●ヒロイン ●蓮水 渚(はすみ なぎさ)  水泳部の部長でエース。 運動神経はもちろん抜群。県大会でも優勝候補、競泳インターハイを目指すほどの実力。  大変な努力家であり、努力の天才とも言える。そして磨いた自分の実力をまったく謙遜しない自信家でもある。  その努力に裏打ちされた自信に溢れる言動は、凛々しく真っ直ぐで人を惹き付ける。  負けん気が強く、気が勝ちすぎるのが玉に瑕。  自分を磨くことに余念がないが他人の面倒見もよく、仲間を大切に思い責任感が強い。  真っ直ぐで正義感が強く、曲がったことが大嫌いな性格。  抜群のスタイルと大人びた美貌を持ち、競泳水着で強調されたボディラインは息を呑むほど。  その凛々しい態度と美貌から、異性だけでなく同性からも人気がある。  特に水泳部の後輩からは憧憬から恋愛感情に近いものを向けられている。  本人は恋愛感情が薄く、性知識は皆無。  異性との性経験はおろかデートしたこともなく、興味もない。  その分の時間は、水泳部の活動に全力で打ち込んでいる。  水泳の邪魔になるので髪はショートに切り揃えており、スポーツ少女という印象。  しかし本人の心の奥には少女願望があり、ロングに憧れている。  これは彼女が水泳に打ち込んでいる理由でもあるが、幼少の頃に見た「人魚姫」のアニメに影響されていて、華麗に水中を泳ぐ姿、そして波間でたなびくロングヘアに憧れている。  自分では意識していないが実はぴっちりスーツフェチで、水泳部の活動中にも水着の食い込みやフィット感で興奮していたりする。  特に豊満に育った胸のサイズがあっておらず、水着の生地に締め付けられる形になってしまっているが、そのきつい密着感に性癖を煽られている。 ●異海特捜ネレイディア  渚が秘宝「海神の涙」によって変身する正義の変身ヒロイン。  異海妖に襲われた時、眠っていた能力が覚醒。  偶然手にしていた秘宝とも適合し「ネレイディア」へと変身した。  変身せずとも「異海化」した空間で溺れることなく、異海で「泳ぐ」事が出来るほどの身体能力を持っていた渚だが、変身後はまさに水を得た魚であり、異海妖以上の速度で異海を自由に泳ぎ、戦闘でも無類の強さを発揮する。  組織から「異海妖アビス」の真相を教えられ、その能力を見込まれ「異海特捜ネレイディア」として戦うことを決意。  もともと責任感の強い渚は、戦うことへの恐怖はあるものの、自分だけが異海妖と戦えるという責務、そして大切な人たちを、そしてこの世界を守るためという思いで異海特捜ネレイディアとなった。 「海神の涙」はかつて異海に滅ぼされた超古代文明アトランティスの遺産。  超古代テクノロジー「システム・デルフィナス」にアクセスすることにより瞬時に変身・特殊スーツを身に纏い変身する。  ネレイディアに変身すると水中での呼吸能力を得、身体能力および感覚も数十倍に引き上げられる。  もともと運動神経抜群の渚は、ネレイディアに変身すれば異海妖すら勝るほどの遊泳能力と機動力を発揮し、異海を自在に泳ぎ回り戦う。  またスーツには肉体強化以外にも魔力障壁や毒、瘴気の類の浄化能力、エコーロケーションによる高精度の水中センサー、そして戦闘時の近接武器と射撃武器も装備されている。    渚の生来の運動センスは戦闘センスとしても昇華され、人知れず異海化した空間でアビスたちと戦い、時にはさらわれた人々を助け出すために自ら異海へと飛び込むほどの活躍を見せている。  ネレイディアの姿は渚の深層心理にある理想が投影されており、長く伸びたロングヘアはその最たるもの。  鮮やかな青紫色へと変わり、異海での遊泳時に華麗にたなびく長髪は、憧れである「人魚姫」がモチーフになっており、そのイメージがさらなる水中での活動力につながっている。  また言葉使いもおしとやかな丁寧口調に変化する。  全身にぴっちり吸い付く異海特捜の密着コスチュームが誇る抜群のフィット感には、正義のヒロインとしての高揚感や使命感とともに、フェティッシュな興奮を覚えてしまっている。 ●敵 ・アビス  異海妖。  多くの人間には認識されていない、この世界とは違う「異海」に潜む魔族の総称。  様々な種族がおり、人型のものもいれば頭足類や魚類に似たもの、また異形の触手型の怪物までもいる。  知性や強さもまちまちだが普通の人間では戦いにならない。  普段は「異海」に潜んでいるが、ときに人間界に進出し、暴虐や陵辱を尽くす。  彼らが出現する時、周囲は濃霧に包まれ「異海化」し、彼らの生息環境と完全にアクセスすする。  その霧が出ている間、アビスたちは地上でありながら水中と同じように空間を「泳ぐ」事が可能。三次元的な機動で素早く行動し、逆に人間たちは溺れたようになってしまいまともに行動できない。  そうして獲物を蹂躙したあと自分たちの世界である「異海」へと引きずり込み、苗床としてしまう。  現代に伝わる「河童」「ヴォジャノーイ」「グレンデル」などの水に伝わり人に害をなす妖魔は、このアビスの一種である。 ・異海神ノア  異海を統べる神でラスボス。  その目的は人間界を異海の雨による大洪水で押し流し、第二の異海として新生させること。  それはアビスの生命の源となる雨であり……つまりは子種、精液の洪水である。  これが行われれば人間界のすべての女性はアビスを孕まされ、次世代のアビスの母体とされてしまう。 ・異海四天王  アビスたちを統率する強力な個体。  人間界では水妖、海魔として伝説に名を残している存在。 ・水虎(河童、半魚人系などの人間型アビスを統率する。本人はパワー型。尻子玉を引っこ抜くなどアナルシチュ系) ・クラーケン(アビスの中でも特に数の多い触手系の海魔のボス。本人も巨体に無数の触手を備え、まさに触手シチュ、丸呑みシチュなモンスター) ・スキュラ(四天王の紅一点。人間に化けることも出来るが本来は怪物的な姿。レズ責担当、またクズ市民を誘惑して襲わせたりなど) ・ブロブ(不定形のアビスのボス。非常に下劣で性欲旺盛な性格。無尽蔵に増殖するスライムそのものであり、また人間の体内に寄生したりもできる) ・雑魚アビス  一般的なアビスは◯◯アビスという名称で、◯◯にはモチーフになった動物・怪物の名前が入る。 ・例 シャークアビス、ジェリーアビス、カッパアビス、セイレーンアビスなど  基本的に水生生物や水妖がモチーフだが、陸上生物を取り込んで適応したものもいる。  知性や能力はまちまちだが、アビスの本能として人間を犯して子を孕ませようとする