【安東静花（あんどうしずか）】
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有名女子大に通いながら家庭教師をこなし、親からも周囲からも将来を期待されている才媛。
品行方正で親族からの絶大な信頼を得ているが、本人はそれに価値を感じておらず、世間的に曲がったことに興味を持つ。
言い寄ってくるような男に一ミリの興味も抱けない性格で、告白された経験は多いが付き合ったことは一度もなし。
独自の見解を許さない風潮の世間に対し不信感を抱いており、内側に秘めたソレを表に出す機会を欲している。

メガネをかけているが、モノが見えないほどの低視力というわけではなく、目立ちたくないという想いから。
外行きの服装もあえて地味めのモノを採用し、面倒を避けるため容姿の良さを極力隠そうとする。

あと、特異体質により母乳が出ます。


【男の子（聞き手）】

厳格な親の元に生まれ、安定した将来を嘱望されている。
親が低俗と決め付けた友達とは遊べず、ゲームやマンガも許されず、勉強漬けの日々を送る。
様々なことを勝手に決められることに最初は抵抗していたが、
どうしようもないことに気づいてからは親の言うとおりの振る舞いをしながら生きている。


【男の子の母親】

息子を立派な大人に育てようという想いの強い母親。
それが行き過ぎて息子の本心や本質には気づいていない。
静花は容姿的に男の子の教え子につかされることが少ないが、
息子に限ってそんなものに興味がないと決め付け、依頼先で一番優秀な彼女に息子を託した。