こちらは「あなたの世界が終わってここから始まるお話し」を聴いてくださる (ヤンデレ?メンヘラ?監禁??こわい…流れ確認してから聴きたい…) (心情の説明がない…分からない…) (自分が受け取った感情があってるのか確かめてみたい…) という方に向けて、各トラックの大まかな流れを説明しています。 ネタバレなく聴きたいという方は視聴後にお読みください。 間違えてファイル開いちゃった方もいるかもしれないので、ある程度改行してから書き出しますね。 ---------- ■トラック1 終わりと始まりのはじまり 最初は会話がありません、台詞もありません。 あなたは目隠しをされており、そばにいる誰かがパタパタと動いています。 換気扇の音、ヤカンに水を入れお湯を沸かしている。 それを聞き「まさか熱湯かけられる?」と恐怖…したかどうかは視聴者さんによります。 窓が開き、バサバサと布団を取り込む。外の賑やかな音が聞こえる。 微笑みを聴くに女性のようだ。湧いたお湯をポットに移している。 起きていることがバレる。 全身で警戒するも「危害を加えるつもりはない」と穏やかに話す彼女。 どうしてこうなったか等、質問には答えてくれない。 始終穏やかに、あなたを愛おしそうに、彼女は静かに話を続けます。 ■トラック2 IFルート[A]_共依存END おかゆを食べさせてくれます。 毒か?と疑うあなたに対し「毒なんてどこで手に入れるの?」と笑い飛ばす彼女。 たとえ毒だとしても致死量にならないくらいの量なら大丈夫じゃない?と言われ意を決するあなた。 食べる直前に静止され、おかゆに何かを入れている…? もう食べるしかないあなた、一口…また一口とおかゆを味わう。変な味はしない。 寝たまま食べさせられたので少し汚れてしまったと口元拭かれ、そのままタオルで身体を拭かれる。 服は脱がされオムツをはかされている。いきなりの使用でオムツに排泄するのは至難の業。 しかしここに連れてこられて数日は経過しているのか、オムツは大きく膨らんでいる。 それを見て大層喜ぶ彼女。 奪われていく人間の尊厳。 「体の内側からすべて私たちの世界に染まるまで」 目隠しも、身体の自由も奪われたままだという。 彼女を求め彼女の為に生きるのか、死ねないから生きるのか、死んだように生きているのか。 どういう心境になったかは視聴者さんの数だけ解釈はあるでしょうが 全てひっくるめて「共依存」ということで。 ■トラック3 IFルート[B]_絶望END 出掛けてくると言い部屋を後にする彼女。 扉の開く音、鍵の閉まる音…人の気配がないことを確認し あなたは脱出を試みベッドから転がり落ちます。 何も見えず、手も縛られている。 何日もベッドに横になっていたので体も上手く動かせない。 それでも必死に這いつくばって、音がしたであろう方向に進むあなた。 部屋の構造が分からずふいに何かにぶつかり床に倒れる。 もう一度…と体を動かそうとした瞬間「何してるんですか」と彼女の声…。 彼女はずっと部屋にいました。あなたを置いて外出などするはずがありません。 確かに扉が開いて、鍵がかかった音を聞いたはずなのに…何故? 困惑しながらも床に倒れたまま起き上がれないあなた。 あなたの裏切り行為が悲しい、あなたの世界はここなのにと静かに語りかける彼女。 もう外には出られない。 それどころか一人では起き上がることも、ベッドにすら戻れない。 自分はもう、終わったんだ。 行くところなんて、帰るところなんて、どこにも、なにも、ないんだ。 ギリギリのところで保っていた希望すら絶たれ「絶望」したあなたは、これからどう生きるのでしょうね。 ■トラック4 IFルート[C]_乖離END いつになく静かなあなた。 常に見張っていた彼女も気を許したのか、意識がある状態のあなたを一人残しシャワーを浴びに。 彼女がシャワーを浴びる音を無心で聞いている。 聞き馴染みのある音、少し前まで自分も行っていた行為。 でも、もう出来ない行為。 そこで、あなたの中で何かが切れてしまったのでしょうか。 シャワーから戻った彼女が「今日は大人しい」「いつもみたいに色々聞かないの?」と問いかける。 もういいと、自分の全てを彼女にさしだすあなた。 こんなことをしてまで欲しかったあなたを手に入れた彼女は、その言葉を聞き愕然とします。 次の瞬間あなたにとびかかり、馬乗りになりながら首に手をかけます。 「抵抗しないと死んでしまう、けれど、抵抗したら自分を否定したことになる」と語気を強めながら力をどんどん込める彼女。 いつもの穏やかな声ではなく、低く、全てを拒否するトゲのある震えた話し声。 やめろと振りほどいても否定、受け入れて死んでも彼女を孤独にしてしまい否定することに。 どうしようもない。なにも出来ない。何も出来ないなら…なにもしない。 全ては貴女が決めてどうぞと言わんばかりに無反応のあなたを見て、自分の好きだったあなたはもういないと気付く彼女。 「私の好きなあなたは、私なんかを好きにはならない」そう言い壊れてしまう彼女は 「もういいや」と言い残し、部屋を後にする。 あなたの心と体、彼女とあなたの心、世界、全てとの「乖離」。 ----- あなたが自分のことが大嫌いなのであれば 「こんな自分を求めてくれる彼女が愛おしい、自分の全ては彼女だ」と彼女に依存するかもしれません。 もっともっと彼女を喜ばせたい、彼女の求める自分になろう。 そう思い、彼女の全てを受け入れたが… そんな解釈もあるなと思います。 聴く方の数だけ解釈はあります。どれも正解。 ここまで書いたのもすべて一例です。私の中の世界はこうなっていました、というだけのこと。 全てを採用は出来ませんでしたが、動画(https://youtu.be/7ixhDwfw_70)には本当にたくさんの興味深い展開ネタを書いていただけました。 本音声を聞いて、考察や妄想する楽しさに目覚めてもらえましたらコメントやプレミア公開時のチャットも読んで楽しんでもらえたら嬉しいです!