どう? 上手く行った? ああ、いいっていいって そういう堅苦しい挨拶は 私とキミの仲でしょ? うふっ、そんな言い方をしなくたっていいじゃない ただのアイドル番組のスタッフでも、私キミのことは高く買っているのよ? 前から言ってるでしょう、キミには可能性がある……ってね♪ ふふっ、私が言うんだもの。間違いはないわ なんといっても私は、男を見る目だけでここまでのし上がってきたプロ中のプロ……♪ 今をときめくアイドルだってプロデュースしてる、敏腕社長なのよ? ふふふっ♪ それで、今日の収録ってこれで終わり? ……そう、ならちょうど良かった キミ、今から飲みに行かない? ふふっ、別に突然なんかじゃないわよ 私、いつも番組終わりは誘ってるじゃない 断ってるのはキ・ミ……♪ ああ、安心して 打ち上げじゃないもの 他の子は呼ばないわ ……それに、私が 今日はキミと、じっくりと話したい気分なの……♪ ねぇ、キミは私みたいなオバサンと飲むのは嫌? ふぅん……だったら、いいわよね……? うふふ 私……男の子に、こーんなに焦らされるのは初めてよ……♪ だからかなぁ、余計にキミのこと気になっちゃうのよねぇ ……くすっ、なぁに? 私の噂を聞いて、緊張してるの? 大丈夫よぉ~! こっちは若い男とばかり仕事をしているんだから 飲み会……とか言って必死になっちゃうほど焦ってもいないわ……♪ 本当に今日はただの飲み会 普段可愛がっているスタッフのキミともっと親睦を深めたいってだけよ ……キミにだって、仕事の悩みくらいあるでしょ? お姉さんが聞いてあげる ……これでもだめかしら? ふふっ、良かった じゃあ決まりね 行きましょ くすっ 私が、たっぷり可愛がってあげる……♡