「今日からキミがワタシになるの。」編集後記  この度は、「今日からキミがワタシになるの。」を手に取ってくださり、誠にありがとうございます。  こんにちは。音声サークル百合虎魂主催の朱時卍時です。  まだ暑さが残るものの、朝晩に涼しさを感じる季節になってまいりました。  皆様いかがお過ごしでしょうか?    ワタシはといえば、昨今の怒涛の新作ゲームのリリースに右往左往。  ストリートなファイターやら、謎の資源を巡るロボットアクションゲームやら、  ポケットな怪物のDLCやらで、まさに翻弄されながら、  制作をなんとか続けているような感じです(笑)。  睡眠時間を確保せねば!  秋の夜長とはもうしますが、  皆様もどうか寝不足にはお気をつけて。  さて、今回はTSの筆頭ジャンルのひとつである「入れ替わり」に対して、  あらためてどっしり構えた作品を作りたいという思いから。  「おねショタ入れ替わり催眠音声」をコンセプトに、制作してみました。    リスナーさんがショタの立場で、憧れの家庭教師と入れ替わって、  いいようにされちゃうのを想像したら、つい筆がのってしまいました。  入れ替わりで個人的にあると嬉しい要素、  異性の体でおしっこシーンを盛り込んだのとかでノリ具合を感じていただけましたら幸いです。   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    【今回のおまけ 初期プロット公開コーナー】  「家庭教師と入れ替わり」初期プロット ・四条サヤ(シジョウ・サヤ)  家庭教師の女子大生。  見た目は清楚なお姉さん。  上品な言葉遣いで、洗練された印象をうける。  実はサキュバスの呪いを受けた一族。  この呪いは思春期以降に発症し、時々発情の発作が起きるようになる。  症状が進行すると普通の仕事に就くことができなくなる上、  呪いの末期にはサキュバスになってしまうとされる。  呪いに人生を支配されたく無いという一心で、  アナタの体と人生を強奪しようと試みる。  男の娘が好きで、アナタの体を奪ったあとは、女装を楽しむ。  髪の毛は暗めの茶髪で清楚系ロング。ハーフアップ。巨乳。  童貞をハメ殺しそうな服を着ている。 ・アナタ  医者を目指しているショタ。有名な進学校に通っている。  声変わり前で、まだ幼いが優秀でよく気がつく美少年。  授業中発情してしまい、苦しむサヤの姿をみて、  ドキドキしながらも、力になりたいと申し出る。  心からの善意だったが、その結果、サヤと体を交換されてしまう。  女装後の姿はボブカットの女子制服姿。白いベストに長袖。襟にリボン。スカート。  ちょっといいとこの女子学生といったいでたち。 ・あらすじ  学生ながら、医者になるのを志しているアナタ。  家庭教師のサヤの親密なサポートもあり、学校の成績は上々。  両親が出張で不在のことが多い家庭ながら、  サヤは勉強を教える以外にも、ご飯を一緒に食べたり、  悩み事を聞いてくれたり、アナタの心の支えとなる存在だった。  だが、そんなある日。  アナタの家に着くなり、サヤは苦しみ始める。  それは異様な苦しみかただった。  肌は上気し、息は熱っぽく。  発情しているとしか思えない、色気のある苦しみかただった。  アナタは動揺しながらも、サヤをベッドへ寝かせ、  救急車を呼ぼうとするが、止められる。  うめきながら、サヤは譫言のように言葉を紡ぐ。  今苦しんでいるのは病気や怪我ではなく、呪いだ。と。  一族にかけられた、サキュバスの呪いによって。  サヤの体が蝕まれていることを告げられる。  精液を定期的に摂取しないと、正気を保てなくなる。  そんな悍ましくも官能的な呪いにかかったサヤにお願いされて、  アナタはサヤと幻想的なセックスを行う。  互いの境目がなくなっていくようなセックスのさなか、  アナタは意識を失ってしまう。  気がつくと、アナタの体はサヤと入れ替わっている。  サヤは一族の呪いを解くかわりに、  別の呪いでアナタの体を奪うことを、  かねてから計画していたのだった。  すぐに戻して欲しいと訴えるアナタだったが、  少しでいいから呪いから解放された体で過ごしてみたいと、  お願いされて、断れなくなってしまう。  少しの間だけ、体を貸すことをアナタは了承してしまう。  体を貸してくれるお礼に、と。  サヤはサヤの体になったアナタに、  女の子の快感と特濃の精液を注ぎ込む。  女性としての悦びを感じながら、  アナタの記憶や、心は快感を感じるたび、  だんだんサヤのものに上書きされてしまう。  それを恐ろしく感じながらも、  他人になっていくという事実に、  少しずつ興奮するようになってしまうアナタ。  これ以上は自分じゃなくなってしまう、恐怖心も同時に湧いてくるのだった。  一週間がすぎ、アナタはかろうじて残っていた理性で、  性欲を我慢しながらサヤとしての日常生活を送っていた。  今日で元に戻れる。性欲まみれの体から解放される。  アナタはなんとか元の自分の家へ、家庭教師として訪れる。  そんなアナタの目に飛び込んできたのは。  可愛い女の子ものの服に身を包んだ自分の姿だった。  サヤはアナタの可愛らしい体で、女装するのを楽しんでいたのだった。  サヤは元に戻るのを断り、代わりにゲームをもちかける。  それは、アナタが家庭教師として、  授業をすることができたら元の体に戻れるが、  もしできなかったら、一生サヤの体で過ごすというものだった。  後少し、それくらいなら。と安請け合いしてしまうアナタ。  だが、それはサヤの罠だった。  授業用に、とアナタに手渡されたのは保健体育の教科書。  教える中で、体がどんどん熱を帯びていくアナタ。  体が限界を迎えそうな時、汗ばんだ額を拭くように、と。  アナタはサヤからハンカチを手渡される。  だが、ハンカチと思ったそれは、  サヤが精液を染み込ませたショーツだった。  堪えきれなくなったアナタは、発情し。  授業を中断してしまう。  ショーツを手に、サヤに見られながらオナニーを始めてしまうアナタ。  見られているのさえ心地いい。  けど、そのサヤのスカートの下に隠されたおちんちんが、  欲しくて欲しくてたまらなくなってしまう。  ついにアナタは、一生サヤの体のままでいいから、  おちんちんを入れて欲しいと泣きながら懇願してしまう。  呆れたサヤは、アナタに 「さよならのキスをおちんちんにしてあげなさい」  と言い放ち、フェラをさせたのち、  アナタのことを激しく犯す。  何度も何度も中出しされて、サキュバスの呪いが強まっていくのを感じながら、  アナタは意識を失ってしまう。  1年後。  アナタは、呪いのせいで大学に行くこともできなくなり。  風俗で働いていた。  おちんちんを毎日入れてもられる、  それだけでアナタは幸せを感じるようになっていた。  そんな時、アナタの前に医者となったサヤが再び現れる。  久々に元の体と出会ったことで、少しだけ意識が戻るアナタ。  返して、アタシの体かえして。とすっかり女の子の言葉遣いで懇願するアナタ。  そんなアナタに元に戻る薬だとうそぶき、サヤは一族に伝わるローションをアナタにあびせる。  さらに、元に戻るためには特殊な対位  でセックスする必要があると伝える。  実はサヤがアナタにかけた呪いは一年で効果を失うもので、  そのローションをからだにかけて、  特殊な対位(シックスナインなど)でセックスをすることで、  入れ替わりを永遠にする儀式が成立してしまうのだった。  絶頂して自我を失い、身も心も魂さえも淫乱なサヤそのものに染まって、  イキ狂う中で、アナタは元に戻れない事実を聞かされる。  絶望しながら陶酔し、絶頂しながら絶望し。  泣きながらイキ狂い、やがてなぜ泣いているのかもわからなくなり、  アナタは永遠の性の悦びに包まれる。  果てながらアナタは呪いを受け入れる。  サキュバスとして、生まれることができたのだと、実感し。  考えるのを放棄して。考えることさえ、もはやできない。  性の魔物へと堕ちていくのだった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    毎度のことですが、プロットからして詰め込みすぎですね(笑)  正直、泣く泣く削りました。  肉体に精神が引っ張られたり人格染まるの好きなんですけど、  催眠音声だとけっこうその辺の描写はまだ模索中かな、  というところで、今回は元プロットよりはマイルドで、  ポイントでフェチを織り込んだものに仕上げました。  皆さんはどんな入れ替わりがお好みでしょうか?  よかったらお気軽にご意見をくださいませ。  今後の作品の参考にさせていただきます。  それでは、文末にはなりますが、  この場を借りて、あらためて、  演じていただきました御子柴泉さん、イラストレーターのねおしの先生、  そして、呪われな発情家庭教師になってくださったアナタに。  心よりお礼申し上げます。  今後とも、なにとぞ百合虎魂をよろしくお願い致します。 ※コメント、ご感想、リクエストなどございましたら、  各配信サイトレビュー欄ほか、Ci-en、Twitterなどでも是非お気軽にご意見お寄せくださいませ。   アナタのリクエストが、次の百合虎魂作品のプレイにつながるかもしれませんよ♪ 2023・09・27 百合虎魂  朱時卍時 X/旧Twitter @YuritoraSoul / @akatokibanji2