私は、よくネットカフェに通っていました。 最近は完全個室のお店も多く、静かな部屋でゆったり過ごせます。 飲み物や食事メニューが充実していたり、シャワー設備もあったりと、 1日中いても困りません。 お休みの日にそういうお店に行っては飲み物片手に本を読んだり、エッチな動画を見たり、 ムラムラしたらオナニーしたり―― という時間が好きなのです。 もちろんネットカフェでオナニーするなんて、 それなりに防音性能の高い個室だからこそできることですが… その日は、あえていつもの完全個室のお店ではなく、 壁で空間が仕切られているだけのタイプを選びました。 はじめて行くお店です。 実際にお店に到着し、部屋を選んで入ってみると―― 期待していた通り、でした。 四方を壁で仕切られているので、隣の部屋の様子は見えませんが、 天井はなく、壁もあまり高さがありませんので、 その気になれば立ち上がって隣の部屋を覗くこともできるでしょう。 もちろん音も聞こえます。 また、入り口はドアというより板がついているだけで、 部屋の外を歩く人の足元――膝から下くらいが見える造りになっています。 外から覗くこともできてしまうでしょう。 個室というには心許ない、いつ誰に覗かれてもおかしくない空間。 こういう場所でオナニーしてみたい―― それが今回、私が求めていたものでした。 まずはPCの電源を入れ、ヘッドフォンを装着しました。 少しエッチな動画でも見て気分を高めようと思ったのです。 どの動画を見るか、好みに合いそうなものを探していると、 ”ネットカフェでオナニー”という文言が目に入りました。 どうやらネットカフェでオナニーしていた女の子が見られてしまい、 なかば無理矢理に…という内容のようです。 私自身、元々女の子がめちゃくちゃにされてしまうものが好きなのですが、 その上、今の状況にピッタリなこともあり… さっそくタイトルをクリックし、その動画を見始めました。 動画の中では女の子が激しく喘いでいます。 オナニーに夢中になっていた女の子が、 個室のドアが開いてしまっていたために男性に見られてしまい、 オナニー中の姿を盗撮され、それをネタに脅されて… という流れです。 女の子はショートカットにツリ目で気の強そうなイメージで、 はじめはそれなりに抵抗していましたが、 今はすっかり気持ちよくなってしまっているようで、 自ら腰を振っています。 快感に蕩けた表情がなんともいやらしく―― 見始めてから30分ほど経っていたでしょうか。 大分興奮して、アソコが濡れてしまっているのが分かりましたが、 まだ触ったりはしていませんでした。 私は普段、動画配信などの活動をしていまして、 エッチな動画も撮っているのですが、 その日も、せっかくだしオナニーシーンを撮影しようと思ったのです。 興奮が高まり、どうにも我慢ができなくなったところで… 動画の視聴はやめて、自身のオナニー動画の撮影をはじめました。 マイクを準備し、カメラとして使うスマホの位置を調整。 マイクは人の耳を象ったものが付いている、いわゆるバイノーラルマイクです。 「どうも~~…まろふぃです…今日はネットカフェでこっそりオナニーしちゃおうと思います…」 と、この動画を見るであろう人達に小声でごあいさつ。 「バレたら大変なので、小声です…喘ぎも抑えていきたいと思います…」 マイクの耳の部分に口を寄せ、囁きます。 隣のスペースにはまだ人がいないようでしたから、 小声ならば大丈夫だろうと考えていました。 そして――実際にオナニーをはじめました。 恥ずかしながら先ほどの動画を見たことでかなり昂っていましたし、 前からこの日を楽しみにしていましたから、はやく触りたくて仕方ありませんでした。 しかし、これを見ているファンの方々を焦らす意味もあり、 いきなり脱いだりアソコを触ったりはしません。 まずは服の上から乳首を弄ります。 私はいわゆる陥没乳首で、そのためかとても敏感です。 強く刺激するより、優しい方が――服の上から弄り、服で乳首が擦れるのも好きなのです。 「ふふっ……実は家を出てからここまで、ノーブラで来ちゃいました…」 そんなことを言いながら、普段は陥没している、今はぷっくりと膨れた乳首を弄り―― ちなみにノーブラで来たというのは本当です。 興奮してしまっていたのは、そのためもあるのでしょう。 「そろそろ……おっぱい見たいですか…?」 言いつつ、一気には脱がずに焦らすように少しずつ服をたくし上げ―― 露出された胸を揉み、乳首を軽く摘まむと、快感に思わず声が出そうになりました。 いえ、実際は微かに声は出ていたでしょうが… 普段通りの喘ぎ声が出そうになったところを、なんとかある程度抑えることはできました。 いくら隣のスペースに人がいないとはいっても、基本的に静かな場所です。 大きな声を出してしまえば当然目立つでしょう。 乳首を弄るシーンの動画は以前からいくつか上げていて好評でしたので、 意識して尺を長めにしました。 喘ぎ声に注意しつつも、両方の乳首を両手の人差し指の先でクリクリと弄り倒し、 やがて手が下半身に向かいます。 パンツの上からでも分かるほど、しっとりと濡れていました。 カメラに股間を寄せ、シミができたパンツをアップで写してからずり下げ―― アソコがあらわになりました。 カメラに大きく写ったそこを軽く手のひらで撫で、 そしてゆっくりと指を挿入します。 中をかき回してみると、くちゅくちゅと卑猥な水音が響き… 声を出さなくても、この水音が聞かれてしまいそうな気がして、 今さらながらに不安になりましたが、指は止まりません。 中だけでなくクリトリスも弄って気持ちよくなりながら、 バッグの中から男性器の形をした――いわゆるディルドを取り出しました。 私が愛用しているオモチャの1つです。 私は指だけでも気持ちよくなれるのですが、 オモチャを使ったときの気持ちよさを知ってからは、 普段のオナニーでも基本的に使っています。 いわゆる電マやバイブなど… そしてこのディルドは、見た目や感触がリアルで、 挿入して気持ちいいのはもちろん、フェラシーンの撮影でも活躍してくれるため、 かなりの頻度で使用しているものです。 この日の撮影でも使うかもしれないと、持ってきていたのでした。 その太いディルドの先端を舐め、口に含み… 先ほど見ていた動画の女の子も嫌がりながら舐めさせられていたのを思い出しながら、 しかし私自身はまったく嫌がることなどなく、むしろ貪るようにソレをしゃぶり… そして動画と同じように、ソレを奥まで一気に挿入しました。 右手でディルドを持ち、左手で口を抑え、なんとか声が漏れないように。 あの動画と同じように無理矢理されている妄想をしながら、 激しく出し入れすると―― 既にかなり昂っていたためか、すぐに絶頂が見えてきます。 「あっ……ダメ……イっちゃいそう、です…!」 絶頂が近いことを口に出すと、それでスイッチが入ったように一気に快感が高まり―― ガタっ… ふと、どこからか物音がしました。 驚きつつ耳を澄ますと、おそらく隣のスペースから、 ガタガタという音が微かに聞こえました。 すぐそこに人がいる―― しかもその気になれば私のあられもない姿を覗けてしまう位置に。 焦りましたが、それでもディルドを出し入れする手は止まらず―― (あっ、あぁっ…!気持ちいい…!イきそう…あぁダメっ、声出ちゃう…!) (見られちゃうかも…オナニーしてるとこ…んあぁっ…!) 私はこの状況に異常なほど興奮していました。 もはやイかずにやめることなど考えられなかったのです。 抑えてはいても多少声は漏れていましたし、 ディルドを出し入れする水音はまったく隠せていなかったでしょう。 (イくイくイくっ…!イくうううぅっ…!) 羞恥すらも快感に変え、私は絶頂していました。 アソコからびちゃびちゃと液体を垂らし、強烈な快感の余韻に、荒い息を吐き… これほど音を立ててしまっては、隣の人にも聞こえていたのでしょう。 こちらのスペースとの間にある壁際でモゾモゾと―― おそらくは聞き耳を立て、こちらの様子をうかがっていたのだと思います。 普通に考えれば――この状況自体が普通ではありませんが―― すぐに服を着て、もし覗かれてしまってもいいよう、体裁を整えるべきでしょう。 しかし私は――オナニーを再開していました。 (これ……もし見られたらどうなっちゃうんだろ…) 快感に蕩けた頭でそんなことを考えながら、先ほどよりも激しくディルドを出し入れし―― 誰かの視線を感じながら2度目の絶頂に至りました。 このとき撮影していた動画は残念ながらお蔵入りとさせていただきました。 あまりに恥ずかしく、とてもお見せできるものではありませんでしたので… この後何があったのかは、皆様のご想像にお任せします。 ただ、私は―― 妄想の中でしかあり得ないと思っていたことを、存分に楽しんでしまったのでした……