……では、そのように進めて行きましょう。  本日はお時間ありがとうございました。  とてもいいものになりそうで、今から楽しみです。  えっ? いえいえ、とんでもない。  お車を出して頂くなんて……。  ……ぁ。なるほど……。  そうだったんですね。  ありがとうございます。  では、お言葉に甘えて、ご一緒させて下さい。  ところで……。  あなたは、これからどちらへ?    えっ……?  学校へ?  あはは……なるほど!  ふふっ……。申し訳ありません。  あなたのような優秀な方から『補習』という言葉を聞いて、つい、安心してしまったんです。  実を言うと今日は、とても緊張していたものですから。  ええ。緊張しますよ。  あなたの事は、かねてから存じ上げていましたから。  確かに、あまねから話を聞く事はありましたが……。  ほら、あの子の表現は、ちょっと独特でしょう?      だから、どのような方なのだろうかと、実はドキドキしていたんです。  今日お人柄を知れて、とてもホッとしました。  あなたとお仕事できる事を光栄に思います。  これからご期待に沿い、お役に立てるよう、尽力致しますね。  これからどうぞ……よろしくお願いします。