――――――――――――――――――――――――― トラック0:オープニング ――――――――――――――――――――――――― ;◆SE、ボイス位置が書いていないセリフは、前の指示と同じです。 ;◆声:指示は、(指示)内の演技をお願いします。 ;◆声:1 通常 【イネス】 「ウィッチズ・エルミタージュ」 【イネス】 「水の魔女のリキッドパラダイス」 :◆声:3 右耳 【イネス】 「たっぷりと水の可能性を感じて、癒されてね〜♪」 ――――――――――――――――――――――――― トラック1:水の魔女、登場 ――――――――――――――――――――――――― ;本編スタート: ;◆場所はリゾート地 森の中 ;◆BGM: 環境音 鳥のさえずりと川のせせらぎ音 ;◆SE:13→5 リスナー スマホをタップしながら歩行音(場所が合ってるか確認) ;◆SE:5→1 リスナー ホテル『ウィッチズ・エルミタージュ』前に到着 ;◆SE:1 リスナー10秒停止(あまりの大きさに唖然とする) ;◆SE:1 リスナー 歩行再開 自動ドアをくぐり抜ける ;◆SE:1 インターホーン ;◆声:13 頭上  上の階に居ると仮定して、遠くから声を飛ばす 【イネス】 「はいはーい。ちょっとそこで待っててね〜」 ;◆SE:5→9 頭上から箒で落ちてくる 風圧の音 ;◆SE:9 リスナーの前にあらわれる ;◆声:9 通常 【イネス】 「はーい、どうも。『ウィッチズ・エルミタージュ』へようこそ。  キミが今日のお客様……で、いいのかな〜?」 ;◆SE:9→1 歩行音(箒からイネスが降りて、リスナーの前へ)  【イネス】 「や〜こんな出迎え方でごめんなさいね。  本当は入り口から、普通に出迎えたかったんだけど。  前の仕事が長引いて……ね……?」 【イネス】 「あら? あらあら? その顔は何かしら? まるで魔女を始めてみるような表情。  ん、そのとおり? あはは、お姉さん当てちゃったか〜。芸人的には今のリアクションはマイナスだね〜」 【イネス】 「まあ魔女って普段は会う存在でもないし、  会っても本人が明かさなきゃ、魔女だってわからないものね」 【イネス】 「初めて見た魔女はどんな印象かしら?   かっこいい? そ・れ・と・も――」 ;◆声:7 接近 囁き 【イネス】 「可愛いって、思ってくれたかな?」 ;◆SE:1 リスナー身じろぐ  ;◆声:1 通常 【イネス】 「あ〜そんなに首を横に振らなくてもいいじゃんか。  少しからかっただけなのに……」 【イネス】 「……まあ、冗談はここら辺にして、自己紹介をしましょうか。  私の名前は、イネス。ここでは水の魔女と呼ばれてる。  お客様はキミで間違いないだろうけど、一応名前を教えてくれる?」 ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「……うん、うん……オッケー。じゃあ、施術の前に  キミがどのぐらい疲れているのか知りたいから、ちょっと顔色を……見せてー」 ;◆SE:1 接近 ;◆声:1 アドリブで微笑んだり、ほーほーと言い、眺める 【イネス】 「(少し長めの息遣い:リスナーの顔色を眺める)」 【イネス】 「……うん、こりゃなかなかにお疲れだねー。文句なし合格だ。  まあ、そうじゃなきゃ……私たち魔女にとっても困るんだけどね」 【イネス】 「ん、困る理由? そうね……私たち魔女にとって、疲労は一種のエネルギーだとみなしてる。  疲労って、仕事したり勉強したりとか、なにかを懸命に取り組んだから、覚えるものでしょ?」 【イネス】 「私たちは、仕事で消費したエネルギーが疲労感というエネルギーに成り代わったと考えていてる  そして、そのエネルギーは……私たちが今世界にかけてる大きな魔法の素としては格好の材料なの」 【イネス】 「そーだな、キミはエネルギー保存の法則とか質量保存の法則という言葉って聞いたことある?  ……あ、うん、そうそれ。化学とか物理とかででるやつ。それに似た概念に近い」 【イネス】 「だから、それを効率よくもらえるようにってことで、オーナーがこの施設を作ったんだけど――  今の説明で、わかったりする?」 ;◆SE:1 リスナー 身じろぐ 【イネス】 「まあ、そうよね。説明している私たちもなんだかややこしくて意味わからない。  だからこう考えればいい」 【イネス】 「私たちはキミを癒して、キミが覚えた『疲れ』が欲しい。  キミは私たちのサービスを受けて癒される。つまりウィンウィンってこと、どう? わかったかな?」 ;◆SE:1 リスナー 身じろぐ 【イネス】 「ざっくりしすぎ? いーのいーの、大体でいいからこういうのは。  んで、あまり疲れてないとそのエネルギーもあまり採取できないの」   【イネス】 「だから、あまり疲れてない人や、ここへ訪れるまでの間、  先にリフレッシュしちゃった人はお帰り願うようにしてるんだ。  まあ、お帰り願うというか、その場で記憶を消して駅まで連れていくんだけど」 【イネス】 「その点、変な言い方だけど……キミはちゃーんと疲れてくれてた。  つまりここに足を踏み入れる資格があるってこと。  キミにとっては、よく頑張ったねというご褒美の認識がしっくり来るかな」 【イネス】 「そんなわけで、ご褒美だと思えるようにもちろんお姉さんも頑張るから、よろしくね!  さてさて、挨拶も済んだし、早速施術する部屋へ移るよ。これに乗ってね――」 ;◆SE:1 箒の向き(箒側)をリスナーに向ける ;◆SE:1 箒の持ち手(箒側に近い)を叩く ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「そう、こ・こ。箒の後ろ。特等席♪ ここに乗ってくださいな」 【イネス】 「あ、落ちないか心配してるの? 大丈夫大丈夫。  落ちないように魔法をかけるしうまく運転するから。  ほら早く乗らないと時間がなくなるよ、ハーリアップ」 ;◆SE:1 リスナー気圧され、箒に乗る 【イネス】 「よーし、乗ったね。それじゃあ、しっかり持ち手に捕まっててね。  はい、施術室まで一名様、ごあんなーい♪」 ;◆SE:1→16 上昇しながら箒で移動 ――――――――――――――――――――――――― トラック2:手袋で炭酸泡&クリアオイルスライム耳ケア ――――――――――――――――――――――――― ;◆SE:1 リスナーベッドの上で寝転んでいる ;◆SE:2 イネス リスナーに布団かける ;◆声:3 通常 【イネス】 「ん、お布団かけたけど……どうー。枚数は足りるかな?  枕の位置もおかしかったら、ちゃーんと言うんだよ」 ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「そう? 遠慮しないで、なにかして欲しいなっていつでも言うんだよ。  逆に気を遣わせてたら、癒す仕事をしてる身としてはいろいろとマズイからね」 【イネス】 「……いいや、それ以前にまずキミが聞きたいのは  どうして寝かしつけられたのか、かな?」 【イネス】 「そりゃ勿論、キミに心地良くなってもらうためよ。  眠くなくてもね、横になれば……体って休まるものなのよ。  いや、いっそこのまま寝ちゃってもいいかな……」 ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「知ってる知ってる。スヤスヤ眠れないから……ここに来たのよね。  それがスムーズに出来るよう……今から癒してあげるわ。  でも逸(はや)る気持ちは抑えて、まず最初は……そのための準備から……」 ;◆SE:3→1 移動して、椅子に座りつつ、用意してた皮の手袋を嵌める 【イネス】 「……ん、オッケー。じゃあ、始めましょうか――」 ;◆SE:3、7 両手で両耳を触る 【イネス】 「耳のマッサージを!」 ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「ええ、キミの体に触れて身体をほぐすのもありだけど……  お耳は……全身のいろいろな神経が集まってる場所と言われてるわ」 【イネス】 「すなわち、ここを解せば全身もほぐれるってわけ。  だから耳を中心にいろいろしていくわよ……まあ、気軽に楽しんでね。  ……ん? 手袋? あーうん、そだね。変だよね」 【イネス】 「あの、お恥ずかしい話ですが、水の魔女と言われながら、手荒れがひどくってさ……アハハ  このままやっちゃうとばんそうこうが欠かせないのよ」 【イネス】 「だけど大事なエネルギーを取る以上、泣き言も言ってられないからさ……  それとも……気になって仕方ない、かしら?」  ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「これはこれで面白そう? へぇ〜これまた予想外の答えが出たな。  そんなこという人、初めて会ったかも」 【イネス】 「でも……それならそれでいっか。じゃあ、  キミにもっと面白いと思えるように手袋でいっぱい施術をしてあげちゃおう」 【イネス】 「そんなわけで……さっそく始めようか。まずはこれ」 ;◆SE:1 炭酸泡のボトルを叩く ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「どう? ……ボトルを叩いてみましたー」 【イネス】 「まあ、こういった音も癒しの一つだけれど……使うのはこの中身。  はい、なにが出るのか……耳を澄ませてみて……」 ;◆SE:1 ボトルのプッシュ音 数回 【イネス】 「(短めの息遣い:手の中に泡を出す)」 【イネス】 「さあ、中身を出したわ。なにを出したかわかる? ……お?  ふふ、ご名答――!」 ;◆SE:1 手の中の炭酸泡をランダムにかき混ぜる 【イネス】 「そう泡、ふわふわの泡よ。だけどね、泡は泡でも――」 ;◆SE:3,7 手の中の炭酸泡をランダムにかき混ぜる ;◆声 以下全体で「……」は呼吸音を指し、ゆったりと喋るイメージです。 ;◆声 また「(息遣い:動作)」の部分は、楽しそうなアドリブを入れてください。 【イネス】 「(少し長めの息遣い:手の中で炭酸泡をかき混ぜる)」 【イネス】 「パチパチ、パチパチって……弾けた音が聞こえたかしら?  これは泡は泡でも……炭酸の泡。ほら、もうすこし聞かせてあげる」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:手の中で炭酸泡をかき混ぜる)」 【イネス】 「どう? 少しつよーく擦ると……パチパチの音に強弱がついたでしょ?  これでキミの耳を包み込んで……たっぷりと癒すわね。はーい、リラックス〜」 ;◆SE:3,7 両耳に泡を付ける 【イネス】 「(少し長めの息遣い:炭酸泡を両耳に塗る)」 【イネス】 「耳に直接泡を当てられた感触……結構いいでしょ?  それともパチパチってして……ビックリしてるかしら?」 【イネス】 「いや、顔は良いよ〜って言ってるから……大丈夫よね。  なら、もっと続けましょう」 ;◆SE:3,7 手と指を駆使して泡を両耳に塗る 【イネス】 「(少し長めの息遣い:炭酸泡を両耳に塗る)」 【イネス】 「泡……耳全体に塗ってあげられたかしら?  じゃあ……本格的にマッサージしていくわね」 ;◆SE:3,7  両耳をマッサージ(継続) 【イネス】 「(少し長めの息遣い:両耳をマッサージ)」 【イネス】 「……耳上から、真ん中までやってきたけど……力加減はいかが?  なるべく疲れが取れるように……ちょい気持ち強めにやっているけど……」 ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「……大丈夫そ? なら……今の感じを続けるわね……  いや、ここに来るってことは結構疲れてるし……もっと強めがいいかも……?」 【イネス】 「まあ、もし痛かったら……すぐに言ってね……。  キミの疲労を解したいけれど……痛い思いをさせたくないからね……」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:両耳をマッサージ)」 ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「……ん、その顔はなーに?   え? ただマッサージしてるだけで……ちゃんと『疲れ』を取れてるのか?  えっと、それは……エネルギーをきちんと取れてるかって意味かしら?」 【イネス】 「それは……大丈夫。キミはわからないけど……  魔法を使いながらマッサージしてるから……ちゃんと取ってるわよ」 【イネス】 「……いずれはだんだんと体が軽くなっていく感覚になると思う  その時こそ、『疲労』が取れてるって体感できるし……まあ心配せず、気楽に受けて……」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:両耳をマッサージ)」 ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「ん、真ん中痛いの? ということは、  お仕事はデスクワークかな……ここは腰のツボだからね……」 ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「…………ああーそれ系か……そりゃ疲れるね……  じゃあ……こういうところも、意外と効くのよ……」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:両耳をマッサージ)」 【イネス】 「……ん、こんなもんでいいかな……   それじゃあ、次は……"これ"でほぐすわよ」 ;◆SE:3 タッパーを手に取り、フタを開く ;◆SE:1 タッパーの中からスライムを取り出し、リスナーに見せる 【イネス】 「じゃっじゃーん、スライム!   どう見えるかな? ほらほら……これ音もすごいんだよ」 ;◆SE:3,7 両耳でスライムをこねくり回す(継続) 【イネス】 「(少し長めの息遣い:スライムを持ち、両耳でこねくり回す)」 ;声優様の演技は息遣いのみでスライムのSEは編集で合わせます 【イネス】 「……グニグニ……これね……アロマオイルを混ぜた……特別製なのよ……」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:スライムを持ち、両耳でこねくり回す)」 ;声優様の演技は息遣いのみでスライムのSEは編集で合わせます 【イネス】 「音はこれぐらいで……いいかな? じゃあ、泡同様に……  このスライムをキミのお耳にくっつけて……マッサージするわよ」 ;◆SE:3、7 スライムを千切って、耳にくつける ;◆SE:3,7 両耳をスライムでマッサージ(継続) 【イネス】 「(少し長めの息遣い:スライムで両耳をマッサージ)」 【イネス】 「……どう? スライムに……お耳を食べられる心地は?  うん? 耳穴に……入りそうで……怖い?」 【イネス】 「あはは、大丈夫大丈夫。くっつかないように……魔法も仕込んでるから……  そこは安心して……この感触や音をいっぱい楽しんで……」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:スライムで両耳をマッサージ)」 【イネス】 「どう? 炭酸泡をスライムをサンドイッチした音?  パチパチってスゴイ音でしょ?  はい、じゃあ、バラバラにスライムを動かして……」 ;◆SE:3,7 スライムを適当に押して、音をランダムに出す 【イネス】 「(少し長めの息遣い:スライムで両耳をマッサージ)」 ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「……お、体が軽くなってる気がしてきた? つまり効果が出始めたってことかな?」 【イネス】 「……実は、このスライムくんには……  キミの中にたまった悪いエネルギーを吸い取る魔法も仕込んでおいたの……」 【イネス】 「きっと、マッサージが終わるころには……今よりもスッキリするからねー。  しっかりと疲れを取っていきましょうー……ほら…………ほぉらぁ〜……」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:スライムで両耳をマッサージ)」 【イネス】 「はい、じゃあ、耳たぶもやって……」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:スライムで両耳をマッサージ)」 【イネス】 「はい、最後は全体で……やって……」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:スライムで両耳をマッサージ)」 ;◆SE:3,7 両耳をスライムでマッサージ(停止) 【イネス】 「……うん、これでいいかな? じゃあ、取っていくね……」 ;◆SE:1 両耳をスライムから取り除く 【イネス】 「(短めの息遣い:スライムを取り除く)」 ;◆SE:1 スライムをタッパーの中に戻す :◆SE:1 手袋を取る 【イネス】 「…………スライムも……お帰りになってー、手袋も取りました。  これでおしまいよ。どう? スライムが離れた瞬間、一気に脱力感みたいな感覚、覚えたかしら」 ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「……ふわっとなにかが抜けて……不思議と元気が出る感覚?   なら文句なし……成功ってことね」 【イネス】 「じゃあ、耳もほぐれたってことで……今度は耳かきをしましょう」 【イネス】 「耳の奥は老廃物がたくさん……つまりエネルギーの宝庫だからねー。  スライムくんでも取れなかった耳の汚れをかしっかり取りましょう」 【イネス】 「そうね、まずは右耳から耳かき……していきましょう」 ;◆SE:1→3 椅子を持って移動 ――――――――――――――――――――――――― トラック3:ジェル&スパイラルウォーター耳かき(右耳) ――――――――――――――――――――――――― ;◆声:3 通常 【イネス】 「はーい、こんにちは。じゃあ、早速やりましょうね……  でも効率よくやりたいから……まずはどこからお掃除するか……  耳の形とか……様子を見せて……」 ;◆SE:3 右耳に触れる ;◆声:3 接近 右耳の様子をうかがう演技 【イネス】 「(少し長めの息遣い:右耳の様子をうかがう)」 【イネス】 「ほーほー……スライムくんでケアしたとはいえ……細かい汚れはやっぱり取り切れないわね。  そーね……一番目立つ……入り口周りからやらせてもらうわね」 【イネス】 「……とここでやったら普通の耳かき。しかし私も水を冠する魔女。  だから耳かきも水にちなんだものを行います。そう。それがこれ!」 ;参考 https://youtu.be/lCnT0-17j_Y ;◆SE:3 ジェルが入った容器を取り出しリスナーの右耳に寄せる ;◆SE:3 ジェルの器の中に浸かった耳かき棒をかきまぜる 【イネス】 「(短めの息遣い:ジェルの中の耳かき棒をかきまぜる)」 【イネス】 「どう? スライムくんと違った、ねば〜っとした感触と音でしょ?   これはスライムくんの親戚……ジェルさんよ……。  ネバネバが強めだから……細かい汚れも残さずキャッチできるの」 【イネス】 「もちろん……耳にくっつく心配は無用よ。そういう魔法をかけてるから……  耳の中も傷つかない……そんなわけで深呼吸して……はい、いくわよ」 ;◆声:このトラックと次のトラックは耳かきトラックなので「……」部分は、耳かきをしながら話をしてる想定です。 ;また全体的にゆったりかつ息遣いを足して喋るようなイメージで演技をお願いします ;◆SE:3 ジェルの器に漬かった耳かき棒を取り出す ;◆SE:3 右耳をジェル耳かき(継続・全体的に丁寧に) ;◆SE:3 入り口周りをジェル耳かき(継続) ;◆声:3 接近 【イネス】 「(短めの息遣い:入り口周りをジェル耳かき)」 【イネス】 「どうかしら? 受けてみると……意外と平気なものでしょ?  ……うん、うん、いい? なら……よかった。  じゃあ、このままこの音と感触に……たっぷり酔いしれて……」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:入り口周りをジェル耳かき)」 【イネス】 「ほーほー、キミのお耳……結構いい形をしてるね。  えっと、福耳って言うのかな? 将来はお金持ちだね」 ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「ん、耳たぶがあまり大きくない? あ〜福耳って耳たぶの大きさもあるけどね……  顔との相対として、耳が上向きについていて、大きいと思わせるのが……福耳っていうらしいの」 【イネス】 「……まあ、らしいって伝聞口調なのは、私の同僚に……民俗学的なものに詳しい子がいてね  その子がいうには耳が大きく分厚ければ……それは立派な福耳、だそうよ」 【イネス】 「けどそんな耳も汚かったら……お金が入っても意味が無いとも言ってたわ。  だから、そうならないためにも……しっかりキレイにしましょう……」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:入り口周りをジェル耳かき)」 ;◆SE:3 入り口周りをジェル耳かき(停止) 【イネス】 「……ん、入り口周りは……こんなものね。   ジェルの補充は…………ううん、まだいけるかしらね?  じゃあ続けて……溝周りのお掃除、していくわね」 ;◆SE:3 耳の溝をジェル耳かき(継続) 【イネス】 「(少し長めの息遣い:耳の溝をジェル耳かき)」 【イネス】 「さらに……顔が……緩んできてる……  満足そうで……よかったわね」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:耳の溝をジェル耳かき)」 ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「あら……ちょっと痛かったかしら……無意識に力入れすぎてたかも……。  なら、このぐらいで……」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:耳の溝をジェル耳かき)」 【イネス】 「……ん、痛くないわね……じゃあ、このままやって……」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:耳の溝をジェル耳かき)」 ;◆SE:3 耳の溝を耳かき(停止) 【イネス】 「……ふぅ〜頃合いかしら。そろそろ老廃物も回収したいし……  ジェルの色的にも見ため的にも衛生的によろしくないから、一旦、耳かき棒のお掃除をさせてね」 【イネス】 「さて、そうなると手持ち無沙汰になるキミがやることといえば……」 ;◆声:3 接近 【イネス】 「しっかり深呼吸して……待ってなさいな……ふふ」   ;◆SE:2 イネス 用意したおしぼりを取る。 ;◆SE:3 おしぼりで耳かきを拭く音(ゴシゴシなどのアドリブを入れる) ;◆声:3 通常 【イネス】 「(少し長めの息遣い:おしぼりで耳かきを拭く)」 【イネス】 「よしよし、汚れたジェルを拭き取ったら、新たなジェルを耳かき棒の先に浸けて……」 ;◆SE:3 ジェルが入った器を持ち、耳かき棒をジェルの中へ漬ける 【イネス】 「(短めの息遣い:ジェルが入った器に耳かき棒を入れる)」 【イネス】 「ん、これぐらいでいいかな。さて、引き続きやりましょう。  お次は……裏をやっていくわよ。裏も結構汚れが多いのよ」 【イネス】 「けど……裏のお掃除は特殊でね。このままだとやりづらい!   だから……こう、するの……っ!」 ;◆SE:3 耳をつかみ、裏返す ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「あはは……ごめんなさい。耳をいきなり……裏返されて痛いわよね。  けどこうした方が取れやすいのよ。あと痛いってことは凝ってる証拠でもある」 【イネス】 「だから、痛くなくなるように……しばらくをマッサージしながら耳かきするわね……  じゃあ、いくわよ……せーの」 ;◆SE:3 ジェルに漬けた耳かき棒を取り出す ;◆SE:3 耳の裏側をジェル耳かき(継続)・耳のマッサージを軽く ;◆声:3 接近 【イネス】 「(少し長めの息遣い:耳の裏側をジェル耳かき)」 【イネス】 「……耳裏の軟骨部分も……しっかりと綺麗にしちゃいましょう」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:耳の裏側をジェル耳かき)」 【イネス】 「くす、お口から……ヨダレが、垂れてる……。そんなに……いい……?」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:耳の裏側をジェル耳かき)」 ;◆SE:3 裏側を耳かき(停止) 【イネス】 「……はーい、おしまい。表と違って裏は汚れがいっぱいだからまた綺麗にさせてね……」 ;◆SE:2 イネス  おしぼりを取る ;◆SE:3 耳かきをおしぼりで拭く(ゴシゴシなどのアドリブを入れる) ;◆声:3 通常 【イネス】 「(短めの息遣い:おしぼりで耳かきを拭く)」 ;◆SE:2 おしぼりを脇に置く 【イネス】 「……よーし、最後はお掃除してなかった耳穴の中をやっていくわね。  ここはやっぱり耳かき棒じゃないとお掃除できないところだからね。  少し多めにジェルを補充するから……しばし待たれよ!」 ;◆SE:3 ジェルが入った器を持ち、耳かき棒をジェルの中へ漬ける 【イネス】 「(短めの息遣い:ジェルが入った器に耳かき棒を入れる)」 ;◆SE:3 ジェルに漬けた耳かき棒を取り出す 【イネス】 「よし、それじゃあ、やるわよ。ジェルが耳の中に入るけどくっつくことはないからね」 【イネス】 「ただどうしても感触が特別だから、肩ひじ張っちゃうかもだけど……  そこは気にせず、あんまり驚かないで……じゃあ、いくわよ」 ;◆SE:3 耳穴の中をジェル耳かき(継続) 【イネス】 「(短めの息遣い:耳穴の中を耳かき(浅め))」 【イネス】 「……どう? ジェルが触れるけど触れてない感覚があるでしょ?  けどちゃーんと汚れは取ってるのよ……だから安心して。  はい、このまま深い所をやってあげて……」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:耳穴の中を耳かき(浅め〜深め)」 【イネス】 「あらあら、これまた……やり応え満点ね……  けど、一個ずつ……その汚れを、キャッチしていきましょうか……」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:耳穴の中を耳かき(浅め〜深め〜浅め))」 【イネス】 「……ふぃ〜取れたわ。じゃあ、抜くので……そのまま楽にしてて……」 ;◆SE:3 耳穴の中をジェル耳かき(停止) ;◆SE:3 耳穴から耳かきを出す ;◆声:3 通常 【イネス】 「おおーこれはすごい。少しやっただけで……ジェルが汚れまみれね  けどこれは……毎日頑張っていたってことでもあるわね……  うんうん、よく働いてる。えらいえらい」 【イネス】 「この耳垢も、私たちに必要な貴重なエネルギー源だからね。  大事に使わせてもらいます……このおしぼりできっちり拭いてね……」 ;◆SE:2 イネス  おしぼりを取る ;◆SE:3 耳かきをおしぼりで拭く(ゴシゴシなどのアドリブを入れる) ;◆声:3 通常 【イネス】 「(短めの息遣い:おしぼりで耳かきを拭く)」 ;◆SE:2 おしぼりを置く 【イネス】 「……よし、ジェル耳かきはこれで終わり。けど耳かきはこれだけじゃないわ……  今度は耳の中、洗っていきましょう……これを使ってね」 ;◆SE:3 スパイラル耳かきを見せる。 【イネス】 「そう……さじの部分がぐるぐるしてるなんの変哲もないスパイラル耳かき。  けど、あることをして……変哲なものにするのよ、えいっ」 ;◆SE:3 魔法で水を出して、スパイラル部分に水を纏わせる ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「驚いた? まあ見たまんまだけど……さじの部分に、水を纏わせてみたわ……。  これで……お耳の中を洗浄していくからね……」 【イネス】 「ああ、耳の中が水浸しにならないようそこも調節してるから、安心して!  じゃあ、スパイラルウォータ耳かき……お楽しみあれ〜♪」 ;※実在する耳かきではありません。イメージとしては耳の中で小さな渦潮を聞いているイメージです。 ;◆参考動画→https://youtu.be/d0IFUG2feJI ;◆SE:3 耳穴の中をスパイラルウォータ耳かき(継続) ;◆声:3 接近  【イネス】 「(短めの息遣い:耳穴の中をスパイラルウォータ耳かき(浅め〜深め))」 【イネス】 「はーい、お水が……いっぱい……耳の中をめぐりますよー……」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:耳穴の中をスパイラルウォータ耳かき(深め))」 【イネス】 「……少し角度をつけながら……耳の中を冷やして……」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:耳穴の中をスパイラルウォータ耳かき(深め〜浅め))」 ;◆SE:3 耳穴の中を耳かき(停止) 【イネス】 「はい、おしまい。それじゃあ……抜くよ……」 ;◆SE:3 耳穴から耳かき棒を抜く 【イネス】 「はい、おしまい。どう、耳の中、なんともないし、爽快でしょ?  じゃあ、仕上げに耳の中をもっと乾かしましょう。はい、ジッとして。せーの」 ;◆声:3 接近  【イネス】 「(少し長めの息遣い:息を吹きかけ)」 ;◆声:3 通常 【イネス】 「……お耳をふーってしたわ。これで汚れはもうないでしょう……  ん、温かい? くす、気付いたの? ええ、ちょっと私の息を少し温めてみたのよ」 【イネス】 「じゃあ、もう一回だけ……味わわせてあげる……」 ;◆声:3 接近  【イネス】 「(少し長めの息遣い:息を吹きかけ)」 【イネス】 「……ふ、これで右はいいでしょう。  じゃあ、こんな感じで左もやっていくからね。では、移動移動〜♪」 ;◆SE:3→7 椅子とジェルの入った器を持って移動する  ――――――――――――――――――――――――― トラック4:ジェル&スパイラルウォーター耳かき(左耳) ――――――――――――――――――――――――― ;◆声:7 通常 【イネス】 「はい、こんにちはー。左もシャキシャキやっていくわよ。  まずは……お耳を見せてくださいな」 ;◆声:7 接近 【イネス】 「(短めの息遣い:耳を見る)」 【イネス】 「ふんふん……なかなかに小さい汚れがたまっておられるなー。  溝から……ゆっくりやっていこうね。じゃあ、ジェルをつけて……」 ;◆SE:7 ジェルが入った器を持ち、耳かき棒をジェルの中へ漬ける 【イネス】 「(短めの息遣い:ジェルが入った器に耳かき棒を入れる)」 ;◆SE:7 ジェルに漬けた耳かき棒を取り出す ;◆SE:7 耳の溝を耳かき(継続) 【イネス】 「(少し長めの息遣い:耳の溝をジェル耳かき)」 【イネス】 「……輪郭に沿って……ごーしごーし……こしょこしょこしょ……」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:耳の溝をジェル耳かき)」 【イネス】 「……逆方向からやってみるのも……結構取れるのよねー……」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:耳の溝をジェル耳かき)」 ;◆SE:7 耳の溝をジェル耳かき(停止) 【イネス】 「ん……せっかく入り口周りまで来たから……入り口にも突撃……」 ;◆SE:7 入り口周りをジェル耳かき(継続) 【イネス】 「(少し長めの息遣い:入り口周りをジェル耳かき)」 【イネス】 「さじで……汚れを残さずキャッチしてあげて……」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:入り口周りを耳かき)」 【イネス】 「おー、おー……ここ、いい感じなのかな?   なら……ここを重点的にやってあげるわ」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:入り口周りを耳かき)」 【イネス】 「……よし、これでいいわね……。  というか、さすがにジェルを換えてあげないと……  衛生的にまずいから……強制的にお掃除させてもらうけど」 ;◆SE:7 左耳の入り口周りをジェル耳かき(停止) ;◆SE:8 イネス  おしぼりを取る ;◆SE:7 耳かきをおしぼりで拭く(ゴシゴシなどのアドリブを入れる) ;◆声:7 通常 【イネス】 「(短めの息遣い:おしぼりで耳かきを拭く)」 【イネス】 「……ピカピカになった。じゃあ、ジェルをたっぷりつけて……」 ;◆SE:7 ジェルが入った器を持ち、耳かき棒をジェルの中へ漬ける 【イネス】 「(短めの息遣い:ジェルが入った器に耳かき棒を入れる)」 ;◆SE:7 ジェルに漬けた耳かき棒を取り出す 【イネス】 「……ん、再開♪ まあ、この流れでやるところは裏しかないわ。  つまり――」 ;◆SE:7 左耳を引っ張り、裏側を前にする ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「はい、はい……痛いわね。けど、我慢、我慢。  綺麗になるには……我慢しなきゃいけないっていうでしょ。  魔女も人間も……そこは変わりないのー……はーい、我慢、我慢」 ;◆SE: 7 耳の裏側をジェル耳かき(継続) ;◆声: 7 接近 【イネス】 「(少し長めの息遣い:裏側をジェル耳かき)」 【イネス】 「……右よりも、こっちは……ああ、軟骨の方に汚れがあった……  ここはさすがに予想外だったわ……」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:裏側をジェル耳かき)」 【イネス】 「あ、でも……塊みたいなのはあるね……はい、こしょ……こしょ……こしょこしょこしょ……」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:裏側をジェル耳かき)」 【イネス】 「……ふぅ〜。これでバッチリでしょ……。  じゃあ、次は耳穴の中だから、あんまり汚れてはないけど……  次のジェルに張り替えるから、少し待っていてね……」 ;◆SE:7 耳かきで裏側をジェル耳かき(停止) ;◆SE:7 耳から指を離しつつ、耳かきを離す ;◆SE:8 イネス  おしぼりを取る ;◆SE:7 耳かきをおしぼりで拭く(ゴシゴシなどのアドリブを入れる) ;◆声:7 通常 【イネス】 「(短めの息遣い:耳かきを拭く。ゴシゴシなどアドリブを入れても)」 【イネス】 「……よーし。お掃除終わり。それじゃあ、ジェルをこれでもかってぐらい耳かき棒ですくいい取って……」 ;◆SE:7 ジェルが入った器を持ち、耳かき棒をジェルの中へ漬ける 【イネス】 「(短めの息遣い:ジェルが入った器に耳かき棒を入れる。ここだけたっぷりと)」 【イネス】 「……すべての準備は整った。じゃあ……ジェルの中で存分に……おぼれてくださいねー」 ;◆SE:7 ジェルに漬けた耳かき棒を取り出す ;◆SE:7 耳穴の中を耳かき(継続) 【イネス】 「(短めの息遣い:耳穴の中をジェル耳かき(浅め〜深め))」 【イネス】 「……あっと、ごめん。いきなり深くまで……突っ込んじゃったね……大丈夫」 ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「あ、今の良かった? じゃあ、浅い、深い……深い、浅い……と繰り返すと……  ふふ、口元がかなり緩んだ……ほーほー、これが極上ですかな?」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:耳穴の中をジェル耳かき(浅め〜深め〜浅め))」 【イネス】 「うーん……ここ、しつこい? ちょっと魔法で……ジェルの粘度をあげるね。  多分大丈夫だけど……耳の中で少しでも違和感を覚えたら、すぐに言うのよ……」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:耳穴の中をジェル耳かき(深め〜浅め))」 【イネス】 「どう? 大丈夫?」 ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「そう? じゃあ、もうすこしだけやったら……ジェル耳かきを終わりにしましょう」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:耳穴の中をジェル耳かき(深め〜浅め))」 ;◆SE:7 耳穴の中をジェル耳かき(停止) 【イネス】 「……おしまーい。じゃあ、耳の中から出すので、ジッとしていて……くださいな……」 ;◆SE 7 耳かきを耳穴から引き抜き ;◆声 7 通常 【イネス】 「……よしよーし。悪いものはジェルくんのおかげで一網打尽できたねー  あとは……キミのお耳を洗浄していこう……  ……あっ! でも、その前にお掃除させて……」 ;◆SE:8 イネス  おしぼりを取る ;◆SE:7 耳かきをおしぼりで拭く 【イネス】 「(短めの息遣い:おしぼりで耳かきを拭く)」 ;◆SE:8 おしぼりを置く 【イネス】 「……じゃあ、気を取り直して、お耳の中をお水でクリーンターイム」 ;◆SE:7 耳かき棒をスパイラルウォーター耳かきに切り替える 【イネス】 「はい、耳の中を洗浄しましょう……それ……」 ;◆※実在しないものなので、耳の中を渦潮で洗うイメージです ;◆SE:7 耳穴の中をスパイラルウォーター耳かき(継続) 【イネス】 「(少し長めの息遣い:耳穴の中をスパイラルウォーター耳かき(浅め〜深め))」 【イネス】 「……満遍なく耳の中を洗うと……頭の中まで洗われてる感覚がするでしょ?  それも……この耳かきの狙いの一つだったりするんだ……この」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:耳穴の中をスパイラルウォーター耳かき(深め)」 【イネス】 「奥に……まだ汚れがあるね……なら、このまま水の力で……洗浄、洗浄……」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:耳穴の中をスパイラルウォーター耳かき(深め〜浅め)」 【イネス】 「……はい、おしまい……それじゃあ、抜いていくからジッとしててねー」 ;◆SE 7 耳かきを耳穴の中から引き抜き ;◆声 7 通常 【イネス】 「……うんうん……これで、しつこい汚れも綺麗さっぱりだねー  じゃあ、このエネルギーの塊……ありがたく拭き拭きして、採取させて頂きますね……」 ;◆SE:8 イネス  おしぼりを取る ;◆SE:7 耳かきをおしぼりで拭く(ゴシゴシなどのアドリブを入れる) 【イネス】 「(短めの息遣い:おしぼりで耳かきを拭く)」 ;◆SE:8 おしぼりを脇に置く 【イネス】 「……ん、あとは、アレをして耳かきを終わりにするわよ。せーの……」 ;◆声 7 接近  【イネス】 「(耳に息を吹きかける)」 【イネス】 「……今度は、キミの脳髄まで私の息が届くように……」 【イネス】 「(左耳に息を吹きかける)」 【イネス】 「……おーわり。それじゃあ、綺麗になったお耳で、綺麗な音を聞いていこう」 ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「そそ、綺麗な音。キミをリラックスさせて、  さらに心地いい思いを味わわせてあげるからねー。  じゃあ、そのための道具を用意するから……少し待ってて」 ;◆SE:7→1 イネス立ち上がり、椅子を元へ戻す ;◆SE:1→13 耳かき道具一式を持ってその場から離脱し、足音が離れていく ――――――――――――――――――――――――― トラック5:極み、水の音 ――――――――――――――――――――――――― ;◆SE:14→13→5→1 歩いて接近 ;◆SE:5 着席 ;◆声:1 上からのぞき込む感じで 【イネス】 「……お待たせー。じゃあ、予告通り、キミのお耳を楽しませてあげるね。  さて、私はなんの魔女だったか覚えてるかな?」 ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「そう――水の魔女。なので、今から行うのは水のパレード。  いろいろな水の音をキミの耳元に聞かせて、癒していくよー。  まず初めは――これ!」 ;◆参考動画→https://youtu.be/Y-o7DJiPSy4 ;◆SE:1 ウォーターボトルを手に持ち、軽く振る 【イネス】 「水がたーっぷりつまった……ただのボトル♪」 【イネス】 「けど侮るなかれ……耳の中まで水を浴びたキミならわかるよね?  浴びても気持ちいいけど……水の音に身を委ねるのも……なかなかに気持ちいいのも……」 【イネス】 「だから……お水の音にたっぷり酔いしれて……癒されてくださいな……」 ;◆SE:3,7 ウォーターボトルを傾けたり軽く振ったりして、両耳ランダムに聞かせる 【イネス】 「(少し長めの息遣い:ウォーターボトルの音を聞かせる)」 【イネス】 「はい、こっちのお耳も……」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:ウォーターボトルの音を聞かせる)」 【イネス】 「どう? 容器を隔てて、近づけたり離したりして聞くと……また違うものでしょ。  じゃあ、次はボトルの形を……フラスコ型にしましょう」 ;◆SE:1 フラスコ型のウォーターボトルに持ち変える 【イネス】 「容器の形が変わっただけで、音の伝わり方もまた違って聞こえる……  ほら、一緒に振ってみるから……聞き比べてみて」 ;◆SE:3,7 ウォーターボトル(フラスコ型とボトル型)を両耳にランダムに近づけて振る 【イネス】 「(少し長めの息遣い:ウォーターボトルの音を聞かせる)」 【イネス】 「どう? 私の言った意味、理解できたかしら?   はい、それじゃあ、もう一度……聞き比べてみよう……」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:ウォーターボトルの音を聞かせる)」 【イネス】 「いい、感じ……かな? 今度は水を圧迫する音を聞いてみましょう。それにうってつけなのが、これ!」 ;◆SE:1 水風船(二個)出す 【イネス】 「水風船よ! これをグニグニしても、何物にもとらわれない水の自由さ、強さを楽しんでね」  ;◆SE:3,7 水風船を両耳にセットして潰したり、振ったりする(継続・以下、各動きの指示があるので、それに合わせて潰してください) 【イネス】 「(少し長めの息遣い:水風船を潰す)」 【イネス】 「どう? つぶしてみると、また変わった音になるでしょ……  水は自由自在♪ はい、もう一度……」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:水風船を潰す)」 【イネス】 「それじゃあ、今度は交互に……潰していきましょう……」 ;◆SE:3,7 水風船を交互に潰す(速度を変えるした方がよりはっきりわかりやすいかも) 【イネス】 「(少し長めの息遣い:水風船を潰す)」 【イネス】 「……どう? 交互にやったり……潰す音を変えると音が、また不思議な音でしょ……今度は少し爪を立てて……」 ;◆SE:3,7 水風船に爪を立てる 【イネス】 「(少し長めの息遣い:水風船を潰す)」 【イネス】 「はーい……水風船はこれでおしまーい。じゃあ、最後は……水をキミの耳に直接かけていこう」 ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「んー? まんまの意味よ。つまり魔法を使わず、キミの耳に水を浴びせるの。  そして登場するのが……こちらの、霧吹き……」 ;◆SE:1 霧吹きを取る 【イネス】 「これで細かい雫をキミの耳にかけて……  音と感触を同時に楽しんで。はーい、いくよー!」 ;◆SE:3,7 耳に霧吹き(継続) ;◆SE:3,7 耳に霧吹き(ランダムに同じ分量で) 【イネス】 「(少し長めの息遣い:霧吹きを耳にかける)」 【イネス】 「どう、水の感触は……? といっても、水、よね……  けど、水を浴びるのって、結構心地いいでしょう?  じゃあ……さらに霧を吹きかけて……」 ;◆SE:3,7 耳に霧吹き(ランダムで噴きかける量を自由にする) 【イネス】 「(少し長めの息遣い:霧吹きを耳にかける)」 【イネス】 「それそれ……もういっちょ……」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:霧吹きを耳にかける)」 ;◆SE:3,7 耳に霧吹き(停止) 【イネス】 「おーしまい。じゃあ、やわらかタオルで優しく吹いてあげよう」 ;◆SE:3 霧吹きを傍に置く ;◆SE:1 タオルを取り、両耳(3,7)を拭く 【イネス】 「(少し長めの息遣い:タオルで耳を拭く)」 ;◆SE:3,7 タオルで耳を拭く 【イネス】 「ん、綺麗に拭き取れたわ。どう、水の音の数々でした。結構リラックスできたかしら?  私もキミの満足気な顔とキミの疲労エネルギーをいっぱい得られてよかったよ」 【イネス】 「さて、以上で耳のケアによる疲労エネルギーの回収はおしまい。  次は食べ物を一緒に作って食べて、体の疲労を取り除いていきましょう。  そんなわけで……場所移すわよ」 ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「ええ、違う場所。ここもゆったり出来るけど、  もっとゆったり出来る場所があってね……それを作って食べながらくつろぎましょう」 【イネス】 「そんなわけで……箒に乗って移動するわよ。  はい、体を起こして……いきましょう」 ;◆SE:1 寝ているリスナーの手を掴み、箒に載せる ;◆声:1 背を向けて 【イネス】 「よしよし、乗ったわね。じゃあ、いくわよー」 ;◆SE:1→16 飛行音(魔法でその場から離脱) ――――――――――――――――――――――――― トラック6:ジェラートづくりで、南国気分 ――――――――――――――――――――――――― ;◆場所  キッチン前、向かい合っていると想定 ;◆SE:1 ビニール袋から冷やした炭酸の缶(ファンタやコーラ)、牛乳、ヘラ(鉄)を出す 【イネス】 「(少し長めの息遣い:食材を出す)」 【イネス】 「……よーし。これで準備はバッチリ。  どう? 今からなにをするかわかるかな?」 ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「……あはは、なにか作るのかはわかるけど、  炭酸ジュースに牛乳を出されたって、わけがわからないよねー」 【イネス】 「今からこのまま乾杯! だと拍子抜けだろうし……ふふ、だいじょーぶ。  この鉄板はちゃんと使うわ……ただし鉄板は熱すのではなく、冷やすの」 【イネス】 「んで、この缶の中身と牛乳をその冷やした鉄板にぶちまけて、ジェラートを作りまーす」 【イネス】 「おやおや、その顔はどうかしたのかなー?   もしかして鉄板が冷えてないとか、言いたいのかしら?」 【イネス】 「そこは心配ないよ。なにせ私は水の魔女。  水を出す事もできれば、状態変化もお手のものよ。こ〜んな風にね」 ;◆SE:1 魔法で水を出して鉄板を冷やす ;◆SE:1 鉄板が凍り付く音(参考:https://youtu.be/wH7himqJcIM) 【イネス】 「(少し長めの息遣い:鉄板を冷やす)」 ;◆SE:1 鉄板が凍り付く音(停止) 【イネス】 「……はーい一丁あがり。あはは、拍手ありがとう。  見てもわかるとおり、鉄板も見事に凍りました……」 【イネス】 「あとは、この鉄板の上にジュースを注げばいいだけ。こーんな風にね♪」 ;◆参考動画:https://youtu.be/dMfPYwLD7Vs ;◆SE:1 缶を振る ;◆SE:1 振った缶の表面にヘラの先を突き刺す(数回) ;◆SE:1 缶の表面から炭酸が鉄板へふき出す(開始→継続) 【イネス】 「(少し長めの息遣い:空き缶に穴をあける)」 【イネス】 「よーく振ったから、ぷしゅーって勢いよく出たね……  中身が……ぜーんぶ出るまで……こっちにも穴をあけて」 ;◆SE:1 振った缶の表面にヘラの先を突き刺す(数回) 【イネス】 「(少し長めの息遣い:空き缶に穴をあける)」 ;◆SE:1 缶の表面から炭酸が鉄板へふき出す(停止) 【イネス】 「いーかな? じゃあ、ジェラートだから……  こちらの牛乳を……混ぜて、よりクリーミーにしまーす」 ;◆SE:1 フタを開けて、炭酸の上に牛乳をかける 【イネス】 「(少し長めの息遣い:牛乳を炭酸の上に被せてかき混ぜる)」 【イネス】 「まんべんなく……まんべんなく……」 【イネス】 「……よーしかかったね。じゃあ、かき混ぜてこのジュースをジェラートへと変身させよう」 ;◆SE:1 ヘラで炭酸と牛乳をかきまぜていく(開始→継続) 【イネス】 「(少し長めの息遣い:ヘラで牛乳と炭酸をかきまぜる)」 【イネス】 「ヘラのぶつかる音、結構いい音でしょ?」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:ヘラで牛乳と炭酸をかきまぜる)」 【イネス】 「あ、キミも……少しやってみようか……はい。  今私がやったみたいに……見よう見まねでどうぞ」 ;◆SE:1 イネス リスナーにヘラを渡す ;◆SE:1 リスナー ヘラでかきまぜる(継続) 【イネス】 「(少し長めの息遣い:ヘラで牛乳と炭酸をかきまぜるリスナーを見る)」 【イネス】 「うんうん、なかなか筋がいいじゃない。ほら、もう一度やってみて」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:ヘラで牛乳と炭酸をかきまぜるリスナーを見る)」 ;◆SE:1 リスナー ヘラでかきまぜる(停止) ;◆SE:1 牛乳と炭酸が固まる 【イネス】 「……よし、ストップ! それじゃあいい具合に固まったので、ヘラを私へ戻して」 ;◆SE:1 リスナーヘラをイネスに渡す 【イネス】 「ありがとう……あとは、こうやって広げて……」 ;◆SE:1 イネス ヘラでジェラートを広げる(継続) 【イネス】 「(少し長めの息遣い:ヘラでジェラートを広げる)」 【イネス】 「鉄板の面を……目一杯つかって……」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:ヘラでジェラートを広げる)」 ;◆SE:1 イネス ヘラでジェラートを広げる(停止) 【イネス】 「おーしまい。それじゃあ……後はさらにストロベリーチョコをトッピングだよー。はい、これを使ってねー」 ;◆SE:1 トッピングソースボトルを掴み、ジェラートの上にチョコソースをトッピング 【イネス】 「(少し長めの息遣い:ジェラートにチョコソースをトッピング)」 【イネス】 「うんうん、綺麗なハートが描けたわ。あ、キミもやってみましょう。  はい、好きな模様を描いてみて……」 ;◆SE:1 リスナーにトッピングチョコソースボトルを渡す。 ;◆SE:1 リスナー 広げたジェラートの上にチョコソースをかける(継続) 【イネス】 「(少し長めの息遣い:ジェラートにチョコソースをトッピングするリスナーを見る)」 【イネス】 「お……おお? すごいすごい! これって唐草模様……だっけ?  あはは、こんなもの描いた人初めて見た。いいじゃん、いいじゃん!  ほら、ここのスペースも勿体ないからから……ぜひ描いて描いてー!」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:ジェラートにチョコソースをトッピングするリスナーを見る)」 ;◆SE:1 リスナー 広げたジェラートの上にチョコソースをかける(停止) 【イネス】 「うん、そのぐらいでいいかな? じゃあ、  最後はこれを丸めたり……切り離していきましょう」 ;◆SE:1 イネス ヘラでジェラートを切り分けて丸める 【イネス】 「(少し長めの息遣い:ジェラートを切り分けて丸める)」 ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「ん? 模様を描いた意味がない? いやいやそんなことはないよー。  それは……料理は胃に入れてしまえばどれも同じっていってるのと同じよ」 【イネス】 「お料理と言うのはもちろん味もだけど……作る過程も楽しいの。  その過程で癒されて欲しかったから……描かせたのよ。  だからキミのやったことは十分有意義だし、意味あるものよ」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:ジェラートを切り分けて丸める)」 ;◆SE:1 イネス ヘラでジェラートを切り分けて丸める(停止) 【イネス】 「はい、出来たー! それじゃあ、皿にのせて……」 ;◆SE:1 ジェラートを皿に載せる(継続) 【イネス】 「(少し長めの息遣い:ジェラートを皿に載せる)」 ;◆SE:1 ジェラートを皿に載せる(停止) 【イネス】 「さあ、どうぞ! 食べて、食べて!」 ;◆SE:1 リスナーの前にジェラートの載った皿とスプーンを置く ;◆SE:1 リスナースプーンを掴み食べる 【イネス】 「(短めの息遣い:ジェラートを食べるリスナーを見る)」 【イネス】 「どうかな? 美味しい?」 ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「おっ、それはよかった。このままじゃんじゃん食べて……  と言いたいけど、せっかく食べるのなら、もうすこし優雅に食べてみない? あそこで」 ;◆SE:1 イネス プールへ指差す ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「そそ、プール! そこにぷかぷか揺られながら食べよう。  はい、皿もって、レッツゴー」 ;◆SE:1→8→14 皿を持ちつつ、リスナーの手を引き駆け足 ――――――――――――――――――――――――― トラック7:プールに揺られながら、おしゃべり ――――――――――――――――――――――――― ;◆環境音  プールの小波音 ;◆SE:1 リスナー&イネス ゴムボートの上に横たわりプールの上で浮かんでいる ;◆声:3 通常 【イネス】 「どう? プールの上、ボートに横たわって……ゆらゆら日向ぼっこする。  そして作ったジェラートを時々食べる……とても優雅でしょー?」 【イネス】 「……ん? 服を着たままだから、落ちるのが怖い?  あ〜なるほど。じゃあそのまま腕を思いっきり水の中へ入れてみて……さんはい」 ;◆SE:1 リスナー 水の中へ手を入れる ;◆SE:3 波が立つ音 【イネス】 「(短めの息遣い:水の中に手を入れるリスナーを楽しそうに見る)」 ;◆SE:1 リスナー 水から手を出す 【イネス】 「どう? 濡れたどころか、手から水滴すらこぼれてないでしょ?  キミをここへ連れた時、そういう魔法をかけておいたの……  つまりキミが心配した懸念は……今なくなりました」 【イネス】 「そんなわけで……ぷかぷかプールの上に浮かんで、  引き続き……このひと時を満喫してくださいな……」 ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「このままだと……手持ち無沙汰で不安?  今言ったこと聞いてた? もーそれが休むってことで……え、お話?……」 【イネス】 「うーん、このまま休んでもらいたいのだけど……まあそれぐらいならいいかしら。  じゃあ、なにを話したいの? ん、魔女のこと? ほーほー、キミも好奇心旺盛だね」 【イネス】 「そーねー……魔女についてとなると……魔女の種類ぐらいは教えようかな」 【イネス】 「魔女ってのは二種類いて、平たく言えば先天的と後天的のどちらかだけ。  言葉の意味通りだけど、生まれた時から魔女の血を引いている人と、後で魔女になる人ね」 【イネス】 「大抵、先天的は親が魔女のタイプ。けれどたまたまなにかのきっかけで、  力をもらって魔女になるって子もいる。そういうのは後天的ね  いわゆる……超常現象と言う感じで、望まずになった子もいるわね」 【イネス】 「もちろん、そういう子もここで働いているのよ。  でも大抵そういう子は……一目で特徴がある容姿をしてるのよね」 ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「ん? 私は先天的な方? さあ、どーかな? 違うかもしれないよ……」 ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「今の話だったら……先天的な魔女? ふふ、せーかい」 【イネス】 「ただ、私は魔女だけど……人間的要素もかなり強めだから、普通の学校やオフィスで働いていた経験もあるの。  だから、ここで働いている子達よりも……人間社会についても経験豊富なのよねー」 【イネス】 「……だから、他の魔女の指導役をやったりしてる。  それにオフィス仕事の大変さもわかるし、キミの疲れもわかる」 【イネス】 「いや、働いていると……いやなこと多いよねー。  私も会社員時代は、魔法を作って……上司をこらしめたものだよ……」 【イネス】 「あ、もちろん、魔女としてのルールもあったから……  やったらめったら使ってたわけじゃない……そういう時には使っちゃ本当はいけないけど  そこはほあ、本当にイライラが溜まったときに……ね……てへ☆」 【イネス】 「けどその瞬間を、たまたままだ赤の他人だったここのオーナに見られてね、  まんまと怒られて、んで、ここに来ないか誘われた」 ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「そう、意味がわからないでしょ。でもあなたの力は人を幸せにする力、人を苦しめるものじゃないって。  いきなりここへ連れてこられて、気付けばキミみたくそのオーナーは私を魔法で癒したんだ」 【イネス】 「リアクションに困るじゃん。でも言ったのよ。  『悪いことをするのは……心が疲れてるから……』だって」   【イネス】 「そう言われて……なんとなくハッとさせられたんだ。確かにその通りだわって  心に余裕がないから……悪さしちゃうんだなっていろいろ考えさせられた」 【イネス】 「私もそんな魔法が使えたらなって思って……その誘いに乗って……今に至ったわけ。  まあ、簡単に言えば……私、あの人のファンになったともいえるんだよね……」 【イネス】 「この人の下で働きたいと思って……んで、今に至るわけ。  どう、つまらなかったでしょ?」 ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「そう? おもしろかったのなら……よかった。  ただオーナーに会いたいというのはね……。  うーん、ごめん。ちょいと、無理かな……」 【イネス】 「会おうにもしばらく私だったり、他の子に会ったりしないと会えないと思う。  なんてたってウチのオーナーの出現条件は、ここへ10回ぐらい通い詰めないと会えない  ソシャゲでいうとこのアルティメットレベルの人だからね」 【イネス】 「けど、通い詰める前に……大抵の人はここへ一回来て終わるんだけどね……」 ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「毎回疲れれば、来られる? ダーメ、そう頻繁にここへは来られないようにしてるの」 【イネス】 「出迎えるときも言ったでしょ? 私たちとしては……かなり濃度の高い疲労エネルギーが欲しいからね。  本当に消耗している人じゃなきゃ……なかなかここには来られないようにしてるの……」 【イネス】 「それにここを訪れた人がまた来たとなると……担当した私たちにもペナルティがあるから」 ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「もう、場所を覚えた? ふふ、残念、  ここを出たら記憶がリセットされるのでわかりません。  それでも気力で来る……わわ、それはやめて欲しいな」 【イネス】 「うーん、けどそんなに会いたいのか。うーん困ったな、これは……。でもな……」 【イネス】 「……はあ。しょうがない。ならしっかり休んで、次までしっかり頑張ること!  そしたら望みがあるかもしれないし、来れたら紹介してあげるよ。これでいい?」 ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「よーし、決まりだ。なら、おしゃべりはもうここまで。キミと喋ると言っちゃいけないことも言っちゃいそうで怖いし」 【イネス】 「それに、そろそろ眠くて仕方ないでしょう?  私の話を聞きながら、キミがあくびを我慢しているのバレバレだからね」 【イネス】 「だから、しっかり寝ましょう。ん、このまま寝ると風邪を引く?  大丈夫。そこは私が今水布団を作って、かけてあげるからさ」 ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「そう、水布団。このプールの水を使って布団を作るの。  もちろん濡れる心配はないのでご安心を。  けど動くと濡れる可能性もあるからさ」 【イネス】 「そう。そのままピーンと横たわって。  はい、いくよ。せーの――」 ;◆SE:3→1 リスナーの体の上に波をかける(実在するものではないので、全身に水を掛けられている音を出してくれれば幸いです) 【イネス】 「はーい、キミの体に少し暖かめの水布団を掛けました〜。どう〜濡れてないでしょ?」 ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「ふふ、不思議でしょー? まあ、お姉さんは水の魔法使いなのでね  水のお布団を作る事ぐらい造作もないのよ」 【イネス】 「さて、寝る準備が出来たということで、あとはひたすら寝るだけだよ。  そのまま目を閉じてー……今寝かせてあげるからねー」 ――――――――――――――――――――――――― トラック8:波に揺られて子守歌 ――――――――――――――――――――――――― ;◆BGM: プールに揺られたまま時折小さい波の音 ;◆声:1 このトラックから徐々に安眠誘導を強める意識です。メリハリ強弱等、声を張らずゆったりと演技していただけますと幸いです。 【イネス】 「(短めの息遣い:眠るリスナーの様子を見る)」 【イネス】 「……どう、布団気持ちいいでしょ? このまま眠れそう?」 ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「ん、寝られない? ふむ、これも足りないのか?  じゃあ、これはどう」 ;◆SE:1 波の音(継続・一定間隔で) 【イネス】 「波を作って……キミが乗っているボートを揺らしてみたよ。  ジッとしてるより……揺れてる方が寝やすいって聞いたからさ」 【イネス】 「それに波の音も……心地いいものでしょう?  さあ、そのまま身を委ねて……続けちゃいましょう」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:眠るリスナーの様子を見る)」 【イネス】 「うんうん、いい感じに落ち着いてきたかな? じゃあ、仕上げに――おほん」 【イネス】 「……ねーんねん、ころりーよ……おころーりーよ…………♪  ぼう……やはー……よい……こ……だ…………ねんね……しーなー…………」 【イネス】 「……んー、子守歌? そう子守歌。小さい頃はこうやって、寝かしつけられたでしょ?」 【イネス】 「ん? 魔女の子守歌? うーん、それはないんじゃないかな?  魔女って言っても魔力があるかないかだけの違いで、育った環境のベースは一緒だし。  ……あっ、魔女らしく呪いの歌とかあるけど、そっちがいいかな?」 ;◆SE:1 リスナー身じろぐ 【イネス】 「あはは、イヤだよねー。じゃあ、このまま聞き馴染んだ子守歌で寝ましょう、はい」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:眠るリスナーの様子を見る)」 【イネス】 「ぼうやのお守りは…………どこへ行った………………♪  あの山………………こえて………………里へ行った……♪」   【イネス】 「(少し長めの息遣い:眠るリスナーの様子を見る)」 【イネス】  「里の……………………みやげに……………………何もろうた………………♪」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:眠るリスナーの様子を見る)」 【イネス】 「でんでん………………太鼓に………………笙の笛…………♪」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:眠るリスナーの様子を見る)」 【イネス】 「……ねんねん…………ころりよ……♪ おころりよ……♪   ぼうやは…………よい子だ………………ねんねしな…………」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:眠るリスナーの様子を見る)」 【イネス】 「ぼうやのお守りは…………どこへ行った………………♪  あの山………………こえて………………里へ行った……♪」   【イネス】 「(少し長めの息遣い:眠るリスナーの様子を見る)」 【イネス】 「里の……………………みやげに………  ……………何もろうた………………♪」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:眠るリスナーの様子を見る)」 【イネス】 「でんでん………………太鼓に………………笙の笛…………♪」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:眠るリスナーの様子を見る)」 【イネス】 「…………ん、眠し……いいよ、いいよ……無理しないで……  そのまま…………そのまま……お眠りなさいな……」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:眠るリスナーの様子を見る)」 【イネス】 「……今日は…………ご利用ありがとう……  ……キミの疲労エネルギーも多く取れたのもあるけど……  キミを癒してあげて……楽しかったよ……」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:眠るリスナーの様子を見る)」 【イネス】 「……まあ、本気で疲れたら……またご案内するわ……  その時は……さらなる水の癒しのパレードを……見せてあげるからさ」 【イネス】 「(少し長めの息遣い:眠るリスナーの様子を見る)」 【イネス】 「……はーい……おやすみ……。  しっかり寝て……疲れを取って……明日も頑張ろうねー」 ;◆おしまい