;//////// ;Track1:ぺったんぺったん、よいしょっ、よいしょっ! 石臼おもちつきのお手伝い(人吉農産様で収録の音源を使用) ;//////// ;3/右(ふたり横並び) 【れいな】「わ!!!」 ;SE 足音。リノリウムの床+ブーツ、小走り。;3/右→;1/前→;9/前遠 【れいな】「(わくわくする小走りの4呼吸)」 ;9/前遠(振り返り) 【れいな】「みてくださぁい! すごいですよぉ! かわいいですよぉ! おもちつきの、うすですよぉ!」 ;環境音 人吉農産(F.I.) ;9/前遠→;1/前→;3/右 (*リスナーが動くため、相対での位置変化/リスナーの足音不要) 【れいな】「(移動を待つ3呼吸)」 ;3/右 【れいな】「えっへへぇ、本当にれいな、おもちつきのお手伝いできちゃうんですねぇ」 【れいな】「レイルロオド・サミットでみんながすっごく頑張ってたから。音探しでもきれいな音たくさんたくさん集めてたから、れいなも、『よーし、がんばるぞー』って思って」 【れいな】「けどけど、なんにもしないで聞こえる綺麗な音はたくさん、みんながもう集めちゃってるから」 【れいな】「だかられいな、人が立てる、お仕事の音をあつめたいなぁって思ったんですぅ。誰かががんばるその音は、かならず素敵な音ですからねぇ」 【れいな】「その中でも~、うっふふぅ」 【れいな】「おもちつきは、お祝いですることだから、もっとたくさん素敵ですよねぇ」 ;3/右(接近囁き)→”わ”で ;3/右 【れいな】「……おもちつきの現場に、人吉農産さんにつれてきてくれて、ありがとうございまぁす。――わ!?」 ;3/右(マイクと平行に) 【れいな】「こんにちわぁ。れいなは、御一夜鉄道キハ07sのレイルロオドの、れいなっていいまぁす。今日はおもちつきの音の録音をさせてもらえて、とってもとっても嬉しいですぅ。――え?」 【れいな】「(話を聞く2呼吸)――わ、わ!? おもちつき、れいなたちがやらせてもらってもいいんですかぁ。そうできちゃうなら、れいなたちでやってみたいですぅ」 ;3/右(接近囁き、マイク向き) 【れいな】「ね? いいですよね。ふたりでいっしょに……えへへっ、嬉しいですぅ。ありがとうございまぁす」 ;3/右(マイクと平行視線) 【れいな】「じゃあ、れいなたちでやってみますねぇ。まず最初は……(話を聞く2呼吸)――ふむふむ、なるほど、ひしゃくでぬるま湯をすくって、それを臼にいれてくんですねぇ」 【れいな】「この臼は石臼だから、急激な温度変化で割れちゃう危険性がある……だから……ははぁ、ぬるま湯で温度変化をゆるやかにして、同時に臼を綺麗にあらう――なるほどですよぉ」 【れいな】「じゃ、れいなたちでやってみまぁす」 【れいな】「ええと、ひしゃくにぬるま湯をすくって――」 ;以降の音源は”人吉農産_餅つき.wav”等の当該音源のいずれかから切り出して使ってください ;SE 柄杓のぬるま湯をすくって、いれて、石臼洗い 【れいな】「(嬉しげで丁寧な8呼吸)」 【れいな】「……濡らすの、このくらいで平気ですかねぇ。……(話を聞く2呼吸)――あ、はぁい。わかりましたぁ」 【れいな】「そしたら今度は石臼から、逆に中のお湯を掬ってバケツに出していくんですねぇ。んしょ」 ;SE  石臼からお湯をすくって→バケツにざばぁ 【れいな】「(慎重に作業していく8呼吸)――ん」 【れいな】「コココココって、臼に柄杓がこすれる音。とってもとっても素敵ですねぇ」 【れいな】「けど、柄杓だとゆるま湯全部は取り切れない……(2呼吸)――なるほどぉ、残ってるのはフキンで綺麗に拭いちゃうんですねぇ。まかせてくださぁい」 ;SE フキンで石臼拭き 【れいな】「んしょ……(にこにこと作業する4呼吸)――はぁい、綺麗にふけましたぁ! そしたら次は――わぁ!!?」 ;SE 足音が接近してくる ;3/右(マイクに背中) 【れいな】「それ……真っ白いの何ですかぁ? (話を聞く2呼吸)――わ! 蒸したもち米なんですねぇ。さらしに包んであるんですかぁ」 ;3/右(マイクと平行視線) ;SE 蒸した米を石臼にいれて、さらしを取る 【れいな】「それを――石臼にいれてぇ……わぁ! もち米はさらしよりもっと真っ白ですねぇ」 【れいな】「(くんくん、すんすん)――甘くってあったかくってとってもとってもいい匂いですねぇ。れいな、レイルロオドじゃなかったら、きっとこの時点でもう、ひとくちお味見しちゃってましたぁ」 【れいな】「これを……ふんふん。二本の杵でこねこねして、附きやすくなるように塊にしておくんですねぇ、わかりましたぁ」 ;3/右(マイク向き) 【れいな】「れいなたち、息がぴったりだから、きっと上手にできちゃいますよぉ。ねー!」 ;3/右(マイクと平行) 【れいな】「じゃ、いっしょにこねこねしましょうねぇ――んしょ」 ;SE 杵*2でもちごめをこねこね(継続) 【れいな】「こねこね……(2呼吸)――こねこね――(2呼吸)――あ、もちょっとおっきく杵をうごかすんですねぇ。わかりましたぁ――(2呼吸)――こぉんな感じでいいですかぁ?――(2呼吸)」 【れいな】「はぁい、じゃ、この調子で――(2呼吸)――こねこね――(2呼吸)――こねこね――(2呼吸)――こねこねこねこね~――(2呼吸)――っと」 ;SE stop 【れいな】「わ、結構もうおもちっぽくなってきてますねぇ。これを――(2呼吸)――うっふふぅ、いよいよぺったんぺったんするんですねぇ!」 【れいな】「ふんふん……ふたりで役割分担して、ひとりが杵でお餅をついて、ひとりが手水をつけておもちをどんどんころがしていく……わかりましたぁ」 ;3/右(マイクに視線・小声) 【れいな】「あのあの、ちょっぴり相談、いいですかぁ」 ;3/右(接近囁き) 【れいな】「えっと、れいな、こう見えても力もちだから……(話を聞く2呼吸)――わぁい、うふふぅ! まかせてくれて、ありがとうございまぁす」 【れいな】「じゃ、れいな、がんばってぺったんぺったんしますねぇ! 息をあわせていきましょうねぇ、せーの!」 ;SE もちつき(継続) ;2/右前 【れいな】「最初はゆっくり――(2呼吸)――ぺったん、ぺったん――(2呼吸)――ぺったん、ぺったん――(2呼吸)――よいしょっ、よいしょっ――(2呼吸)」 【れいな】「ぺったん、ぺったん――(2呼吸)――よいしょ、よいしょ――(2呼吸)――ぺったん、ぺったん――(2呼吸)――よいしょっ、よいしょっ――(2呼吸)」 【れいな】「おこめ、これ――(2呼吸)――ついてくだけで――(2呼吸)――どんどんねばって――(2呼吸)――おもちになっていくんですねぇ――(2呼吸)」 【れいな】「れいな、だんだん――(2呼吸)――だんだんちょっとずつなれてきて――(2呼吸)――タイミングつかめてきた気がするから――(2呼吸)――もしもよければ――はぁい――(2呼吸)」 ;SE stop 【れいな】「それじゃあもーちょっとペース早めて、力もいれていきましょうねぇ!」 ;SE もちつき(早・強・継続) 【れいな】「いきますよー! ぺったんぺったん――(2呼吸)――よいしょっ、よいしょっ――(2呼吸)――ぺったんぺったん――(2呼吸)――よいしょっ、よいしょっ――(2呼吸)」 【れいな】「えへへぇ、れいなたち――(2呼吸)――ほんとにいきが――(2呼吸)――ぴったりですねぇ――(2呼吸)――なんだかうれしくなっちゃいますよぉ――(2呼吸)」 【れいな】「このちょうしで――(2呼吸)――どんどんぺったんしましょうねぇ――(2呼吸)――おみずつけるの――(2呼吸)――よろしくですよぉ――(2呼吸)」 【れいな】「ぺったんぺったん――(2呼吸)――よいしょっよいしょっ――(2呼吸)――ぺったんぺったん――(2呼吸)――よいしょっよいしょっ」 【れいな】「(リズミカルに楽しみながら作業する16呼吸)――わ!」 ;SE stop 【れいな】「これで十分つきあがってる、ですかぁ――わわわ!? ほんとだ、杵にびよーーーんってくっついて、これ、完全におもちですねぇ!!!」 ;3/右(マイク向き) 【れいな】「えっへへぇ! れいなたち、上手におもちつきできましたねぇ。うれしいですぅ! やったあ!!」 ;3/右(マイクと平行) 【れいな】「そしたらこれを……ふんふん――まぁるくまるめてあんこをつけて、あんころもちにするんですねぇ」 【れいな】「それもすっごくたのしそお! もしもおじゃまじゃなかったら、れいな、お手伝いしたいですぅ!」 ;環境音 F.O. ;//////// ;Track2:チリチリ、パチパチ、ざぁあああ。コーヒー豆を焙煎するののお手伝い(永田村右衛門ROASTERY様で収録のの音源を使用) ;//////// ;7/左(横並び、マイクと平行視線 *以降、リスナーに話しかけてるときとモブに話しかけてるときとで、マイク向きかマイクと平行か視線かえていただけますと幸いです) 【れいな】「(くんくん、すんすん)――ふわぁ、ここもすっごくいい匂い……ううん、素敵で上品な香りですねぇ」 ;環境音  永田村右衛門ROASTERY F.I. 【れいな】「ながたむらうえもんロースタリーさん。れいな、はじめて来ましたよぉ。とってもきれいで素敵ですねぇ」 【れいな】「ろーすたりー。コーヒー豆を炒るところなんですねぇ。ろーすたりーって、どういう意味! はっ!!?」 【れいな】「れいな、凪さんに聞いたことがありますよぉ! 『こないだとーちゃんがお土産に買ってきた”ろーすたりーちきん”』めーっちゃ美味しかったばい!』って」 【れいな】「『ろーすたりーちきんってどんなお料理ですかぁ?』ってれいな聞いたら『めーっちゃ美味しか丸鶏の丸焼きばい!』ってお返事してくれましたぁ。だから、えーと――! わかりましたぁ!」 ;7/左(接近囁き)→”わ”で;7/左(通常) 【れいな】「ろーすたりーって、きっと、『ていねいにやきあげる』っていう意味なんですよぉ――わ!?」 ;7/左 【れいな】「ろーすたりーの人ですねぇ。こんにちわぁ。れいな、御一夜鉄道のれいなでぇす」 【れいな】「れいな、御一夜の素敵な音を集めるために、いま音探ししてるんですぅ。それで、おもちつきをした人吉農産のひとたちに、『ここでも素敵な音が聞けるよ』って、おしえてもらってきたんですよぉ」 【れいな】「あの、まず最初におしえてもらえたらうれしいんですけどぉ、『ろーすたりー』って、『ていねいにやきあげる』って意味であってますかぁ?」 【れいな】「(話を聞く2呼吸)――ほわわ!? そうなんですかぁ。ろーすたりーって、『焙煎所』。『コーヒー豆を炒るところ』って意味なんですねぇ。れいな、まちがえちゃいましたぁ――って、あ!」 【れいな】「凪さんがいってたお料理の名前、たしか『ろーすたりー』じゃなくて『ろてぃさりー』だった気がしてきましたよぉ。れいな、もしかして、そこをこんがらがっちゃってたんですねぇ。失敗しっぱい」 【れいな】「で、えーと。おはなしもとにもどしますけど……『ろーすたりー』さんが、コーヒー豆を炒るところで。そこでいい音が聞こえるなら……(話を聞く2呼吸)――わ! やっぱり!!!」 【れいな】「コーヒー豆を炒るのって、とってもいい音するんですねぇ! れいな、聞いてみたいですぅ」 【れいな】「(わくわく嬉しい2呼吸)――わーい! ありがとうございます! それでそれで、コーヒー豆を炒るって、実際にはどうやるんですかぁ――わぁ!」 【れいな】「すごーい! ぴかぴか! かっこいい!!! これって……(話を聞く2呼吸)――焙煎機。あー、この機械でコーヒー豆を炒るんですねぇ」 【れいな】「この金色の部分にお豆をいれるんですかぁ? それで炒って、この煙突から煙を出すんですねぇ」 ;7/左(接近囁き) 【れいな】「ボイラーがあって、煙突があって、火をつかって。焙煎機って、ちょっぴり蒸気機関車みたいですねぇ」 ;7/左 【れいな】「わわ! さっそく焙煎してくれるんですねぇ。れいな、見て・聞いてみたいですぅ。まずは――ふんふん、焙煎機にお豆をいれるんですねぇ」 ;SE 豆を入れる。ざざあぁ 【れいな】「(興味深く見守る2呼吸)」 【れいな】「ボイラーみたいなところの中に、お豆がはいって――スイッチオン! ぁ……」 ;SE 焙煎機で焙煎(継続 / セリフ合わせで各動作の音) 【れいな】「(じいっと見守る8呼吸)」 【れいな】「お豆が炒られて揺すられる音……しゃっしゃって規則正しくて……なんだかちょっと、蒸気機関車のドラフト音とも似てますねぇ」 【れいな】「(興味深く見守る4呼吸)」 【れいな】「あー、ここのちっちゃな窓からお豆の炒り具合を確認できるんですねぇ。今はまだ緑色してるお豆ですけど――あ、えーと」 【れいな】「このお豆って、なんていう種類の――(話を聞く2呼吸)――なるほどぉ”コスタリカ”っていうお豆さんなんですねぇ」 【れいな】「……ふんふん。コスタリカには濃厚な甘みがあって、酸味が豊かで、苦味が控えめ。で、上手に焙煎すると、芳醇な、柑橘系っぽい感じもする香りになるんですかぁ」 【れいな】「れいな、レイルロオドだから味の方は楽しめないですけど、香りならちゃあんと感じますから……うっふふぅ、焙煎上手にいったらいいなぁって思いますぅ」 【れいな】「焙煎の火は……あー、この罐胴(かんどう)を、下からガスの火であぶってるんですねぇ」 【れいな】「……火加減、たしかに命なんでしょうねぇ。強すぎると焦げちゃうし、弱すぎてもきっちりと火が通らない。……そこもなんだか、蒸気機関車っぽいですねぇ」 【れいな】「だから、火加減こまめに――!!?」 ;SE に、ハゼのパチパチ音がまじり始める 【れいな】「いま、なんかパチって音が――あ、また! これっていったいなんですかぁ?」 【れいな】「ハゼ? ――あ! れいな、わかりましたぁ。爆発の爆に”ぜ”って送り仮名する、あの”爆ぜ”ですねぇ」 【れいな】「お豆が、いい感じに炒られてくると、パチパチ、パチパチって爆ぜるんですねぇ。うっふふぅ、爆ぜもすっごくパチパチ楽しい音――わー」 【れいな】「すごいすごい! パチパチパチパチ、爆ぜが連続してますよぉ! にぎやかですねぇ、楽しい! パチパチするお菓子みたいですぅ!」 【れいな】「ひょっとしたら、これで炒りあがりですかぁ?――まだ、もうちょっと? なるほどぉ。最高のタイミングを見極めるんですねぇ」 【れいな】「ならなら、れいなもしずかにしてまぁす。……」 【れいな】「(じいっと見守る8呼吸)――!!」 ;18:50くらいからの、一連の炒り上がりの音 【れいな】「炒り上がりなんですねぇ――ざぁって、おっきなカンカンみたいなとこに、お豆を――わぁ! すっごく綺麗なコーヒー豆の色になってますねぇ」 【れいな】「わわ!? カンカンの中でお豆がぐるぐる、ぐるぐるかきまわされて――あ! れいな、わかった気がしますぅ。こうしてぐるぐるぐるぐるしながら、あつあつお豆をいい感じに冷ましてるんですねぇ」 【れいな】「ぐるぐるぐるぐる、さましてさまして――(すんすん、くんくん)――ふぁ! いい香りですねぇ。コーヒーっぽいちょっと焦げたみたいな甘い匂いの中に、ふんわりフルーツみたいな感じも混じってて……(大きく息を吸う)」 【れいな】「――ふぁあ、これがコーヒーの、炒りたての香りなんですねぇ。とってもとっても素敵ですぅ――あ!」 【れいな】「(見守る2呼吸)――ざあああって、これも気持ちいいですねぇ。炒り上がったお豆は、ぜぇんぶバケツに受けるんですねぇ」 【れいな】「ざっ、ざっってして……あのぉ。炒り上がりの具合はどうなんですかぁ?」 ;SE stop 【れいな】「わぁ! やっぱり上手に淹れてるんですねぇ! さすがですぅ、かっこいいですぅ! プロのお仕事、素敵ですねぇ!」 【れいな】「れいな、レイルロオドでコーヒーって飲んだことないですけど、この色と、それから――」 ;マイクのまわりをくるくるまわったり動き回るイメージ 【れいな】「(くんくん、すんすん、くんくん、すんすん)――(堪能のためいき)」 ;7/左 【れいな】「この香りと、さっきの素敵な音だけで、はじめてのコーヒー、とっても美味しく飲ませてもらえたきもちになれちゃいましたぁ」 【れいな】「えへへぇ、ありがとうございまぁす」 ;1/前(マイク向き) 【れいな】「そしたら今度はれいなたちはぁ……あ。もう夕方になっちゃいましたねぇ。音探ししてると、時間がたつの、本当にあっという間ですねぇ」 【れいな】「お宿、そろそろチェックインしたほうがいいですねぇ。 地元でわざわざお宿にとまるの――うふふぅ、特別な感じして、とってもとっても素敵ですねぇ」 ;7/左(接近囁き) 【れいな】「いっしょにお風呂で、なかよくのんびりゆったりすごして、ねんねして……れいな、すっごく楽しみですぅ」 ;環境音 F.O. ;//////// ;Track3:お目々とお耳の疲れを温泉ホットタオルマッサージでじんわり癒やして、あかすりミトンでお背中流し(いわい温泉さ蔵様で収録の音源を使用) ;//////// ;SE 温泉っぽい湯おけのなる音 かぽーん ;3/右(隣並びで湯に浸かっている) 【れいな】「ふにゃぁぁぁぁぁあ」 【れいな】「いいお湯ですねぇ、やすらぎますねぇ、おっきな湯船の登呂流湯さんとは、また全然違うよさですねぇ」 【れいな】「壺湯、っていうんですかぁ? これぇ。ふたりで入れる壺のお風呂が、ホテルの二階のひろーいベランダに据付られてて、見晴らしのいい露天風呂になってる……」 【れいな】「ふたりではいるとみっちりで、ゆったりさは、大浴場とかとはぜぇんぜん比べものになりませんけど――えっへへぇ」 ;3/右(接近囁き) 【れいな】「ぴったりくっついてお風呂入るの。あったかくってどきどきで、しあわせもみっちりになりますねぇ」 ;3/右 【れいな】「(にこにこしあわせに温もりを楽しむ8呼吸)」 【れいな】「……御一夜って結構広い範囲に、素敵な温泉宿さんがたぁくさん散らばってるんですねぇ。れいな、知りませんでしたぁ」 【れいな】「いわい温泉さ蔵さん、この露天壺湯はホテルのお部屋のお風呂だから、お泊りしないと入れないのがもったいないくらいの素敵さですねぇ」 【れいな】「一時間いくらとかで時間貸ししてくれたら、れいな、毎週だってふたりではいりにきたいなぁって……あ」 【れいな】「あのあの、どうですかぁ? れいなとふたりで入りたいって……(返事待ちの2呼吸)――♪」 【れいな】「うっふふぅ、それなら、時間貸しサービスがはじまるように、れいな、がんばってお祈りしちゃいますねぇ」 【れいな】「にゃむにゃむにゃむにゃむ~――お祈りお祈り~」 【れいな】「しっかりお祈りできましたぁ! っていうか、お祈りのためにおめめをぎゅ~ってとじてたら、れいな、ちょっとまぶたがおもたいみたいな感じがしちゃいましたぁ」 【れいな】「(2呼吸)――あー、そうですねぇ。たしかにたしかに。素敵な音を探すため、お耳だけじゃなく、お目々も、集中力も、たくさんたくさんつかいましたもんねぇ」 【れいな】「疲れをいやすなら温泉ですけど……たとえ貸し切りの壺湯でも、髪の毛まで湯船につけちゃうのはマナー違反な気がしちゃいますしぃ」 【れいな】「それにれいなレイルロオドだから、お顔をお湯に長い時間つけるとかだけでも、けっこうおっかない気持ちが――ああああ」 【れいな】「うっふふ~♪ れいな、いいことおもいついちゃいましたぁ! 顔をお湯につけられないなら、お湯を顔につけちゃえばいいんですよぉ」 【れいな】「つまりですねぇ。まずは湯おけに、つぼ湯のお湯をたっぷりすくって――」 ;SE 湯おけで湯をすくう 【れいな】「(楽しげな作業の1呼吸)――っと」 【れいな】「そしたらお湯に手ぬぐいひたして、ぎゅーってしぼって」 ;SE 手ぬぐいじゃぶじゃぶ→絞り 【れいな】「(作業する2呼吸)――で、ぎゅ~~~っ――ぎゅっ!」 ;3/右(接近囁き) 【れいな】「ね? おめめ閉じてくださぁい。れいな、おめめに温泉プレゼントしちゃいますからぁ」 ;SE 絞りタオルで目元を覆う ;3/右 【れいな】「せーので、よいしょ! うっふふぅ~どうですかぁ、あったかいですかぁ、温泉タオルで、目元をすっぽり蒸しちゃいますよー」 ;SE 蒸しタオルの上からのアイマッサージ ;1/前 【れいな】「さらにぃ――ごしごし、ごしごし――(集中作業の4呼吸)――タオルの上から手のひらつかって、かるくかるぅく、おめめマッサージしてあげますねぇ」 【れいな】「両手のひらで~――(2呼吸)――まぶたのあたりを――(2呼吸)――タオルの上から――(2呼吸)――やさしくやさしく――(2呼吸)」 【れいな】「ぐるぐるもみもみ――(2呼吸)――もみもみぐるぐる――(2呼吸)――押してほぐして――(2呼吸)――ほぐして押して――(2呼吸)」 【れいな】「そこから左右に――(2呼吸)――ひらいていって――(2呼吸)――移動しながら――(2呼吸)――もみもみ、ぐるぐる――(2呼吸)」 【れいな】「ひらいてひらいて――(2呼吸)――こめかみきたら――(2呼吸)――またぐるぐるして――(2呼吸)――もみもみしますよ~――(2呼吸)」 【れいな】「ぐるぐるもみもみ――(2呼吸)――もみもみぐるぐる――(2呼吸)――ん……(集中してマッサージする4呼吸)――うん」 ;SE stop ;3/右(接近囁き) 【れいな】「それじゃあタオルはがしますねぇ――」 ;1/前 【れいな】「せーので……ふわぁ、あったかそうな湯気がたちましたぁ」 【れいな】「どうでしたかぁ? 気持ちよかったですかぁ?……(2呼吸)――うっふふぅ、それならよかったですぅ」 【れいな】「そぅしたらぁ、れいな、お背中流しでもーっと気持ちよくしてあげちゃいますねぇ」 ;SE お湯から立ち上がる(ざばぁ) 【れいな】「――っ。れいな、今日のお泊りのために、ひみつへいきを用意してあるんですよぉ」 ;1/前→;9/前遠 【れいな】「んしょ――っと。先に洗い場で準備してまってますから、あったまったら来てくださいねぇ」 ;SE タイルの足音。ぺたぺた、遠ざかっていく ;環境音 F.O. ;5/後 【れいな】「うっふふぅ、秘密兵器っていうのはですねぇ」 ;環境音 洗い場風に加工して F.I. ;SE ”んしょ”で、洗面器で濡らしてた、両手につけてるあかすりミトンを洗面器からあげる 【れいな】「これなんですけどぉ、音と感触でわかりますかぁ? んしょ」 ;SE あかすりミトン(左右)で、背中をごしごし ;ミトン参考 https://beauty.biglobe.ne.jp/news/beauty/mic_180524_7209624582/ 【れいな】「(うきうき楽しげな8呼吸)」 ;3/右 【れいな】「どうですかぁ? わかりましたかぁ?」 ;3/右→;1/前 【れいな】「正解はぁ――じゃじゃん! これでぇす! 『あかすりミトン』」 ;SE あかすりミトンで軽くこする ;1/前→;7/左→;5/後 【れいな】「両手にミトンつけたてら、こうして~~~~~~~うっふふぅ」 ;5/後 【れいな】「お手々でさすーってするだけでも、体の汚れを落とせちゃうんですよぉ。だからぁ」 ;3/右(接近囁き) 【れいな】「いまからこのミトンつかって、疲れも汚れも徹底的に、こしゅこしゅ落としてあげますねぇ」 ;5/後 【れいな】「じゃ、いきますよぉ。両手同時に、最初は角質落としから……よいしょっ」 ;SE セリフ合わせで垢すりミトン(継続) 【れいな】「あかすりミトンは――(2呼吸)――お肌への刺激がつよいから――(2呼吸)――かるぅくかるくで――(2呼吸)――使わなくっちゃダメなんですよぉ――(2呼吸)」 【れいな】「けどけど石鹸とかつけちゃうと――(2呼吸)――あかすりミトンの一番の効果――(2呼吸)――垢だとか、角質だとかを落とす効果が――(2呼吸)――ほとんどなくなっちゃいますからぁ――(2呼吸)」 【れいな】「石鹸つけずにしっかり濡らして――(2呼吸)――やわやわこしゅこしゅやわやわこしゅこしゅ――(2呼吸)――さわるくらいでそーっとそーっと――(2呼吸)――こういうふうに大事に大事に――(2呼吸)」 【れいな】「ひじ、だとか――(2呼吸)――にのうで、だとか――(2呼吸)――おしりだとかの――(2呼吸)――おはだの、かたくなってるとこを――(2呼吸)」 【れいな】「さわってさわって――(2呼吸)――こすってこすって――(2呼吸)――古い角質――(2呼吸)――落として、それから――(2呼吸)」 【れいな】「ん……(集中作業の8呼吸)――っとぉ」 ;SE stop ;SE ミトン外し 【れいな】「ここでいったん――んしょ――よいしょ――ミトンをはずしてぇ」 ;3/右(接近囁き) 【れいな】「お湯をかけてながしますから、じいっとしていてくださいねぇ」 ;SE 蛇口から湯おけに湯をためて→流す *3セット 【れいな】「湯おけにお湯をためて~――(2呼吸)――ざばぁ」 【れいな】「あふれるくらいにたっぷりと~――(2呼吸)――ざばぁ」 【れいな】「最後の仕上げにもういちど~――(2呼吸)――ざばぁ♪」 ;SE ひじとか二の腕とかを手のひらでこする ;5/後 【れいな】「これで角質……(チェックする4呼吸)――うっふふぅ、けっこうすべすべになりましたねぇ。はだざわり、ずーっとなめらかになりましたぁ」 【れいな】「そしたら今度は、石鹸つけてのお背中流しですねぇ。ミトンに石鹸ぬっちゃいますから、ちょっとだけまってくださいねぇ」 ;SE 石鹸をミトン*2に丹念にぬっていく 【れいな】「右手のミトン……(うきうき作業する4呼吸)――で、ひだりて~(うきうき作業する4呼吸)――うん! ぬれましたぁ♪」 【れいな】「そしたらミトンをおててにはめて――んっしょ……よいしょ――おまたせしましたぁ」 ;7/左(接近囁き) 【れいな】「それじゃあお背中、やわやわながしていきますよぉ」 ;SE 左右同時にミトンで洗体(セリフ合わせ・継続) 【れいな】「まずはお耳の後ろから……(2呼吸)――左右同時に、こしゅこしゅ――(2呼吸)――こしゅこしゅ――(2呼吸)――くすぐるみたいに弱ぁくよわぁく――(2呼吸)」 【れいな】「首にさがって――(2呼吸)――首も、左右からはさむ感じで――(2呼吸)――こしゅこしゅやわやわ(2呼吸)――こしゅこしゅ、やわやわ――(2呼吸)」 【れいな】「左右の肩をいきますよぉ――(2呼吸)――やわやわこすって――(2呼吸)――こしゅこしゅしながら――(2呼吸)――ちょこっと押して、もんでく感じで――(2呼吸)」 【れいな】「やわやわもみもみ――(2呼吸)――こしゅこしゅもみもみ――(2呼吸)――やわやわもみもみ――(2呼吸)――こしゅこしゅもみもみ――(2呼吸)」 【れいな】「肩甲骨は~――(2呼吸)――ミトンのおやゆび――(2呼吸)――ぐいっとちょっと押し込む感じで――(2呼吸)――ぐるーりぐるーりおしあらいして~(2呼吸)」 【れいな】「背骨にそって――(2呼吸)――左右にひらいて――(2呼吸)――ちょっとずつ下に折りながら――(2呼吸)――左右に開いてごしごしごしごし――(2呼吸)」 【れいな】「(背骨沿いに洗っていく作業を楽しく繰り返す8呼吸)」 【れいな】「で、こしまでついたら――(2呼吸)――こしぼねも――(2呼吸)――かるくなぞって――(2呼吸)――ごしごし、こしゅこしゅ――(2呼吸)」 ;SE stop 【れいな】「はぁい、洗えましたぁ!」 ;SE 蛇口から湯おけに湯をためて→流す *3セット ;4/後右 【れいな】「これもお湯で流しちゃいますねぇ――(2呼吸)――右肩からざばぁ」 ;6/後左 【れいな】「こっちがわにきて~~――(2呼吸)――もっかいざばぁ」 ;5/後 【れいな】「最後の仕上げは~――(2呼吸)――まんなかざばぁ!」 【れいな】「これでおせなか、すっかりぴかぴか、つやつやですよぉ」 【れいな】「そしたらあとはシャンプーですね、うふふぅ、安心してくださいねぇ」 ;3/右(接近囁き) 【れいな】「れいなちゃあんと、しゃんぷーはっとももってきてありますからぁ♪」 ;環境音 F.O. ;//////// ;Track4 おもちつきの杵とおんなじ、朴の木製造の耳かきで、のんびりゆったりふんわり右耳耳掻き(膝枕をしてのソフトな右耳掻き&綿棒しあげ) ;//////// ;1/前 【れいな】「ふはぁ~~~、あったか素敵なお湯でしたぁ」 ;SE ベッドにばふっ! (二人横並びで寝そべる) 【れいな】「(嬉しい短い1呼吸)」 ;環境音 (室内空調) F.I. ;3/右 【れいな】「おふろあがって体をふいたら、すぐにごろーんってできちゃうの。うふふぅ、お部屋のベランダにある個室露天の特権ですねぇ」 【れいな】「ふたりでこうしてくっついて、ごろーんごろーんってしていると、れいな、なんだか……(落ち着いてしあわせな2呼吸)――ねむたくなってきちゃいそうですぅ」 ;3/右(密着) 【れいな】「このままスヤぁって眠ったら、すっごくすっごくしあわせでしょうね~」 ;3/右 【れいな】「けどけど、れいな、お耳掃除、寝る前にしてあげたいなぁって思ってるんですよぉ。前にお掃除したときから、結構時間あいちゃってるし、多分……」 ;3/右(耳の穴を覗き込んで、いろいろ角度かえながら) 【れいな】「ん~~……あー、やっぱり。結構よごれたまっちゃってますねぇ」 ;SE ”よいしょ”でベッド上で体を起こしてすわりなおす ;3/右→;1/前 【れいな】「こういうこともあるかなーって思ってれいな――よいしょっ。ちゃあんと準備してきてるんですよぉ」 【れいな】「これです。耳掻き。朴(ほお)の木でできてるやつ」 【れいな】「今日、おもちつきの録音にいけるって聞いてましたから、おもちつきの杵とおんなじ、朴の木の耳掻きがいいかなぁって」 【れいな】「朴の木の特徴は……うふふふぅ。頭、ごろんてしたままで大丈夫ですから、れいなのおひざにのっけちゃってくださいねぇ」 ;1/前→;3/右 【れいな】「(のんびり体勢移動を待つ2呼吸)――はぁい、そぉでぇす。右のお耳がれいなに向いて……ばっちりですねぇ」 ;3/右(接近囁き) 【れいな】「それじゃあ朴の木耳掻きの特徴、お耳で感じてみてくださぁい」 ;3/右 【れいな】「(ふーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ)」 【れいな】「じゃあ、浅いところからいっちゃいますよぉ」 ;SE 耳掻き(浅・継続) 【れいな】「ん……(2呼吸)――っと、浅いトコ――(2呼吸)――やっぱりよごれ――(2呼吸)――目立ちますねぇ――(2呼吸)」 【れいな】「っていっても、こりこり――(2呼吸)――すごく優しくするだけで――(2呼吸)――ぽろぽろ、落ちて――(2呼吸)――とれちゃいますから――(2呼吸)」 【れいな】「力、全然――(2呼吸)――いれたりしないで――(2呼吸)――それこそ、この――(2呼吸)――朴の木耳掻きなら――(2呼吸)」 【れいな】「朴の木、耳掻き、っていうか――(2呼吸)――朴の木の、特徴は、ですねぇ――(2呼吸)――軽くて、柔らかで――(2呼吸)――それより、なにより――(2呼吸)」 【れいな】「割れにくくって――(2呼吸)――狂いが少ない――(2呼吸)――そんな木材――(2呼吸)――なんですよぉ――(2呼吸)」 【れいな】「雨の中とか――(2呼吸)――屋外で――(2呼吸)――放置しとくとか――(2呼吸)――そういうのには、不向きで――(2呼吸)」 【れいな】「けど、逆に――(2呼吸)――お手入れをして、乾燥させれば――(2呼吸)――長持ちできる――(2呼吸)――木材、です、から――(2呼吸)――っと」 ;SE stop ;3/右(密着吹きかけ) 【れいな】「(ふっ! ふーーーーっ)」 ;3/右 【れいな】「今、お耳でも感じましたかぁ? 朴の木、あたりがとーってもやわらかで優しいんですよぉ」 【れいな】「だから、耳掻きとかおもちつきの杵だけじゃなくて、下駄でも――(話を聞く2呼吸)――うふふぅ、そうでぇす、大正解!」 【れいな】「”朴歯の下駄”って、歯――地面にあたってカラン、コロンって音をたてる、あのでっぱってるとこが、朴の木でできてる下駄のことなんですよぉ」 【れいな】「そっか、下駄の音も素敵ですよねぇ。れいな、今度いっしょに録音にいきたいですよぉ」 【れいな】「ふたりでペアの浴衣着て……うっふふぅ、花火大会とかよさそうですねぇ」 【れいな】「そのときに、花火の音もしっかりくっきり楽しめるように、お耳、深いところもお掃除しますねぇ」 【れいな】「んしょ……っと」 ;SE 耳掃除(深・継続) 【れいな】「花火、打ち上げとか――(2呼吸)……花火大会もいいですけど――(2呼吸)――おうちの花火――(2呼吸)――ちっちゃい花火も楽しいですよねぇ――(2呼吸)」 【れいな】「れいな、おうちの花火だと――(2呼吸)――にぎやかだとか、おもしろいのが――(2呼吸)――ドキドキ、わくわく――(2呼吸)――たくさんできて、好きですねぇ――(2呼吸)」 【れいな】「しゅるしゅるしゅる、パン! な――(2呼吸)――ネズミ花火、だとか――(2呼吸)――ひゅ~~~ん、パン! な――(2呼吸)――ロケット花火だとか――(2呼吸)」 【れいな】「あ、あとですねぇ――(2呼吸)――大好きなのは、うっふふ~――(2呼吸)――ひゅーーーーん、ぽん! ――(2呼吸)――ふわふわ、ゆらゆら~――(2呼吸)」 【れいな】「なんの花火か――(2呼吸)――わかりますかぁ?――(2呼吸)――正解はぁ――(2呼吸)――そうでぇす――(2呼吸)」 【れいな】「らっかさん! ――(2呼吸)――パラシュート花火でしたぁ――(2呼吸)――れいな、御一夜に来てからは――(2呼吸)――そういえば、ぜんぜんやってないけど――(2呼吸)」 【れいな】「って、あれ? これ――(2呼吸)――ちょっと……ん――取りづらい――(2呼吸)――はしっこ、ちょこちょこ――(2呼吸)――うかせて、うかせて――(2呼吸)」 【れいな】「ん……(集中作業の8呼吸)――っと!」 ;SE stop ;3/右(接近囁き) 【れいな】「えっへへぇ、上手にとれましたぁ」 ;3/右 【れいな】「そしたら仕上げのチリ掃除ですねぇ。お風呂上がりですからここは、綿棒つかってしましょうねぇ」 【れいな】「じゃ、行きますよぉ。リラックスリラックスぅ」 ;SE 綿棒で仕上げ掃除(継続) 【れいな】「お風呂あがりでしっとりだから――(2呼吸)――綿棒こしょこしょするだけで――(2呼吸)――取り切れなかったちいさいの――(2呼吸)――どんどん、くっついてきてくれますねぇ――(2呼吸)」 【れいな】「こしょこしょ、こしょこしょ――(2呼吸)――こしょこしょ、こしょこしょ――(2呼吸)――ふちのとことか――(2呼吸)――めくれてる、とこ――(2呼吸)」 【れいな】「あなのまわりに――(2呼吸)――うちがわも……ちょっと――(2呼吸)――ん……(2呼吸)――っと――(2呼吸)」 【れいな】「そしたらお耳をひっぱりながら……(楽しく作業する8呼吸)――うん!」 ;SE stop ;3/右(密着ふきかけ) 【れいな】「(ふーーーーーー、ふーーーーーーー)」 ;いろんな角度から覗き込んでチェック 【れいな】「これできれいに~……(2呼吸)――きれいに~――ばっちり~――(2呼吸)――うん! きれいきれいになりましたぁ!」 ;3/右 【れいな】「お風呂でたっぷりあったまってると、お耳掃除もしやすいですねぇ。いままでで一番お耳、スッキリきれいにお掃除できたかもですよぉ」 【れいな】「おんなじ感じに、左のお耳もお掃除しちゃいましょうねぇ。れいな、『ごろーーーん』っていいますから、 声にあわせて左のお耳、れいなにむけてくださいねぇ」 【れいな】「いいですかぁ、いきますよぉ? さん、にい、いち!」 ;3/右→;1/前→;7/左 【れいな】「『ごろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん』」 ;環境音 F.O. ;//////// ;Track5 おもちつきの杵とおんなじ、朴の木製造の耳かきで、のんびりゆったりふんわり左耳耳掻き(膝枕をしてのソフトな左耳掻き&綿棒しあげ) ;//////// ;7/左(密着吹きかけ) 【れいな】「(ふーーーーーーーーーーーーーーーー)」 ;環境音 F.I(室内空調) ;7/左 【れいな】「左のお耳もきれいきれいにお掃除をして、そしたらぺったりくっついて、ふたりでうふふぅ――仲良くねんねしましょうねぇ」 ;7/左(接近囁き) 【れいな】「実はれいな、音探しがんばって、おふろすっごくきもちよくって、さっきからちょっと眠たいんですぅ」 ;7/左 【れいな】「だけど、お耳掃除やりかけじゃ、気になってすっきり寝られないですから。きっちり丁寧に、れいなにやりきらせてくださいねぇ」 【れいな】「左のお耳も、浅いトコからはじめますよぉ。ん、しょっ」 ;SE 耳掻き(浅・継続) 【れいな】「お耳、どうです? ――(2呼吸)――朴の木の、耳掻き――(2呼吸)――やわらかさとか、ねばりとか――(2呼吸)――耳掻きされてて、わかりますかぁ?――(2呼吸)」 【れいな】「……ふんふん、なるほどぉ――(2呼吸)――まぁ、違いわかっても、わからなくても――(2呼吸)――きもちいいって、思ってもらって――(2呼吸)――ちょっとでも、リラックス、してもらえたら――(2呼吸)」 【れいな】「れいなは……(2呼吸)――うふふぅ――(2呼吸)――耳掻きをして、よかったなぁって――(2呼吸)――すごく、思うし――(2呼吸)」 【れいな】「おもちつきの、話をきいて――(2呼吸)――うれしくなって、それで、さがして――(2呼吸)――朴の木、耳掻き――(2呼吸)――買って、よかったって、思いまぁす――(2呼吸)」 【れいな】「え? ――(2呼吸)――あ、はい。そうですよぉ――(2呼吸)――違いが耳でわからなくても――(2呼吸)――それでもよかったって、思いますねぇ――(2呼吸)」 【れいな】「だって、わかるか、わからないかを――(2呼吸)――れいなが、聞いて――(2呼吸)――それで、教えて、もらうだけでも――(2呼吸)――とってもとっても、楽しいですからぁ――(2呼吸)」 【れいな】「お話、するだけで楽しくて――(2呼吸)――話題が、なんでも、しあわせで……(2呼吸)――だから、朴の木の耳掻きが――(2呼吸)――もしもなくても、楽しいですけど――(2呼吸)」 【れいな】「でもでも、れいな――(2呼吸)――おもちつきの、お話聞いてうれしかったのも――(2呼吸)――そこかられいななりに考えて――(2呼吸)――朴の木の耳掻き探して、準備したのも――(2呼吸)」 【れいな】「そういうのも、ぜぇんぶ、しあわせで――(2呼吸)――しあわせだって、お話できるの、聞いてもらえるの、しあわせで――(2呼吸)――だから、うーんと……(2呼吸)――だから、なんだか――(2呼吸)」 【れいな】「(耳掻きしつつ、言葉を探す8呼吸)――ん……」 ;SE stop 【れいな】「言葉にしようって考えちゃうと、れいなにはちょっと難しすぎて、回路がぷしゅーっってしそうな感じになってきちゃうんですけどぉ」 ;7/左(接近囁き) 【れいな】「ふたりでいるのだけじゃなく、ふたりの時間を準備するのも、れいな、大好きなんだなぁって思いまぁす」 ;7/左 【れいな】「あ、うん。いまのがしっくりきますねぇ」 【れいな】「うふふぅ、なんだかすっきりしました。お耳の方も、このまますっきりさせちゃいましょうねぇ」 ;SE 耳掻き(深・継続) 【れいな】「え? あ、ええっと――(2呼吸)――ええと、れいながいま――(2呼吸)――『しっくり』って感じたのはですね――(2呼吸)――この耳掻きも……(2呼吸)」 【れいな】「それから、ひざまくらも、おしゃべりも――(2呼吸)――全部がぜぇんぶ――(2呼吸)――ふたりの時間一緒に過ごしてる――(2呼吸)――だけじゃなくって――(2呼吸)」 【れいな】「いまの、そのつぎの、ふたりの時間を――(2呼吸)――もっとしあわせに、もっと楽しく――(2呼吸)――もっとうきうきすごせちゃう――(2呼吸)――そういう、時間――(2呼吸)」 【れいな】「ふわぁ、ふわあってふくらませていく――(2呼吸)――そのための準備を、してる時間でも――(2呼吸)――あるんだなぁって――(2呼吸)――思ったんですぅ――(2呼吸)」 【れいな】「だかられいな――(2呼吸)――準備をするのも――(2呼吸)――準備のために考えるのも――(2呼吸)――一緒にすごしてる時間も――(2呼吸)」 【れいな】「おはなしがわーってもりあがるのも――(2呼吸)――ぜんぜんちょっとももりあがらなくて――(2呼吸)――すぐにつぎのおはなしになるのも――(2呼吸)――つぎにもなかなかいかなくて――(2呼吸)」 【れいな】「なんだかずうんって沈んじゃったり――(2呼吸)――いきちがって、かんちがいして――(2呼吸)――はなしが通じなくなっちゃうの――(2呼吸)――そういうのはもちろん、ふわわってそのときは困っちゃいますけど――(2呼吸)」 【れいな】「けどけど、そういうときだって――(2呼吸)――『こういう話題は好きじゃないんだ』とか――(2呼吸)――『もっと別の伝え方がいいんだ』とか――(2呼吸)――お勉強、できて――(2呼吸)」 【れいな】「そのお勉強は結局やっぱり――(2呼吸)――一緒の時間を――(2呼吸)――もっとしあわせに――(2呼吸)――もっとたのしくしてくれるから――(2呼吸)」 【れいな】「ふたりのときも――(2呼吸)――ひとりのときも――(2呼吸)――他のみんなといるときも――(2呼吸)――れいな、ぜぇんぶが――(2呼吸)」 【れいな】「『ふたりのじかんをしあわせにする』んだなぁって――(2呼吸)――なんだか、わかって――(2呼吸)――それでますます――(2呼吸)――うれしくたのしくなれちゃいましたぁ――(2呼吸)――っと」 ;SE stop ;7/左(密着吹きかけ) 【れいな】「(ふーーーーーーーーーーーーーーーーーーー)」 ;いろんな角度からチェック 【れいな】「んーーーーーーっと……(真剣チェックの4呼吸)――あー、れいな、ちょっとうきうきしすぎちゃったかもですねぇ」 ;7/左 【れいな】「おっきいよごれはとれてますけど、なんか、お耳にべたーってしてるの、一箇所とりのがしちゃってます。もーちょっとだけ、うごかないでじーってしててくださいねぇ」 ;SE 耳掻き(深・剥がし・継続) 【れいな】「これ……ここ……ん――_(集中作業の8呼吸)」 【れいな】「え? あ――(2呼吸)――えへへえ――(2呼吸)――れいな、そんな――(2呼吸)――思ったこといっただけですよぉ――(2呼吸)」 【れいな】「思ったこと……(2呼吸)――れいなが普段から思ってること――(2呼吸)――すごく、ぼんやり、ふんわりしてて――(2呼吸)――ちゃんと、言葉にしたことなくて――(2呼吸)」 【れいな】「けどけど、一緒にすごす時間が――(2呼吸)――とってもとってもしあわせだから――(2呼吸)――しあわせで、しあわせで、しあわせすぎて――(2呼吸)――なくしたくないなぁって思うから――(2呼吸)」 【れいな】「だから、ずーーーっと、一緒にしあわせでいたくって――(2呼吸)――いまのしあわせ、それがなんでか――(2呼吸)――いっかいちゃんと、考えないと――(2呼吸)――なにかあったとき、怖いって思って――(2呼吸)」 【れいな】「だから、れいな、いいこじゃなくって――(2呼吸)――やさしいこでも――(2呼吸)――かしこいこでもなくって――(2呼吸)――どっちかっていうと……」 ;SE 中断 ;7/左(接近囁き) 【れいな】「れいな、ほんとはわがままさんで、よくばりさんなとこもたくさんあるんですよぉ」 ;7/左 【れいな】「だからお耳も、最後まで綺麗にさせてくださいねぇ――んしょ」 ;SE 再開 【れいな】「端っこ……(2呼吸)――だいぶん――(2呼吸)――浮いて、きて――(2呼吸)――これ、もーちょっと――(2呼吸)」 【れいな】「もーちょっと、……で……(集中作業の8呼吸)――ふふっ」 ;SE stop 【れいな】「はぁい、綺麗にとれましたぁ」 【れいな】「(ふっ! ふっ、ふーーーーーーーーーーーっ)」 【れいな】「あとは綿棒でしあげちゃいますねぇ。そしたらゆっくりねんねですから、もーちょっとだけがまんしていてくださいねぇ」 【れいな】「綿棒綿棒……よいしょっと」 ;SE 綿棒でしあげそうじ 【れいな】「(にこにこと作業する8呼吸)」 【れいな】「お耳掃除……(2呼吸)――お耳の汚れ、って――(2呼吸)――人間の新陳代謝――(2呼吸)――それが原因のひとつだってれいな、読みましたぁ――(2呼吸)」 【れいな】「お耳の一番奥の、鼓膜――(2呼吸)――その近くで、お耳の新しい皮膚がつくられて――(2呼吸)――古い皮は、新しいのに押し出されるみたいになって――(2呼吸)――お耳の穴の入口近く、で――(2呼吸)」 【れいな】「入口近くで、剥がれ落ちる、って――(2呼吸)――それに、油とか、汗とか――(2呼吸)――外からきたホコリとかがまじって――(2呼吸)――あの塊みたいな汚れに、なって――(2呼吸)」 【れいな】「それがくだけたこまかいやつが――(2呼吸)――いま、れいなが、綿棒でとってる――(2呼吸))ん……(集中作業の4呼吸)」 ;SE stop 【れいな】「はぁい、おつかれさまでしたぁ。こまかいやつも、綿棒で、きれいきれいにぬぐえましたよぉ」 【れいな】「そしたらおたのしみのおねんねですねぇ。うっふふぅ、れいな、いっしょの時間はぜぇんぶしあわせですきなんですけどぉ」 ;7/左(密着ささやき) 【れいな】「ふたりでいっしょにおねんねは、そのなかでもいっとう好きなんですよぉ」 ;7/左 【れいな】「(しあわせな微笑)」 ;環境音 F.O. ;//////// ;Track6:れいなとのんびりおやすみタイム(やわらかに誘われての穏やかな眠りへと、ウィスパートークでゆったり導入) ;//////// ;このトラックから安眠導入です。 ;ボイスは基本、抑えめ&ゆったりでお願いできましたら幸いです。 ;SE 布団にねころび、ばふっ ;3/右(二人並びで寝ている) 【れいな】「ふわぁ」 ;環境音 室内空調、F.I. 【れいな】「安心ですねぇ。あったかですねぇ。しあわせでぬくぬくでのんびりですねぇ」 【れいな】「(とても穏やかな4呼吸)――れいな、御一夜のお宿に泊まることがあるなんて、夢にもおもってませんでしたぁ」 【れいな】「だってれいな、もう御一夜のこですからねぇ。御一夜に来る前、硬上のこだったときには、ポーレットがなんどもなんども、硬上にきてくれてましたからぁ」 【れいな】「……硬上鉱山鉄道の廃線がきまって、れいなたち、廃車解体されることになって、その前に一応、買い手探しをしてもらえることになって」 【れいな】「そしたらポーレット、わざわざ九洲、それもど真ん中の御一夜から来てくれて、れいなとキハ07sが欲しい、必要って、なんどもなんどもねばりづよく交渉してくれて」 【れいな】「輸送、当時はいまよりはまだ線路残ってつながってましたけど、それでもすっごく大変で、費用もかかって。 れいなと同じキハ07形(がた)の保存機だったら、九洲にだってそのころにはまだ全然残ってて」 【れいな】「……だかられいな、とっても不思議っておもってましたぁ。とっても不思議でうれしいなぁって。 ポーレットがれいなとれいなのキハ07を、御一夜にって選んでくれたの、すごく不思議で、だけどうれしいって」 【れいな】「それで交渉がまとまって、キハ07は甲種主体で輸送されることになって。被牽引だからレイルロオドはいらなくて。 だかられいなは、キハ07より先に御一夜にはいって……はじめてのポーレットとのお仕事は、うふふぅ、キハ07のお迎え準備でしたねぇ」 【れいな】「伝次郎さん……硬上時代のれいなのマスターさんがもたせてくれた工具とか治具(じぐ)とか資料とかを綺麗に整頓して、 やるべきことのリストをつくって、レクチャーなんかもしたりして……そうするうちに、あっという間に夜になって」 【れいな】「硬上時代は、れいな、伝次郎さんと佳代子さんのおうちで一緒にくらさせてもらってましたけど、 御一夜ではきっと、レイルロオド宿舎みたいなトコにいくんだろうなぁって、れいな、なんとなく思ってて」 【れいな】「けどけど、ポーレットが、『もうこんな時間。そろそろおうちに帰りましょうか』っていってくれて。 れいな、ついていって、『おじゃましまぁす』っていったら、『ううん、”ただいま”。ここがこれからの、れいなちゃんのおうちだから』っていってもらえて」 【れいな】「『ただいまぁ』っておうちの中にはいったら、れいなの歯ブラシもおふとんも、20リットルの軽油缶まですっかり用意してあって」 【れいな】「だかられいな、御一夜のお宿にとまるのって、ほんとにこれがはじめてで……うふふぅ」 ;3/右(密着ささやき) 【れいな】「はじめての御一夜でのおとまりいっしょにできて、とってもとってもしあわせでぇすぅ」 ;3/右 【れいな】「……いっつもみたいに一緒に寝てても、お外のベッドだと、なんだかちょこっとちがいますねぇ」 【れいな】「あったかいのはおんなじで、安心なのもおんなじで、優しい匂いもおんなじで……なのになんだか、れいな、ちょっぴりドキドキしてて」 【れいな】「見える景色が、いっつもと違うからなんですかねぇ。すごく安心でねむたいのに、ねむっちゃうのがもったいないなぁ、みたいなきもちもしてるんですよぉ」 【れいな】「ずっとずうっと、ふたりでなかよくくっつきあって、のんびりのんびり、おしゃべりつづけたいなぁって」 【れいな】「(話を聞く2呼吸)――あー、たしかにですねぇ。ずーっとくっつきあってたら、おしごとできなくなっちゃいますねぇ」 【れいな】「くっついてるのはしあわせだけど、おしゃべりしてるのはたのしいけど。いっしょに乗務も、ワクワクうきうき、すっごくやりがいありますからねぇ」 【れいな】「それに鉄道、どんどん線路がまたつながりはじめてますし、新車開発とかのはなしも、だんだん聞こえてくるようになりましたから」 【れいな】「れいな、れいながいままで走ってきたり、これから走っていったりするデータが。 れいなだけじゃなく、紅ちゃんとか、海ちゃんとか、いろんな気動車たちのデータが。 もしかしてこれからうまれてくる、新しい車両のやくにたったらすてきだなぁって、最近おもってるんですよぉ」 【れいな】「れいな、レイルロオドだから、赤ちゃんつくったりできないですけど。 それでもれいな、そういうふうな形でだったら、おかあさんに―― おかあさんたちのひとりになれたりするのかなぁって、最近なんか、思ってるんですぅ」 【れいな】「(話を聞く2呼吸)――おかあさんになりたい……って気持ちかどうかはわからなくって。 たぶんですけど、それとはちょこっとちがってて」 【れいな】「れいなはきっと、れいなと、キハ07sと、みんなではしって、まもって、のばした線路の先が…… とぎれておわりになっちゃうの、それはイヤだなっておもってて」 【れいな】「だかられいな、つながってほしいんだって思います。 線路と線路がだけじゃなく、いまと未来が、きっとつながってほしいなぁって」 【れいな】「未来の線路をはしる列車に、れいなたち、気動車たちのおもかげが、ちょっとでものこってくれたらうれしいなぁって―― たぶんれいな、いまは、そういう感じなんです」 【れいな】「……さっきいったじゃないですかぁ」 ;3/右(接近囁き) 【れいな】「れいなほんとは、よくばりさんで、わがままさんなんですからぁ」 ;この辺からだんだん目向くなってください ;3/右 【れいな】「(話を聞く2呼吸)――はいですぅ。きっと叶いますねぇ」 【れいな】「だって、ふたりで一緒ですから。そのうえふたりだけじゃなく、みんなも一緒にいてくれますから」 【れいな】「レール、ほんとうに途絶えそうだったのに。ポーレットとふたりっきりで、限界がいつきちゃっても、全然おかしくなかったのに」 【れいな】「だけどいまは、こんなにつながって、ひろがって――未来に向かって、のびていってる」 【れいな】「だかられいな、ずうっとしあわせなんですよぉ」 【れいな】「硬上時代も、御一夜鉄道に来てからも、それからいまも、きっと、未来も」 【れいな】「だいすきなひとたちにかこまれて、だいすきなおしごとをがんばって。毎日をすごすそのことで、もっとしあわせになるじゅんびができて」 【れいな】「……あしたはもっとしあわせで。ねむるのも、すごくわくわくで」 【れいな】「……れいな、ふ……ぁ……ん……れいな、ぽかぽかしすぎで、ねむくって……」 【れいな】「(入眠しかけてる4呼吸)――そう、ですねぇ――きょうは、このまま、ねちゃいますねぇ」 【れいな】「それで、あしたも……あしたも、ぜったい……ずっと、いっしょ……もっと……だいすき……ふぁ――(大あくび)」 【れいな】「もう、れいな……だめ……おやすみなさぁい……ん……」 【れいな】「(穏やかな入眠の8呼吸)」 【れいな】「(穏やかな入眠の8呼吸)」 【れいな】「(安定した寝息の8呼吸)」 【れいな】「(安定した寝息の8呼吸)」 」 ;次がループトラックのため、環境音ならしっぱなしで ;//////// ;Tr7 寝息ループ(おまけパート。寝息ループ) ;//////// ;環境音、なりっぱなし(ループトラック) ;3/右(密着) 【れいな】「(安心しきってる深い寝息 16呼吸)」 【れいな】「(安心しきってる深い寝息 16呼吸)」 【れいな】「(安心しきってる深い寝息 16呼吸)」 【れいな】「(安心しきってる深い寝息 16呼吸)」 ;//////// ;Tr8 門脇舞以様テーマトーク ;//////// ;以下のセリフは単なるガイドです。ご随意にご変更いただき、門脇さんのトークをいただけましたらと願います ;マイク位置も自由で大丈夫です。好きに動くなり近づくなり遠ざかるなりなさっていただけましたら幸いです 【門脇】「こんばんわ、ですよねきっと。安眠しながら聞いてくれてるかもですし……少し静かに、ラストトラックはお送りします」 【門脇】「はじめましての方ははじめまして。そうでないかたは、またお会いできてうれしいです。『蓄音レヱル』れいなちゃん役の声優、門脇舞以です」 【門脇】「このラストトラックでは、れいなちゃんからバトンタッチして、わたし、門脇舞以がテーマトークのコーナーをお送りします」 【門脇】「トークテーマは、みなさんから送っていただいたもの――ありがとうございます――その中からひとつを選ぶんだそうです」 【門脇】「今回は……そうですね、これにしましょう」 【門脇】「おたよりくださったのは、テーマをお寄せくださったのは靜岡県相樂町のお隣におすまいの、『七戯霊龍(ナナギリョウタツ)』さん。ナナギさん、おたよりありがとうございます」 【門脇】「いただいたテーマ、よみますね? 『日々のストレス解消方法 ~あなたにとっての癒しとはなんですか?~』」 【門脇】「ストレス解消、ストレス解消方法ですか、そうですね~」 【門脇】「(以下、テーマトークお願いします)」 【門脇】「……っていう感じですかね。 ナナギさん、おたよりありがとうございました」 【門脇】「と、ちょうどお時間になりました。トークテーマはおしまいで、このコンテンツもここでひとまず、エンディングのお時間になります」 【門脇】「れいなちゃんとの癒やしの列車に、ご乗車ありがとうございました。またのご乗車、こころよりお待ちしています」 【門脇】「そうしてきっと、次の夜にも、次の駅でもお会いしましょう」 【門脇】「おやすみなさい。明日の朝へ―― 『出発! 進行』」 ;おしまい