きつきながら」 ;>>欠伸する 【凛】「ふあぁ……ん……安心したら眠くなってきちゃった……」 【主人公】「(欠伸する)」 【凛】「あ、欠伸うつった? ふふっ」 【凛】「お兄ちゃんも疲れてると思うし、今日はもう寝よっか」 【凛】「ふぅ……今日はすっごくいい夢見れそう」 【凛】「ん……それじゃあ、おやすみ、お兄ちゃん」 【凛】「(4分ほど寝息をお願いいたします)」 ■■■シーン7■■■ ;>>声:ダミーヘッド位置1(近く) 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)※主人公の顔を見つめる」 ;>>主人公目が覚める 【凛】「あ……おはよ、お兄ちゃん」 SE:布団が擦れる音 ;>>声:ダミーヘッド位置1 【凛】「ふふっ、すごい眠そう」 【凛】「もうちょっと寝ててもいいよ? 昨日はいっぱい遊んで疲れてると思うし」 【凛】「それに、起きるにはまだちょっと早いから」 【主人公】「(今何時か聞く)」 【凛】「ん、今? 今はね……んーっと……」 SE:スマホのタップ音 【凛】「4時半だね」 【主人公】「(驚く)」 【凛】「ふふっ、だから『起きるにはまだ早い』って言ったでしょ?」 【凛】「ただでさえお兄ちゃん朝弱いんだから」 【主人公】「(凛はいつ起きたのか聞く)」 【凛】「ん? 私もさっき起きたところだよ。えっと、確か10分くらい前だったかな」 【凛】「もう一回寝ようかなって思ったんだけど、隣でお兄ちゃんが寝てるのが嬉しくて」 【凛】「幸せだなーって思いながら、お兄ちゃんの寝顔見てた」 【主人公】「(10分も見てたのかと言う)」 【凛】「うん、10分じーっと見てたっ」  【凛】「お兄ちゃんの寝顔なら何時間でも見てられるかも」 【凛】「だって、お兄ちゃんの寝顔って見てて飽きないんだもん」 【凛】「ちょっと口が開いたり、寝言言ったり、ニコって微笑んだりして……ふふっ、すごく可愛くて」 【主人公】「(嘘だと言う)」 【凛】「本当だよ? お兄ちゃんは寝てるから気付いてないかもしれないけど」 【凛】「あ、証拠にさっきスマホで撮った動画を……」 SE:スマホのタップ音 【凛】「……あ」 【主人公】「(?)」 【凛】「う、ううんっ。なんでもない、なんでもない。さっきのは忘れて? 本当に、なんでもないから」 【主人公】「(動画を撮ったのか聞く)」 【凛】「え、あ、いや、あの……本当に、なんでも……」 【主人公】「(動画を撮ったのか聞く)」 【凛】「…………」 【凛】「ご、ごめんなさい。動画、撮りました……」 【凛】「あ、でも、本当、ちょっとしか撮ってないよ? 30秒とか、それくらい……」 【凛】「だけど、勝手に撮ったのは本当ごめん。お兄ちゃんの寝顔が可愛くてつい……」 【主人公】「(消せと言う)」 SE:衣擦れ音 【凛】「えっ、やだっ、消したくないっ……!」 【凛】「……って、あれ。昨日も同じようなやりとりしなかった?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ね、したよねっ。ふふっ」 【凛】「動画は消さないということでお願いします」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ふふふ」 【凛】「(7秒程度吐息をお願いいたします)」 【凛】「……ねえ、お兄ちゃん」 【凛】「昨日と言えばさ、寝る前に言ったこと、忘れてない?」 【凛】「その、卒業したら一緒に住むって話……」 【主人公】「(忘れてないと言う)」 【凛】「……ほんと? ほんとに忘れてない?」 【主人公】「(頷く)」 ;>>安心した感じで 【凛】「はぁ……よかったあ……」 【凛】「もしお兄ちゃんが忘れてたらどうしようって思ってたの」 【凛】「ほらお兄ちゃんって自分で言ったこと忘れる時あるから。だから心配で」 【凛】「でもよかった。安心した」 SE:衣擦れ音 【凛】「ふぅ……ふふっ」 【凛】「こんな幸せな朝、初めてかも」 【凛】「お兄ちゃんが隣にいて、一緒に住む約束して……」 【凛】「はぁ……」 【凛】「(7秒程度吐息をお願いいたします)」 【凛】「……お兄ちゃん、好き」 【主人公】「(驚く)」 【凛】「なんか、突然言いたくなっちゃって」 【凛】「……お兄ちゃんは?」 【主人公】「(?)」 【凛】「お兄ちゃんは私のこと、好き?」 【主人公】「(戸惑う)」 【凛】「お兄ちゃんから『好き』って言ってくれたことあんまりない気がするから、聞きたい」 【凛】「……聞かせて?」 【主人公】「(好きだと言う)」 ;>>嬉しがる 【凛】「ふふっ、ふふふっ」 【凛】「これ、すごい……すっごい嬉しい……」 【凛】「ニヤニヤが止まらない……ふふっ」 【凛】「だって、好きな人から好きって言われるんだよ? そんなの嬉しいに決まってるよ、ふふっ」 SE:衣擦れ音 【凛】「私も大好きだよ、お兄ちゃん」 【主人公】「(さっきも聞いたよ、と言う)」 【凛】「ふふっ、『好き』は何回言ってもいいの」 【凛】「(7秒程度吐息をお願いいたします)」 SE:鳥のさえずり SE:外の喧噪 【凛】「……あ。だんだん朝の音がしてきた」 【主人公】「(朝の音?と聞く)」 【凛】「うん。耳、澄ましてみて?」 【凛】「(7秒程度吐息をお願いいたします)※耳を澄ませる」 【凛】「鳥の声とか、車の音とか聞こえるでしょ? さっきまではカエルの声とか聞こえてたのに」 【凛】「(7秒程度吐息をお願いいたします)※耳を澄ませる」 【凛】「この音聞くと、今日も一日始まったなって思うんだよね」 【凛】「あ、ねえ、お兄ちゃん。一緒に朝日見ない?」 【主人公】「(朝日?と聞く)」 【凛】「うん。そろそろ太陽が昇ってくる時間だし、せっかくならどうかなって思って」 【凛】「ここから見る朝日、すっごく綺麗だから」 【主人公】「(了承する)」 【凛】「ふふっ、うん、じゃあ縁側のとこで見よっか」 ;>>声:ダミーヘッド位置1→9 SE:布団から出る音 【凛】「っしょ……」 【凛】「開けてくるね」 SE:足音 SE:ふすまを開ける音 SE:雨戸を開ける音 SE:風鈴の音(開けたら聞こえるように) ;>>声:ダミーヘッド位置9 ;>>背伸び 【凛】「ん〜はぁ……」 【凛】「ん、まだちょっと暗いね。太陽が昇るまで、縁側に座って待ってよっか」 SE:縁側に座る音 ;>>声:ダミーヘッド位置3(並列) 【凛】「っしょ……」 【凛】「ふぅ……夏でも朝はちょっと寒いね」 【凛】「でも……」 ;>>深呼吸する 【凛】「すぅ……はぁ……」 【凛】「空気が澄んでて、ちょっとひんやりしてて、気持ちいい……」 ;>>声:ダミーヘッド位置3 【凛】「はい、お兄ちゃんも一緒に」 ;>>深呼吸する ;>>主人公と一緒に深呼吸する 【凛】「すぅ……はぁ……」 【凛】「気持ちいいでしょ?」 【主人公】「(頷く)」 ;>>声:ダミーヘッド位置3(並列) 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)」 【凛】「私ね、毎朝起きたら今みたいに太陽の光を浴びながら外の空気をいっぱい吸うの」 【凛】「そうすると目が覚めて、今日も一日頑張ろうって思えるの」 ;>>声:ダミーヘッド位置3 【凛】「お兄ちゃんもそういうこと、したりする?」 【主人公】「(首を横に振る)」 【凛】「そっか。じゃあ、こっちにいる間だけでもやってみるのはどうかな?」 【凛】「きっと、気持ちよく起きれると思うよ」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「うん、感想待ってるね」 ;>>声:ダミーヘッド位置3(並列) 【凛】「(15秒程度吐息をお願いいたします)」 ;>>寒そうに 【凛】「ふぅ……それにしても、やっぱりちょっと寒いね」 【凛】「太陽が出てないとこんなに寒いんだね」 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)」 ;>>主人公にピッタリくっつく SE:衣擦れ音 ;>>声:ダミーヘッド位置3(近く) 【凛】「こうしてくっつけば暖かいかなって思って。ふふっ」 【凛】「ふぅ……」 【凛】「(15秒程度吐息をお願いいたします)」 【凛】「あ、見て、お兄ちゃん。ちょっとずつ空が明るくなってきてる」 【凛】「夜と朝の中間って感じで、すごく綺麗……」 【凛】「太陽出るまで、あともうちょっとかなぁ」 【凛】「(5秒程度吐息をお願いいたします)」 【凛】「ふふっ、なんか初日の出待ってるみたい」 【凛】「最近はね、お正月の朝にここに集まって、家族みんなで初日の出見てるんだ」 【凛】「早起きするのがちょっと大変だけど」 【主人公】「(昔は初日の出の時間寝てたのにと言う)」 【凛】「あ、そうだね。お兄ちゃんがこっちにいた頃は私もまだ小さかったから、初日の出の時間はぐっすり寝てたね」 【凛】「ってことは、お兄ちゃんと一緒に初日の出見たことないってことだよね」 【凛】「ん……そっか……」 【凛】「あ、じゃあ、今度のお正月、ここで一緒に初日の出見よ?」 【凛】「お兄ちゃんがこっちに帰ってこればの話だけど……」 【主人公】「(今年は帰って来ると言う)」 【凛】「ほんとに……? 去年もそう言って帰ってこなかったけど」 【主人公】「(今年は絶対帰ると言う)」 SE:衣擦れ音、主人公の方を向く ;>>声:ダミーヘッド位置2 【凛】「絶対? 絶対帰って来る?」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「ん、わかった。お兄ちゃんの言葉信じる」 【凛】「じゃあ、約束ね。ふふっ」 ;>>声:ダミーヘッド位置3(近く) 【凛】「(15秒程度吐息をお願いいたします)」 ;>>太陽が昇ってくる SE:船の音 【凛】「あっ、見て、お兄ちゃん! 太陽昇ってきてる……!」 【凛】「はぁっ、すごい……綺麗だね、お兄ちゃん」 【主人公】「(頷く)」 【凛】「つい黙って見ちゃう……ふぅ……」 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)」 【凛】「……今まで見てきた朝日の中で一番綺麗かも」 【主人公】「(一番?と聞く)」 【凛】「うん、一番」 【凛】「お兄ちゃんと一緒に見てるから。だから、凄く綺麗に見えるんだと思う」 【凛】「ふふっ、やっぱりすごいな、お兄ちゃんは」 【主人公】「(何が?と聞く)」 【凛】「……だって、こんなに幸せな気持ちにさせてくれて、好きだなぁって思わせてくれるんだもん」 【凛】「ほんと、いつもありがとう。お兄ちゃん」 【凛】「(10秒程度吐息をお願いいたします)」 【凛】「……って、ちょっとしみじみしちゃったね」 ;>>背伸び 【凛】「ん~はぁ……太陽も昇ったし、そろそろ朝ご飯にしよっか」 SE:立ち上がる ;>>声:ダミーヘッド位置2 【凛】「っしょ……ふぅ……」 【凛】「朝ご飯食べ終わったら、お魚釣りに行こ」 【凛】「ふふっ、今日もいーっぱい遊ぼうね、お兄ちゃん」 //終わり