ナナミがお風呂を沸かしてくれていたので、先にお風呂に入ることにした。  もちろん、ナナミと一緒にである。狭い浴室で、裸になったナナミと密着しながら、身体の隅々までナナミに洗ってもらう。うう、王侯貴族の気分……。 「ご主人様、かゆいところなどございませんか」 「うん、大丈夫、気持ちいいよナナミ……。ナナミもどう? おまんこ気持ちいい?」 「はい、ご主人様。ご主人様におちんちんを挿れていただけて、おまんこがとても幸せです」 「くぅぅっ、一日ぶりのナナミのおまんこ最高だよ……っ」  密着しているのは、もちろん僕とナナミの性器である。浴室のタイルの上、ナナミに挿入しながら身体を垢すりタオルで洗ってもらうという背徳。ナナミの手にしたタオルが身体を擦るたびに、ナナミのおまんこが動いてペニスを締め付けながら擦る。ああ、最高……。ずっとナナミと繋がっていたくなる……。 「ああ……ナナミのおまんこ気持ちいい……」 「光栄です、ご主人様。私のおまんこもお汁がまたどんどん溢れております」 「ううっ、そうだねナナミ……。ほら見て、僕のおちんちんとナナミのおまんこが繋がってるところ……」 「はい、ご主人様のおちんちんが私のおまんこの穴に出入りしているのがよく見えます。ご主人様、おちんちんの根元も洗ってよろしいでしょうか?」 「うん、お願い……ううううっ」  ナナミにペニスの根元から玉袋にかけてをタオルで擦られ、僕は呻くしかない。ああっ、手で玉袋ふにふにされるの、やば……っ。 「うあああっ、ナナミっ、射精るっ、もう射精すよっ」 「はい、ご主人様。どうぞお射精なさってください。私のおまんこもご一緒にイッてよろしいでしょうか?」 「うんっ、イッてっ、僕と一緒にイッて……っ、んぁぁぁぁっ――!」 「はい、では、イカせていただきます――」  びゅるるるるっ、びゅくびゅくっ、びゅううううっ――。  ぷしっ、ぷしゃあっ、ぷしゃあああああっ――。  僕がナナミの膣内に射精するのとほぼ同時に、ナナミのおまんこはまた潮を吹いて痙攣した。膣壁がキツく締め付けてきて、僕の射精をさらに促してくる。ああっ、搾り取られる……っ。ペニスの根元に浴びせられるナナミの愛液が心地よい。 「ああああぁぁぁ……イッてるナナミの痙攣おまんこで中出し最高……」 「ありがとうございます、ご主人様。ご主人様に中出ししていただきながらおまんこイクことができて、私も大変嬉しく思います。ご主人様、せっかく洗ったおちんちんの根元に私のおまんこのお汁がたくさんかかってしまいましたが、大丈夫でしたでしょうか?」 「うん、ナナミのおまんこのお汁ならいくらでもかけていいよ……。はぁぁ……ナナミのおまんこ、いっぱいお汁のお漏らしできて、エッチで偉いね……」 「ご主人様、お褒めいただき大変光栄です。これほどご主人様にお喜びいただけると、私のおまんこがお汁をたくさんお漏らしできるものであることを誇らしく思います」  ナナミの頭を撫でてやると、ナナミは嬉しそうにおまんこで僕のペニスをきゅうきゅうと締め付けてくる。表情にも声にも感情が出ないナナミの身体で、唯一素直に感情を表現するのがそのおまんこなのかもと考えると、ますますナナミのおまんこが愛おしくなってしまう。  現実的に考えると、ナナミのおまんこがイクたびに潮を吹くのは、何しろ表情にも声にも性感が出ないナナミなので、「イッた」ということをわかりやすくするための機能なんじゃないかと思うけど……。何はともあれ、ナナミが喜んでくれた証なら僕も嬉しい。 「ご主人様、それではお身体お流しします」 「うん、おちんちん挿れたままでいい?」 「はい、もちろんです。どうぞまた何度でも中出しなさってください」  というわけで、ナナミと繋がったままシャワーで身体を流される。ああ、極楽……。 「あー……気持ち良かった。じゃあ、次はナナミの身体洗ってあげるね」 「はい、ありがとうございます、ご主人様」  ナナミから泡だった垢すりタオルを渡されて、それから僕はひとつ思いつく。 「ナナミ、今度は後ろからおちんちん挿れてあげるから、この鏡の方向いて、僕の膝の上に座って足広げて」 「かしこまりました」  というわけで、浴室の鏡に向かって背面座位に切り替え。ナナミを膝の上に載せて、後ろからおまんこにペニスを挿入する。その様を、浴室の小さな鏡に映して覗きこんだ。 「ほら、ナナミ。これでおまんこにおちんちんが入ってるところ、よく見えるよ」 「はい、ご主人様のおちんちんが私のおまんこに入っていらっしゃるところが、鏡に映ってよく見えます。私のおまんこが広がって、ご主人様のおちんちんを包み込んでいるところを見られて嬉しいです。ご主人様、度重なるご配慮、感謝いたします」  うーん、このシチュって普通は恥ずかしがらせるやつなんだけどな……。  ナナミの羞恥心をゼロに設定したのは僕なので文句は言えない。 「それじゃあ、ナナミのおまんこズポズポしながら、おっぱい洗ってあげるからね……」 「はい、ありがとうございます、ご主人様」  腰を揺すりながら、僕は後ろから石鹸まみれの手でナナミのおっぱいを揉みしだく。  おっぱいをヌルヌルと弄ぶたびにナナミのおまんこはキツく締め付けてきて、さっき射精したばかりなのに、快感に頭が痺れてくる。 「あー……ナナミのおっぱい揉みながらおまんこに挿入するの好き……」 「はい、私もご主人様におっぱいを揉んでいただきながら、おまんこにおちんちんを挿れていただくことが好きです。おまんこのお汁もまたすぐにお漏らししてしまいそうです」 「ううっ、ナナミ、いつでもイッていいよ……ナナミがお漏らしするところ見せて……」  ナナミの首筋に顔を埋めながら僕はそう呻くように言って……それからふと疑問に思う。 「……ねえナナミ、ナナミっておしっこするの?」 「おしっこ、ですか。はい、外観としてそれにあたる行為はいたします。体内の古くなった冷却水を排出するにあたって、尿道口からの排出が機能として搭載されております」  冷却水ですか、そうですか。やっぱりアンドロイドなんだなあ……。 「じゃあ、普段からトイレでおしっこしたりするの?」 「はい、お見苦しくないよう、ご主人様がお休みの間か、外出されている間ですが。体内の冷却水などの補充もその時間に経口で行います。通常の水道水で問題ありませんので」 「水道水でいいんだ……」  経済的と言うべきなのだろうか。というか、口から水を飲んで尿道から排出するって人間と一緒じゃないか。可能な限りユーザーに「機械っぽさ」を感じさせないための作りなんだろうなあ。ナナミの感情抑制はそれに相反してる気はするけど、そこはそれ、需要と供給の問題だろう。すっかりそんなナナミにメロメロにされている僕のようなユーザーがいるわけだし……。  しかし、それはそれとしてである。悪い誘惑が僕に囁きかける。  ……ナナミがおしっこするところ、見てみたいなあ。  いやいや、そういうフェチは持っていないつもりだけど……。  単なる冷却水だというし、女の子がおしっこするところを見てみたいという気持ちはそういうフェチの有無に関わらず男なら大なり小なりあるはずだ。あるよな? 僕だけじゃないよな? 「……な、ナナミ。ナナミがおしっこするところ、見たいな……」 「はい、ご主人様がお望みでしたら、後ほどお手洗いでお見せしますが」  誘惑に駆られて囁いてみると、即OKが出てしまうわけである。さすが羞恥心ゼロ。いやでもちょっと違う、そうじゃないんだよナナミ……。 「い、いや……ここで、このまましてほしい」 「ここで、ですか? よろしいのでしょうか」 「うん……ナナミ、次に僕が中出ししたとき、おまんこイクのと一緒におしっこして……っ」 「かしこまりました。ではご主人様、次におまんこがイキましたら、僭越ながらご主人様の前でおしっこさせていただきます。どうぞご覧くださいませ」 「うあああっ、ナナミっ、ナナミぃっ……ううっ、そんなこと言われたらまた射精るっ」 「はい、ご主人様、どうぞ中出しなさってください。私のおまんこもイカせていただきますので、一緒におしっこいたします――」  どくっ、どくどくっ、びゅるるるるっ、びゅるるるっ、びゅくびゅくっ――。  ぷしっ、ぷしゃああああっ――。  僕がナナミのおっぱいを掴んだまま思い切り中出しすると、ナナミのおまんこはまたきゅうきゅうと強く僕のペニスを締め付けながら潮を吹く。――そして。  ちょろろろろっ……。ぱたたたたたっ……。  鏡の中で、僕とナナミの結合部の少し上から、透明な液体が放物線を描いて浴室の床に飛んだ。  ああ……ナナミがおしっこしてる……っ。僕に中出しされて、おまんこイキながら、おしっこ漏らしてる……っ。鏡に向かって足を大きく広げたナナミのおまんこから、アーチをかけるおしっこの放物線。うううっ、ヤバ、エロすぎ……っ! 「な、ナナミぃっ……。ナナミのおしっこ……っ、うううっ」 「はい、ご主人様。ご主人様に中出ししていただいて、おまんこイキながら、おしっこいたしております。いかがでしょうか?」 「くぅぅっ……いいっ、いいよナナミ……っ。ナナミがおしっこ漏らすの好き……っ」 「ありがとうございます、ご主人様。そう仰っていただけますと嬉しいです。このような行為はお見苦しいのではないかと考えておりましたが、ご主人様がお望みになられるのでしたら、いつでもご主人様の前でおしっこさせていただきますので、お申し付けくださいませ」  ううっ……。それはそれで非常に背徳的なアレだけど、「おしっこして」「はい」でいきなり放尿されるのは、なんかこう風情がないような気も……。 「ん……ナナミ、おしっこするのは、おまんこイクときに、ときどき漏らしちゃう感じでお願いしたいんだけど……。あと、布団が濡れるから、ベッドでは無しで……」 「かしこまりました。では、足元が濡れても構わない状況で、ご主人様にエッチなことをしたいただいておまんこがイク際に、一定の確率でランダムにおしっこが出るようにいたします。もちろん、ご主人様がおしっこをお望みの際はいつでもおしっこいたしますので、その都度お申し付けください」 「……うん、ううっ」  ああ、この隠しきれないナナミのアンドロイド感……。それで萎えるどころか、なんかかえって興奮してしまう僕は、どんどん性癖を開発されてしまっている……。 「うぁぁ……ナナミのおしっこお漏らし見たら、また興奮してきた……。ううっ、もう一回中出ししていい?」 「はい、もちろんです。どうぞ何度でも中出ししてくださいませ。私はまたおしっこを漏らせばよろしいでしょうか?」 「ううっ、ナナミに任せる……っ」  ああ、たまらん。ナナミに腰を振りながら、僕はぎゅっとナナミの背中にしがみつく。  この調子でナナミと生活していたら、ナナミをエッチにする前に、僕の方がどんどん変な性癖に目覚めてしまいそうだ……。       ◇ ◆ ◇  そうしてナナミにまた中出しして(ナナミは今度はイクだけでおしっこは漏らさなかった)、さすがに三回連続中出しで少しペニスが柔らかくなったので、一息ついてナナミに髪を洗ってもらった。  で、その後。僕の部屋の浴槽は、あいにくふたりで入ることを想定したサイズではない。ひとりで入るのがやっとの狭い風呂なので、挿入密着しながら入るのも厳しいわけで……。 「ご主人様、私はいかがいたしましょうか」 「……じゃあナナミ、今度はそこに立ってて、おまんこ見せて」 「かしこまりました」  僕はひとりで浴槽に浸かって、ナナミには浴槽の前に立っていてもらうことにした。いささか気が引けるけど、ナナミは別に裸でいても風邪を引くわけでもない。それにナナミは、僕にエッチなことをされると一番喜んでくれるわけだし……。  狭い浴槽の中で膝立ちして浴槽の縁に手を掛けると、ちょうど手前に立ったナナミのおまんこが顔の前にくる。ああ……ナナミの直立おまんこ……。パイパンなので割れ目の先っちょが丸見えなのが本当にエッチだ……。 「ああ……お風呂に浸かりながら見るナナミのおまんこ……うー、最高」 「光栄です、ご主人様。おまんこ、お触りになりますか?」 「うん、触るっ……。ナナミのおまんこ弄るっ……」  手を伸ばし、ナナミのぷにぷにおまんこを指で弄り回す。割れ目を押し広げると、割れ目から中出ししたザーメンがポタポタと浴室のタイルの上にこぼれ落ちる。うう、エロ……。  指を入れて膣内を掻き回してザーメンを掻き出し、クリトリスの周囲をむにむにと揉みほぐしてやると、ナナミのおまんこからはトロトロと蜜が溢れて指を伝う。 「ううっ……ナナミのおまんこ、いつ見てもエッチだなぁ……」 「ありがとうございます、ご主人様。私のおまんこがいつでもエッチであるとすれば、それはいつでもご主人様にエッチなことをしていただけますおかげです」 「はあ……いつでもおまんこ見せてくれるエッチなナナミ好き……。ナナミのつるつるおまんこ好き……。ううっ、普段のメイド服も好きだけど、やっぱりナナミに常時おまんこ露出もしてほしいかも……」 「かしこまりました。では、今夜はお風呂から出ました後も、このまま裸でおりましょうか」 「うーん、悩ましい……。お風呂出てから考えていい?」 「承知しました。ではその前にご主人様、そろそろおまんこがまたイキそうなのでが、このままイッてしまってもよろしいでしょうか」 「あ、うん、イッていいよナナミ」 「ありがとうございます。では、またおまんこイカせていただきます――」  僕が挿れた指を出し入れすると、ぷしゃあああっ、とナナミは立ったまま、またおまんこから潮を吹く。僕のザーメンが混ざったナナミのおまんこのお汁がタイルに飛び散り、そして――。  ちょろろろろっ……と、そのおまんこから透明な液体が蛇口から出るように溢れて、触っていた僕の手にかかって飛び散った。――あ、ナナミのおしっこ……。  ナナミのおしっこは浴槽の壁に当たって、排水溝に流れていく。  ああ、平然とした顔で立ったままお漏らしするナナミ……ううっ、やっぱり変な性癖開発される……。 「申し訳ありません、ご主人様。おしっこが出てしまいました。ご主人様の手にかかってしまいましたが、大丈夫でしたでしょうか」 「……うん、大丈夫。ナナミのおしっこお漏らし好き……」 「恐縮です、ご主人様。おまんこのお汁だけでなく、おしっこのお漏らしでもご主人様にお喜びいただけて、大変嬉しく思います。どうぞご主人様、これからもたくさんお漏らしさせてくださいませ」 「うううっ……ナナミのおまんこ……エッチなお漏らしおまんこ好き……っ」 「はい、ご主人様、私のおまんこはエッチなお漏らしおまんこです。ご主人様にたくさんおまんこのお汁やおしっこを浴びせてしまいます、エッチなお漏らしおまんこです。そのようなおまんこでよろしければ、ご主人様のお好きなだけ弄ってくださいませ」  うあああっ、冷静な口調でそんなこと言われたら浴槽の中で射精しそう……。  僕がたまらずナナミのおまんこをさらに弄ろうとすると、不意にナナミの制止が入った。 「ご主人様、顔が赤くなってきております。のぼせてしまわぬようご注意ください」 「……うん」  あ、ヤバ、言われたらのぼせてきた……。 「……そ、そろそろ出ようか、ナナミ」 「かしこまりました。まだおまんこの中にご主人様のザーメンが若干残っておりますが、これは洗い流した方がよろしいでしょうか?」 「あ、うん……じゃあ、洗っておいて」 「承知しました」  ざぶん、と僕が浴槽から立ち上がると、ナナミは股間にシャワーを当てて僕の中出しザーメンを洗い流し始めた。ううっ、そんな格好見せられたらまた襲いかかりたくなる……。 「ご主人様、洗浄終わりました。では、ご主人様のお身体を拭くタオルとご主人様のお着替えの支度をいたしますので、お先に失礼いたします」 「……あ、う、うん」  股間からシャワーの水を滴らせて、ナナミは立ち上がり、浴室を出て行く。  ――ああ、うう……。僕、本格的にどうなってしまうんだろう……。   僕の理由のよくわからない溜息は、浴室の湯気の中に溶けて消えた。