【2Aフェラチオ2】 さぁ、今すぐオーガズムへ至りたい場合は……お手元のデバイスで次へ進むとお知らせ下さいな。 それとも……まだまだ味わい足りないのであれば、プレイの延長をなさいますか? ご指示がない場合は、このまま延長コースへご案内いたしますわよ。 ──沈黙。 そうですか、まだ楽しまれますか。 では少し趣向を変えて、別のことをさせてみましょう。 ヴァーサ、ストップ。 お口でするの、一度やめましょうね。 ── 〔Article-021-423〕がプログラム中断。 ああ、ああ、オーナー様のもの、すごい有様ね。大量の唾液に塗れて、てらてら光って……。 次はもう少し、加減の効く遊びで気持ち良くなって頂きましょう。そう、おてて遊びですわ。 ヴァーサ、おててで、出来る? 〔Article-021-423〕 「できる」 結構。 ヴァーサはハンドジョブもお上手なのよ。うふ、どうぞ楽しんで。  ── 〔Article-021-423〕が延長プログラムを開始する。 握られ心地は如何かしら。 気持ち良いでしょう? アーティクル21号の手の作りについては、ご説明がまだだったかしら。 腕びれが繊細に動くように発達したもので、そうね……親指以外の4本が、柔らかい被膜で覆われたものなの。ミトンを嵌めている感じ……といえばイメージしやすいかしら。 このミトン状の手のひら……人とは一味違う感触を楽しめますわよ。 とろっとろの唾液ローションをたっぷり絡めた、ふわふわビタビタの生体ミトン。 〔Article-021-423〕 「ン……ン……」 献身的ですわね。両手でピッタリ包み込んで、ぺったり貼りつけるようにすれば、手の平すら性器に変わる……なんて淫猥な動物かしら。 しごく度に、ぐぷっ……ぐぷっと空気が漏れて……ペニスを密封するみたいに吸い付いていく……ヒタヒタにバキュームしてくる……くぐもった水音と、僅かな分泌物だけがぐちゅっ、グチュっと漏れて……うふふ。 この中でお射精するのも、なかなか乙なものなのですよ……。 勢いよく爆ぜても……放たれた子種はどこへも漏れていかないのよ、ピッタリ膜が閉じているんですもの。 そのまま続けて……分泌液と精液を、おてての中で密封……カクテルしながらのごしごし、こきこき。 大抵のお客様は、3分ももたずに2度目のお射精を遂げることになるわ。 大量に絞りとった後は……うふ、閉じていた手と手をぱっと解いて……糸を引いたザーメンが、いやらしく橋をかけているのを見せつけるの。素敵でしょう? 手の平だけでは無く、アーティクル21号は全身が性器と言えるくらい、とてもプレイバリューの高いアベラントなのですよ。 この水棲キメラは哺乳類、鱗なんてございませんもの。 どこにこすり付けてもスベスベ……ぷにぷに。 素股はもちろん、脇、お尻、全身で絡みつくようなローションセックスなど、多様なコースがございます。 ああ、多様といえば……かなりマニアックなプレイもありますのよ。 21号には、後頭部に大きい穴がございますの。 クジラが潮を吹く時に、頭からピューってするでしょう?そう、噴気孔……あれですわ。 そこを、うふ、セックスに使うというもので。 自然界にいるイルカも、この穴を使って楽しむこともあるそうですし、当然これをされるお客様もいらっしゃるの。 絵面としては、いわゆる脳姦みたいな……後頭部へペニスをつっぷり差し込んで……頭の中への種付け、中出し……。 脳天を真っ白に汚されながら、恍惚の顔でエクスタシーに浸る21号。 モラルも尊厳もないグロテスクなセックス……楽しそうでしょ? 失礼、ヴァーサはまだお勉強を始めたばかりですから、こういうマニアックなものはまだ出来ませんが……ご安心ください。 21号は賢いもの。遊べば遊ぶほど、使い込めば使い込むほど……まるで高級な革製品みたいに、お肌に馴染むものになりますわ。 是非、末長く可愛がってあげて。 と……あら、ヴァーサ? ──〔Article-021-423〕がゲストへのマーキング行為を開始する。 ペニスに何やらこそばゆい感覚がございますかしら。今、ヴァーサがオーナー様の亀頭に、ぐりぐりと頬を擦り付けているの。 珍しいものが見れましたわ。これは21号なりのマーキング。  彼女達は口の横辺りに臭腺がございますの。 フェロモンを分泌する部分……よくそれを、お気に入りの相手に擦り付けて……匂いをつけるのよ。 ヴァーサは……そうね。このペニスは自分のものだとでも言いたいのかしら。生意気ねぇ。 うふふ、オーナー様……ご気分を害されました? 怪物にベタベタ匂いを付けられるのは不愉快ではありませんか?  いえ、そうでもないご様子ね。 そうですか……クリーチャーにある種の独占欲を抱かれるのも、悪い気はいたしませんか。 つるつるぷにぷにの、ほっぺた……それをグリグリと押し当てられながら、竿の根本からカリ首まで、ねっとり手コキされて……。 オーナー様が分泌するカウパーが、彼女の顔に染みついていく……うふふ。 キメラクリーチャーとするフェロモン交換……匂いの付け合いっこ。相互マーキング……ああ、これは褒め言葉ですけれど、最悪の光景ね。 オーナー様、このまま彼女の可愛いお顔へ射精……とびきり濃ゆい匂い付け……マーキングの重ね掛け、したくなりました? お気に入りの21号の個体に、いつもそれをなさるお客様もいらっしゃるのよ。 顔面射精は、多くの殿方の下卑た支配欲求……征服欲求を叶える行為ですもの。 お気持ちはとてもよく分かりますわよ。 特に、21号は全ての個体が、色とりどりの鮮やかな体色をしております。まるで観賞魚のようにね。 そういった美しいものは、穢しがいがありますもの。 ヴァーサのお顔も、ブルーとグリーンのコントラストに……少女のようなあどけない、クリクリのお目目で……とてもとても見栄えが良いのよ。 きっと満ち足りた気分でしょうね。 恍惚として、とろりと舌を出してぶっかけおねだりするヴァーサのお顔に、たぎった白濁の劣情をぶちまける……うふふ。 いえ、無駄にご期待を煽ってしまって申し訳ございませんが……これらはまたの機会に。 このたびオーナー様には、顔射でも手コキでも、その他マニアックなものでも無く…ヴァーサのお口の中で……ディープスロートをさせながらの口腔内射精にて、絶頂に至って頂きますわ。 理由は単純……ヴァーサに人間の精液の味を覚えて貰いたいの。今後の運用の為にもね。 それに、きっとご満足頂けますわ。 アーティクル21号の、その綺麗な歌声の源泉……無垢で清らかな喉奥を、ギットギトのザーメンで穢したいと思いますわよね? わたくしにペニスがあったら絶対にそうするわ。 喉奥をファックされて、子種汁でのマーキングを受けながら……どうしようもなく惨めなオーガズムを感じてしまう哀れなクリーチャー……素敵。 ああ、ですからお願い。ヴァーサのお口にごっくんさせましょう? ね? やったぁ、ご協力ありがとうございます。 〔Article-021-423〕 「おくち」 あら、おくち? 〔Article-021-423〕 「……できる、いい?」 まぁまぁ、賢いわ。  ディープスロートのお話をしていたら、まるでそれが分かっているみたいに……うふ。 彼女ももうお口が寂しくてしょうがないみたい。 先程あれだけ熱烈にご奉仕させたのに、欲しがりね。 くぱぁっと……ぽっかり空いたお口に、何か突っ込みたくてたまらないみたい。 オーナー様ぁ、よろしいですか?もう一度あなた様のペニス……ヴァーサのおしゃぶりにさせちゃっても。 そうですか、ありがとうございます。 ヴァーサ、お許しがでたわよ。 〔Article-021-423〕 「ン……ありがと」 こーら。 もっと誠意を込めて、お礼を言いなさい。 ありがとうの言い方、ちゃーんと教えたわよね? 〔Article-021-423〕 (W)「ン」 ほら、練習通りに。 〔Article-021-423〕 「アリがと」 ──〔Article-021-423〕がゲストの左耳に不器用な接吻をする。 結構……。じゃあ、良いわよヴァーサ。 〔Article-021-423〕 「ンン……」 ── 〔Article-021-423〕がプログラムを再開。口を大きく開けて咥え込む。 ああ、すぐに吸い付いて……うふふ。 垂らしていたヨダレを、ジュルジュル巻き込みながらの……あっついディープスロート再開……。 まったく、手のかかるコで困ってしまいますわ。 他のコみたいに、もう少し手順通りにやってくれると嬉しいんだけれど。 他のコといえば……そうですわ。 先程、アーティクル21号以外にも……アテンドクリーチャーのご用意があるとお伝え致しましたね。 ご関心をお持ちでしたら、このタイミングで軽くご案内いたしますね。 うふふ……調教したクリーチャーにオーラルセックスをさせながら、別のクリーチャーの性接待についてご案内する……この倒錯したひとときが、わたくしはこの上なく好きなの。 ではまず、1人目……いえ、1体目。 アーティクル362号をご紹介いたしましょう。 こちらもヴァーサと同じく超常ヒューマノイド……女怪人なのですが、性質は大きく異なりますわ。 分厚い筋肉と甲殻に覆われた体で、四肢には超先進的技術で作り出された兵器がそれぞれに取り付けられていましたの。 つまりこれは、戦闘用の改造人間なのですわ。  連盟に敵対的なとある組織を起源とするもので、これが活性状態にあった時は、機動部隊がいくつもやられました。 しかし、尊い犠牲のもとで無力化に成功。 その後は、パトロン様の為のオモチャとしてリクルートされました。 皆様、お楽しみですわよ。 硬い筋肉質の体に縋り付いて……一方的なセックス……。 彼女の膣内は、外見に反して意外と柔らかくほぐれていますの。 何故なら、既に多くのパトロン様に耕されておりますから……うふ、うふふ。 もはや戦意はカケラも無く、意識があるかすら怪しい彼女ですが……正常位で覆い被さるように抱くと……耳元で、こんな声が漏れているのが聞こえるの。 あん、んっ、ん、んっ……あ……っとね。 虜囚となった抜け殻の戦闘怪人も、ベッドの上では甘い声をあげるのよ……うふ、改造手術で奪い去られ無かった、メスとして残った柔らかい部分が、不随意に甘い声を漏らさせる……。 例えるならば、牙と毒を全て抜いて無害化した大蛇に、ペニスを甘噛みさせるような……とても下卑たサービスですわね。 如何かしら。ヴァーサとするのとは違う……これもまた新鮮な体験ができますわ。 どうです? 362号を抱きたくなられました?  ── 〔Article-021-423〕はトレーニング通りに奉仕を続けている。 ああ、可哀想に……今オーナー様の股に顔を沈めて、喘いでいる彼女のことも、忘れないであげて下さいね。 さて……次に210号をご紹介いたしましょうか。 こちらはギアナ高地の奥深くで極秘に捕獲された、おそらくは地球外からの生命体……UMAなんですけれど。 人間をすっぽりと包み込めるほど大きい陸貝類のような……平べったいナメクジのような見た目の生物ですわ。 知性は低いですが、これらは未知の手段を用いて、特殊なガス……とても芳しい香りを放って……それで獲物を捕らえるの。研究者は捕食アロマと呼んでいます。 吸い込んだ被食者の脳を強制的に性的興奮状態に陥れてですね。 自らの触腕の中へ……うふ、いざなうの。 ふらふら誘い込まれた獲物は、接触と同時にゆっくりと粘膜の中へ包み込まれるわ。 その中がどうなっているか……想像できまして?  ええ、ご期待されている通りですわ。 粘液に塗れた、大量のイボ状突起による暴力的歓迎……ヒトデに捕食されるみたいに、強く抱き包まれて……ああ……たまらないのよ。 その後、なすすべなくなった獲物は、緩慢に、じっくりと時をかけて、体外消化によって養分になるのですわ。 お分かりの通り、これはセックスではなく、捕食なの。哺乳類の性衝動を利用した狩りの技なのですよ。 ご安心ください。セッションに運用されている個体は、調教と無害化が施されていますの。 餌も十分に与えてからお客様のお相手をさせるので、過ちは起きませんわ。 とはいえ……いくら体は無事でも、心はどうかしら。 クリーチャーの甘いガスに理性を溶かされ、グチュグチュと触手に弄ばれながら、強制的に絶頂させられる気分は……どういうものだと思われます? わたくしは知っておりますわ。何故なら、既に何度もこの210号で楽しんだのですから。 うふ、やみつきになるアロママッサージみたいなものですわよ。 全裸でこれに抱かれながら、圧倒的快刺激の渦で溺れる気分は……意外にも、惨めさや悔しさではなくってよ。 愛しい人に抱かれているような安心感……高揚感と多幸感……捕食ガスをモロに受けてショートした脳から、ドーパミンだのセロトニンだのがドバドバと分泌されて、人生観からバグってしまうのよ。 あの瞬間は、知性など、人間の尊厳など取るに足らない下らないものだと、はっきり体に思い知らされますの。 それがもう、たまらなくて……うふふ。 わたくし、今は涼しい声でご案内しておりますけれど……210号の腕の中では、盛りのついたブタのように無様に鳴いていたのですよ。 グロテスクなセックスクリーチャーに抱かれながら、好き、好き、愛してって。 まるで意味のない戯言を喚き散らすくらいに乱れて。 ご興味がございましたら、今度録音したものをお聞かせいたしますわ。 マスターベーションのお供にでも、ご自由にお使いくださいな。 オーナー様には同じ趣味を持つものとしてシンパシーを感じるの。これくらいはサービスのうちですよ。 いけない、つい夢中で喋ってしまいましたが……ああ、ヴァーサはちゃんと続けているようですね。 いつの間にか、マスターベーションまで再開して……うふふ。 良い光景ですわ。こうしてペニスをしゃぶっているヴァーサには、理解できないでしょうねぇ。 さっき一生懸命にマーキングしたお気に入りの殿方が、すでに次に抱く女性について考えているなんて。 女性……?失礼、怪物の間違いでしたわ。 しかし、クリーチャーに性奉仕をさせながら、更なる性接待クリーチャーのご案内を受け、その背徳的な快楽に思いを馳せているなんて……もうオーナー様もすっかり、名実共にワル〜い地下組織の大パトロンですわね。 どうです……良い気分でしょう?うふふ。 さて次にご紹介するのは……あら。 オーナー様……そのお顔を見るに、そろそろ限界でしょうか? 残念だわ。321号と257号についてもお話ししたかったのに……まぁ、これはまたの機会にいたしましょう。 そう……ヴァーサも何となく、分かっているようね。オーナー様の絶頂が近いこと。 さて、先程ご案内した通り……今回は口腔内射精……ディープスロートさせながらの、21号の喉奥へ、お子種をたっぷり注がれるのがよろしいかと。 では……いたしましょうか、うふふ。