○タイトル: 「彼女は僕の耳を……したい。(第2弾)〜キレイ好きすぎる清純JK・魅央が、お耳を徹底的に『洗浄』します〜」(仮) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− トラック1:あなたのお耳……キレイにしてもいいですか?(プロローグ) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ;SE:学校のチャイム音(キーンコーンカーンコーン) ;SE:足音(てくてく) ;ボイス位置:11 普通に会話 【魅央】 「あのぉ……ちょっとよろしいでしょうか?」 ;ボイス位置:9 やや上から普通に会話 【魅央】 「突然ごめんなさい。今日の放課後ですけど、これからお時間ありますか?」 【魅央】 「よろしければ、あなたをわたしの家にご招待したいんです。わたしと一緒に来て、いただけませんか……?」 ;SE:椅子を引く音(ギィ) //場面転換 //魅央の自宅まで歩いて行くふたり ;バックSE:ふたつの足音(てくてく/タイミングズラして) ※開始 ;SE:車が横を通る音(ブロロロ) //上記、リスナーが車道側を歩いている感じにしたいので、11側でお願いします。 ;ボイス位置:16 普通に会話(顔を少し彼女の方に向けている感じ) 【魅央】 「いきなりのお誘いでしたのに、お受けしていただいてありがとうございます」 【魅央】 「あまりお話する機会がなかったですから、さぞ驚かれたでしょう?」 【魅央】 「実はわたし、あなたとは前々からこうしてお話してみたかったんです」 【魅央】 「誰にも聞かれないように、ふたりきりで……うふふ」 【魅央】 「今日あなたをお誘いした理由について、気になりますか? それは……まだ、内緒です♪」 ;バックSE:ふたつの足音(てくてく/タイミングズラして) ※停止 【魅央】 「あ、着きました。ここがわたしの家です」 【魅央】 「今、玄関のドア、開けますね?」 ;SE:鍵を開ける音とドアをひらく音(ガチャ、キィ) 【魅央】 「さ、どうぞ。遠慮なく入ってください」 ;SE:玄関へと進み、靴を脱ぐ音(てくてく、ごそごそ) ;ボイス位置:10 普通に会話 【魅央】 「よいしょ、と。ふぅ……。さ、こちらです」 //地下室へ降りていく ;SE:階段を降りる音(トン、トン) ;ボイス位置:9 ちょっと下から会話 【魅央】 「ん? あぁ、ごめんなさい。普通のご家庭には地下室なんてないですから、驚かれましたよね」 【魅央】 「わたしの部屋……といいますか、趣味で使っている部屋が地下にあるんですよ」 【魅央】 「ちょっと設備的に広さが足らなくて……」 【魅央】 「だ、大丈夫です! 変な趣味ではない……はず、ですから……!」 【魅央】 「なので、安心して着いてきてください」 ;SE:階段を降りる音(トン、トン)※少し長めに ;ボイス位置:16 普通に会話 【魅央】 「さ、ここです。あ、念のため先にお伝えしますと、髪の毛や服に付いた埃が部屋の中に入らないよう、防塵室を挟みます」 【魅央】 「扉を開くとセンサーが反応して、強風が押し寄せてきますので、注意してくださいね。それじゃ、行きますよ?」 ;SE:扉がひらく音(ウィーン) ;SE:強風が吹く音(ブオォォォ) ;SE:扉が閉まる音(ウィーン) ;ボイス位置:9 普通に会話 【魅央】 「ふぅ……お疲れさまでした。さっぱりましたね」 【魅央】 「あ、やっ、ちょっと、こっちを見ないでください……! 風で髪の毛とかボサボサなので……」 【魅央】 「す、少しお時間ください……!」 //2,3秒置いて ;ボイス位置:13 普通に会話 【魅央】 「……これでよし。もうこっち向いて大丈夫ですよ」 ;ボイス位置:9 普通に会話 【魅央】 「お恥ずかしいところをお見せしました……」 【魅央】 「では、気を取り直して……こほんっ」 【魅央】 「ようこそ、私のクリーンルームへ♪」 【魅央】 「今日、あなたをお呼びした理由ですが……。わたしにあなたのお耳を洗浄させていただきたいんです♪」 【魅央】 「ほら、あなたもご存知の通り。わたしって自他ともに認める綺麗好きでしょう?」 【魅央】 「それで、あなたの耳に興味が湧いて……」 【魅央】 「あ、勘違いしないでほしいんですけど、あなたの耳が汚いからとか、そういう意味ではありませんよ? むしろ綺麗にされてるなぁって思ってたんです」 【魅央】 「綺麗にされているからこそ、私の手でもっと綺麗にして差し上げたくて……。より完璧にしたいといいますか、ですからその……」 ;SE:一歩踏み出す足音(タンッ) ;ボイス位置:1 普通に会話 【魅央】 「いい、ですよね……?」 【魅央】 「断っていただいても構いませんが……。わたし、これでも結構諦めが悪いと自負しておりますので」 【魅央】 「きっと、あなたのお耳を綺麗にさせていただけるまで、毎日お誘いすると思いますよ?」 //一拍置いて ;ボイス位置:10 普通に会話 【魅央】 「うふふ、それじゃあこちらに来てください。あなたのとっても素敵なお耳を、わたしが徹底的に洗浄してあげます♪」 ;SE:遠ざかっていく足音(てくてく) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− トラック2-1:まずは中身を観察です(軽い耳かき・右耳) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ;SE:ソファに座る音(ぽふっ) ;ボイス位置:9 やや下から会話 【魅央】 「うふふ、このソファ長いでしょう?」 【魅央】 「ここのクリーンルームは普段、わたしの私物を綺麗にするために使うので、あまり必要ではなかったのですが……。今日のために急遽取り寄せたんです」 【魅央】 「わたしの我が儘に付き合っていただくのに、あなたに冷たい床の上で寝転んでもらうわけにはいきませんから」 【魅央】 「……うふふ、はい。お察しの通り、わたしが膝枕して差し上げるつもりでした」 【魅央】 「さ、ゴロンって寝転んでください♪」 ;SE:布ズレの音(シュル) ;ボイス位置:3 普通に会話 【魅央】 「ああっ♪ 夢にまで見たあなたのお耳がこんなに近くに……! ついに洗浄させていただけるのですね……♪ うふふ、すっごく嬉しいです♪」 【魅央】 「あなたはどうでしょう? わたしの膝枕、心地いいですか?」 【魅央】 「うふふ。気に入っていただけたようで何よりです♪」 ;ボイス位置:3 近づいて会話 【魅央】 「思う存分堪能してくださいね? わたしも、あなたのお耳を堪能させていただきますので」 ;ボイス位置:3 普通に会話 【魅央】 「では耳かきから始めましょうか♪」 //CV:「耳介」=「じかい」 【魅央】 「じゃあまずは外側、耳介と呼ばれている目に見える部分から綺麗にしますね?」 ;SE:耳介部分を掃除する音(こしょこしょ/1分くらい) 【魅央】 「耳かきをする時、よく耳の中だけ掃除される方が多くて、それ自体は間違いではないんですが……」 【魅央】 「意外と、この表面の部分を見落としがちになっちゃう人がいるんですよ」 【魅央】 「例をあげると、お風呂の時に指やタオルでサッと拭くだけだったりですね」 ;SE:耳介部分を掃除する音(こしょこしょ/1分くらい) 【魅央】 「でも耳介は耳の中と比べて複雑にできてるので、指やタオルで拭ったくらいで完全には綺麗にしにくいんです」 【魅央】 「くぼみの部分とか、溝になっているところの裏側とか……どうしても残っちゃうんですよねぇ」 【魅央】 「綿棒で掻き出してあげると、より綺麗になりますよ」 ;SE:耳介部分を掃除する音(こしょこしょ/1分くらい) ;ボイス位置:4 普通に会話 【魅央】 「耳の裏側も忘れないうちに、拭いておきましょうね?」 【魅央】 「耳の中を綺麗にしていても、裏側に垢が溜まっていると、満員電車とかで嫌な臭いがしちゃいますから」 【魅央】 「お風呂に入ったら頭を洗うついでに指でこするのがオススメですよぉ」 ;SE:耳の裏側を掃除する音(こしょこしょ/1分くらい) 【魅央】 「はい、これで綺麗になりました♪」 ;ボイス位置:3 普通に会話 【魅央】 「それじゃ、今度はお耳の中……外耳道の入口付近を綺麗にしていきますねぇ〜」 ;SE:耳の入口部分を掃除する音(こしょこしょ/1分くらい) ;ボイス位置:3 近づいて会話 【魅央】 「うふふ、こしょこしょってされるの、気持ちいいですかぁ?」 【魅央】 「見ればわかりますよぉ? 最初は緊張で少し強張っていたお顔が、今は柔らかくなっていますから」 【魅央】 「もっともぉっと、蕩けさせてあげますからねぇ〜♪」 ;SE:耳の入口部分を掃除する音(こしょこしょ/5分くらい) 【魅央】 「外耳道の入口付近は耳垢が溜まりやすい場所なのに、ほとんどありませんね」 【魅央】 「耳って自分からは見えにくいところなので、普段からそういう部分も清潔にされている人って、わたしからすると大変魅力的に映ります」 【魅央】 「その点、あなたは本当に素晴らしいですね。これがもしテストだったら二重丸あげたいくらいです♪」 ;SE:耳の入口部分を掃除する音(こしょこしょ/5分くらい) 【魅央】 「はい。右耳はこのくらいでいいでしょう。では次は左耳を……」 【魅央】 「そういえば、お伝えし忘れてましたね。お耳の奥はまたあとでやりますよ?」 【魅央】 「片方ずつ1から10やってしまうのも悪くありませんけど……お耳への負担を考えて、少し休ませてあげたいんです」 【魅央】 「というわけで、一旦右耳は終了です。次は左耳をお見せください♪」 ;SE:起き上がる音(シュル) ;ボイス位置:1 普通に会話 【魅央】 「あっ、わざわざ起き上がられなくて大丈夫ですよ!」 【魅央】 「このまま寝返りを打ってください。そうすれば、自然と左耳が上に来るでしょう?」 【魅央】 「……ま、まぁ、お腹側を向くことになりますので、わたしも恥ずかしくないと言ったら嘘になりますけど……」 【魅央】 「でも、今日はわたしの我が儘に付き合ってもらっている以上、あなたにはなるべくご面倒をおかけしたくないので……」 【魅央】 「早くわたしに、左耳を差し出してください……!」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− トラック2-2:まずは中身を観察です(軽い耳かき・右耳) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ;SE:布ズレの音(シュル) ;ボイス位置:7 普通に会話 【魅央】 「(恥ずかしがる)…………」 【魅央】 「うぅ……あなたのお顔がわたしの方に向いているのは、やっぱり少し恥ずかしいですね……」 【魅央】 「い、いえ、あなたはそのままで大丈夫です! 女に二言はありませんので!」 【魅央】 「わたしが、気にしなければ大丈夫な話ですから……」 【魅央】 「あっ! で、でも、あまりこっちを見上げないでいただけると……。できれば、目を閉じていてください」 【魅央】 「見られていると、視線が気になって、あなたのお耳に集中できなくなってしまいますので……」 【魅央】 「そ、それじゃあ左耳を見させてもらいますね?」 ;ボイス位置:7 近づいて 【魅央】 「ふんふん……はぁ〜、やっぱりあなたのお耳、よくお手入れされてますね」 【魅央】 「見てるだけなのに、なんだかうっとりしてしまいます。眺めてるだけで何時間も過ごせそうなくらい……♪」 【魅央】 「それにこの体勢……。恥ずかしさばかりに気を取られていましたが、こっちの方が、あなたのお耳を隅々までチェックできますね」 【魅央】 「不幸中の幸い……? 青天の霹靂、が正しいでしょうか」 【魅央】 「ともかく、これなら綺麗のし甲斐あります!」 【魅央】 「では、さっきと同じく、まずは耳の外側から。右耳と同様に、くぼみや溝など、掃除しにくい部分を中心にやっていきますねー」 ;SE:こしょこしょ音(1分くらい) 【魅央】 「あなたはこの耳の外側が、なんでこんなに複雑な構造をしているかご存知ですか?」 //一拍置く 【魅央】 「正解は、空気の振動を効率よく受け止めるためなんですよ♪」 【魅央】 「空気の通り道を作るためにこの構造をしている、といったほうがわかりやすいでしょうか」 【魅央】 「空気の振動を耳で集め、外耳道と呼ばれる耳の中を通り、奥にある鼓膜に届かせることで、わたしたちは“音”として認識できるのです」 【魅央】 「ほら、よく聴こえにくい時、耳の後ろに手のひらをお椀状にして当てるでしょう?」 【魅央】 「あれはより多くの空気の振動を拾おうとしているからなんです」 【魅央】 「無意識でやってしまう本能的な行為にも、ちゃんとした理由があるんですよ」 ;SE:こしょこしょ音(3分くらい) 【魅央】 「だからこの外側も、ちゃんと隅々までお手入れしないといけないんです」 【魅央】 「空気の通り道を綺麗にして、少しでも音が聴き取れやすくなるように」 【魅央】 「耳垢が残っていたせいで音が聞こえにくくなった、なんて困るじゃないですか」 【魅央】 「なので、多少時間がかかっても、耳のメンテナンスは徹底的にしましょうね?」 【魅央】 「あ、でもあなたが毎日ちゃんとしていたら、わたしがこうして洗浄させてもらう機会が……!」 【魅央】 「や、やっぱり程々でお願いします……!」 ;SE:こしょこしょ音(1分くらい) 【魅央】 「ん〜……よし、綺麗になりました。じゃ、耳の後ろもやっちゃいますね?」 ;ボイス位置:6 普通に会話 【魅央】 「(ちょっと残念そうに)……汚れが全然ない……」 【魅央】 「で、でも一応、掃除させてもらいますね!? そうしないと、わたしの気が収まりませんので」 ;SE:こしょこしょ音(3分くらい) 【魅央】 「……はい、さらに綺麗にしておきました♪」 ;ボイス位置:7 普通に会話 【魅央】 「それでは次は耳の中ですね。こちらも入口部分を……あ……」 【魅央】 「いえ、ちょっと耳毛が気になって……。軽く整えさせていただきますね?」 ;SE:カミソリで剃る音(サッサッ) 【魅央】 「はい、これで大丈夫です」 【魅央】 「耳毛ってなんであるんでしょうね? 外から埃が入らないようにするためというのはわかるんですが……」 【魅央】 「自分じゃわからないのに、他の人からすると不潔に見えかねないのは、正直困ります」 【魅央】 「わたしもトリマーを使って、定期的にお手入れしてるんですが……耳の中でヴーンって駆動音が聞こえるの、本当に嫌なんですよね……」 【魅央】 「って、ごめんなさい、こんな話して。続き、やりますね?」 ;SE:こしょこしょ音(1分くらい) 【魅央】 「流石♪ こっちも綺麗にされてますね」 【魅央】 「綿棒でサッと拭き取ってみましたが、ほとんどついていませんよ?」 【魅央】 「念のため、もうちょっとこしょこしょしましょうか」 ;SE:こしょこしょ音(3分くらい) 【魅央】 「わたし、耳かきの中で、この入口部分を綿棒でくすぐるのが1番気持ちいいんですよね」 【魅央】 「あなたはどうでしょう? 気持ちよくなってくれていますか? うふふ」 ;SE:こしょこしょ音(3分くらい) 【魅央】 「……こんなところでしょうか」 【魅央】 「はい、耳かきは一旦これで終わりです。もう起き上がっても大丈夫ですよ」 ;ボイス位置:10 普通に会話 【魅央】 「ひとまずお疲れさまでした。次の準備をしてきますので、少しお待ちくださいね?」 ;SE:ソファから立ち上がって、去っていく音(ギシッ、スタスタ) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− トラック3-1:マッサージでリラックスしましょう(オイルマッサージ・右耳) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ;SE:近づいてくる足音(スタスタ) ;ボイス位置:9 少し上から会話(魅央が立ち、リスナーが座りのため) 【魅央】 「お待たせいたしました」 【魅央】 「ん? うふふ、私が取りに行ったものが気になりますか?」 【魅央】 「ご安心ください。“これは”市販のマッサージオイルですので」 【魅央】 「お隣、失礼しますね? よいしょっと……」 ;SE:ソファが軋む音(ギシッ) ;ボイス位置:16 普通に会話 【魅央】 「お次のお手入れは……言わなくてもわかりますよね?」 【魅央】 「ええ、あなたのご想像通りだと思います」 【魅央】 「ですからほら。さっきと同じように、右耳が上に来るよう、わたしの膝の上にごろんしてください♪」 ;SE:膝枕してもらう音(ごろんっ、ふにっ など) ;ボイス位置:3 普通に会話 【魅央】 「うふふ、ありがとうございます。では早速、オイルマッサージを始めていきますね?」 ;SE:マッサージオイルを手に取って馴染ませる音(シュルシュル) 【魅央】 「はーい。じゃあまずはお耳全体にマッサージオイルを馴染ませますね? 触りますよー? えいっ♪」 ;SE:マッサージ音(1分くらい) 【魅央】 「うふふふ。あなたのお耳、ぷにぷにしてて、触り心地も最高ですね♪ ずっと触っていたいくらいです……♪」 【魅央】 「あなたも、気持ちよくなってください……!」 ;SE:マッサージ音(1分くらい) 【魅央】 「うん。馴染んできましたかね……?」 【魅央】 「それでは次は血行を良くしていきましょうか」 【魅央】 「お耳の上部を摘んで、斜め上に3秒間引っ張りますよぉ?」 【魅央】 「いーちっ、にーぃ、さーん……」 【魅央】 「はい、ちょっと休憩です」 ;SE:マッサージ音(30秒くらい) 【魅央】 「次は、お耳の中部を同じように摘んで、3秒間引っ張りますね?」 【魅央】 「いーちっ、にーぃ、さーん……」 【魅央】 「はーい、また休憩を挟みましょう」 ;SE:マッサージ音(30秒くらい) 【魅央】 「最後は耳たぶを下に、これも3秒間ですね。行きますよー?」 【魅央】 「いーちっ、にーぃ、さーん……」 【魅央】 「はい、お疲れさまです。ひと通り終わったら、お耳全体を揉みほぐして完了です」 ;SE:マッサージ音(1分くらい) 【魅央】 「どうです? たった1回でも結構、体がぽかぽかしてきたでしょう?」 【魅央】 「本当はお風呂上がりに3回ずつやるのが良いらしいので、やり方も簡単ですし、ご自宅で是非試してみてくださいね」 【魅央】 「あ、そうです。ついでに、お耳にある便利なツボをいくつかお教えしておきますね?」 ;ボイス位置:3 近づいて会話 【魅央】 「まずは神門(しんもん)と呼ばれる、耳の上の方にある軟骨のくぼみあたりにあるツボです」 【魅央】 「ここを押すと、イライラする気持ちを鎮めることができるんですよ」 【魅央】 「ダイエットをがんばっている時とか、ストレスを抱えている時とかは特にオススメですね。簡単で効果がありますので」 ;SE:マッサージ音(1分くらい) 【魅央】 「その次は、耳たぶの上にV字になっている部分がありますよね? その奥に内分泌(ないぶんぴつ)というツボがあるんです」 【魅央】 「ここは新陳代謝を促進してくれたり、ホルモンバランスを正常にしてくれる働きがありますので、体調が優れない時とかに押すと良いですよ」 ;SE:マッサージ音(1分くらい) 【魅央】 「そして最後に紹介するのが、耳の顔側にある、骨が少し出た部分です」 【魅央】 「ここは飢点(きてん)と言われていて、食欲を抑えてくれるツボなんですよ」 【魅央】 「授業中にお腹が減ってしまった時や、ダイエットで我慢しなければならない時などに最適です」 【魅央】 「なんでわたしがそんなことを知っているかは……。うふふ、ご想像にお任せします♪」 ;SE:マッサージ音(5分くらい) 【魅央】 「……うん。右耳はこのぐらいで良いでしょう。それではマッサージオイルを拭き取りますね?」 ;SE:ティッシュでオイルを拭く音(サッサッ) 【魅央】 「はい、これで終了です。では、今度は左耳を上に向けてください」 【魅央】 「……また、寝返りを打っていいですから」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− トラック3-2:マッサージでリラックスしましょう(オイルマッサージ・左耳) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ;SE:寝返りを打つ音(シュル) ;ボイス位置:7 普通に会話 【魅央】 「や、やっぱり、少し恥ずかしいですね……。め、目は閉じておいてくださいよ?」 ;SE:マッサージオイルを手に取って馴染ませる音(シュルシュル) 【魅央】 「それじゃ、左耳も同じようにマッサージしていきますねぇ?」 ;SE:マッサージ音(1分くらい) 【魅央】 「オイルがスーッと染み込んでいくのがわかりますかぁ?」 【魅央】 「このオイル、わたしが普段から愛用しているものなんです」 【魅央】 「キャリアオイルと言って、植物の果実や種子などから抽出されたものなんです。エッセンシャルオイルよりも濃くないので、肌なじみがすごく良いんですよ♪」 【魅央】 「あまり油っぽくないのに、浸透性が高くて、とっても気に入っているんです♪」 ;SE:マッサージ音(1分くらい) 【魅央】 「中でも、このオイルの良いところはビタミンEがたくさん含まれていることなんです」 【魅央】 「ビタミンEは保湿力が高いだけじゃなくて、肌を柔らかくしたり、肌荒れ防止の効果があるんですよ」 【魅央】 「だからビタミンEが配合されているオイルを使ったあとは、ぷるぷるで、もっちもちの肌になるんです♪ 断然オススメです♪」 ;SE:マッサージ音(3分くらい) 【魅央】 「でも本当に、保湿は大事ですよ」 【魅央】 「わたし、よくお友達から『綺麗になるためにはどうすればいいの?』って相談を受けるんですけど……」 【魅央】 「まずはその方が普段、どんな石鹸を使っていらっしゃるかお聞きするんです」 【魅央】 「そして実際使ってみてどうなのかとか、成分表や商品のレビューなどを見て、どのくらいの洗浄力があるか、お話をして……」 【魅央】 「その上で、オススメの化粧品や乳液などを教えているんですよ」 【魅央】 「理由は簡単で、洗浄力よりも保湿力が高くないと、肌荒れなどの原因になってしまうんです」 ;SE:マッサージ音(1分くらい) 【魅央】 「たとえ商品に、肌荒れ防止やにきび防止などが書かれていても、洗浄力に負けてしまっていては効果を期待できないので……」 【魅央】 「商品紹介ページなどを見ると、何が配合されているかが前面に押し出されているので、つい入っている成分に気を取られてしまいがちですけど……それはほんの一部分に過ぎません」 【魅央】 「総合的に保湿力の方が洗浄力より上かどうか、が綺麗を保つ秘訣なんです」 【魅央】 「ですのであなたも、保湿が目的の商品を買う際は、今ご自宅で使っていらっしゃる石鹸よりも、保湿力が高いものを買ってくださいね?」 ;SE:マッサージ音(1分くらい) 【魅央】 「どういうものが保湿力の高い商品かを見分ける方法ですが……」 【魅央】 「とりあえず、含まれている成分が多いもの、と覚えておいてください」 【魅央】 「その上で、植物由来のオーガニック成分や、柑橘系の果物から採れるビタミン系の成分が配合されていることが望ましいですね」 【魅央】 「ただ、成分の多い商品ほど、金額も高くなってしまいますので……」 【魅央】 「顔や体を洗う石鹸の方を買い替えることも含めて、ご検討ください♪」 ;SE:マッサージ音(5分くらい) 【魅央】 「うふふ、あなたのお耳、真っ赤になってます。だいぶ血行が良くなったみたいですね♪」 【魅央】 「それだけ、気持ちよくなってくれたって証拠ですので、わたしとしては嬉しい限りです」 【魅央】 「ですが、これ以上やるとかえって悪影響になってしまいますので、このぐらいにしておきましょうか」 【魅央】 「じゃあオイルを拭き取りますね? よいしょっと……」 ;SE:ティッシュを箱から抜き取る音と、拭き取る音(シュッシュッ、スッスッ) 【魅央】 「はい、これでオイルマッサージは終わりです。お疲れさまでした♪」 ;SE:起き上がる音(ギシッ) ;ボイス位置:2 普通に会話 【魅央】 「ああっ!? まだ起き上がらないでください!」 ;SE:強引に引き戻される音(ぐいっ) ;SE:再び膝枕(ぽふっ) ;ボイス位置:1 普通に会話 【魅央】 「す、すみません。強引に引っ張ったりして……」 【魅央】 「確かにオイルマッサージは終わりましたが、次はまた耳かきの続きをしようと考えてましたので……」 【魅央】 「(ぼそっ)……それに、あなたを膝枕するの、ちょっと気に入っているというか……」 【魅央】 「(あわてて)な、なんでもありません! ほ、ほら早く、右耳を上にしてください!」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− トラック4−1:奥の奥まで、ごっそりと……(深めの耳かき・右耳) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ;ボイス位置:3 普通に会話 【魅央】 「こほんっ。では、始めますよ?」 【魅央】 「先ほどは目に見える外側と入口部分を重点的にしましたので、今度は耳の奥の方をやりますね?」 【魅央】 「ええっと……耳かきは……」 ;SE:耳かきを探す音(ごそごそ) 【魅央】 「ん、決めました。この木製の耳かきにしましょう♪」 【魅央】 「それじゃ、失礼しますねぇ?」 ;SE:深めの耳かき音(カリカリ/1分ほど) 【魅央】 「やっぱり耳かきの時は木製が1番ですよね〜♪」 【魅央】 「この持った瞬間に手に馴染むようなフィット感が他とは段違いです」 ;SE:深めの耳かき音(カリカリ/1分ほど) 【魅央】 「耳かきの棒って素材がいくつかあるんですよ。木製、金属製、プラスチック製、ゴム製って」 【魅央】 「それぞれに違った良さがありますが……あなたはどれが好きとかありますか?」 ;SE:深めの耳かき音(カリカリ/1分ほど) 【魅央】 「もしこだわりとか無いようでしたら、わたしは断然、木製をオススメします♪」 【魅央】 「手の馴染みやすさがダントツですし、細かい動きもしやすいので」 【魅央】 「何より、木製なので耳の中の水分を吸収してくれるんです」 【魅央】 「耳かきってお風呂上がりにすることが多いと思いますし……」 【魅央】 「それ以外でも、イヤホンやヘッドホンを使うことが多ければお耳の中が自然と蒸れてしまっていますので、水分を吸収してくれる木製が最適なんですよ」 ;SE:深めの耳かき音(カリカリ/5分ほど) 【魅央】 「あぁそれと、おひとりで耳かきをされる場合はなるべく綿棒の方が良いと思います」 【魅央】 「耳かき棒に慣れていたり、イヤースコープっていう自分の耳の中を見ながら掃除できるなら、そちらで大丈夫ですが……もしそうではないなら、綿棒がオススメです」 【魅央】 「先端に綿が巻かれているので、粘膜を必要以上に傷つけてしまう恐れもありませんし……」 【魅央】 「ただ、綿棒は先端が丸い分、耳垢を奥に押し込んでしまう可能性がありますので……。定期的に誰かに耳かきしてもらうか、耳鼻科に行って診てもらってくださいね?」 【魅央】 「もちろん、わたしを頼っていただいても構いませんよ? というより、むしろ推奨します!」 【魅央】 「わたしも、合法的にあなたのお耳を洗浄できますので……♪」 ;SE:深めの耳かき音(カリカリ/5分ほど) 【魅央】 「流石、奥の方も綺麗にされてますね」 【魅央】 「では最後に梵天で、細かな耳垢を拭き取りますね?」 ;SE:耳の中で梵天を回す音(さわさわ) 【魅央】 「はい、これで右耳はおしまいです」 【魅央】 「じゃあまた左耳をわたしに見せてください♪ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− トラック4-2:奥の奥まで、ごっそりと……(深めの耳かき・左耳) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ;SE:寝返りをうつ音(がさごそっ) 【魅央】 「……3回目ともなると慣れてくるものですね」 【魅央】 「まだ恥ずかしさが全部なくなったわけじゃありませんけど……。それどころかむしろ、幸せすら感じるんです」 【魅央】 「変ですよね。膝枕しているだけなのに……」 【魅央】 「けど本当、ずっとあなたの頭をこうして乗せていたいくらいです♪」 【魅央】 「(ぼそっと)……彼氏に膝枕しているって、こんな感じなのでしょうか……」 【魅央】 「え? あ、な、なんでもありません……!」 【魅央】 「さ、さあ! それでは耳かきを始めましょうか!」 ;SE:深めの耳かき音(カリカリ/3分ほど) 【魅央】 「カーリ、カ〜リッ……うふふ。どうです? 気持ちいいですか?」 【魅央】 「耳の中をホジホジされると、声出ちゃいますよねぇ〜」 【魅央】 「我慢しないで、声、出してもいいんですよ?」 【魅央】 「むしろわたしとしては出してほしいくらいです」 【魅央】 「わたしの耳かきで、あなたが気持ちよくなってくれているんだなぁと実感できますので♪」 【魅央】 「だからほら、遠慮しないでいいんですよ?」 ;SE:深めの耳かき音(カリカリ/1分ほど) 【魅央】 「以前、なんで耳かきをすると気持ちいいんだろうって思って調べたことがあるんですよ」 【魅央】 「わたしはてっきり、耳の中にある『迷走神経』を刺激しているからだと思っていたのですが、どうやらそれだけではないようでして……」 【魅央】 「セロトニンって幸せを感じるホルモンが出るからとかなんとか……」 【魅央】 「あとは、こうして誰かとスキンシップすることで発生するオキシトシンって癒やしのホルモンも関係しているみたいです」 【魅央】 「本当かどうかはわかりませんけどね?」 ;SE:深めの耳かき音(カリカリ/3分ほど) 【魅央】 「さっきの話にはまだ続きがありまして……」 【魅央】 「実は、セロトニンとオキシトシンは、耳かきをされている人だけじゃなく、している人にも分泌されるらしいんです」 【魅央】 「……ええ。あなただけじゃなくて、わたしも感じているんですよ」 【魅央】 「実際、こうしてあなたに耳かきをしていると、わたしの心が安らいでいくのを感じるんです」 【魅央】 「あなたをもっと気持ちよくして差し上げたい、という気持ちが、胸の奥からどんどん溢れてきています」 【魅央】 「なので、もっともぉっと、して差し上げますね?」 ;SE:深めの耳かき音(カリカリ/5分ほど) 【魅央】 「はい、綺麗になりました♪」 【魅央】 「それでは、最後に……ふぅ〜」 【魅央】 「うふふ、びっくりさせちゃいましたか?」 【魅央】 「ですが、奥に入ってしまった耳垢の粉を取るためですので、我慢してくださいね?」 ;SE:耳吹き音(ふぅーふぅー/1分ほど) 【魅央】 「うふふ、クラスメイトの女の子に膝枕をされながら、耳に息を吹きかけられる気分はいかがですか?」 【魅央】 「恥ずかしい? 照れくさい? それとも、くすぐったかったり、気持ちよかったりするのでしょうか?」 【魅央】 「いずれにせよ、あなたが心地よく感じてくれているのでしたら、わたしとしては大成功です♪」 【魅央】 「では、続けますね?」 ;SE:耳吹き音(ふぅーふぅー/1分ほど) 【魅央】 「よしっ。こんなところでしょうか」 【魅央】 「これで耳かきは終わりです。もう起き上がっていただいて大丈夫ですよ」 ;SE:起き上がる音(しゅる) ;ボイス位置:9 普通に会話 【魅央】 「お疲れさまでした♪ では次は……。?」 【魅央】 「ええ、まだ終わりではありませんよ。むしろ今までの耳かきやオイルマッサージは、序章といいますか、前準備のつもりでしたから」 【魅央】 「だって、耳かきやオイルマッサージだけならば、一般のご家庭でもできるじゃないですか」 【魅央】 「いくらわたしが自他共に認める綺麗好きだからといって、わざわざこんな地下室まで作る必要もありません」 【魅央】 「じゃあなぜ、こんな場所を設けているのかというと……うふふ、より綺麗になるための実験です♪」 ;SE:手を取る音(パシッ) 【魅央】 「うふふ、逃しませんよぉ?」 【魅央】 「逃げたかったらわたしの手を振り払っても構いませんけれど、この地下室はいざという時のためにシェルターの役目も備えておりますので……」 【魅央】 「わたしがそこのボタンをポチッと押すだけで、自動的にシャッターが下りる仕組みになっているんです」 【魅央】 「……あれ? 言ってませんでしたっけ? うふふ♪」 【魅央】 「まあそういうわけなので、この部屋に入った段階で、あなたに逃げ場なんて最初からなかったんです」 【魅央】 「さ、諦めてわたしの実験に付き合ってください♪」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− トラック5-1:わたし特性の、炭酸洗浄液ですよ♪(炭酸音・右耳) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ;SE:足音(てくてく) ;ボイス位置:9 普通に会話 【魅央】 「先ほどは脅かすようなことを申しましたが、ご安心ください。痛かったり怖かったりすることはしませんので」 【魅央】 「むしろ、気持ちいいのではないかと。うふふ♪」 【魅央】 「ではまずは、そこの椅子にお座りください」 ;SE:椅子に座る音(ぽふっ) ;ボイス位置:16 少し高い位置から会話 【魅央】 「うふふ。てっきり映画やドラマで見かけるような、無機質な椅子をご想像されてました?」 【魅央】 「確かにお手入れも簡単そうですし、最初はそうしようと考えておりましたが……。わたしはマッドサイエンティストではありませんので」 【魅央】 「どちらかというと、美容室みたいなものだと思っていただければ」 【魅央】 「実験という言い方が良くなかったですね。実際は施術みたいなものですので、どうぞお気軽に」 //一拍置いて 【魅央】 「うふふ、ごめんなさい、怖がらせてしまって。ご安心いただけたようで何よりです」 【魅央】 「それで、座り心地はいかがですか?」 【魅央】 「長時間座っていても大丈夫なように、素材にこだわって柔らかいクッションタイプの椅子をご用意いたしましたので、結構心地良いでしょう?」 //一拍置いて 【魅央】 「気に入っていただけたようですね」 【魅央】 「それでは早速じっけ……んんっ、施術と参りましょう。椅子、倒しますね?」 ;SE:背もたれが倒れる音(グワングワングワン……) 【魅央】 「うふふ、頭の位置に流し台があって、本当に美容室みたいでしょう?」 【魅央】 「では、使うお薬を持ってきますので、少々お待ちください」 ;SE:遠ざかっていく足音(すたすた) ;SE:薬品などが入っているガラスの戸棚を空ける音(ガラガラ) ;ボイス位置:9 ちょっと遠目に 【魅央】 「えぇっと、確かこの辺に……」 ;SE:棚の中にある瓶をいじる音(かちゃかちゃ) 【魅央】 「あっ、ありました。これです、これ♪」 ;SE:扉を閉めて、近づいてくる足音(ガラガラピシャン、すたすた) ;ボイス位置:9 少し高い位置で会話 【魅央】 「お待たせいたしました。これが、今回使うお薬――わたしが試行錯誤を重ねて独自に作り上げた、『炭酸洗浄液』です♪」 【魅央】 「見た目はただの水ですけど……。実際に使いながらご説明しますね♪」 【魅央】 「では、右耳から……」 ;ボイス位置:3 普通に会話 【魅央】 「この炭酸洗浄液、マッサージオイルと違って事前に手で馴染ませるタイプじゃありませんので、直接失礼しますね?」 【魅央】 「ちょっとひんやりしますよー?」」 ;SE:水音(ピチョン) 【魅央】 「……ただの水? ええ、今はそうですね」 【魅央】 「でも、本番はここからです」 ;SE:徐々に大きくなる炭酸音(しゅわしゅわしゅわ) 【魅央】 「うふふ、泡立ってきましたね」 【魅央】 「人肌で温められると炭酸が弾けるよう、調整したんですよ」 【魅央】 「ほぉら、ただの液体でしかなかった洗浄液が、あなたの熱に反応してしゅわしゅわにぃ……♪」 ;SE:炭酸音(しゅわしゅわ/3分ほど) 【魅央】 「うふふ、どうです? すごく気持ちいいでしょう?」 【魅央】 「しゅわしゅわのアワアワが、あなたの耳をドンドン綺麗にしていきますよぉ?」 ;SE:炭酸音(しゅわしゅわ/3分ほど) 【魅央】 「うぅ……わたしの炭酸洗浄液であなたがうっとりとされているのを見るのは好きですけど、触れないのがひどくもどかしいです……」 【魅央】 「炭酸洗浄液の最中に手を加えてしまうと、余計な空気が入って効き目が悪くなってしまいますので……」 【魅央】 「だからその分、じっくり観察させていただきますね?」 ;SE:炭酸音(しゅわしゅわ/3分ほど) 【魅央】 「(嬉しそうに)はぁ〜……! とっても良いお顔されてますね」 【魅央】 「あなた今、ご自分がどんな表情をされてるか、気づいてますか? すっごく蕩けそうな、心地よさそうなお顔をされてますよぉ?」 【魅央】 「わたしの作った炭酸洗浄液で、あなたが幸せそうな表情をされていると、わたしまで嬉しくなってしまいます……♪」 【魅央】 「もっと、もっとその気持ちよさそうなお顔を見せてください♪」 ;SE:炭酸音(しゅわしゅわ/3分ほど)※最後は泡が引いていく感じに 【魅央】 「あっ、炭酸洗浄液の泡が少なくなってきましたね。お疲れさまでした」 【魅央】 「じゃあ残った炭酸洗浄液を、ティッシュや綿棒で拭き取りますよぉ?」 ;SE:耳の表面と耳の中をティッシュや綿棒で拭う音(スッスッ、サッサッ) 【魅央】 「はい、綺麗になりました」 【魅央】 「……うん。見たところ、特に腫れたりもしてないようですね」 【魅央】 「では、今度は反対側を向いてくださーい」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− トラック5-2:わたし特製の、炭酸洗浄液ですよ♪(炭酸音・左耳) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ;SE:寝返りを打つ音(シュル) ;ボイス位置:7 普通に会話 【魅央】 「それじゃあ炭酸洗浄液を垂らしますよぉ?」 ;SE:水音と炭酸の弾ける音(ピチョン、しゅわしゅわしゅわ) 【魅央】 「わっ、早い! さっき右耳を綺麗にしていたからか、血行が良くなっているようですね。良いことです♪」 【魅央】 「そういえば、この炭酸洗浄液の効能をお伝えしておりませんでしたね」 【魅央】 「わたしオリジナルの炭酸洗浄液の効果は、大きく分けて3つありまして、汚れ落としと血行促進、それからお肌の維持です」 【魅央】 「汚れ落としは簡単ですね。きめ細やかな炭酸の泡が皮脂汚れなど、人間の目には見えない汚れを吸着し浮き上がらせることで、普段取れにくい汚れまでしっかり落としてくれます」 【魅央】 「血行促進はそのままなので良いとして……あとはお肌の維持ですね」 【魅央】 「これは、炭酸がお肌の中に入り込み、ターンオーバーを促すものです。そのおかげで瑞々しく柔らかなお肌へと生まれ変わるんですよ」 【魅央】 「もちろん、保湿成分も配合しておりますので、その後のケアもバッチリです♪」 【魅央】 「問題点があるとすれば、使用頻度ですね。効き目が結構強いので、流石に毎日使い続けると炎症を起こしてしまったりとお肌に悪い影響を与えてしまいます」 【魅央】 「そこは、要改善ですね」 ;SE:炭酸音(しゅわしゅわ/3分ほど) 【魅央】 「この炭酸洗浄液は元々、すでに夜に出回っている炭酸シャンプーを参考にして作ったんですよ」 【魅央】 「これを完成させるまで苦労しましたね……。大変だったんですよ?」 【魅央】 「メーカーさんに問い合わせても製造方法なんて教えてくれるはずもありませんから、いろんな炭酸シャンプーを買って、実際に使ってみて……」 【魅央】 「含まれている成分を全部調べ上げて、良い成分とダメな成分に分類して……」 【魅央】 「それが終わったら今度はうまく成分バランスが釣り合うよう、何パターンもの配合を繰り返して……」 【魅央】 「ようやく『できた!』と思っても、最初は空気に触れたら炭酸になる仕様だったので、瓶から溢れ出してしまったり……」 【魅央】 「ですが、その苦労を積み重ねたおかげで、満足のいく、わたし好みのオリジナル炭酸洗浄液ができました!」 【魅央】 「あなたの気持ちよさそうな顔も見られましたし、文句なしですね♪」 ;SE:炭酸音(しゅわしゅわ/3分ほど) 【魅央】 「炭酸洗浄液ですが……見たところ、ちゃんと効果があるようでよかったです。なにせ、今まで試したことがあるのはわたしだけでしたから」 【魅央】 「男性女性関係なく、人によって皮脂量とか汗の分泌量とか違いますので、洗浄力が足りているか、少し心配していたんですよ」 【魅央】 「でも問題なさそうですね。ちゃんと炭酸が弾けてきめ細やかな泡ができていますし、持続時間も十分みたいです」 ;SE:炭酸音(しゅわしゅわ/3分ほど) 【魅央】 「あっ、泡立ちが穏やかになってきましたね。洗浄がほとんど終わった合図ですので、あとはティッシュと綿棒で拭って……」 ;SE:ティッシュと綿棒で拭く音(スッスッ、サッサッ) ;ボイス位置:8 近づいて会話 【魅央】 「ん〜……と?」 ;ボイス位置:7 近づいて会話 【魅央】 「拭き残しは……」 ;ボイス位置:8 近づいて会話 【魅央】 「うん、大丈夫のようですね」 ;ボイス位置:7 普通に会話 【魅央】 「お疲れさまでした。それでは、最後の仕上げに移りますね?」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− トラック6-1:あわあわに仕上げていきますね(耳シャンプー・右耳) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ;ボイス位置:1 普通に会話 【魅央】 「最後はお耳をシャンプーしていきましょう♪」 【魅央】 「今度も右耳から行います。お顔、失礼しますね?」 ;ボイス位置:2 普通に会話 【魅央】 「よい……しょっ」 ;ボイス位置:3 普通に会話 【魅央】 「はーい。では耳シャンプーを始める前に、まずは軽くお水で濡らしますので、目はつぶっててくださいねぇ?」 ;SE;蛇口を捻って水を出す音(キュッ、ジャー、キュッ) 【魅央】 「お耳に水分を与えたら、次はお耳用のシャンプーを……」 ;SE:泡タイプのボトルを押す音(ぷしゅ〜) 【魅央】 「軽く手のひらの上で馴染ませて……うふふ。それじゃ、いきますよぉ?」 ;SE:耳シャンプーの音(しゅわしゅわ/5分ほど) 【魅央】 「この耳シャンプーもわたしオリジナルなんですよ? 保湿成分や美容成分をたっぷり配合してあるんです」 【魅央】 「市販のものだと乾燥肌や敏感肌の人には不向きな商品が多くて……。かくいうわたしも、お肌があんまり強くはないので、なら自分で作るしかないかなと」 【魅央】 「それに、先ほど炭酸洗浄液を使いましたので。これ以上洗浄してしまうと、お耳に悪影響を与えてしまいかねないと思って、オリジナルの耳シャンプーも作ったんです」 【魅央】 「ただでさえ、お耳はデリケートな部分ですし……。お耳を綺麗にし続けていたら難聴になりました、なんて嫌じゃないですか」 【魅央】 「綺麗好きたる者、ただ綺麗にするだけではなく、その先を見据えて綺麗にせよ、です♪」 ;SE:耳シャンプーの音(しゅわしゅわ/5分ほど) 【魅央】 「この耳シャンプー、すごく泡立ちが良いんですよ♪」 【魅央】 「あなたからは見えないと思いますが、しっかり泡立てられたメレンゲのように、ふわふわもこもこしているんです」 【魅央】 「なので、シャンプーする側のわたしも触っていて、とても楽しいんですよぉ」 【魅央】 「あなたも、しっとりふわふわな泡にお耳が包まれて気持ちいいでしょう? うふふ♪」 ;SE:耳シャンプーの音(しゃわしゃわ/5分ほど) 【魅央】 「こんなところでしょうか」 【魅央】 「では、シャワーでシャンプーを洗い流しますねぇ?」 ;SE:蛇口を捻る音(キュッ) ;バックSE:シャワー(シャ〜)※開始 ボイス位置2、3,4に均等にかけている感じで ;ボイス位置:3 普通に会話(こちらは固定) 【魅央】 「ふんふんふ〜ん♪」 【魅央】 「うふふ、水圧をあえて弱いものにしてあるので、すごく心地良いでしょう?」 【魅央】 「早く済ませたいからと水圧を上げたい気持ちもわかるんですけど、それだとお肌への負担が大きくなってしまうんですよね……」 【魅央】 「一応気を遣って、お耳などデリケートな場所を洗い流す時は水圧を弱めにしてます」 【魅央】 「なので、もう少々我慢してくださいねぇ?」 ;バックSE:一拍置いてシャワー音 ※終了 ;SE:蛇口をひねる音(キュッ) 【魅央】 「はい、シャワーはこれで終わりです。あとはタオルで拭いますね?」 ;SE:タオルを広げ、拭く音(バサッ、ふきふき) ※ちょっと長めに 【魅央】 「よしっ、すっきりしましたね」 【魅央】 「では、左耳の方もやっていきましょうか♪」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− トラック6-2:あわあわに仕上げていきますね(耳シャンプー・左耳) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ;SE:頭を反対側に向ける音(グイッ) ;ボイス位置:7 普通に会話 【魅央】 「はい。じゃあ先ほどと同じように、まずはお水でお耳を濡らしますね? 目を瞑ってください」 ;SE;蛇口を捻って水を出す音(キュッ、ジャー、キュッ) 【魅央】 「お耳をひと通り濡らしたら、お耳用のシャンプーを手にとって……」 ;SE:泡タイプのボトルを押す音(ぷしゅ〜) 【魅央】 「よしっ、準備完了です♪ それじゃ、失礼しまーす」 ;SE:耳シャンプーの音(しゅわしゅわ/5分ほど) 【魅央】 「お客さま〜? かゆいところはございませんかぁ?」 【魅央】 「うふふ、言ってみたかったんですよ、これ。だって、専門店の店員さんみたいじゃないですか♪」 【魅央】 「わたし、自分以外の人のことを綺麗にするのも好きですので、将来はそういうお店を営むのも面白そうかもしれませんね」 【魅央】 「そうなると、先ほどの炭酸洗浄液とこの耳シャンプー以外にも、何か他の店舗では味わえないようなメニューを用意しないとですが……。まあ、その辺は追々考えていきましょう」 【魅央】 「あっ、もしメンバーズカードを作ることになったら、会員番号1番はあなたのために空けておきますので、わたしがお店を開いたら是非お越しくださいね? うふふ♪」 ;SE:耳シャンプーの音(しゅわしゅわ/5分ほど) 【魅央】 「けれど、もしこういうお耳を洗浄する専門店を開くとしたら、立地はどこにしましょう?」 【魅央】 「お店を長く続けるために駅チカにするというのもありではありますけれど……」 【魅央】 「わたしはできれば、ひとりひとりのお耳を、じっくり時間をかけて診ていきたいので……」 【魅央】 「となると、やはり駅より少し離れた場所にお店を構えた方が良いでしょうか。どっちみち、お客さんは確保しないといけないので、都心部に近いところになるとは思いますけれど」 【魅央】 「って、まだお店を持つと決めたわけでもないのに、意気込みすぎですね、うふふ♪」 ;SE:耳シャンプーの音(しゅわしゅわ/5分ほど) 【魅央】 「耳シャンプー終了です。では、シャワーで洗い流していきますよぉ?」 【魅央】 ;SE:蛇口を捻る音(キュッ) ;バックSE:シャワー(シャ〜)※開始 ボイス位置6,7,8に均等にかけている感じで ;ボイス位置:7 普通に会話(こちらは固定) 【魅央】 「あなたはお耳の中に入ったシャンプーがお水で掻き出されていく感じ、好きですか?」 【魅央】 「わたしは好きですよぉ。詰まっていたものが取れるというか、塞がっていたものがなくなっていく感じ」 【魅央】 「『あぁ綺麗になってる』って実感できるんですよねぇ♪」 【魅央】 「だからといって、やり過ぎは炎症の元なので、週に1日とか、頻度は控えてますけれど」 【魅央】 「お耳の中に入った水滴は自然に排出されるか、体温で温められて蒸発するので、多少残っていても問題ありませんが……」 【魅央】 「シャンプーは残っていると何が起こるかわかりませんから、ちゃんと時間をかけて洗い流していきましょうねぇ」 ;バックSE:数秒置いてシャワー音 ※終了 ;SE:蛇口をひねる音(キュッ) 【魅央】 「じゃあ、あとはタオルで……」 ;SE:タオルを広げ、拭く音(バサッ、ふきふき) ※ちょっと長めに 【魅央】 「これでよしっと……。はい、お疲れさまでした。綺麗になりましたよ♪」 【魅央】 「普段はお耳を重点的に洗浄することもないと思いますので、気分もすっきりしたのではないでしょうか」 【魅央】 「これで、今日予定していたことはすべて終わりです。本当にお疲れさまでした」 【魅央】 「……では、玄関先までお見送りしますね?」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− トラック7:満足しました。またいずれ……♪(エピローグ) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ;SE:階段を登る足音と、靴を履く音、玄関のドアを開く音(トントン、シュル、ガチャッ) ;ボイス位置:14 普通に会話 【魅央】 「あっ、もうこんな時間。楽しい時間というのはあっという間ですね」 ;SE:振り返る足音(タンッ) ;ボイス位置:9 普通に会話 【魅央】 「今日はわたしのわがままにお付き合いいただいて、ありがとうございました」 【魅央】 「わたしばかり楽しんでしまって不安なのですけれど……。あなたも、楽しんでいただけたでしょうか?」 //一拍置いて 【魅央】 「気に入ってもらえたのなら、すごく嬉しいです♪」 【魅央】 「これからも何度かお声がけさせていただくこともあると思いますが、その時はまたよろしければ、お付き合いいただけると……」 【魅央】 「わたしが作り上げたお薬を試してもらえる良い機会ですし……。わたしも、あなたを膝枕したり、お耳をもっと触らせていただいたりしたいので……」 【魅央】 「あっ、もちろん無理にとは言いません! ご都合が合えばで構いませんから!」 【魅央】 「でも、これだけはお約束します」 【魅央】 「今度は、もっともぉっと、気持ちよくして差し上げますからね? うふふ」 //一拍置いて 【魅央】 「それでは、お気をつけてお帰りください。また学校で」 【魅央】 「バイバイ♪」 //END