8. 二人だけの図書室 ふぁ~あ…。 ん…なんや、眠なってきたなぁ…。 今日はそこらで勉強してる子もいーひんし、二人っきりやから静かでなぁ…。 …図書室、店じまいにしてまおか? 今日のとこはもう、誰も来いひんやろ…? …ふふ。まぁ確かに、勝手に閉めたら怒られそうやな。 はぁ…しゃあない。 もうちょっとだけおったるか…。 …とは言うたものの…うち、あんたと二人だけの図書室、結構好きなんやで? 窓から差し込む夕日もええし… こうやって、あんたの隣でぱらぱら本めくりながら、 たまに阿保なこと言い合うんも楽しいさかい。 まさに青春って感じして…なんやええ雰囲気やと思わへん? …ふふ、あんたもそう思う? ま、でも…あんたの場合は図書室が言うよりも、うちと一緒やからやとちがう? さっきもうちのこと、じーっと見とったみたいやし…♡ あれか、「僕の彼女かわええなぁ…」っちゅうことでも考えとった? …あ、そっぽ向いてもうた…。 はぁ…やっぱし、あんたは学校やと素直やないんやねぇ…。 …まぁ、うちもこんなに居心地いいんは、あんたが一緒やからやで。 そやから…おあいこやね。ふふ…。 …ん?なに…? あぁ…なんや、あんたまだほんまに赤ちゃんできてまうんか、心配してはるの? もー…あないに容赦のない量出しといてまぁ…。 …ふふ。ま、安心しといて。 多分…まだできひんと思うさかい。 …ほら、なんや人間と鬼って子供が作りづらいらしいんよ。 医学的に…やっぱり相性がそこまでようないんやろね。 そないな訳で、うちの親二人も結構頑張ったみたい。 逆に言えば…だからこそうち、一人っ子なんやろうけど。 …つまり、中出し一回じゃそうそう孕まへんかなぁと思て、生でしたんよ。 ふふ…ほっとしたやろ? …えー♡なに、別にうちは騙した訳とちゃうで? だって、する前に言うたやん…? 練習やって…♡ …あー…でもあれやな、そう考えると… あながち強い子種が必要言うんは、嘘やないかもね? んー…そやから…♡ ふふ…準備室、行く…? …言うたやん?学校の方が、もしかしたらぶっ濃いのが出るかもって…♡ 早速、試してみよか…? …もう、優柔不断やなぁ…。 ほんなら…っと…。 ふふ…。 【唇同士の軽いキス】 ん…ふぅ…。 どう…?その気になった…? …ん。ほな…今日も種付け練習、頑張っていこか…♡ な…? うちの…旦那はん…♡