セリカ 「ええと…あなたが今日から来た特別捜査官の方ですね。 始めまして、今日あなたの案内をします、セリカです。 これから同僚になるのですから、よろしくお願いしますね。 まずは、ここの簡単な紹介から。 ご存知の通り、ここは政府によって10年前に作られた、 特殊大規模犯罪捜査…通称魔女狩りのための施設です。 もちろん、魔女と言うのは、魔法を使うとか、 そういうオカルトのことを言っているのではありません。 この国の転覆を考えているとされる、 女たちで組織された反政府組織の摘発を目的としています。 我が組織は、この目的のために限り、 唯一容疑者に対する拷問が許可されているため、 中世の魔女狩りにちなみ、 この件に関する捜査、および取り調べのことを魔女狩り、 反政府組織の者たちも魔女と呼ばれるようになりました。 ですが、魔女たちもそう簡単にしっぽを出すわけではありません。 ただ、今までの調査で、魔女たちは完全に善良な市民ではないということが分かりました。 例えば、いじめの主犯格、痴漢のでっち上げ、売春からの恐喝のような、 大っぴらには罪に問いにくいような人間の中に、魔女が隠れています。 なので、こういう人間を捕まえて、 厳しい取り調べを行う事で、魔女であることを白状させるのです。 ただし、拷問で血を流すような苦痛を伴うものは許されていませんので、 私たちが行うのは、あくまで性的なものに限ることを、十分お気を付けください。 また、輪姦やイラマチオ責めなど、男手が必要な場合を除き、 基本的に拷問は女性の尋問官が担当します。 女がされて一番辛い部分を知っているのは、女だけですからね。 ですので、私は捜査官のほかに、尋問官も兼任しています。 では、基本的な説明はこのくらいにして、まずは取り調べについて、知ってもらいましょうか。 いくつか取り調べのビデオを見て貰った後、 実際に取り調べ室でどういう尋問が行われているのか、見ていただきましょう。 あ、ビデオについては、撮影映えした容疑者を教材に使っているので、 撮影時期も、その時使った機材もバラバラです。だから、若干古いものがあったり、 映像が一部乱れてたりするかもですけど、まあいいですよね。 では、会議室を予約してありますので、こちらへ。」